日記一覧
当サイトに登録されている日記一覧会社のラン仲間からお誘いをうけ、企業対抗駅伝2018 東京大会 に出走してきました。
5キロなんて短い距離のレースは初めてでしたので、練習方法も手探り、直前1週間のテーパリングも必要なのかどうなのか、前日の食事はどうしたらよいのか、初めてずくしでしたが、どうにか実力通りのタイムで襷を繋ぐことができてほっとしました。 ジューズはドロップの小さい2シーズン前の「Adizero Takummi Ren Boost2 Wide」を引っ張り出してきました。
場所取りにブルーシート持参で早めに会場へ
私は第三走者。結果、21分42秒、まあまあ実力どおり。第二走者の女性以外の男性陣、21分台のほぼ同じような実力で揃ってました。幹事さん、GJ!
出場したAGC4チームの総合成績です。(全チーム男女混合に出場)
Aチームの5位、おめでとう!素晴らしい!! 同僚のsukkyo君も18分台のすばらしいタイムで貢献しました!
チーム | No | 部門順位 | |
AGC RUNNERS A | 463 | 5 | 1:34:07 |
AGC RUNNERS B | 464 | 49 | 1:54:25 |
AGC RUNNERS C | 465 | 52 | 1:55:02 |
AGC RUNNERS D | 466 | 33 | 1:49:07 |
自分一人のレースだと頑張れない時がありますが、駅伝だと「襷を繋ぐんだ」という強い想いが出るのできっちり最後まで力を出し切れますね。 そして短いレースに出るのも、たまには良いと思いました。
今回はここ2か月ほどの研究の成果、着地直前に少し膝を「その高さで保持する」ことで脛の素早い前傾が働くようにして母指球への荷重をほんの一瞬遅らせ、ノンブレーキで重心真下で荷重する高効率ピッチ走法で走りました。
ピッチで走ると、第二の心臓ふくらはぎポンプの速度アップと、伸長短縮サイクル(SSC)を使ったバネの効率の良い走りができます。 効果があるのが実証できたので、この走法で長い距離でも走れるよう、徐々に距離を伸ばして練習してゆきます。 ただし、練習をずっとこれでやっていると、バネが鍛えられません。 練習は、できるだけストライドを意識して走ります。 そして来シーズンこそ、サブ3.5達成を・・
12/17に走った みえ松阪マラソンの結果が悲惨すぎ、ブログさえ執筆する気になりませんでした。それ以降の治療の経緯は、最後に追記します。
今回、出張先の尼崎から、世界遺産姫路城マラソン2024を走ってきまして、色々と自分の中でも盛り上げて行った結果、楽しさ満載の最高のランニングイベントになったので、コミカルドキュメンタリー風(若干のフィクション含む)に残しておきます。(超長文)
レース前日
昨年3月の東京マラソン以来の、前日受付。会場は「イーグレひめじ」というガラス張りの姫路市民会館ビル。この日とマラソン当日は、全館マラソンで占有。特に当日は女子更衣室、荷物預かり所となっていて、着替えて荷物を預けた後にカーペットの上でストレッチや軽い動きづくりができたそうです。至れり尽くせりですね。
集合まで
話を前日受付に戻します。 今回、SRC-Cチームメンバー5人+1人が集結しました。(地元姫路のK女子と北海道からのご友人A女子、Y女子、S氏、K氏)但し前日に集合できたのはこのうちの4名。 私はランチタイム女子会に紛れ込むため尼崎のホテルを8時にチェックアウト、2泊する加古川のホテルにスーツケースを預け、姫路の集合場所、JR中央改札へ。
少し早めに到着し周辺を徘徊しつつ待っていると、アンバサダーのK女子+ご友人が「道路渋滞で5分ほど遅れそう」、島根から参加のY女子がほぼ同時に「集合場所の駅がわからず迷子です」「山陽百貨店に入ったら、電車乗り場に付きましたー」「Yさん、そっちじゃないです、JR姫路駅の中央改札」と一連LINEに書き込みあり。
見かねてY女子に通話すると第一声が「もぉ、わたし疲れちゃいましたぁ~」でした。 いやはやまだ何も始まっていないのに面白すぎます。
無事にお土産屋さん前の椅子で休憩するY女子を安全に確保することができました。最初から大変でしたね。笑
15分遅れで到着したK女子、ご友人と合流し早速、パスタランチのお店へGO! K女子とご友人が前を歩き、私とY女子が後ろを付いて行ったのですが、気付けばどんどん距離が離れてゆくので「Kさん、歩くの速すぎない?」「いつも仕事が忙しいからテキパキ、チャッチャとしているんだと思うよ」と、私は今日お会いしたばかりでしたがK女子の第一印象などを後ろで囁いておりました。 いえいえ決して「イラチ」だなんて言っていませんからネ。笑
女子会+オヤジ1名
ランチのお店では、前日ですからいつもより多めに食べて良いのよ、それっ!カーボローディング~! とばかりにパスタを頬張る3女子+1オヤジランナー達。聞けば北海道からお越しのお友達の方はなんと御年60台後半! 数年前は3時間40分くらいで走られていたとのこと、スゴイ、私なんかヒヨッコですね。
