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なーお さんの日記  [ メールで投稿 ]

60件のうち31 - 40件目を表示しています。

[投稿日   ] [タイトル   ] [アクセス数   ]
2月
21 (水)
カテゴリー  Business
タグ  仕事

ようやく、仕事用の液晶モニタを購入しました。

t_003b76be2941ee76b05d2f0d1c29bb9a7a.jpg

これです。→ RDT214S(BK)
(21.3インチ、税送料込で87千円。)

14.1"のThinkPadT42が小さく見えます。
 20インチでも良いと思ったのですが、現在使用中のThinkPadT42 (2373-J8J)の液晶が14.1インチ/解像度1024x768ピクセルなので、 これより文字が小さくなると視力低下が加速すると考えて、21.3インチを奮発しました。 (厳密には文字は若干小さくなりますが・・)
   
サイズ    14.1"     20"       21.3"
解像度  1024x768  1600x1200  1600x1200
画素ピッチ 0.278mm   0.255mm   0.27mm

 ノートPCなので、アナログRGB表示ですが、まあ仕方ありません。
 デスクトップPCで仕事をしても良いのですが、何かあってもすぐに出張に出れるようにしておくことと、その他多少の事情によります。

 これでマルチモニタで、片方にVirtualPCのWin2000の仮想OSで、シリアル通信中も他の仕事がサクサクできます。 (今までは、通信中は通信ソフトの出来が×で何もできなかった) ついでに、「1つのOSに1つしか開けないアプリケーション」を仮想OS上でも開いて参照しながらホストOS側で作成できます。

 冒頭の写真では、モニタの方にWin2000を表示しています。 昨日正式に公開されたVirtualPC2007では、マルチモニタ側でも全画面表示ができます。

 少し仕事にやる気が出てきました。(笑)

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12月
13 (水)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 FA

 1年に2回くらいしかやらない、PCのプログラムが必要な案件が来ました。
某スタジアムの開閉屋根の走行プログラムの改造。 本体制御はモーション制御なのですが、改造のシミュレーションをパソコン上のシミュレーターを使って行うものでして、そのシミュレーターのプログラムです。
 以前は、VB6のタスク2つで、中間をC+の共有メモリで繋いでいました。 これをVisualBasic.netに移行して、ネイティブなマルチスレッドで1本化するものです。

 ご存知のとおりVB6->.net 移行の際のネックは色々ありまして、単純にプロジェクトのアップグレードで動く物の方が少ないくらいです。 一番困るのは、「コントロール配列が使えない」ということでして。。

sim_net.jpg

 このように、14台ある物体の各ランプを種類毎にまとめたり、数値表示を出したりといった使い方ですから、まず間違いなく コントロール配列を使ったほうが簡単でコードも読みやすいです。

 VB6なら、コントロールをコピー?ペーストすると、勝手にコントロール配列にしてくれました。 Label1でしたら、Label1(0)、Label1(1)・・ という具合です。

 しかし、.netに変わってからは、Label1をコピーすると、Label1-1、Label1-2・・となってしまいます。 オンラインマニュアルを見ると、

「Visual Basic .NET では、コントロール配列はサポートされません。イベント モデルに加えられた変更により、コントロール配列が不要になりました。Visual Basic 6.0 では、イベントがコントロール配列によって共有されていましたが、Visual Basic .NET では、複数のコントロールからのイベントがイベント ハンドラによって処理されます。このことにより、同じイベントを共有する異なる型のコントロールグループを作成できるようになります。」

とあります。
一般的には、 こちらのサイトにあるような方法が簡単にコントロール配列を作れるでしょう。

ただ、クリックイベントなどの際にどのコントロールが対象なのかを判断する時の処理がわかり辛かったり、同じコントロールの配列群を多数set作る 場合などを考慮し 私の場合はコントロールの配列は 「System.Collections.CollectionBase」 クラスを継承したクラス で 「ControllArray」による方法を使用しています。
これは、予め汎用的なControllArrayクラスを作成しておけば、追加呼び出しなども自由ですし、よりオブジェクト指向の書き方になってきます。

**
 まあこの程度のことは、プログラマの方からすれば「何を今更低次元な。」 なんでしょうが。。 これが本業でないプログラマにとっては、結構面倒なわけです。

 さて、42setのコントロール配列群をやっと作り終えたので、本体コード移行に着手しなければ・・

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11月
27 (月)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 出張

本日夜移動で、山形方面への出張です。
牛を食べてきたいところですが、まだお腹の風邪が完治しておらず、程ほどにしておきます。
何とか金曜日の夜に帰ってきて、土曜日の朝の廃品回収に間に合わねばなりませぬ。(^^;; その間、ネット環境がほとんど無いので、隠れます。

