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11月
23 (木)
enbyspoff061123.jpg

本日は、集まれ!塩ビ管SPオフ会でした。
場所は、新横浜の「 横浜ラポール」 3階の視聴覚室「ラポール座」。

十分な広さと、音を出すことを前提とした部屋の作り、10名揃えば予約できてその値段の安さ、無料の駐車場など、会場としてはベストな場所です。

9名の参加者と、数え切れないほどのSP達が、思い思いの音を奏でました。
 私は「subakoHS」を携えて参加しましたが、私自身の記事は最後にして、皆さんの作品の感想から。(長文になります)

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  たてちゅうさんのトーチ2(手前)、トーチ3(奥)

 トーチ2の方がピアノが綺麗な印象が。 低域は3の方が詰まった感じがなくて良かったです。 トーチ2の空気室を3のように大きくしたら良さそうですね。

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koni_booster.jpg
koni_mgq.jpg

  コニさんはクリ坊、ポチ、低音ブースター、MGQの4部作です。(クリ坊の写真撮り忘れました)

 クリ坊はスタンドが新しくなって、益々クリアになった印象です。
 ポチの相変わらずサイズと容姿から想像できない十分な低音を出しますね。
 低音ブースターは「JSP方式」を私たちに知らしめてくださった作品でして、いやいやすごい低音が出ます。 大容量のエンクロージャと相まって、詰まった感じはまったくなくて。

  そしてFOSTEXの最新限定ユニットMG850を使ったMGQは、低音はこの会場独特の「かぶった」感じがなく、すっきり聞かせてくれました。 やはり アクリル管の音は良いですね。 JSP効果は低音ブースターの方があったように思います。 中高域は素直な印象で、特に高域は立ち上がり・下がりが早い 音ってこういう音なのか、と感じました。 あとはエージングでもっともっと良くなってほしいですね。

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 takenakaさんの3D-スパイラルスピーカー「Helix BL100」です。 塩ビ管を使ったこのタイプはtakenakaさんとしてもこれが最長で、久しぶりにご本家の音が聞けました。

  今までのtakenakaさんの作品のいくつかを、お宅にお邪魔させていただき聞いたものは、低音がほぼ「バスレフ」の延長上の印象でしたが、今回のは 「バックロードホーン」に近いと思いました。 よく弾んで中高域ともマッチして楽しく聞けました。 今後は「角型スパイラル」の方をメインに取り組んでゆ くとのことです。

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  長野さんの2作品、「TLS」と「トールボーイ」。
まずTLSは、以前このユニットで聞いたときより確かに低音がだいぶ出るようになってました。 独特の音場感もくせになりそうです。

 トールボーイは今回最も大型だけあって、以前聞いた時の印象と変わらず、低音の量感はピカイチですね。 FE88ES-Rの中高域とのマッチングも良かったです。 オルガンを聴くにはやっぱりコレでなくちゃ、ですね。

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  たかさんの、「タンデムDOKAN6」 (この写真はタンデムではなくて、FE108EΣ1本です。 ヘッドを交換してタンデムに変身です)
胴 体の2/3ほど、スパイラルが組み込まれているとのこと。 その胴体の外側にキャプタイヤケーブルを巻いて鳴き止めにしてまして、結構効果がありそうな感 じでした。 FE108EΣの方は、低音も十分に出ていて迫力がありました。 タンデムの方は、前方ユニットと後方ユニットが逆相なので、各ユニット前面 同士/背面同士の音が打ち消しあって中低域以下が出ていないように思いました。 同相で内容積を増やすのはどうでしょ?

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 KO球さんのダブルバスレフ最新作、 それにユニットはMG850。  石田さんオフの後、更に2本目の作品だとか。 ひえー、何というハイペースで作っているのでしょう。。
  音は余分な音をがっちり押さえ込んで、MG850の品位のよさを引き出していました。 特に、ピアノの音は今までフルレンジでこんな綺麗なピアノの音は聞 いたことがありませんでした。 板の材質が良くなくて・・とおっしゃっていましたが、それを全く感じさせなかったです。
 ただ、会場が80Hz付近(?)にライブなポイントがあって、低音がスッキリしない感も少しありました。 (後述するsubakoHSはもっとひどかったですが)

 同じ箱でユニットをFE88ES-R交換して聞いてみたところ、こちらの方がいつも聞きなれたユニットだったせいか私の好みです。 それに低域もすっきりしてました。 (本当はもっと低域が薄いはずなんだけど、とおっしゃってましたが)
 ダブルバスレフでこれだけのバランスを取って低域を延ばすのは至難の技と思います。 私が大昔に作った時は、中低域が抜けて全然だめでした。

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 最後に地蔵さんの「タイタン」登場です。
 ツイーターを付けていますが、ほんのちょっぴりスパイスを聞かせているだけということで、地蔵さんらしい「全域すっきり」の聞き疲れしない音作りでした。 低域も十分の延びて皆さん「このサイズで」とびっくりでした。

***

いやー、皆さん夫々に音作りに気持ちが入っていて、本当に楽しいですね。
え? 私のsubakoHSですか? そりゃあもう力入れて乗り込みましたからバッチリ・・ と行きたかったんですが、 私としては残念な結果に終わりました。

ここで選曲の紹介です:

01マリアの子守唄_有山麻衣子(Vocal)2:15
02溝口肇_Espace(Cello-sollo)2:44
03松岡直也_Andalusia(Piano-Sollo)4:04(F/O)
04Casiopea_SuperSonicMovement3:54
05溝口肇_国境の朝(Cello-Band)3:31(F/O)
06松永貴志_鯨のブルース(Piano-Band)4:04