11時過ぎにも関わらずお店は盛況でしたので、食べ終わるとすぐにランナー受付会場の「イーグレひめじ」へ向かい、受付を済ませました。
受付完了後
ランナー受付会場に面した広場では、マラソンイベントが行われていましたが、そこは後回しでまずは世界遺産の姫路城前で写真を撮りましょう!ということで移動。
大手門を入るとゴールゲートが見えました。そしてよく見れば人気Youtuberの三津家さんが、志村美希さん、TKD-PJよしきさんの3名が楽しそうに動画撮影?をしてました。 三津家さん、どこにでも出没してますね、人気者は大変です。昨年の東京マラソンの前日受付会場前で「やってみようー」ポーズで一緒に撮影していただいた頃が懐かしいです。
後でわかりましたが、このお三方と、SUIさん、ちゃっするひとみーさん、がスペシャルランナーだそうです。
折角なので、以前応援用に勝手に作った私設SRCフラッグを広げ、お城をバックに記念撮影を。
姫路城天守へ
イベント会場を一周して見物しているとS氏がほどなく受付を終了し到着。はじめまして! 女性陣とは明日の集合時間を確認しお別れし、私はS氏とイベント会場でエナジージェルなど買い物をしたあと、ランナー特典で配られた無料拝観券で姫路城の天守へ。
前回拝観したのは、平成の改修の前、もう10数年ぶりでしょうか。その時も凄い城だと思いましたが、こんな凄い城を400年前によく建てたな、それに難攻不落の仕掛けがたくさんありすぎて攻める気になれませんね。もし私が当時の足軽だったら命が100あっても足りなかったでしょう。
SRC日報風
●走っている時に何を意識したのか?
・パスタローディング中も良く噛んで消化良く。
・一歩ずつ上るぞペンギン
・重心を前に移動して、狭い階段を頭上注意しつつ安全第一で上る。
・話に夢中になり足を踏み外さぬよう注意。
・接地中ハムストリングは完全脱力。
●フォーム意識した結果起きた変化
・荷物を背負って上っていたので、後ろにふんぞり返りそうになるのを必死に前荷重に重心移動することで上手に上れるようになりました。
案外運動になりましたね、なんて2人で話しつつ天守から下りてイベント会場に戻ったら、楽しそうなトークショーが丁度終わるところでした。ステージ前が身動き取れないくらいのスゴイ人だらけ。特に三津家さん、SUIさんの人気がすごいですね。お二人の活動がどれだけのランナーを元気にし、自己ベスト更新の助けになっているのかが良くわかる光景でした。
レース当日
さあ、いよいよレース当日、今日が本番です! SRC-Cチ-ムメンバー全員、気合が入っておりますよー! 7時過ぎにJR改札から北口に出たオブジェの前で待ち合わせの間に記念撮影。走るゾー!と気持ちの高まりを表現してみました。
目標とレースプラン、結果
自分の今回の目標は故障からの回復半ばにつきサブフォーとしていますが、もっと大事な目標ができました、Y女子を途中まででいいからペーサーとして引っ張り目標達成に導くことです。できれば35キロ辺りまで粘りたい。(「途中まででいいから」というのは実は私の心の中にしまってありまして、Y女子には内緒でした。伝えちゃうとモチベが下がりそうだったから言わなんだゴメンね)
結果(私)ネット3時間54分11秒。
- Garminログ サブ4はどうにかこうにか達成できました。でもペーサーは27キロで離脱したので未達です。Y女子の結果は、残念ながら目標の3:40:00に40数秒届かず残念。しかしPBを1分以上更新でした、おめでとうございます。
スタートまで
男女別の更衣室と荷物受付。女子はイーグレひめじのカーペットがひかれた理想的な環境。男子は冷たい床の地下駐車場、LINE繋がらずK氏とは連絡取れず、S氏と2人で早々に準備し荷物を預けてスタート付近のトイレの列へ、(私だけ大のほう)
どうにかイーグレひめじの入口集合に間に合ったけど、先に出てきたY女子がトイレに行きたい、ならここで分かれて行こうとなり、私も同行しました。(あくまで近くで待っていたのみですよん、笑)
列が長く、15分前の整列期限に、間に合いそうにない、ということで私は先にBブロックに入って入り口付近で待機。時間を過ぎたが3分ほど遅れてY女子無事到着。ヨカッタ、もしや一緒に走れないのではと焦りました。
スタート前に1枚パシャリ! 鼻の下が伸びてますすみません。
スタート~17km
スタートから、広い道幅に助けられ、詰まった感じはほぼ無し。水戸のマラソンよりもスムーズかも。
3キロ過ぎ辺りから、5.10〜15くらいの巡航に入る、このコースは川沿いを緩やかに遡上するので17キロ付近までは上り基調、そこからUターンして下り基調に変わります。本当は5.10で押したいけど、前半に頑張りすぎると最後に堪えるので、ここは我慢です。
誰かと一緒にフルマラソンレースを走るなんてマジラン歴9年で初めてのこと、楽しくてつい時々冗談を飛ばしたりして遊びながらリラックスして走りました。例えば、最近の私のペンギン走法やなんば走りなど、オーバーアクションで表現しましたが、それなりに楽しんでいただけましたか?
