TOP  >  なーお'nぶろぐ  >  なーお  >  オーディオ  >  [Audio] 塩ビ管スピーカー閉端部の共鳴防止

なーお さんの日記

 
2014
9月 14
(日)
21:56
本文

クリアミント の匠部門への応募を終え、 応募原稿から大きな変化が無い所で音を良くする策を今後少しづつ練り上げてゆこうと思います。

一方で応募原稿に書いた内容のうちブログ記事にしていない小ネタがあるので、紹介しておきます。

塩ビ管の内面は、並行面が少ないものの、その上下の閉端部分は平面になることが多く、この部分で反射や1/2波長、1/4波長の共鳴が発生します。

これは筒の長さで決まるので、長さを曖昧にすることである程度緩和することが可能です。

今回は、100円ショップで買った 外径100mmの発泡スチロール球体を半分に切断した半球を、上端内面に貼り付けました。設計上は半球ではなく円錐の予定でしたが、よく考えると半球のほうが円柱長さの面積分散がよりリニアになりそうで。結果オーライ。但し発泡スチロールというのはいかにも安っぽい音が出そうなので、何らかの対策を検討します。

t_0019fc9a8d6b9948ba610629be52d1be6e.jpg

写真を見ての通り、空気室内部にはいつものようにシリコンシーラントによる拡散処理も行っています。今回は鉛シートではなく、それより少し安価なオトナシートに盛ってみました。 このシートを空気室内面に貼ることで、内径方向の寸法を曖昧にすることができて、筒臭さの低減効果があると思っています。 吸音材は最小限にしたいので、それ以外の方策で効果のあるものを実施する方針です。

さあ、まだまだ未処理の部分が沢山あるので詰めていかないと。。

閲覧(10727)

新しくコメントをつける

題名
ゲスト名
投稿本文
より詳細なコメント入力フォームへ