インストール

早速、インストール。　motioncafe
　使用したのは、現行安定バーションの、OpenPNE2.10.1。
　これはうちのサーバー環境でも問題なかった。　→のように、mixiそっくりの見た目と操作性。　「マイフレンド」「コミュニティ」「足あと」など。。mixi使いならすぐに使えるね。
　携帯対応が前提で開発しているだけあって、その辺は不満が少ない。 （携帯の表示イメージは取れないけど。）

　ただ、今回のテストインストールでは、訳あって言語を標準のUTF-8ではなく、EUC-JPに変更して実施。　結構大変。　参考にしたサイトは、こちら。　
　EUC-JPなMySQLにOpenPNE

　少し前の情報なので、うちの最新環境ではいまだに日付表示がおかしい部分が解決できない。
　訳あって・・の理由は、EUC-JPでインストール済みの会社のXOOPS認証ユーザーデータベースを利用して、SNSの認証も行うようにしてみたかったから、日本語のユーザー名ログインを行うには文字コードを合わせなきゃ、というだけです。
　この紐付け認証は　「スレーブPNE」と呼ぶらしく、LDAPや汎用データベース、pop認証なども使える。　一応、うちでもきちんと動作している。　こちらは↓を参考。
　OpenPNEをオープンに使うサイト

評価

　OpenPNEの良さげなところは、他にもある。

1. グループ機能がある。
   　ユーザーを管理して、グループを構成できる。　コミュニティ機能との連携は、これからか？
2. 日記の公開機能がある（あった？）
   　usagiProject　のほうで、OpenPNE旧バージョンの派生版を開発中。　ここで、日記の公開やら、どちらかというと外に向けた開発が進行中。

　弱点は・・

1. 開発が早くて、　結構コアな関数をがらっと変えたりしてくれるので、カスタムなどの情報が追いつかない。　（古い情報を元に最新環境に流用するには、それなりにソースを読み込まないと・・　膨大なクラス階層を追うのが大変なんだよね。）
2. プログラム／デザイン間をわけるsmartyという仕組みは使っているものの、xoopsほどではなく、　デザインソースのちょっとした変更もFTPでファイルアップが必要。
3. 基本的に「クローズ」なSNSの仕組みからオープンに向かいつつあるのだけれども、使用する側の選択肢が少ない。
4. 次期安定バージョンでは、PHP5が必須、携帯全機能を対応するには、Apacheのmod-rewriteが必須など、現時点でのうちのサーバーではできない。　別の仮想OS上で動かすことになりそう。

　まあそれでも、迷うだけの価値が十分あるオープンソースだと思います。　しばらくは、本気で迷いそう。。