17km~25km
16キロ過ぎて、ダラダラ登りのペース維持がきつくなってきた頃、やっと17キロ過ぎのUターンを過ぎました。しかしホッと一息つく暇はありません、借金を取り戻さないとね!
下り基調でペースを5.05.に上げてみたところ、最初は少しキツそうだったY女子がしっかり着いて来ているので、そのまま行けるところまで行くことに。ここでエナジージェル一回目投入。 少し向かい風が出てきました。 のちにY女子の日報によれば、私を風よけにしていた時間があったとのこと。。ははん、あの時ですね? 左見ても後ろを振り向いても居ないので右を振り向こうとしたらY女子にボディアタックしてしまったあの時。ごめんなさいと謝るのは私の方です、自分の子供ほどの歳の離れた女子にアタックできて少々嬉しかったスケベ心が顔を出してしまいました。
実際は、風が出てきたので、あえてペースを上げて前に出て、Y女子の風よけを進んで勤めておりました。いやこれ本当ですからね~。
25km~30km
いいペースで25キロすぎまで来ました。そろそろ辛くなってきたなあ、と思っていると、病は気から、リズムが悪くなったのか、脚が後ろに流れ出したので修正すると、今度はおしり下の疲労がMAXに。お尻を最大に使ったお尻Maxは良いですが、疲労Maxはいただけません。さっきまでダイジョウブだったのに、弱いところはこんなふうに急に来るんだなと思いました。
その後、いよいよ維持できなくなり、27キロ地点で前に出ていたY女子に後ろから「ペース維持できないから、先に行ってください、ごめんね、頑張って。行けるよ!」と声を張り上げたのが最後でお別れしました。楽しい時間が終わってしまった、残念。
私の方はズルズルとペースダウン。キロ7分に落ちそうになりながらも時々止まって脚を伸ばしてスタートすると復活するので、4回ほど繰り返しました。ジェル2回目。
どんどん辛くなってゆきますが、ここでサブフォーを諦めたらY女子に悪い、CチームでOnline応援してくれている千葉のK女子に叱られる! 気持ちだけは切らさないようにしました。K女子さん、いつもありがとうございます
30km以降
ここで何となく、ハイペース時の腕振り位置から肘の角度を開いて、腰の辺りて振るようにしてみたところ、アラ不思議、おしり下への負担が減ってキロ6.10程度で走り続けられそうです。ただし遊脚の降ろしとの連動はきっちり維持し続けないとテキメンにきますね。
30キロ過ぎだったか、いつものように膝上の筋肉がピクピク言い出す。ヤバいと思ってコムレケアゼリー投入。
どうにかこうにか、とってもキツかったけどそのままのペースで、ゴールできました。今シーズン初のサブフォー、ようやく達成です。嬉しさより安堵感のほうが強かったです。ゴールしたら、Y女子が15分も待っていてくれました。どうもありがとう、ご心配をおかけしました。
ゴール後
股関節、骨盤周りがガチガチで腰も痛くて辛かったですが、歩いているとK女子がなんとゴール後に脚が攣りS氏が肩を貸してました。頑張りましたね、体を労ってあげてください。色々お世話いただきありがとうございました。
【所感】
終始、ペンギン走り、キックを抑制して脚を早く離すを意識して走りましたが、今回も大失速でした。が、トイレには行きたくなったけど気のせい作戦で乗り越え、2回目の膝ピクピクも気のせいでクリアできました。何より新たに習得した腕振りと遊脚の降ろしとの連動は終始、私の走りをサポートしてくれました。今後もこれを活用してゆこうと思います。
オンラインで応援いただいたTさん、Fさん、応援ナビにたくさん声援をいただき、ありがとうございました 感激です。 ほかにも多くの方々が応援いただきました、どうもありがとうございました。
とても面白おかしく、楽しい2日間でした。 昨年の東京マラソンが家族と過ごした夢のような時間だったのと対局の、今回でしか得られない貴重でハッピーな時間を過ごしました。 こんな楽しみ、マラソン以外ではなかなか得難いです。
(追記)シーズン中の故障と治療の経過
ここで、10/末の水戸黄門漫遊マラソンで発症した、ハムストリング付着部の違和感とその後の治療、回復状況について記します。 静養していても良くならないし、走る時は負担がかからないようキックを抑えた走り方に変えていきました。 それでも治らず、本命レースのつくばマラソンはDNFで応援隊、みえ松阪マラソンもまたもや30kmで大失速で昨年は終わりました。
