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日記一覧

当サイトに登録されている日記一覧
410件のうち351 - 360件目を表示しています。


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8月
9 (水)
カテゴリー  オーディオ
タグ  コンテスト 音源

有山麻衣子「 幻のコンサート

maiko.jpg

stereo 誌8月号で、村井裕弥氏が今月の優秀録音として紹介していたCDです。 何を隠そう、先日のstereo誌スピーカーコンテストの本選で視聴にも使われた モノでして、べらぼうに音が良いです。本選では、このCDの1曲目「花かげ(大村主計 / 豊田義一)」の「暗騒音」「ボーカルの清清しさ」「ピアノの厚み」などをチェックしていたようでした。
Ortho Spectrumというレーベルから出ているCDで、amazonでは入手できずHMVで購入し2週間後に入荷しました。
このCDの録音の特徴として、インフラノイズ社の「10万年に1秒の誤差というセシウム原子時計を基にする標準電波時計を受信してクロック源に用いた高精度化マスタークロック(ABS-7777)」をマスター作成時からCDに落とすまで一貫して使用し、クロック誤差による音質劣化をほとんど無くしていることです。

アマチュアソプラノの有山さんの、すっと伸びる「ノンビブラート」の清楚な歌声に、 佐藤和子さんの弾くブリュートナー製ピアノの厚みのある音が、70名限定公開のライブホール(ムラマツ・リサイタルホール新大阪)に響き渡る様が、目の前に広がります。

収録曲はほとんどが日本の愛唱歌ですが、最後のほうにモーツアルトが3曲入っています。

stereoの村井氏によれば、ハイレベルのオーディオ機器で聴けば至福のときを味わえるが、悪いシステムでは学校の卒業コンサートのようにしか聴こえない、シビアなCDだとか。  オーディオチェック用として、ぜひ1枚持っていたいCDです。

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8月
2 (水)

試しに、3D-subakoの下部ディフューザーの向きを変えました。

subako_front.jpg

最初、頭部を少しよじって相対的に下部が前方に捻られた格好にしてみたら低域の押しがアップしたので、 左右を入れ替えてディフューザー開口を前面に。

 ・・ このレイアウトは、以前stereo誌投稿バージョンに変える前、シリコンシーラントでごにょごにょやっていた頃のものに近いです。

音が生き返りました。 中低域のキレ・エネルギー感は申し分ないほどに復活しドラムが冴える。 様々な音の輪郭がハッキリして、サックスやボーカルなど中域を中心に音がどんどん前に出てきます。
ただその分、やはり中域干渉が顔を出します。 ギターは大丈夫ですが、サックスなどの管物とピアノで耳に付きます。

毎度の、MySpeaker測定グラフです。(いつものようにUNREGISTEREDですが、個人で使用する分には問題ないとのことですので・・)

subako1mfinal060802pinknoise.gif

中域が暴れています。 200Hzあたりのディップは干渉と部屋の影響との相乗作用ですね。

前のバージョンとどちらの音が良いとは一概には言い切れませんが、自分でFUSIONやポピュラー主体で聞き比べると以前のバージョンは優等生すぎて「借 りてきた猫」のような音に聞こえ、今回の方が断然良いです。 クラシックでは以前のほうが破綻がない音で、迷います。 ディフューザーの向きを変えるだけ で、まるで二重人格のように音が変わる・・ やっぱり大口径3D-スパイラルは奥が深い。

まだまだ改善で良くなる余地がありそうです。 「これで完成」と言える日は、来るのだろうか・・

☆先日のオフで、このバージョンでも皆さんに聞いていただけばよかったなあ。

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8月
1 (火)
カテゴリー  オーディオ

久々の、洋楽FUSIONを借りました。
↓DAVE GRUSIN (p) の 

migration.jpg

MIGRATION」(1989)です。
DAVE GRUSINをアルバムで聴くのは、今更ながら初めてです。 元々、ピアノとギター曲のFUSIONが大好きなのですが、なかなか私の好みにミートするアーティストが見つからなくて。。  でも今日、なぜもっと早く聴かなかったのかと後悔しました。