そして土曜日から、ネットワーク/サーバー移植の準備に移ります。
日曜と月曜の夜に、公開サーバーを停止し、コンテンツを仮想サーバーに移植。 しばしの間、しびれる時間。 (否、楽しみとも言う?)  まだ内部DNSをどのPCにするか決めてません(笑)。 プライマリDNSは公開仮想サーバーのホストOSにおいて、セカンダリDNSをファイルサーバーに置くのが妥当かな。

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11月
11 (土)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 FA

いつも自社のITばかり紹介していてはブログの意味が無いので、たまには本業の話題を。 

(右の写真の右側です)

g4s3.jpg

 三菱電機の AJ65BT-G4-S3 (通称:G4-S3) を買いました。 CCリンク経由でリンク内PLCのモニタ/書き込みを行うためです。
 ずいぶん昔からG4ユニットはありましたが、Aシーケンサ限定のものでした。 2000年にQモードに対応した後継機種G4-S3が発売になりましたが、あまり使う機会はありませんでした。

 今回は、古い機械でAnAシーケンサで制御している装置の一部をQモーションに置き換えるもので、全体制御は今までどおりAnAで行うものです。
 当時のネットワークはMelsecnet2でしたから、Qシーケンサは割り込めません。 かといって、このためだけにNet10にするのも勿体無い。 → 必然的に、CCリンク(トランジェント通信を使用:下記注2参照)を採用となりました。

 また、新規制御盤と既存制御盤が離れているため遠隔読み出しできないと不便なのですが、生憎AシリーズのCCリンクではCPU経由での読み書きは出来ません。 G4-S3ユニットをCCリンクに割り込ませておけば、AシーケンサもQシーケンサも読み書きできます。(注3)

下の画像はGX-Developerの接続先指定のスクリーンショット。

setsuzoku.jpg

 AnAシーケンサでは通信速度が通常のCPU接続では9.6Kbpsですが、G4-S3を経由すると38.4Kbpsになります。 今となっては38.4Kbpsでも遅いのですが、9.6Kbpsはめちゃくちゃ遅いので この速度アップはばかになりません。 Qシーケンサ相手なら、115Kbpsで通信できます。

 現場の効率アップを考慮すると今回の案件だけでも十分ですが、1つ持っていれば今後も有益か(?) とも考えて購入に踏み切りました。
 今月一杯はソフトデバグやら盤メーカー・機械メーカー立会いなどの出張で手一杯の予定。 現地が終わったら、このG4-S3は外して持って帰ります。(笑)

** 注意

注1: G4-S3を使用して、古い大型AシリーズのPLCを読み書きする場合は、CCリンクマスタ/ローカルユニット(AJ65BT11)の機能バージョンB以降、ソフトウエアバージョンJ以降が必要です。

 資料: PDFファイル

注2: AnAシーケンサへのトランジェント通信は、デバイス直接指定はできません。 ランダムアクセスバッファメモリ経由となります。

注3: 実はまだ通信できていなかったりします。 構成に無理があるのか、三菱電機へ問い合わせをしてみます。 
→ 061126追記: AnAのユニットが古かったようでして、00年の別のユニットに交換したら通信できました。 これで38.4Kbpsで通信できます。(嬉)

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9月
29 (金)
カテゴリー  Business
タグ  FA関連 VMwareServer

VMWare-Server(無償)を使った実験の2つめ。
Comtestwindowsで認識した、USB-Serial変換アダプタをゲストOS上のDOSで認識させて、シリアル通信が可能かどうかのテストです。

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普通、DOSからUSB-Serialは使えませんね(よほどのウルトラCを使えば可能か?)。 でもVMWareを使えばできるはず、、 とはいえ当てにしていて実際に使うときに「だめだった」ではお話になりませんから、少しずつテストです。。。 結果的にはうまく通信できそう。
設備制御の世界では、「長持ちしてしまった機械」の制御装置の周辺ユーザーインターフェースが「DOS版しか残っていない」 ということがたまにあります。  新しいものが出来ても一部の機能に互換性が無かったりします。 
それに最近のモバイルPCは、Serialポートなんてほとんど付いていません。 大きなPCであれば付いてますけど、わざわざ持ち歩きたくないし。

で、VMWareなどの仮想PC上ではどうなのかな・・ と思ってググってみても、あまり実例が出てこなくてよくわかりません。 丁度VMWareを触っていたこともあり、「これは良い機会だからいっちょやったるか」 てなわけで。

★★★
DOSは 試しに、今月アップデートされたばかりの、FreeDos1.0 を使ってみました。 FAT32パーティションが扱えるようになって、インストールも楽です。

日本語FreeDOS/V(旧バージョン)もあるのですが、(英語版でもそうだったのですが)HIMEMあたりを組み込むとうまく動きませんでした。 英語版はブート時に選択できるので、テストだからそちらに流れてしまいました。

