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当サイトに登録されている日記一覧一昨日の日記でPart1を書きました。
本日、主役の液晶TV(42Z8000)が到着しまして早速設置し自分でセットアップしました。
画面の大きさは、今までの32インチでは少々小さいと感じていましたが、42インチで十分です。
画質はグレアパネルのお陰もあって、とても綺麗です。 心配していた映り込みは、座る位置や角度によっては気になる場面もありますが、その場合はカーテンを閉めればあまり気にならなくなりました。
そして、AVアンプとの接続です。 スピーカーには仮に3D-subako+FE103Eを繋ぎ、 HDMIケーブルケーブルを繋ごうと思ったのですが、、 あれ? テレビにHDMI出力端子がないぞ?
テレビの説明書を読むと、 音声は光端子で接続して、 HDMIケーブルは連携用のためだけに繋ぐようです。 ということで、AVアンプ側がHDMI出力、テレビ側はHDMI入力に繋ぐことになるんですね。 普通に考えると反対に思うのですが、そうではないらしい。
そして、テレビ側の連携設定に加えて、AVアンプ側の設定も少々判り辛くて迷いましたが、なんとか連携できました。 テレビの電源ON/OFF連携と、音量調整の連動。
正直いってZ8000の内蔵スピーカーの音は良くなかったですが、3D-subakoから音を出すと臨場感が全然違います。 この状態でもハイビジョン映像の音楽番組を聴くのがかなり楽しみです。 デジタルアンプなので省エネで発熱も少ないのも良いですね。 これはやっぱり、音にもお金をかけるべきと思いました。
part3では、スピーカーの製作を行います。 設計もまだ先なので、10月になってしまうでしょう。
それから、LAN-HDDへの録画を試していますが、なぜか録画開始後数分でエラーになってしまいます。。 100Mbpsの有線LANなんだけどなあ。
(以下、テスト)
Kids FE103E
先週3連休最終日に開催された、集まれ!塩ビ管スピーカーの関東オフ2010。
そこに参加した私のスピーカー、Kids on Jenga が、(とりあえずそのまま)我が家のリビングスピーカーに復帰しました。
実は、オフ会終了後は下部積層スパイラル部分を外して元のケーブル巻きスパイラルに戻すつもりだったのですが、このデザインが案外我が家のリビングに溶け込んでおり、家内の評価も上々だったため、そのまま居座ることになった次第。
オフ会の会場は低域過多気味なので、下部の可変積層スパイラルは少し絞リ目の設定で臨みましたが、 我が家のリビングは割と素直な特性なので、もう少し低域の量感を出したいと思います。 積層枚数を減らすか、枚数維持で位相回転角を小さめにするか、近々やってみようと。
なお、本来の積層スパイラルの実験もそのうち手がけようと思いますが、その時には低域の出易いCool Bizを使おうと思います。
- 関連リンク
- 10月11日(月・祝)のオフ会の様子
- オフ会時のKids on JengaのYouTube動画
- オフ会向けの選曲
- JENGA製作(2010-10-5)
- Kids on JENGA(2010-10-7)
土日2日間かけて、先日仮組みし音出し開始したコンテスト用スピーカーの塗装をしました。 まだ最終仕上げ前ですが、9割方完成ということでイメージは十分に伝わるかと思います。
胴体部分の塗装。水性クリアニスに着色ステイン(ブラックオリーブ色)を25%混合して10層、塗ってはサンダーがけの繰り返し。
ヘッドの塩ビ管と他の中間板は下地目止め処理後にラッカースプレー。
宵の明星/明けの明星をイメージし、水平線付近の明るさから、地上の森の深緑と、紺碧の青を組み合わせ。
作品名をまだ決めていませんが、「明星」か「宵の明星」「Evening Star」あたりを考えています。
バッフル板はいつものようにサンダー掛け後に無色クリアニスで10層塗り。
胴体部分、深い森の緑っぽい色が出てるかな。 ムラやアバタは手作りの味ってことで・・
締め上げ用の5本のボルトには、防振の為に鉛シートをスパイラル巻き。
ピンクノイズでの測定。狭い部屋の影響が大きいので参考程度で。ディップも目立つけど聴感上は感じないし、パンチは無いけど歪の少ない低域です。
ダクトにマイクを置いてのF特。スパイラルにより40~180Hzまで実用的な特性。fd2の山を抑えたほうが良いか?