参加ミュージシャンの素晴らしい演奏はもとより、 DAVEの曲の素晴らしさ。 こういうドラマティックな旋律のFUSIONに、私は弱いんです。 イチ コロでやられちゃいます。 真ん中高めストレートってところですね。 録音も1989年当時のデジタル録音としてはずいぶん滑らかな良い音だと思います。

DAVE GRUSINは今後もCDを買おうと思いますが、その路線で他にオススメのアーティスト・CDがありましたら、ご教示いただければ幸いです。

では。

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7月
31 (月)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スピーカー オフ会

昨日、塩ビ管SPの会から呼びかけがありまして、「 ハイエンド自作スピーカー」サイトオーナーのkenbeさん宅にお邪魔して参りました。 朝5時半に出て、帰宅は深夜2時でした。
参加者は、たてちゅうさん、長野さん、コニさん、FBさん、KO球さん、そして私です。 各人1?2作品を持ち寄って、 RC(鉄筋コンクリート)3階建てのkanbeさんオーディオルーム+高級機材で鳴らしていただきました。

部屋のあちこちに石や短冊板の反射板が置いてあって、デッドになりすぎない適度な響きが音楽を楽しく聴ける、とても素敵なオーディオルームでした。

iahidasanhome.jpg

 3D-subakoをセッティング中の私。こうして見ると、ちょっと太ったかナ。  ・・それに、subako君が意外と小さいことがわかります。

皆さんの作品の 写真 印象は、 今後集まってくるだろう塩ビ管SPの会のサイトを参考にしていただくとして、 私の3D-subakoはRC作りの部屋だと低域は量感は出てベースが弾む 感じは皆さんから好評でしたが、低域のピークが目立ってしまいました。 RC作りはシビアに出るんですね。 恐るべし。

kanbeさんの20cm2発スーパーウーハー付きスピーカーで聞く和太鼓の太い低音には、皆さんボディーブローのように内臓に効いてノックダウン です(当然ですね)。 でも負け惜しみになりますが私はもう少し軽くてすっきりした超低音を目指したいと思います。(そんな低音、経験したこともありませ んしできるかどうかもわかりませんが。。)

何はともあれ、参考にさせていただけることが盛りだくさんで、しばらくはお金をあまりかけずに、楽しみながらコツコツ改善してゆきたいと思います。

大変貴重な時間と場を提供いただいたkanbeさん、企画いただいたたてちゅうさん、参加された皆様、どうもありがとうございました。

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7月
19 (水)

 方舟で行われた月刊stereo誌の2006年自作スピーカーコンテストの模様が、本日発売の8月号に掲載される予定です。
 私は3D-subakoを携えて参加しました結果、皆さんの応援のおかげをもちまして、ラッキーなことに本年より設定された「新人賞」2名のうちの1名に選ばれました。 (グランプリ・準グランプリまでは到底及びませんでした。 ハハハ・・)
  本当はstereo誌をこの目で確認してから記事にしようと思っていたのですが、 福岡出張中につきまだ手にすることができません。 ToT (こちらで は20日の入荷予定とのこと)  旅程の関係で最早で20日夜に途中の本屋で手にすることができると思っていますがどうなることやら。 

 そんなわけで自分で読む前に皆さんにお披露目ってことに。 一体どう載ってしまったのか、気になって仕方がありません・・ ご覧になられた方はどうぞ引用・コメントお願いしますです。

 今回、このような実力以上のもったいない賞をいただいたことは大変光栄なことと思いますし、喜びと共に身が引き締まる思いも抱いています。 今後も甘えや、もちろん慢心などなしに引き続き精進したいと考えていますので、よろしくお願いします。

 3D-subakoの諸元、製作、および測定結果につきましては、下記HPに掲載しておりますので、興味のある方はどうぞご覧下さい。

  なーお'n研究室 オーディオのスピーカー自作

060722追記: stereo誌面から転載です。

p1010037.jpg
p1010035.jpg
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7月
13 (木)

先日DAコンバータを購入し、その音の良さをMusicサーバー構想に移行したいと思っていました。 ネットで調べると、「デジタルパススルー」機能が使えるタイプのオーディオデバイスを導入することで、音の劣化が最小限で実現できそうです。

se90pci.jpg

SE-90PCI ( ブログもあります。)
安くて評判の良いものを探した結果、サラリーマンの飲み会1回分程度の値段で、ONKYOから出ていました。(Win2K-SP3以上、WinXPSP1以上) ただし、再生専用です。
録音もする場合には、 SE-150PCIもあります。