DOSの使い勝手云々は私にはよく分りませんが、一般的なコマンドや、EDITエディタ、FDISKなどは問題なく使えます。 ただ、文字を打つ時の←→カーソル長押しが効かないのはなんとかならないかー。

★★★

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ホストOSに認識させるUSB-Serialアダプタは、実績のある(ずいぶん安くなったものです) ARVEL SRC06USBを使用 。 
Host_serialVMWare-Server上では、どのポート番号でもconfig可能です。 但し、VMwareに当該serialポートを認識させるために、アダプタをUSBに挿した後に一旦Windowを再起動させる必要がありました。

いよいよ通信テスト。 通信先にはwin2Kのハイパーターミナルを使用して、「RS232Cクロスケーブル」で接続しました。 実際のテストに先立ち、2台ともハイパーターミナルを立ち上げて通信することを確認しておきました。 (そうしておかないとダメだった時の原因がわからなくなるので)

DOS側にはATERMを使用し、comポート番号は「1」でOK。(ホストOS側の番号は無関係みたい・・)  htermを使ったほうが良かったのですが、ATコマンドを吐き出せることが確認できればOKなので今回はこれで十分。 

★★★
 結果、冒頭に掲載した画像のように、無事通信。 相手側からの受信も確認でき、万々歳。 

Comerr蛇足ですが、ゲストOSを立ち上げたまま USB-Serialアダプタを取り外すと、このようなエラーダイヤログが出ます。 でもゲストOSはコケずに元気でした。 

VMWare-Server、また使い道が増えてしまった。

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9月
2 (土)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 出張

福岡の辛い仕事も、来週月曜日からお客様立会いというところまでこぎつけ、ようやく先が見えてきました。 

基本的に性能受注ではなく「お手伝い」で来ているため、適当なところで引き上げさせてもらうことで了解いただいています。 (辛すぎる内容と仕事量は、とても「お手伝い」レベルではありませんでしたが、受注した段階でわかっていたことですから。。)
9/7(木)朝の福岡→成田便を予約しました。

明日は工場には行かず、ホテルでアラーム画面と回路の作成などで過ごします。 そして4週間休みなしで長かった戦争状態が過ぎ去り、月曜日にキレたのを最後に穏やかに過ごしており、ほっと一息ついてかなり疲れが出ています。 少し休んでおかなくちゃ。。

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8月
29 (火)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 出張 人間関係 FA

神がかりだと、機械メーカーの電気担当のお客様は言ってくれました。
でも、発注者である某素材メーカーの将軍様には、まったく伝わっていないのでしょうなあ。。

昨日までに、何とか前回の4倍分の「なんちゃって自動運転」を終え、本日より新規追加機器分のソフトに取り掛かりました。 朝から作り始め、3軸x2set+吸着その他のIO数点の単動を終えたのが3時頃。
その後、自動ソフトに取り掛かりました。 何とか今日終わらせたい、との担当の方の意向でしたから、わき目も振らずに必死にタイプし続け・・
午後9時を過ぎた頃、もうあと一息です。

そのとき、将軍様がおっしゃいました。
将:「何か遅れている問題があるのか? あるなら言ってごらん。。」
な:「別に問題ないですよ。 新規分があるから時間がかかってます。」
将:「前と同じではないか?」
な:「いえ、半分くらいは物が違いますから。」
将:「○○○くん(メーカーの電気担当の人)、君がなぜこのソフトをやらんのだ?」
な:「○○○さんは、全体統括ですから、他にいろいろやることが・・」
将:「貴方は答えなくていいんだ。○○○くん、どうなんだ?」

★★★ ここでまた、キレました。
今度は、無言で書類を机にたたき付け席を立ち、 出口近くの椅子を蹴飛ばして、まだ気が治まらないので持ち上げて叩き付けました。 私がこれほどがんばってソフトをガシガシ作っている目の前で、なんてことを言うんだよ、、、 

   
  無神経にも程があるだろ。 

そのままレンタカーでコンビニへ行き、おにぎりを1つ買って食べて、「本当はクビにして欲しい」と思いつつ、 (小社は私の個人経営の会社ですから「やってらんねえ!」って帰っても営業的にも痛手は少ないですが、でも) 困っているお客様のために、30分後に戻りました。 お客様にはお詫びし、(無論、将軍様には口もききません。) 皆さん私の気持ちをよく分ってくれていまして、またソフトの最後の煮詰めにとりかかりました。

ソフトが形になったのが、午後10時半。 すぐに部分的な自動試運転を開始し、奇跡的に大きな間違いはなく、大まかな部分の一連の動きを1時間で確認しました。
このとき、メーカーお客様の電気担当者さんいわく、「神がかり的です。」
そりゃ、レジスタ式+自己保持階段型ステップの複合回路ですから、組みやすく読みやすい、デバグしやすいソフトですから。

