ESXiのiSCSIターゲットとして使っているFreeNASサーバーがずっと不調で、どうしようか思案していたのだが、　マザーボードとCPUを変更して省電力化を図ってみた。

• 更新パーツ

  部品名	変更前	変更後
  マザーボード	M2NPV-MX (ASUS)	E350M1/USB3 (ASRock)
  CPU	Athron64 X2 4850e (AMD)	オンボード
  ケース・電源	P-150 (ANTEC)	NSK-1300 (ANTEC)
  メモリ	DDR2-2Gb x4	DDR3-4Gb x2

ケースは遊休品を使用。
HDDは、WD25EZRX [2.5TB SATA600] x2　ZFSのミラーリングで変更なし。

• FreeNASバージョン
  • 0.7.2-build7903 → 0.7.5 TEST ONLY (revision 9S-9545)
    　0.7.2だとオンボードLANが認識しないため、とりあえずこれで使ってみています。

• 消費電力
  • 単体：通常時平均　80W　→　50W
    　もう少し下がるかと思ったのだけど、意外と下がらないな。　やっぱり省電力を求めるならINTELのAtom 330ION か。。　ZFSがCPUパワー食いなのも影響はあるけど、省電力CPUだからそれほどでもないだろう。
  • システム全体：通常時平均　200W　→　155W
    　ESXiサーバーや、Fletz光モデムルーター、GbLANスイッチなど含む。　以前のADAPTEC-RAIDカードの構成の時の数値にかなり近づいた。
    　サーバー２台、性能も十分に良いこの構成で155Wなら、省エネ構成と言える。

Cristal Disk Mark の結果と、実行中のLAN／CPU負荷グラフを載せておきます。