コンデンサが沢山乗っていてアナログも音が良さそうなのですが、今回はそこには目もくれずデジタルまっしぐら。 

【使用PCとインストール】
拙宅に、今は仕事もノートPCがメイン、もちろん大事なLINUXサーバーも1台稼動中ですが、デスクトップ PCは以前使っていて遊休のものが1台あります。 ただし、Win2Kの調子が悪く、メモリ128Kb、Celleron667Mhz、とサウンドカード が要求する最低ラインのものです。 いま時この程度のパソコンは中古で2万円出さなくて買えるので、テストとしては面白いかもしれません。

最初、win2Kが調子が悪く、ドライバがインストールできませんでした。(涙) やむなく、サーバー用予備の160GB新品HDを開梱し、これにwin2Kをクリーンインストール。すぐにSP3を当てました。
この後、電源を落としてオーディオデバイスをPCIバスに挿し再起動、インストールディスクでインストール。 続いてすぐにアンインストールし、ネットでダウンロードした最新版をインストールしなおす。

【その他のソフトと、設定など】
さてMusicサーバーとして使うにはもう一つ、仮想CDソフトを使わないと意味がありません。 私は、 Daemon-Toolsを使っています。 結構以前よりフリーソフトとして公開されていて安定性も抜群です。

CDをisoイメージやcueシート形式でディスクごと保存しておき、それをこの仮想CDドライブソフトでMountすれば、WindowsはCDとして認識するわけです。

忘れちゃいけないのが、これ。

stealth_prop.gif

デバイスマネージャで仮想CDドライブのプロパティを開き、その「このCD-ROMデバイスでデジタル音楽CDを使用可能にする」(長っ!) にチェックを入れておきます。
こうしておいて、オーディオデバイスの操作ソフトでSampleRateを「Auto」にすれば自動的に「デジタルパススルー」になるはずです。 そして同ソフト上のマスタ・CDおよびPSDIFボリュームを最大にすれば準備完了。

もし音出し後、同ソフト上のWAVE音源の再生を有効にしておき、ファイルの削除などのイベント発生時にwindowsのチャイム音・警告音などがスピーカーから聞こえたら、
060714訂正:CDプレーヤのみ選択されている状態で音が出なかったら、
設定がどこか間違えていて「デジタルパススルー」になっていないということが判ります。 なお、CDプレーヤソフトは、win2K標準のCDプレーヤだとうまくゆきましたが、WindowsMediaPlayer9だとうまくゆきませんでした。

【音出し】
角型の光デジタルケーブルをDAコンバータにつなぎ、恐る恐る切り替えてみると・・ しっかり音が出ました。 それも、元のCDとほとんど変わらぬ見事な音です。 そりゃデジタル接続だもの、アナログに比べりゃ音の劣化は少ないでしょ。
そして驚いたのが、DAコンバータ(DC-61)がレベル1(±50ppm以内)でロックできちゃっていることです。 これは嬉しい誤算ですね。

・・実は、CDデータトランスポートと成り下がったDCD-1515ALが、レベル1でロックされなかったのです。 レベル2(±1000ppm以内)として認識されると、DC-61は自動的にSFC(Sampling Frequency Converter)が起動して44.1KHz→48KHzにリサンプリング・アップコンバートしちゃうんです。 これって、良く聴くと音が違うんですよネエ。。

てなわけで、結果的にはパソコン経由の方が元のCDの原音(?)に近い、という奇妙な状況になりましたとさ。 (笑)
何はともあれ、幸せな環境になりました。

PCの能力のほうですが、Musicサーバーとして使っているだけだったら、これで「ぎりぎり」大丈夫です。 デバイス設定ツールソフトを立ち上げるだけで、時々音とびします。(笑) 本当に、ぎりぎりです。 せめて、メモリを増設しないと・・