12/17みえ松阪マラソン後の日記から
みえ松坂マラソンは、トイレも2回お世話になり、ランメトリックのセンサをボトンし紛失。タイムはネット4時間16分21秒、水戸黄門漫遊マラソンと同様の散々な結果でセンサだけでなく自信も失いました。
まあ練習もできていませんでしたし(11月は100kmに届かなかった)、ハムストリング付着部の違和感・痛みが治っていない状態でしたし、仕方ないかな。
12/26、仕事を休んでゴッドハンドの鍼治療を受けてきました。 S.T.I.白石鍼灸院チーフトレーナーの橘広造先生の、佐倉治療室:。
橘先生のすごさは、上記Tarzanの記事にもあるとおりです。私の治したいところはハムストリング付着部の違和感なのですが、自分の予想通り腰椎分離すべり症の腰から来ていると。 腰回りの筋肉がガチガチに固まり、それが上体や下肢にも及んでいて、結果として坐骨神経を圧迫し痛みが出ていたようです。
- 施術は3Stageで行われました。
- 第1Stage:上半身から腰回りをほぐす鍼。その後10分間の温熱が終了すると驚くほど上体が軽くなっていました。腰の曲げ伸ばしで確認して、との指示。
- 第2Stage:次に腰椎周辺、背面だけでなく大転子と股関節の間を重点的に。そしてハム付け根付近。その後10分間の温熱でしたが、その最中に腰が痛くなりモゾモゾしました。効きの良さが表れて早くも好転反応が出てきたようです。腰と膝の曲げ伸ばしの指示。
- 第3Stage:これで終わりかと思っていたら、「最後に打っておきたい鍼がありますので」ということでおかわり。まさにハム付け根の患部の奥深く、「確かな手ごたえを感じながらやっています」とおっしゃるとおり、こんなに深いところまでやってくれるのかと思うとともに、ズーンとくる痛みが効き目を予感させてくれます。
施術中「来ていただいて良かったと思います。」と先生もおっしゃるように、これは鍼治療が一番効果的なのでしょう。自分でもわかります。
ほぼ1時間、じっくり施術いただき、初診料3千円+施術料8千円でした。ゴッドハンドの施術ですから、私はとってもお安いと思います。なお初診料はどの白石治療院にかかっても1回だけ、とのことです。
- 終わって駐車場まで徒歩が股関節周りの神経痛で辛かったです。帰宅後も腰痛があり、2~3時間横になっていたら収まってきました。
こうした好転反応は2~3日で収まるようです。今日は風呂にも入って良く、温めてくださいとのことでした。
- 肝心のランニングはどうなるのか。しばらくは、体が軽くなっても今以上に負荷をかけないように、とのことでした。要するに血行を良くするランニングから始めて、負荷の上限は現状まで。
次回まで出張続きで2月下旬まで再診できない事を伝えると、予約を入れたらその1週間前くらいからなら負荷を上げても良いです、そうすることで再診時に負荷を上げた時の様子もわかります、とのこと。
年末~年始
年末は針治療の効果もあり、静養しました。 年明けから、できるだけ毎日、6km程度の短い距離で刺激を与える「治療ラン」を開始。走って刺激を与えて、休んで回復させる、このサイクルの頻度を上げることで回復を早めてゆきました。 徐々に回復に向かい始めた感覚を得ました。
尼崎出張中
出張先でも治療ランを継続。週末の20kmペース走などこなせるようになってきた頃、ハムストリング付着部の違和感は、結論として、筋肉の過度の緊張による坐骨神経の圧迫が原因ということに気づきました。
そんな折にSRC-CチームメンバーのT氏から「トリガーポイント」というフォームローラーの使用を勧められ、ミニタイプ(でも25cmほどあります)を購入し試してみたところ、よくほぐれて調子が良いです。調子を上げて姫路城マラソンに臨むことができました。Tさんは私の救世主です、ありがとうございました。
今後のラン
3/18に板橋シティマラソンを入れています。 ハム付着部の違和感、坐骨神経痛とも上手に付き合いながら、これに向けて練習量と質を戻してゆこうと思います。
SRCは昨年5月末に入会しました。3月のレースを終えたら退会しようと思います。1年にも満たない期間でしたが、色々な刺激をいただきました。 また皆で集結して走りましょう!
