なーお さんの日記
公開サーバーはVMware上の仮想OSに移すと決めたんですが、 社内ファイルサーバーをどうするか悩みまくってます。 ファイルサーバーはLinux-SoftRaid1で構築するとして、 Musicサーバーはwindowsな環境でないとASIO関連ドライバの問題が残ってしまいますので、 結局Linux2台+windows1台の、計3台が常時稼動ということに。 省電力の面から環境に優しくない会社だな、こりゃ。
・・で、何とか2台にできないかと、coLinuxやらVMWareやらで試して悩んだ備忘録です。
***
まずは以前の記事より、
新規の内部用Linuxサーバー
新規のMusicサーバー(Win-XP)
これら2台を、機能を削らずに1台に・・
要は、windowsとLinuxが同時に動いて、win-ASIOドライバとLinux-Raidが使えりゃいいんだよね。ファイル転送速度はギガEtherらしい速度で・・ ハードル高いなあ。
***
案1: Linux上のVMware仮想OS上に win2000を入れて、 無理やりASIO経由で光出力できれば・・ →案の定、光出力とASIOでつまずき、あえなく断念。 但し、ネイティブなLinux-RaidとギガETHER-sambaで転送 速度が書込300Mbps、読出160Mbps出るのが捨てがたい。 |
案2: win2000にcoLinuxを入れて、VineLinux4.0をインストール。 → 動いた。 動作はネイティブに近くてかなり高速。 しかし、以下の問題あり。 問題1・・ デフォルトのcoLinuxカーネルでは、Raidが 使えない。 カーネル再構築が必要(?) 何か勘違いかな?。。 泥沼の気配。 問題2・・ 仮想NICのTAP32ドライバの速度が20Mbps程度 (遅い!)。 |
案3: win2000にVMWareを入れて、VineLinux4.0をインストール。 → これはハマッタ。 win2000の128GByte制限の壁に気づ その後、ServicePack4を当てて、BigDrive対応にregedit けれども、転送速度は35Mbps止まり。 coLinuxよりは |
案4: 案3と同様だが、VMwareではなくVirtualPCを使用。
→ 転送速度は、45Mbpsくらい出ており、まあまあ。 |
てなわけで、
普段は案3で |
電気を節約しつつ、 大量のファイル転送が必要な時には、ネイティブLinuxにブートしなおす・・ IPアドレスを同じにしておけば、ローカルマシンのsamba共有先設定も変えずに済むし。。
あー、もっとスマートな答えは無いものか。 転送速度が速けりゃ、きびきび動くcoLinuxに頑張るんだけどなあ。 ここのサイトを参考にネイティブLinuxからcoLinuxへ環境を構築すれば、Raidのためのカーネル再構築も不要のような気がするし。 ・・ いややっぱり必要かな? よくわからん。
え? なになに、もうひとつ案があるって?
案5:今までと同様、公開サーバーのホストOSに ファイルサーバーを残せば今と同じ計2台に。 |
ぶーるぶるぶる・・ 折角セグメントも分けてやる気満々なところに、 後戻りするようなことは言わないでくださいまし。 自分の中のデーモン君。
それにしても、ここ数日で仕事の傍ら 時間を掛け過ぎたような気がする。 多少は知識もついたけど。 ITは、金をかけなけりゃその分、時間がかかる。
コメント一覧
投稿ツリー
-
Re:[Linux] 転送速度 vs 省電力
(ワタヤン, 2006/11/6 22:28)
-
Re^2:[Linux] 転送速度 vs 省電力
(なーお, 2006/11/7 6:35)
どうも。 なるほど、今回はCPUも買ったりしたわけですので、消費電力などを考えてそういう方向の解もあったんですね。
NASを検討除外にしてPCを組むと決めた時点で、あまり考えませんでした。(笑) 選択肢が広がりすぎて・・
あと、既に案3にデータを移行して計2台で運用を始めたのですが、仮想OS上のVineLinuxファイルサーバーがwindows2000と一蓮托生なのが気になるですよね。気味が悪いというか、不安というか。 Linux上のLinuxだったら安心なんですが。
まあ、データ領域はネイティブディスク上のLinuxRaid1なので、信頼性と汎用性に関してはある程度の安心感はあります。