TOP  >  なーお'nぶろぐ  >  なーお  >  オーディオ  >  [Audio] ツイーターPT20が化けた!?

なーお さんの日記

 
2014
9月 5
(金)
20:39
本文

2014年stereo誌スピーカーコンテストの応募に向けて、諸々の調整をしています。

パッシブネットワークも確定し、ツイーターPT20の実力も見えてきたところで。。

どうもこのスキマが広すぎる気がして仕方ない。。

PT20ツイーターのマウントプレート中央リングのスキマです。このリング部分でドーム振動板エッジをフェルトリングを介して押さえているのですが、広すぎて抑えきれていない気がします。
バッフル前面取り付けの場合にここにスキマがあると、背圧がこのスキマから抜けて低域だけでなく高域も汚してしまう可能性がありますね。

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そこで、3本の脚の部分をヤスリで少し削って、スキマを半分程度にしてみました。 測っていないのでコンマ何ミリなのか不明です。 :hammer:  もしマネして壊しても責任は持てませんのであしからず。 リングの裏に鉛シートを張る方法もありそうです。

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そして、このプレート自体も弱々しく、同梱のスポンジシールだけではどうにも心もとないので、裏にエポキシパテで埋めてみました。 スポンジシールを貼ってバッフルに固定してみたところ、実にしっかりします。

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水性クリアニス6回塗り仕上げのバッフルにキャップスクリューで留める。バッフル側は鬼目ナットをねじ込み済み。

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この加工後の音質は、いやぁエージングの効果もあって変わりましたよ。暴れが減った気がします。まあプラシーボ効果の可能性も否定できませんが、これで雑誌付録のツイーターとは到底思えません。

パッシブネットワークの各素子にはユニット代の倍以上の金額をつぎ込んでますが、それだけの価値のある音が出ます。いやもうビックリ。

その変わり7KHz付近のピークが出現。 これはこの改良の前、エージング後の測定でも出てました。

(画像追加)「クリアミント」の最終特性です。

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実はもう応募書類もほぼ書き終えました。

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過去3度書類審査を通過していて、通る書類のコツみたいなものはわかっているつもりです。

しかし昨年からレギュレーションが変更され、受賞歴があるので「匠部門」という およそ私の実態には似つかわしくない部門への応募となるため、通るかどうか全くわかりません。

そんなわけで、原稿自体はまだ公開しないにします。 一次審査応募期限の9月17日を過ぎたらPDFで貼るかも。

なお、作品名は「クリアミント」に決定しました。

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コメント一覧

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なーお  投稿日時 2014/9/6 11:36

仕事しながらあれこれ原稿の構想を練っていたのですが、 だんだん仕事が手につかなくなってきたので、3回ほど修正して 先ほどstereo誌編集部に送りました。 あースッキリした。笑

古舘@横浜   投稿日時 2014/9/6 20:29

もう提出したんですね。それにしても細かい所に気が付きましたね、流石です。最初は見た感じではそんなに隙間が空いている様には見えなかったので、そのままにしていましたが、どうも気になって対策をしてしまいました。6.47mmだったのが6.42mmになって、差が5/100mmなので、効果が有るのかは分かりません。フレームはスポンジシートは貼った後でパテ埋めは厳しいので、案の鉛を貼ってみました。こちらも効果は分かりません。

なーお  投稿日時 2014/9/6 21:19 | 最終変更

古舘@横浜さん

元々、アールefuさんがご自身のブログとたてちゅうさんのブログコメントでPT20は背圧に弱そうだといわれていて気になっていたものです。 :roll:

当初、7KHzに出現したピークの原因を調べようと色々やってわからなかったので、これかも? と推測してやってみたのですが変わりませんでした。 でも音質は良くなった気がするので良しとします。

もしかすると、押さえ材もフェルトではなくてほかの材質、例えばエッジ用の鹿皮なんかどうかなあ、などと妄想しています。 :-)



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