***
01有山麻衣子の曲は、吸音材ゼロでしたので中域の干渉が結構ありました。 これは予想通りでしたので許せます。

02溝口肇のチェロのソロ(デュオ?) 中低音の胴鳴りがすごい曲ですが、スパイラルものとも共鳴しちゃっている感じ。 これも自宅で鳴らした時と同じ。

03松岡直也 「NOW THE TIME」 からのソロ曲。
 左手の力の入ったアタックがすごい曲でして、少々出すぎの感がありましたが出ないよりは良いか、と思っただけ。

04Casiopeaのこの曲は、メロディーは耳に残りませんが、歯切れの良いリズムは絶品のはずです。。 少なくとも、自宅ではスパン、タム、タム、トゥ・トゥ・トゥ・トゥ・・・ と軽快に歯切れ良く気持ちの良いリズムを奏でます。
 でも、今日は違いました。 スヴォーン、ターンターン、タ・ラ・ラ・ラ?  ・・・ えー?? なんで?? というほどの違いです。
 おそらく、80Hz付近(?)がライブだと思われる部屋の特性の影響をモロに受けたのでしょう。  軽快感、百点満点でいえば10点です。

05?06曲目の印象: ショックが大きくて覚えてません。。

・・ 今回はsubakoHS(HighSpeed)  とまで名づけて、それを皆さんに聞いていただきたいためにこの曲を選んだのですが、完全に裏目に出てしまいました。 いやはや、部屋の影響、恐るべし。   これだけ良い会場は他にないので、今度のオフ会はここで皆さんダンボールを持ち込んで、床にたくさん広げて低域デッドにしましょう! (冗談です。 笑)
 ええっ? 自宅のほうがデッドすぎるんじゃあないかって? だめですよ、そんな核心を突くことを言っちゃ。 ・・ はいはい、散らかっているダンボール箱を片付けます。

 ということで、かなり落ち込んでしまい、上記曲が終わったらさっさと片付けモードに入ろうとしてしまって、皆さんすみませんでした。 少ししたら立ち直って、後の方々の作品はしっかり楽しませていただきました。

***
何はともあれ、塩ビ管スピーカーの会のオフ会は、毎度とっても楽しいです。 幹事のたてちゅうさん、参加の皆さん、お疲れ様でした。
あ、それと今回は都合ですごいSPの持参が叶わなかった、kanbeさん、いろいろお話聞かせていただきありがとうございました。

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11月
21 (火)

本日の日中、仕事に追われながらも、合間に塗装を強行しました。

subakohspainted.jpg

 スタンドは塗装の前に、エアダム効果を高めるために前面中央を仕切りで塞ぎました。100Hz付近の増強に効いたようです。 が、盛大に振動して音を濁しているような気がします。
 そして顔料系の水性ステイン(色:チェスナット)1回塗り、クリアラッカースプレー仕上げ。 接着剤のはみ出した部分に着色できず、カッコ悪い?。

 subakoHSのクチバシは、クリアラッカースプレー2回塗り。

 現在、有機溶剤臭い室内で仕事中(^^;;

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11月
18 (土)

ようやく、subakoHS (人格変更版3D-subakoの新name)のディフューザー改良に着手しました。 10月6日の記事でテストしてきたものでして、口ばし状の隔壁 (あるいはホーンと呼ぶべきか) を取り付けています。

subakohstemp.jpg
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なお、スピーカースタンドも製作しました。 (11/19:右の写真を追加しました。グラインダーで仕上げ中の状態です。)

 subakoHS (HighSpeed) のほうは、こうすることで中域の干渉が減ることと、低域の明瞭度が上がって低いほうに少し伸びたように感じます。 中域の干渉に自分の耳が慣れてしまったというのもありますが、十分に満足できる範囲に入ったと思います。
  また、今まで置き台にされていたSuperSwan改を久しぶりに再セッティングして聞き比べてみたところ、低域はsubakoHSのほうが遥かに質が良 く、量感では劣るものの長時間の聞き疲れがしません。 スピード感のあるドラムスと相まって、JAZZ、FUSION系での得点は上がったと思います。

 デザインに関しては、元のコンテストバージョンでは下部ディフューザーが90度回転させた位置で設計したため、余計な穴や溝などが開いたまま。。 塞ぐべきだとは思うのですが、手間が・・

 スピーカー台については、30mm厚のシナランバーを切断後、接着の前にコバ面にシナロールテープを貼りました。 いやあこれは綺麗に塗装仕上げ したくなる出来です。 重量が軽いので音質への寄与という面ではあまり貢献していないと思いますが、それでも足の組み方を工夫したため、subakoHS 開口部の直下に空気溜りを作ることができ、低域の空振り防止に一役立っていると思います。  ユニット軸芯までの高さは、床面から875mmと低めになっ ています。

spstand.jpg

 また、上方は天板を設けず、オフ会などでの運搬時には写真のように逆さまに重ね合わせて運搬スペースを節約することが可能としました。

 以上、 11月23日の集まれ塩ビスピーカーのオフ会までは、多少仕上げが進む程度で参加することになります。  プレゼンの選曲も固まってきましたし、楽しみです。 参加の皆さん、よろしくです。

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11月
13 (月)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スピーカー

 スピーカー台と、subako-HSの下部クチバシ用の材料(シナランバーコア)を、北零WOODのバーゲン品で手配しました。(t30mm、W300mm、L600mmのもの)  今週中に入荷するかなぁ・・  次の週末が勝負です。まだ設計もできていません。頭の中の構想のみ。

 台のほうは、オフ会などにもかさばらないように、左右を重ねて運べるようにしようと思います。 材料が軽量なので、音質はそれほど期待できません。(笑)

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