今日は走法の話題です。
先日の企業対抗駅伝2018 東京大会 の練習にて、SSC (Stretch Shortning Cycle:伸張-短縮サイクル) のコツが少しわかってきました。
みやすのんき氏の「誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本」には、SSCで効率よく走るフォームの基本が、60のコツとともに書かれています。
- 誰も教えてくれなかったマラソンフォームの基本単行本(ソフトカバー) – 2017/12/27
内容をここに書くわけにはいきませんが、私が特に参考になったのは、1、「脛の速い前傾」 と、 2、モデルになって美しいフォームで走ってくださったサイラス・ジョイ さんの言葉「足の力は使わない。お尻と背中の力で走ります。」という部分。
1、については、サブ3.5程度のスピードですと、地面と体の相対速度も小さいのでなかなか実感しにくいのですが、駅伝の5km用のスピード練習でだいぶわかってきました。
最近ではあえて接地時に膝を一瞬保持して荷重を遅らせることで、脛が素早く前傾し、直後に重心真下に入り込んだ足に荷重を集中させることができ、結果として重心の少し前方に足を置いてもブレーキをかけることなく、スムーズにSSCで走れるようになりました。
私がアップしたものではありませんが、以下の動画も参考になります。
参考:キプチョゲ選手によるフルマラソン2時間の壁挑戦動画
2、については、以前もお尻と背中の力に注意して走ったことがありますが、その時は支持脚が重心を過ぎてから蹴っていました。 これは完全な間違いで、加速局面以外では疲れるだけです。
今回、上記1、との合わせ技で、荷重の際にリラックスして、お尻に意識を集中し、少し押し込まれる(股関節が曲がる方向)感じを意識しつつ、これを利用してバウンドするように走ると、お尻の筋肉もSSCを使った走りになることがわかりました。 太ももの筋肉の負担も減るように思います。
この1、と2、の合わせ技が上手に融合したときには、自分が弾力性のあるボールになったような、翼が生えたような、なんとも気持ちの良い走りができてきた気がします。
これでスピード練習も、長距離練習も鍛え上げて、フルサブ3.5に挑戦です!
タグ ランニング 健康 ランニングエチケット
皆さん、ランニング中の武漢肺炎ウイルス対策、どうしていますか?
3月上旬頃ではあまり気にすることもありませんでしたが、無症状感染者が町中に広がっていると思われる今の状況で、マスクをして走るか否か? 考えさせられる問題ですね。
世の中には、都内の有名な公園でマスク無しランナーが歩行者の脇を通り過ぎるのをみて批判する芸能人がいたり、そうした批判の反動で早朝や田舎道しか走らないぞ!と決める人など、様々です。 私は様々な状況に応じた現実的で具体的な解決策を得たいので、実際にマスクをしてどうなるか試してみようと考えています。
まずは、下のリンク先の研究で、真後ろに付くランナーは距離1~2m程度では感染リスクが高く、斜め後ろか並走が勧められています。
ランナーのセーフディスタンス(ベルギーとドイツの共同研究)
また、山中教授が、咳やくしゃみをする時と同様に、ジョギング中のエチケットも重要と動画で説いています。この中で山中教授は、マスクは息が苦しいので、バフというネックを覆う布をして走ることを勧めています。
私もフォローしている、ランたなチャンネルのたなーさんは、ウレタンマスクの携帯を勧めています。 人とすれ違う時だけすればよい! 現実的な答えですね!
というわけで、私もこんな格好で走ってみました。 出張先の街中のホテルから郊外の国道に出るまでの間、3人の歩行者とすれ違いましたが、すっと上げてマスクをして走り、離れてからまた下ろす、というやりかたで16.7Km走ってきました。
こんなのどかな場所なので、街中以外は歩行者は全くおらず、折り返して戻ってくるまでは快適なランニングでした。
しかし、街中に戻ってきて問題が発生!