また、例によって中域は盛大に漏れていますが、前作Kidsで感じた中域の分離の悪さはあまりありません。 これは逆ダブルバスレフの効果か、星型胴体の効果かよくわかっていませんが、良い傾向であることは確かです。
ところで、今年のstereo誌コンテストの受賞式は10月27日(土)で、表彰内容は
- グランプリ
- 準グランプリ
- グッドサウンド賞
- グッドデザイン賞
- ステレオ賞
- 他
となっています。
この中から、このスピーカーが狙えそうなのはグッドデザイン賞狙辺りかな。 音もそれなりに良い音になってきたので、入賞目指してまずは1次選考の通過のために書類を書き上げて投稿しないといけません。9月11日(火)必着。 まだ間に合います。
(追記)
まあ、コンテストはともかくとして、久しぶりの新作。今年の秋の塩ビ管オフ会で、これをお披露目できるのは嬉しいことです。
Twisterの積層各板のくりぬき?spiralフィンの45度の面取りが終了しました。
画像のL側は、M8-L480mmの六角溶接ボルト(ユニクロメッキ)を仮止めしてみたところ。長さはやや長めですが、接着剤をつけて締め込めば、ちょうど良い感じになりそうな予感。
スパイラルのフィンは、この時のような風車模様にするのは「やめ」にしました。 なんといっても、加工が大変すぎますし、強度も落ちるし、どれだけ音質向上効果があるかというと ?疑問符がつきます。
よって今回は現実的なところで 一律45°程度にグラインディング加工としました。 最内周は大体滑らかに繋がってます。 まあ、これでも作業時間はほぼ3時間、かかってしまいましたが。 (汗)
現状の完成度、40%くらいですが、最大の山場を乗り切りましたし、残りの暫くは、まとまった時間が無くても進む内容です。
・ブロック毎に接着
・ツイーター取付穴加工
・一部の内部補強
・バッフル板加工・接着
・ブロック毎に内部塗装
・外部仕上げ塗装
・音だし?ネットワークおよび下部音響ダクトなど各部の微調整
という手順で進めます。 GW後半は出かけることが多いので、その後の平日、仕事がない時にでもコツコツと・・
昨日行ってきました、神楽坂の音楽之友社ホールでの2012年stereo誌コンテスト授賞式・試聴会。
このイベントは以前はクローズな審査会を兼ねたものだったのですが、一時休止し2年前に再開後は事前審査となり、授賞式・試聴会は公開イベントとして誰でも事前申請すれば試聴できるスタイルに変わりました。
・・ということで結果も公開して良いと思うので、早速・・
拙作の「スター」が3位入賞を果たしました! やったー。
名前を呼ばれた時は、少し期待していたデザイン賞も終わった後だったので、まさか自分が呼ばれるとは思っておらず、立ちあがるのに少し時間がかかりました。(汗)
賞品をいただく際に、デンマークの高級スピーカーブランドScanSpeakの社長さんから Congratulation と言葉をかけていただき握手。 これは嬉しかったです。
お祝いの言葉をいただいた皆さん、集まれ!塩ビ管スピーカーの会の皆さんほか日頃からお世話になっている方々、ありがとうございました。
11月19日発売のstereo誌12月号に掲載されるのではないかと思います。
「スター」に関する詳細は、以下を参照ください。
- ブログ過去ログ
- 2012stereo応募原稿 (PDF)
- (補足)本作「スター」には、キャンセルマグネットについてstereo編集部にOKとの確認を得たうえで使用しています。
- (追記)たぶん私の記憶の限りでは、3Dスパイラルダクトで3位までの入賞は初めてかもしれません。 5年目にして、やっとここまで来た感があります。 Takenakaさんに改めて感謝します。
- 試聴会での「スター」
- 選抜数
- 応募総数:234作品。
- 1次審査通過:26作品。
- 入賞:7作品
でした。過去2回入賞した時は、新人賞と努力賞でしたので、音質で総合評価で入賞したのは初です。嬉しいです。
- 7賞各賞の受賞者は以下のとおりです。皆さんおめでとうございます。
- グランプリ(1位):鈴木伸幸さん「heptagon」
- 準グランプリ(2位):河野雅幸さん「K-71 Aigis」
- 3位:沖野直毅「スター」
- サウンド賞:大城重美さん「10F-Twin Drive」
- デザイン賞:高木秀直さん「3Dスピーカー」
- ステレオ賞:柳忠義さん「青い金魚」
- 審査員特別賞:花島実さん「ζ204 SHORTELDER」
- グランプリ:鈴木伸幸さん「heptagon」、ステレオ賞:柳忠義さん「青い金魚」
- 審査員特別賞:花島実さん「ζ204 SHORTELDER」、私の「スター」、2位:河野雅幸さん「K-71 Aigis」
- デザイン賞:高木秀直さん「3Dスピーカー」、サウンド賞:大城重美さん「10F-Twin Drive」
- 試聴会のプログラム。入賞作品は17時以降の後半に固めた感じ
- 3位でいただいた賞状(盾)とトロフィー。
- 賞品はこんな感じです。
- メイン賞品の、ScanSpeakの19mmソフトドームツイーター、D2004/602000。 とても特性が良いので、マルチウエイを作らざるを得ないな。。
- 副賞のオヤイデ電気のバナナプラグケーブルキット
- 副賞の共立電子産業ミニスピーカーキット WP-7305B。ユニットはTangBandの5cmフルレンジ、W2-802SE。 子供にあげようかな。
- stereo誌1月号には、DACが付録
今年のデジタルアンプ「LXA-OT1」に続いて第2段として、今度はUSB-DAC「LXU-OT2」が付録で付いてくるようです。 さすがですねー、KPさん!