【蛇足】
このパソコンを手元に置いておくと、
ファンの音も結構するし、古いPCだからCPU使用率も高くて夏は暑いんですよねえ。 それにそう、暑けりゃ扇風機やエアコンも回りだして、その雑音もバカにできないんです。
それで登場するのが、リモート操作ソフトです。 最近ではやはり、 RealVNCでキマリですね。 ただし対応がWin2KまででXPにはつかえないっす。(たぶん・・)
これでサーバーパソコンを遠くにおいて、遠隔操作でCDを入れ替えたり曲を選んだりできますネ。 よしよし。

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7月
11 (火)
カテゴリー  オーディオ
タグ  PCオーディオ

まず前置きです。
帰郷したての2?3日、仕事はお休み中です。m(. .)m

dc61.jpg

紆余曲折悩んだ挙句、AUDIO UNION千葉店で、買ってしまった。 中古D/Aコンバーター  Accuphase DC-61
1996年発売で、当時の定価は300,000円 という、夢にまで見るAccuphaseの高級セパレート機であります。 それを昨日、中古で119,000円。  (昨年の9月に、新品AMP MARANTZ PM-14SA ver.2 清水の舞台から飛び降りる覚悟で135,000円で買ったばかり・・この連鎖反応は、相当イカンですなあ。 家内に相談しましたが、これ以降はもう当分だめです、との御達しが下されました。)

【背景】
現役で活躍中の我が家のCDプレーヤー、DENON DCD-1515AL、  1994年9月発売、 当時の定価66,000円。 普及機クラスの中では頑張っていた機種ですが、今となっては音の解像度や分離、透明感など、アンプや 3D-subakoのランクからするとだいぶ聴き劣りするものとなっていました。
更に、先週日曜日に行った、suisyuさん宅での関西オフ会で聞いたNorahJonesのCDの音が、3D-subakoでは出なかったという現実。 こんなはずでは・・ 方舟では鳴ってたのに・・ きっとCDプレーヤーと部屋の差が大きいのだ。。そうに違いない。

ここで新品のSACDプレーヤー(候補としては、定番の MARANZ SA-15S1など)に行ってしまうのも手ですが、 市場タイトル数の少ないSACDに頼るより、今持っているCDがもっと良い音で聞けるようにD/Aコンバーターを買ってはどうか? うまくすれば、以前の記事の ミュージックサーバー構想 にも使える、 一石二鳥なわけです。

【他の案】
今更、拡張性のない48KhzまでのD/Aコンバータを買った理由ですが。。 いやー、色々調べて悩みました。 世の中にはもっと高ビットレート対応で新品でも結構評判の良い物があります。 例えば、 Benchmark DAC-1とか。 
パ ソコンからの接続を狙った場合、ピュアオーディオ用のDAコンバータだと、P/SDIFデジタル入力のジッターレベル(クロック誤差のようなもの)が± 50ppm以内でないとダメで、パソコンのUSBオーディオの±1000ppmクラスではだめだという記事も見たし、DAC-1に傾きかけたんですが。。  高ビットレートにアップコンバートして入れようなんて思ったら、それこそ50万円コースですのでとても踏み込めませんからねえ。

【試聴して】
自宅からCDプレーヤーを車に乗せて行きました、AUDIO UNION千葉店。 ここでCD-61を試聴したら、そんな悩みは吹っ飛びました。 

まずはCDプレーヤー単独と、CDプレーヤー →(光) DC-61 との比較で聴きました。 スピーカーは、 DALIのIKON1でしたが、ホールトーンが余り聞こえないスピーカーでしたので、差がわからない。。
自宅でFE88ES-Rの自作SPで聴いている、と告げたら店の人が良く知っている人で、スピーカーを中高域がコアキシャルの PIONEER S-A77TB に変えてくれました。 値段はそこそこですが、中高域は割と聴きやすい音でした。 低音は主張が強くて好きになれませんでしたが。

そして聴いた、 Norah Jonesの 「Come Away With Me」 やBrianBronbergの「Chameleon」 いやー、その差は歴然としてました。 全ての音の分離が桁違い。 Norahの声のきつ いところの歪っぽさがなくなって、 Bronbergのベースとバスドラムがねちっと絡んでいたところが見事に分離しまして。 そこで思いました、 「これは3D-subakoで聴いたら、もっと差が出るゾ」と。

途中、単体ユニバーサルプレーヤー Luxman DU80 (定価 630,000円)に変えてもらって比較しましたが、だいぶ近いものがありますが、DCD-1515AL+DC-61のほうが解像度が高かったです。 心配もなくなり、購入決定。