顎にかけていたマスクは汗でびっしょりに濡れていて、装着すると水膜ができていて呼吸ができません。 無理に吸おうとしても、「ジュルジュル」音とともにしょっぱい汗が入ってくるだけで窒息しそうになりました。
致し方ないので、他人とすれ違う時は、指で少し前に引っ張って口元に空間を開けて通過するしかなく、 この方法は改善の余地がありそうです。
(追記)
表側も、下のようにポリエチレンを被せて走ってみました。 方法としては成功で、10キロランの最後に街中に帰って来た時でもマスク部分をさっと上に滑らせて、乾いた状態のため十分に機能しました。
しかし、その後あらためてポリエチレンの中に仕舞うのが困難で、3回中2回は一度立ち止まって、マスク自体を外してポリエチレンシートを整えて顎にかけなおす、という作業になってしまいました。 また、ポリエチレンシートの表裏がわからなくなるので、その点も工夫が必要と思います。 これなら、単にポケットに仕舞って走るほうが良いかもしれませんね。
(追記おわり)
山中教授の推奨するバフや、たなーさん推奨のウレタンマスクが通気性は良さそうですが、マイクロミストの飛散防止の効果は一般的な不織布マスクよりやや劣ると思われますので、どうにか今回の方法を改善して不織布マスクで走れないかなあ・・と考えています。
走っている時に汗で濡れなければ良いので、ポリエチレンのコンビニ袋を切って、マスクを覆った状態で顎にかけて走り、人の近くを通る時にポリエチレンシートを外してマスクを装着する、離れたらまたシートをかぶせる、という案を思いついたところです。 次回チャレンジしてみようと思います。
(追記)こんなのにマスクを消費するのは勿体ない! と思う人もいると思うのですが、私は日ごろから使用したマスクは毎日、次亜塩素酸ナトリウム0.02%水溶液で除菌して乾かすことで、1週間使っています。 そして、その使い古したマスクを石鹸で洗って乾かして、ラン用として流用します。 これなら勿体なくなんかないですね。 週に2回走る人は2枚を回せばよいですね。
(注記)最終対策?を書いた続編の記事はこちらです。
9月8日、予約していた みやすのんきさんの新刊「アルティメットフォアフット走法」が発売日より少し早く届きました。
合わせて前日に酒々井のアウトレットで、遅ればせながら初代のナイキ ズームフライを安価で買ってきたので、フォアフット走法と逆ローリング走法のマッチングを模索していましたが、どうにかコツがわかってきたので第一報としてまとめておこうと思います。
みやすのんき氏著 アルティメットフォアフット走法
初・中級者でもフォアフットを体得しやすいように「前スライド走法」を提唱していて、実際にトレーニングを行い筑波マラソンでエイジシュート(2時間+年齢分)を達成しています。
また、ナイキの厚底シューズについての考察や、キプチョゲ選手の練習メニューを参考にした練習内容について、ご自身で実践のうえで説明されていますので、内容に信頼性があります。
(追記)私はみやすのんき氏の大ファンであり、私がたどり着いた逆ローリング走法は氏の大転子ランニングの延長で行きついたものですので、大変感謝しております。
しかし、本書を一通り読んだり試したりしたうえで、私は「前スライド」走法については、少し否定的な考えに至っています。
今までフォアフット以外の接地で走っていた人がフォアフットを体感するために実験的に試すのは良いと思いますが、多くのランナーはトラックや整備された公園を走れる機会は少ないと思います。
「前スライド」の説明に書かれているようなズズっと地面を擦るほどの低空飛行感覚で脱力し着地を迎える走り方は、歩道の小さな段差でもつまづいたりしやすいのではないかと心配になります。(実際、ご自身ですら筑波マラソンの38km過ぎで段差で大転倒をしたと書かれていますが、前スライドとの因果関係は肯定も否定もされていません)
常に「前スライド」を意識して走るのは転倒リスクが増すと思いますし、重心着地や、膝が閉じているような感覚で走るのは、後述する逆ローリング走法とのマッチングでもできることがわかっているほか、別の方法でも可能でしょう。
今後のレースやトレーニングで前スライド意識のフォアフット走者が増え、小さな段差で転倒する人やそれに巻き込まれる人が増えてしまわないかと考えると、どうしてもマイナスイメージを持ってしまいます。
私たち多くの一般ランナーは競技者と違う部分があります。「速く走る」ことは正義だと思いますが、その前に「安全に走る」ことを優先すべきと思います。この本で「前スライド」の注意点や安全に走るコツなどが書かれていないのは残念です。「アルティメットフォアフット走法」が、「前スライド」意識が前提ではないことを祈ります。
ということで、私は過去に大転倒で肋骨の損傷を経験したこともあり二度とあのような転倒は経験したくなく、安全最優先で走りたいため、氏の過去の本にもこの本にも沢山参考にさせていただきましたが、失礼ながら「前スライド」については採用も推奨もしません。日常のトレーニングは別の方法でフォアフットで走ることをお勧めしたいです。
・・まあ、一人のちっぽけなサブ3.5ランナーの戯言です。
・・続きはNeo逆ローリング走法のコメントにも書いています。
(追記)Amazonで最初のレビューを書きました。
内容は☆5ですが安全性に関する記述が無いので-1ポイント。
初代のナイキ ズームフライをアウトレットで購入
ピンボケです。重量は測っていませんが、26cmで230g程度でしょうか。。もう少し軽いと良かったのですが少し重いです。