明日の、集まれ塩ビ管スピーカー関東オフ2008に向けて、ダブルバスレフスパイラルSP「MSDBS-1」のプレゼンの準備が整いました。
配布予定の説明用の資料です。
昨日のインピーダンス測定後、また少し改良した結果を反映しました。
なお、一番下に予定曲リストがあります。
クラシック曲も入れていたのですが、ウッドベースの曲が無いのに気づき、変更で省きました。
スタンドは、自宅で使っている積層スパイラル下部の出来損ない部品はちょっと不便なので、 以前使っていた軽量タイプを持っていくことにしました。 ユニット位置が目の高さより高くなりすぎる嫌いもありますが、会場が低域かぶり気味なので、このくらいで行ってみます。
荷物は車に詰め込んだし。今晩は早めに寝て、明朝は余裕をもって出かけよう!
・・おっと、髪も染めなきゃ。(笑)
先日予約した、FOSTEXの新限定ユニット、FE103En-Sがやってきました!
早速、16年前に製作した頭部球形のSuper-Swanに取り付けてみました。
このSuper-Swanは、オリジナル設計どおりでなく、頭部の積層パイン材の接着も一部スキマができていて、ここ2年は音も出さずにいたような代物です。
取り付けて早速音出し。
低域は、さすがにQ0=0.2と超オーバーダンピングなだけあって、FE108EΣのときには「ボンつき」が気になって聴くに堪えなかったのが、割と歪感の少ないスムーズな音程の取れる音で鳴っています。
そして中高域はどうかというと、先日コイズミ無線で視聴した際の印象通り、耳触りのないとても素直な音です。 かといって張りが無いわけでもなく、FE103E好きの私としてはかなり良い感じ。 ツイーターを付けても繋げやすそうです。
事前の情報では、FE88ES-Rと同様にメカニカル2wayとのことでしたが、実際にはセンターキャップはボイスコシルボビンに直結されているようには見えません。 微妙に位置を変えて高域の出方を調整したのかもしれませんね。 結果、FE88ES-Rほどキツくないスムーズで長時間聴いていられる高域です。 逆に言うと、FE88ES-Rのようなキレのある高域を期待するとちょっと違う感じです。
初期のSuper-Swan用の限定6N-FE108Sを以前コーン紙を張り替えて付けたとき、中高域が張りすぎてキツイものの、低域はスムーズだった記憶があり、ああこの低域でFE103Eの中高域で聴きたいなあ。。 と思っていたので、このバランスはかなり好みです。
さて、当分はこの状態でエージングを続けますが、やっぱり新作を作りたくなりますね。 今考えているのは、kenboさん式のバックロードバスレフのポートを大口径スパイラルにするものです。 バックロードの量感とスパイラルの伸びのある低域がうまくマッチしてくれれば。
胴体は、まずは塩ビ管で。 頭部バッフルは、もちろん購入済みの18mm厚シナアピトン合板を使います。
楽しくなってきました。
Twister、 現在 subakoをあっち向いてホイ! して実験中。
現状subakoにFE103Eスルー x 1本 (30degオフセット) + ツイーターでテストしている限り、 かなり良い音を奏でます。 音場の見通しや弦の繊細さ、躍動感、音域バランスなど、FE88ES-R1発のsubakoを軽く凌駕します。
ただ、FE103Eを内向きにすると音像・音場感が損なわれるようです。よって、ツイーターを少し内向きとし、FEは2個とも外向きに変更。
構想はこんな感じです。
正面を基準とすれば、
ツイーターは-15deg、
FE103E-1は+15deg、
FE103E-2は+45deg、 です。
ツイーターを基準にすると、
FE103E-1は+30deg、
FE103E-2は+60deg、 です。
ARTAで距離100mmで測定し、simuった結果は↓のようになります。 10KHz以上はツイーターの能率が少々低めですが、外向きFE103Eの高域のエネルギー増分があるので、ツイーター正面でのバランスはこのくらいが良さそうです。
また、5?10KHz付近が干渉でうねってます。
こ れは、フルレンジ側にネットワークが入っていないため、位相回転具合がツイーターと異なることから生じており、 この方法(フルレンジスルー)を採用する からには、致し方ありませぬ。 うねりの大きさが小さいので、元々のFE103E-0degよりも十分にフラットですね。
そろそろ設計製図に着手できるレベルに到達したように思います。
そして当初の見込みよりも相当に音の良いスピーカーにできそうです。 楽しみになってきましたよ?!