【自宅で聴いて】
今までの音は、ずいぶん霞がかかっていたんだなあ、というほどの解像度・分解能で す。 試聴でイヤだった低域の主張はなくメロディーラインを邪魔せず、出て欲しいところでは深く響きます。 また、今までギターの低いほうやピアノとサッ クスの中音などで解像度が低かったので、 「これはsubako君のダクト放射の悪影響かナ」と思っていたのですが、これもすいぶん改善されました。
少々大げさかもしれませんが、ようやく音楽を聴いて感動できる音になってきたと思います。 それほど今回の投資は劇的な変化をもたらしてくれました。 やはり、音の入口はとても大事だった。(本当の入口はCDトランスポートだけど。)

今後は、床に転がしてある機器のセッティングと、部屋の改善をコツコツと、お金をあまりかけずにやってゆこうと思います。

【ミュージックサーバー】
冒頭で書いたように、ジッターレベルの関係でできないと思っていた、PCの USBサウンドアダプタ -> 光 -> DC-61 でのDA変換が、できることがわかりました。 
音はレンジも狭くそれなりなんですが、やはりサウンドアダプタ内部でデジタルパススルーになっていないせいかもしれません。 でもこれで一応、ミュージックサーバー構想に一歩踏み込むことができました。 (祝)

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7月
3 (月)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スピーカー 塩ビ管 オフ会

出張中で関西方面にいる中、たまたま塩ビ管SPの会の関西方面オフがあるとのことで、前から狙ってはいたのですが前日まで決心がつかず、結局3D-subakoも無しで体一つで飛び入り参加してしまいました。 主催者のsuisyuさんほか皆さん、ありがとうございました。
http://enbisp.at.webry.info/200606/article_5.html

こうしていろんな人の音を聴くと、いろいろな発見があるし、わいわいやるのも楽しいですね。 特に塩ビ管SPの方々は回を重ねる毎に新作ができたり、形が変わって行ったりするようでして、そのアグレッシブさには感嘆府がつきます。

自分もTLS風の塩ビSPを作ってみようと思いつつ、まだ木の3D-スパイラルも追求してみたいという思いもあって。 しばらく思案です。
その前に、CDプレーヤーを買わないといけないんです。  アナログLPの良さも再確認したので、ここは古い優秀機種の中古にしようかなあ。。 でもSACDも聴いてみたい。

次は、関東で開催の機会があれば、subako君を持参します。

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7月
1 (土)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スピーカー

先日の報告で「秘密の拡散財」が3D-subakoスピーカーの空気室に入っていると書きました。 本日はそれを公開します。
こんなん

merengue.jpg

ダンプラの表面に、シリコーンシーラントをメレンゲ上に不規則な凹凸をつけて盛り上げたモノ。 これを園芸用ブチル両面テープで空気室内面に貼り付けてます。

snap060624.jpg

私の環境では、ピアノの右手のアタックによる空気室内定在波の抑制にかなり効果がありました。 これと下部ディフューザーのお陰で、吸音材ゼロにできたわけでして。

興味のある方は、数百円で試せますので、どうぞ。 ダンプラを曲げれば、おそらく塩ビ管にも入ります。  ・・ もちろん、効果がなくっても恨みっこナシですよ。

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6月
25 (日)

 昨日は帰宅するのが精一杯で、余韻を楽しみつつ床に就きました。 雑感を書くなら、記憶の新しい今朝しかないと思って書き記しておきます。 結果は書きませんのでご容赦を。 誌面での自分を含めた皆さんの評価を見る楽しみが薄れてしまいますので。
 まずは、直前の打診にも関わらず現地で手伝い役を引き受けてくれました、学生時代の後輩のえびさん、ありがとうございました。 貴兄がいてくれたお陰で、2番手だった自分の後の他の人の音を冷静に聴くことができました。 客観的な視点で見てくれて、適切に話相手もしてくれて、ありがとう。