ミッドソールはすぐにしわだらけになりますが気にしてもしょうがないですね。
肝心のフォアフットで走った時の感触です、ナイロンプレートが内蔵されていますが、スプリング感はほとんどなく、単に足で蹴らない走りを養成するギブスのような物に思います。
ミッドソールも強いバネがあるような感じでは無いのですが、前足部に多少なりとも多めのクッションとバネがあるので反発もある程度得られます。
最大の特徴は、つま先部分のカールが強いので着地後に早めの離地を促すことでしょうか。無理に離地を遅らせると抜けてしまうので走りにくく、早めの離地と膝下の脛の後方への跳ね上がりを習慣にするトレーニングに向いていると思います。
なお、私はフォア接地のミッドフットですが、前足部に荷重が乗って抜けるように使えば、それほど反発効率が落ちるような印象はありません。フォアフットに拘るのもありだと思いますが、総合的に自分に合ったフォームで走るのが良いと思います。
逆ローリング走法とのマッチング
実のところ、逆漕ぎペダル式骨盤駆動走法→逆ローリング走法の着地直前の遊脚スイングと、フォアフットとのマッチングは簡単ではなかったです。遊脚のスイング速度が速いほど、ベストタイミングでフォアフットで着地するのが難しくなります。
→フォアフットとの相性がバッチリな、Neo 逆ローリング走法 を記事にしましたので、そちらを参照下さい。
以下、旧バージョンの解説です。
試した中で一番安定する方法は、着地直後の離地で、できるだけ早く荷重を抜いて膝を前方に保持し、脛の後方跳ね上げを明確に行うことです。ハムストリングで脛を引き上げる必要は全くありません。荷重抜き直後に膝を前方に保持することで、地面との相対速度で膝を支点に脛が後方に自然に送られて、結果として跳ね上がります。
こうすると脛の重心が上がり、大転子方向に近づきます。すると逆ローリングさせるために大転子を支点とした必要モーメントが小さく済み、脚の振出しとともに振り戻しの動作も穏やかなものになってきて、骨盤の逆ローリングの動きがコンパクトに収まります。
(追記)振出しの際に、膝の角度があまり開かないように(脛を前方へ投げ出さないように)します。コツとしては、振出し局面で足首をほんの少しだけ支持して角度を維持し、前へ移動した直後の骨盤を早めに後方保持に移行すると、その時の大転子を中心の脚の回転モーメントで膝がすっと 前に出て上がってゆき、そのまま逆ローリングで引き込む感覚です。 こうすると逆ローリングとフォアフットのマッチング上の欠点である脛の振り戻しの重さが軽くなり、動作の大きさもムダなくコンパクトになってきます。
振り戻しも穏やかになることで、着地直前の脱力~スイングタイミングも取りやすく、重心真下か少し前方に接地することが容易にできるようになってきます。 みやすのんき氏が書かれている「膝が閉じているような感覚」で走ることもできます。
ポイントは、遊脚着地前の脱力スイング~着地・荷重~荷重抜き・離地・膝の前方保持~脛の跳ね上げ の短時間に起きる一連の動作に意識を集中することです。 コンパクトで穏やかな逆ローリング意識をもって全体を回しつつ、わずか0.1秒ほどの間に起きるこの一連の動作に集中するのです。
ここまでくると、だいぶランニングエコノミーが高い走法に進化したように思います。 結果的に逆ローリング走法への意識は少なくてすむようになりますが、「少しリズムがおかしくなってきたな」と思ったらすぐに逆ローリング意識に戻して、そこに上記0.1秒間の意識に再度集中することで再構築するのが吉です。
みやすのんき氏が提唱する「前スライド」意識との違いは、おそらく前スライド意識のほうがエコノミーは若干良いと思いますが、逆ローリング走法のメリットは多少の段差にも強く安全に走れることと、信号待ち後や給水後の加速局面、上り坂で遊脚スイング速度を上げることもできますので、ナイキの厚底シューズが苦手と言われる登坂も、それほど苦も増えずに乗り切ることが可能な点と考えます。
逆ローリング走法で上り坂を上手に上るには、斜面に平行に後方に引いたりスイングするのではなく、重力と直角に後方に引く・スイングすることです。これによりスイング速度が上がり、よりダイナミックに地面を押すことができます。(もちろん、接地直前に脱力して、地面を引っかく力は無くすことは平地と同じです。) こう意識するだけで、登坂がだいぶ楽になるはずです。
では、今日はこの辺で。。
- 今シーズン初の30K走。前半の下りは良い調子だったが、後半の登りは休んでばかり
- 旭の海岸まで初めて走ってきた。堤防道が気持ちよい
(ナイキ)ズームフライ3を購入しました。
日常の練習用、および履き心地が良ければフルマラソンのレースでも使えるかも?という目論見です。
恒例の体重測定
- ズームフライ3:242g/26cm
- ズームフライ:219g/26cm
- ズームフライSPファスト:198g/26cm
やっぱりズームフライ3は26cmサイズで242gと重めですね。ミズノのウェーブシャドウの239gに近い。 初代ズームフライの219gより23gもメタボになったとは。。
実際に10Kg走ってみました。 いつものようにゆっくり入って、途中から徐々にビルドアップしてみたのですが。。 ゆっくりでも速くても重さのためか脚が前に出てこず、シザースタイミングが今一つ合いません。そのため、Neo逆ローリング走法の遊脚の慣性を上手に利用する以前に、慣性力が乗ってこない感じです。 もう少し走り込んで慣れれば少しは良くなってくるでしょうか?