昨日F特測定したのですが、どうもRchの低域の伸びが今一つのようで、7年ぶりにインピーダンス測定にトライしてみました。
使用ソフトは、「ARTA」に付属の「LIMP」です。 「Myspeaker」でもインピーダンス測定は可能なのですが、アンプを介して行うため、バランス出力のアンプは使えなかったり、接触不良などで抵抗が外れたりするとPCのマイク入力が壊れたりするので、アンプを介さずに測定できる「LIMP」で今までも測定してきました。
- 参考にしたのは、当サイトのこちらの記事。 オヤさんのサイトがずいぶん前にクローズされてしまったのは痛かったですが、今なら他にも参考にできそうなサイトはググれば出てきますね。
- ARTAは、こちらからダウンロードできます。
- ケーブルの製作
- サウンドデバイス出力を100Ωセメント抵抗を介してスピーカーに接続し、抵抗手前からダイレクトにマイクRch入力に。 抵抗のスピーカー側からマイクLchに入力します。
- 実際に製作したケーブル。 (手持ちにあったものを流用したので、配線太さがまちまちですが)
イヤホン出力プラグ側はモノラルでもOKですが、マイク入力プラグはステレオミニプラグが必要です。
- LIMPの設定
- Setup / Audio Devices
製作したケーブルをイヤホン出力ジャック/マイク入力ジャックに差して、LIMPのメニューのSetup / Audio Devices で表示するウインドウ上で、使用するサウンドデバイスを選択します。 - Setup / Generator
スピーカーを接続し、LIMPのメニューのSetup / Generator で表示するウインドウ上で、「Test」を押すと、マイク入力レベルが表示されます。 出力レベル十分に高くしておくと、測定精度も高くなるそうです。
なお、この図のようにL側のレベルが高い場合は、L/Rが逆に接続されている可能性があります。 (その場合は、次の項目「Refference channel」を変更します。) - Setup / Measurement
LIMPのメニューのSetup / Measurementで表示するウインドウ上で、Measurement config 内で 「Refference channel」の「Left / Right」 を正しく選択します。 どちらか迷う場合は、ひとまず測定してみておかしければ逆にしてみる、という手順で大丈夫。 平均化などは必要に応じて試してみるとよいでしょう。
- Setup / Audio Devices
- 測定
- LIMPのメニューの Record / Start か、アイコンの「Start Rec」を選択すると、測定を開始します。
- 測定結果は、例えば下図のように出ます。グラフ縦軸スケールなどは、必要に応じて調整します。
- File / Export As で、「Plain .ZMA」形式データを生成しておきます。
- Speaker Workshop へのインポート
ARTAやLIMPの測定結果は、上の図のように単独表示で確認するところまで可能です。 その先、測定結果データの重ね合わせや、シミュレーションなどは Speaker Workshop へインポートして行うとフレキシブルに活用できます。- ダウンロードはこちらから。
- 左側のプロジェクトペインで右クリックし、「Import」を選択して、LIMPで生成した「.ZMA」データをインポートします。
- 2つのデータを重ね合わせたい時は、夫々のZMAデータをImportした上で
- スパイラルバスレフらしく、FsとF0'間の谷底の広さが広帯域の輻射(ロードがかかっている)状態を示しています。
- 400Hz付近に共振点があるようだけど、何かなあ。 第2空気室単独の共振? それとも気柱共鳴? 原因不明です。
- しかし予想通り、LchのFsが少し低いですね。 ダクトの捻りが強いかな。 修正しなくては・・
- Speaker Workshop は使いづらい面もあるのですが、慣れると本当に便利です。 これを機会に皆さんも始めてみてはいかがでしょう?
本日、会社の決算業務を妻に伝授して、その作業の完了を待つ間に設計してみました。
(070420画像を入れ替え)
ハッチングの意味は、、
ピンク色がFE103E-15degの空気室
水色がFE103E-45degの空気室
若草色が2条巻スパイラル(設計中、2条を各空気室で専用に分離し、共振周波数や中域ピークの分散を図ります。)
第一ダクト共振=35Hz
第二ダクト共振=42Hz
となります。
空気室容積をかせぐため、こんな形になってしまいました。 だいぶ無理がある設計だなあ。。 こんな形は積層スピーカーでないともっと大変ですね。(笑) これで容積的には何とか入ることがわかりました。
FE103E-45degの空気室の下には、予定どおりIMMB(音響インピーダンスマッチングボックス。。?) を付けられそうです。