なーお さんの日記
昨日の記事で、サーバー用次期OS最有力候補として VINE4を宣言しました。
で、本日は 先週末に作ったテレビ台の塗装の傍ら、 稼動中のLinuxサーバーにVMware-ServerのLinuxホスト版をインストールして レスポンスなどを試してみました。
これはそのVine3.1上でVine4.0β2を、別の(windows)PCのコンソールからリモートで設定・稼動させているところです。 早速cgi の掲示板も動かしてみました。 余談ですが、日本語入力が最初から「SCIM」が乗っており、「半角/全角」キーで日本語入力に切り替わったり、 Functionキーでカタカナや半角にできたり、windowsIMEに操作が近く、使いやすくなっています。
移植したVine4.0β2は、昨日までwindowsXPホスト上のVMWare-Playerで動いていた仮想ゲストOSでして、 これをそのまんま Linuxにコピーして 動いちゃいました。 できるんだろうなぁ とは思っていたのですが、実際に体験すると私にとって十分にショッキングです。
でも、速度はかなり落ちます。 元々うちのサーバーはDDRメモリを512Mbしか積んでいないので余裕がないのに、ゲストOSに256Mbを割 り当てたら、ホスト側がswapしまくりで全然だめ。 ゲストOS側を128Mbにした方がまだマシでした。 でも遅い。 DDRメモリ512Mb増設が 必須。
これで速度が許容範囲内になれば、次期サーバーごとそっくり仮想ゲストOSに乗り換えちゃって、万一PCが壊れたときも バックアップしてある 「.vm*」 イメージ群をwindowsPC上に移動して即座に稼動させちゃうことだってできるんです。 ホストOSがLinuxだろうがwindowsだろうが関係 ありません。
それに、例えばVine4.0で移行して、近い将来の4.1..などのマイナーバージョンアップの際にも、別PCであらかじめテストしておいて OKだったらそのままサーバー側に載せ変える、なんてことも日常的にできます。 何をするにも便利。
また、現在のサーバー構成ではwebなどの公開エリアと内部のファイル共有を同じPCで行っていますので、セキュリティ上の不安もあるのですが、 公開エリアだけでも仮想PCに移行しておけば安心感は多少上がります。
残る問題は、現在Linux-Raid1で構成しているディスクのパーティションと、新規導入するゲストOSのパーティションをどう考えるか、ということです。 仮想ディスクでやっちゃえばそのままで良いうえ、仮想ディスクごとwindowsにコピーすれば動きます。
ただ、この方法だとあまり大容量を確保するとコピーにも時間がかかります。 すこし検討の余地あり。。