ズームフライSPファストの198gは優秀ですね。 反発もあるしクッションもそこそこ、ハーフ迄なら現時点で所有するシューズ中のイチオシです。もちろんフルにも良いのですが、もう少しクッションも欲しいので、ズームフライ3との中間のものが欲しい。。 ズームフライフライニットが欲しかった・・
2月13日、メルカリでお古のズームフライフライニットを買いました。26cmで216gと、初代と同じくらいですので期待できます。
今日の早朝、4時過ぎ。
自宅から2.5キロほど走った場所にある、割と大きな交差点で事故は起きました。
地図上でいうところの、稲毛区役所前。
いつものように、明るいヘッドライトを点灯して走っていたら、交差点の手前で前方の歩行者用信号が青点滅に変わりました。
車も少なく、急いで渡ろうとして少しだけショートカットしたのが間違い。
気づいた時には、左腕と胸に強い衝撃を受けて転倒していました。バウンドした記憶があります。 10秒ほど動けず、立ち上がって歩道側に戻りましたがしばらく息もできず。。
何に引っかかったのかと思えば、何の意味もないように見える三角形の縁石。 これはジョガーや自転車へのトラップとしか思えない。 片足だけなら転倒せず済むはずで、おそらく両足とも引っかかってアスファルトにダイブしたのでしょう。
怪我のほうは、左胸部強打による打撲か肋骨のヒビ? 呼吸するだけでも痛いのだが、今日のことだし、2・3日しても同様であれば病院に行くことにする。
そのほか、厚手の手袋をしていたのに腕と手の甲に擦り傷で流血、左ひざの外側も同様。 まあ頭から落ちなかっただけよかったような状況です、
3日後にフルマラソンを控えているのに、この分だと走れたとしても全力は難しい。 自分の責任とはいえ、対岸の同じ個所にはガードレールが設置されているので、余計に恨めしく思える。
割と新品のechoが残念な姿に・・
皆さんも気をつけましょうね。
「逆ローリング走法!」 のオリジナルTシャツを注文しました。購入先はTMIXさん、単品製作で3,839円でした。
10/27開催の第4回 水戸黄門漫遊マラソンの時に着ようかと思っています。 これを着たら、35km過ぎで失速などできませんね。 もし見かけたら声をおかけください。
しかし、先週金曜日に風邪を罹患し、台風19号の影響で自宅が停電しているなか、土日に38度を超える発熱で寝込んでました。 幸い、早めに医者に行き、消炎うがい薬でのうがい励行など対処したため今日は通常どおりに戻り、30km目指してのロングランを敢行しましたが、呼吸機能が戻っていないことと、栄養状態が良くなかったためエネルギー切れで寒くなり、24kmで断念しました。
帰宅し体重を測ったら、いつもラン後53kg程なのに50.7kgしかなかったです。そりゃエネルギー切れるわあ。
風邪の原因は、水曜日の出張前の早朝にヘッドライトを点けてランニング中、いつも通らないような大きなトラックが砂埃を上げて前から走ってきて、不覚にも気づかず吸い込んでしまったのです。(もちろんトラックではなく砂埃を。 )日中なら気づきやすいのですがヘッドライトは前方足元しか照らさないために対処が遅れました。 その道路の周辺は乳牛の畜産施設が並んでおり、砂埃の中身は推して知るべし状況。元々私は気管支喘息持ちでしたので、喉への雑菌付着は致命的です。案の定2日後に喉から発症しました。
水戸黄門漫遊マラソンまで2週間、心肺機能も含めて戻さないといけません、肺機能がボトルネックなので厳しい状況ですが、最善を尽くそうと思います。
(20191018) オリジナルTシャツ、届きました
新幹線の中から、NiftyのモバイルBB(2月一杯お試し期間で無料)で書き込みしています。 いやあ、willcomに比べれば10倍以上速くて良いんですが、何しろサービスエリアがまだ大都市圏だけ。 自宅や主な出張先でも入らないのでこのまま返すことになりそう。
さて、昨日、おそらく3ヶ月ぶりに6.5キロ走をしました。 一生懸命に空気を吸って、足腰に負担がかからないように走ったおかげか、筋肉痛はあるものの膝や腰の痛みはありません。。 まあ出るのは明日以降かも知れませんが。(笑)
たまには走らないと、昨年の努力がリセットされる・・