なーお さんの日記
今時 1GBの壁なんて。。 そりゃないでしょー、って話題です。 (あまり実のある話ではありません)
9月25日の記事の、Acronis TrueImageLE とPartitionExpert2003は メモリ1GBを超えるパソコンでは 「メモリ不足です」というメッセージが出て機能しない場面がある、という件です。
ネッ トでもいくつか事例が報告されているこの件、TrueImageLEは最新のビルド963にアップデートしても、イメージの復元時に「メモリ不足」。 試 しにTrueImage9.0の体験版を使ってみたら大丈夫だった(ような気がする・・少ししか使わずアンインストールしたので未検証)。 まあ、LE版 は雑誌付録のおまけでしたので致し方ないかというところ。
しかし、他方のPartitionExpert2003も製品版で最新のビルド292にアップデートしても、パーティションのサイズ変更が「メモリ不足」でコミットできない時がある。
で、検証してみました。
メモリをいちいち抜き差ししては大変なので、 「RamPhantom LE版(簡易版)」という便利なソフトを使ってみました。 (IODATAのメモリを買うとダウンロードできます。 本当はサーバー用にメモリを買ったので、そちらに使うためにダウンロードした物ですがLinuxなので使えません。。)
これを使うと、物理メモリをRAMディスク(仮想HDD)として認識させることができ、テンポラリファイルの読み書きなどを高速に行うなどの用途に使うと のことです。 ・・が、今回はこのソフトでRAMディスクに割り当てる容量を増やしたり減らしたりして、みかけ上の物理メモリ容量を変えてみて挙動を確認 する、という使い方です。(実用上は何の役にも立ちませんが)
この状態がMAXです。
(TrueImageLEが正常に復元作業中)
2048MB(総物理メモリ)
- 995MB(RAMディスク)
- 32MB(ビデオメモリ )
= 1021MB ・・やっぱり1GBが限界です。 (笑)
★ 1GB = 1024MB = 1048576KB = 1073741824Byte (2の30乗)となります。
これは32BitOSによるソフトウエア上の制限に関連するものと思われ、以前Linuxの2.2系カーネルまではExt2ファイルシステムで 2GBを超えるファイルは扱えない、ということがありました。 もちろん、ここ数年の2.4系以上のカーネルは4TBまでOKです。
しかし、ですよ。。 「ファイルやパーティションを扱うソフト」で、メモリチェックによるエラーで機能が制限されちゃうってえのは、どうなんでしょう。。 基幹機能ではないのですから、割と簡単に直りそうなものですが。 何とかしましょうよ、PROTONさん。
・・そして、オハコになっていた1GBのメモリは晴れてPCに常駐できることになりました。 上記ソフトを使うときだけ、RAMディスクに振ってメモリ容量を減らして・・