5月11日に迫ってきた、集まれ!塩ビ管スピーカーの2014関東オフ会に鳴らすスピーカー。 昨年の「スター」のユニットを交換して行く予定で、図面の変更を実施中。
原作は、ユニットをバッフル中央から上側にオフセットしてバッフルステップ効果の低減を狙っていたのだけれど、どうも振動が大きくなる原因かもしないので、今回は中央に配置。
バッフルステップは強めに出てしまうけれども、それも音の味となればよいでしょう。
製作は18mmシナアピトン合板のバッフル板だけなので、始めれば早いと思われます。
しかし、肝心のFostexの限定ユニットFE103Solはいつ出荷開始するんだろう? 4月中旬ということだったのだが、全く音沙汰ない。。
なお、図面は「DraftSight」というフリーのAutoCadLTほぼ互換の2次元CADを使っています。 この程度の作図ならこれで十分!
本日、バッフル切出し・削り込み、ユニット取り付け、スパイラルダクト調整を行いました。 ツイーターは昨日の予察のとおり、(Vifa) XT25SC50-04を無理やり組み込んでます。(ネジ止め未実施)
うん、いいですね。
中高域の能率が高いので低域が少し薄めかもと思いますが、50Hz以上はちゃんと出ていますし、質感や帯域内バランスとも維持されています。 スパイラルのディスクは、従来の6枚から4枚増やして、手持ちの10枚全てつぎ込んでます。 ダクト面積を大きくとるため、ディスク間のねじれ位相を小さめに調整、そのぶんディスク枚数を増やす必要があるのです。 本当はもっと増やしたいのですが、作るのが面倒。
高域は予察のとおりですが、エージングがかかってきたのか少しずつ滑らかになってハイ上がりなのに耳触りではありません。
とにかく中高域の歪みが少なく、分解能が良いので、少し煩いめの曲をかけても聞いていられます。
持っているCDをとっかえひっかえ聞いていますが、今までで一番良い音で聴けています。 オフ会をお楽しみに。
来週からの新しい職場へ通勤するための単身の前線基地へ引っ越しました。
平日はここから職場へ18Kmを自家用車通勤。 休日は洗濯物を持って自宅へ帰宅、という単身赴任生活が始まります。
結局、メインのシステムをそのまま持参しました。 6畳洋室は余裕がありそうですが机がまだ来ていないので、実際には狭いですね。
そして新しい部屋で何もないのは良いのですが、賃貸でスピーカー工作は多分全くできません。 もっぱら週末に自宅に帰った時だけごにょごにょできます。
これから定年まで9年ほど、この環境で仕事を続けられればと思っています。(契約社員に定年は無いですが)
先日のインピーダンス測定後、ダクトの再チューニングを行い、周波数特性と合わせて確定版として再測定しました。
ついでに、先日のインピーダンス特性がグラフ縦軸がLOGスケールではなくリニアスケールになっていたのに気づいたのでそれも修正。
また、周波数特性もARTAのデュアルチャンネルで測定し、Speaker Workshop にインポート、インピーダンス特性グラフと並べてみました。
中域の共鳴があり、ダクトからの漏れによってモロに干渉をうけていますね。何とも荒々しい特性です。(汗) オフ会は吸音材の増量もせずにこのまま行きます。
オフ会の配布資料を書きました。
先日の、集まれ!塩ビ管スピーカーのオフ会2013での、スターの動画を、たてちゅうさんがアップしてくれたので、ここに貼っておきます。(ヘッドホンで聴いてください)
「ポン!」と軽く飛びだす中低域と、ローエンドは追わないけどそこそこまで伸びた低域(40Hzくらい)で、ドンシャリな音に仕上がっています。
昨年までと異なる位置での視聴となったおかげで、バスレフ感満載のスピーカーでも、それほどひどいボン付きにならなくなっており、助かりました。 それでもまだ少しクセが強く出ます。
動画で逆ダブルバスレフスパイラルの特徴が伝われば良いと思ってます。
なお、オフ会報告のページはこちらです。皆さんの力作が勢ぞろい! とても楽しいオフ会でした。
http://www.enbisp.com/modules/xpwiki/150.html
また来年、皆さんよろしくお願いします。
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先日製作した、スター-Solのバッフル塗装とF特の測定をやってみました。
塗装は水性クリアニスを10回程度塗り。
測定のほうは、いつものように狭い部屋で適当に測定しているため、参考程度にしかなりませんが一応載せておきます。
- ユニット特性どおりのハイ上がり。 バッフルに15度の迎角が付けてあるためこの程度で収まっているが、軸上で測定したらもっと顕著に出る。
ツイーター付きは10KHz以上でほんの少しレベルが上がっている程度だが、聴感では指向性がブロードになるぶんSolの高域のきつさをマイルドに拡散してくれる感じ。
いつもの測定と異なり、PCの標準マイク端子に入れて測定したので高域が減衰しているが、実際にはもっと伸びていると思う。 - 星型バッフルは、ScanSpeakの付録ユニットの時はちょうどよかったけれども、中域の張っているFE103系では1~2KHz付近にピーク、いやむしろ丘ができてしまった。 これはヘッドを作り直さないと治らないから仕方ない。
- 低域は175Hzのfd2ピークは以前のスターでもあった通りで、本来なら押えたいところだが。 また、ダクト出口音圧では、ダクト面積を広げたことで中域の漏れがオリジナルのスターよりも増えてしまっている。
というところでハイ上がりは仕方ないとしても、 やはりベストな箱では無いなあ。 もっと時間をかけて新作すべきなのでしょう。