 さて、肝心の雑感ですが、編集部よりまず最初に「本年は長岡鉄男氏の7回忌にあたり、ご賛同の方より奥様に御花を差し上げたい」とのことで、わず かばかりの気持ちを残しておけました。 ただ、7回忌を迎えて奥様の気持ちとしては「方舟もそろそろ整理したい」とのことでして、今年が方舟最後のコンテ スト試聴会だったかもしれません。 残念ですが仕方のないことでありますし、反対に、これまで故人を偲びそのままの形で残して管理いただいた奥様ほか関係 者の皆様には深い感謝と敬意を表したいと思います。

【方舟の印象】

hakobune.jpg

画像は開始前にハセヒロSPでウオーミングアップ中の様子。照明は裸電球、エアコンも壁付け2台、天井はなく屋根材のガルバニウム鋼板の裏打ちのみの簡素な風貌ですが、音に大きく関わる部分はしっかり作られ、私にとっては素晴らしい音響ルームに思えました。

 競作試聴の後、後ろのネッシー2を鳴らしていたのですが、音を聴かずに抱いていた長岡サウンドのイメージを完全に払拭する、その刺激感の無いのに 解像度・音場感のはっきりした音は忘れられません。 共鳴管はバックロードとは違って中低域の音の正確性が落ちないという感じを受けました。もちろんその 深淵なる超低域も。
 「ここに来れて本当によかった」 と素直に思える時間でした。

【試聴に用いた機器】
CDプレーヤー: DENON  PMA-SA1
AMP: Accuphase  E-308
 競作の試聴には贅沢ですし、シンプルで実用的な組み合わせ。 各作品の違いを滲みなく表現していたと思います。 やはり高級クラスの音はよいですねえ。 部屋もあってのことで私には縁の薄い踏み込み難い世界。 私のような駄耳でもその良さは良くわかりました。

【作品】
 今年は例年の「トッププレーヤー」作品を選ばずに、世代交代を図ったようでした。 石田健一さんも、金田清治さんも、その他常連さんもおられません。 昨年の顔ぶれでは、前川宗賢さんと豊田高専さんがおられたのみ。
 作品は皆さん、綺麗に仕上げをされている方々が多かったです。 素材感を大事にしたクリア塗装のみの私の作品は見劣りするばかり。
 音のほうも素晴らしいものばかりでした。 それぞれが特徴がありましたが、グランプリ受賞作品はバランスにおいても音の鮮度においても、低域の伸び・量感においても欠点の少ないものでして、誰もが納得するものでした。

3D-subakoの評価】
 私の作品を特に評価してくださった、六本木工学研究所代表の大原嘉礼氏には感謝します。 低音をバックロー ドというよりはバスレフに近い音です、と評されたのは、まさにそのとおりと思います。 これでも、バスレフよりは立ち上がりを出るように設計・チューニン グした結果でして、3D-スパイラルの低域の特徴と思います。
 それから、選考書類に差し込んであったSpeakerWorkshopでの測定データに関心していただき恐縮です。 氏は「日本語の解説書もまだない」とおっしゃりましたが、いえいえ、 オヤさんのサイトやら、いろいろ出てきています。 私など、そのまんまやってるだけでして・・(恥)
 ・・ オヤさん、すみません・・ 万一、雑誌にそのように掲載されましても、ご容赦ください。

060701 追記**

えびさんが撮影してくれた写真が届きました。
8月号でもこれと同様のポーズで掲載されると思いますが、一足お先に。

snap060624.jpg

追記おわり **

【オクタゾイド】
 石田義之氏の7月号作品「オクタゾイド」で、MG850、試聴できました。 ハイスピード故の、音のすっきりさに聞き入 りました。 曖昧な音像感がない感じ。(正直、私の耳のレベルを超えていました。) 少々声の子音が強めに感じたのは、2発入りの高域干渉であることを祈 ります。
 ・・石田さんのお人柄に惹かれました。 以前より抱いていたイメージを更に飛び越える、とてもソフトで気遣いのすばらしい方でした。

【総括】
 私の青春時代から続く趣味の一つ「オーディオスピーカー自作」において、記念碑となる出来事でした。 いろいろな思いを胸に抱いて、これからも自分でできることは自分でやってみる、を信条に精進したいと思います。
 3D-スパイラルは、まだまだ未知の可能性を持っています。 これで終わりとは思っていません。 そのうちまた、次回作に今回の知見(大口径スパイラルでの仕切り板剛性不足など)を生かしたいと思います。 

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