本日はこれにて終了。 でも将軍さんよ、これが当たり前だと思うなよ! 普通なら倍はかかるわいな。
それに、あんたの為にがんばってるわけじゃないから。 機械メーカーの電気担当さんのためだからね、間違いないように。

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8月
24 (木)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 出張 人間関係 FA

遠い出張先でソフトを作りつつ、、
遅れに遅れていたメカをやっと何とかだましだまし動かせるようになって単動が終わり、「やっと自動のテストだ?」 と喜んでバグアウトを開始。
でも2時間もしたら某お客様がすかさず期待どおり「何ですぐ動かんのだ? 前と同じ動きでいいんだぞ」

とのたまわれましたとさ。

いい加減にしてくれ??????????!!
元メカ屋の私でも、こんな物量の装置なら大変な時間がかかることはわかったぞい。 あんた一体何年この仕事しとん? そんくらい誰でもわかろう? 制御屋をなめとん? そげん言うなら自分でやればよかろ?

ちと福岡弁ちっくにしてみました。

福岡に来てから15日。 よくあることとは言え連日深夜の休みなし。 前回の4倍になった物量でもメカの遅れを取り戻すべく頑張って、感謝さえることはあって然るべきなのにこの調子。。 思いっきり追加請求してやる?!

私が無事に千葉に帰れることを、皆さん祈っていてくださいまし。

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8月
14 (月)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 FA

Tipsその2です。
32軸分のラダーのデバイスコメント。 皆さんどうやって書いてますか?
「1軸位置決め始動完了」 とか 「機器1位置決め始動完了」 などでしょうか。 これらだと、軸番号と機器名称の両方が書かれていないため、デバグの際にいちいち確認が必要になっちゃいますね。
こういう時こそ、MS-EXCELなどの表計算ソフトの出番です。

img1_1.gif
img2_1.gif

 上のMS-EXCELファイルです。
filecomment.xls

これで、「1軸機器1位置決め始動完了」 などとすることができます。  一度作っておけば、次回以降は「機器名称」部分32箇所を書き換えるだけでできちゃいます。

これを応用してあらゆるコメントを汎用化し、コメント編集を確実にスピーディーに行うことができ、 ひいては間違いのないコメントに基づく間違いの少ないソフト作成と立ち上げに結びつけることができると考えます。

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8月
13 (日)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 FA

こんなに暑いお盆に仕事の話題はどんなものかナ、と思いつつ、仕事しかしてないんだから仕方ないのでその話題です。

Motion制御で多軸(1CPUあたり32台)のプログラムをコーディングするのにも随分慣れてきました。(というよりとっくに飽きているんですが。笑)
そんな中で、自分で感じたことを(機密に触れない範囲で)少しでも記していければと考えています。始めはBLOGで書いていって、後でWEBにでもまとめてゆくつもりです。 

まず今回は当たり障りの無い力技の効率化法から。。

シーケンサーのラダープログラムを書いていて、ある1ブロックが出来上がりました。 このブロックをコピーしてデバイス置き換えによって32軸分に展開する場面です。 あなたならどうしますか?

一番効率の良い方法は、
1→2→4→8→16→32
というように倍々でコピーしてゆく方法です。32=2の5乗ですから、5回コピーすれば出来上がります。

しかし、これには落とし穴があります。
デバイス番号の手書き打ち込みで置き換えを行う際に、間違える可能性が高いことです。

たとえば、下記のデバイスを置き換えるとしましょう。

      No1   No2  No3
1軸目 M2001 M2401 M6001
2軸目 M2002 M2421 M6041
3軸目 M2003 M2441 M6081
 :
32軸目 M2032 M3021 M7281

No1は+1ずつ足していって書き換えるのでわかりやすいですが、No2は20ずつ足してゆくことになります。 これが1ブロックで多数ある回路を展開するような場面で、上記の2条法により行う場合には、以下のような間違いが起きる可能性があります。 
(コピーされたままの状態でデバイスを手動で振りなおすことを想定)

【コピー1回目】
       ・・まず間違えない
1軸目 M2001 M2401 M6001
      ↓    ↓
2軸目 M2002 M2421 M6041

【コピー2回目】
    ・・+1、+20、+40 が
     +2、+40、+80に変わる
1軸目 M2001 M2401 M6001
      ↓    ↓    ↓
3軸目 M2003 M2441 M6081

2軸目 M2002 M2421 M6041
      ↓    ↓    ↓
4軸目 M2004 M2461 M6121

【コピー3回目】
    ・・+1、+20、+40 が
     +4、+80、+160に変わる
1軸目 M2001 M2401 M6001
      ↓    ↓    ↓
5軸目 M2005 M2481 M6161

2軸目 M2002 M2421 M6041
      ↓    ↓    ↓
6軸目 M2006 M2501 M6201

3軸目 M2003 M2441 M6081
      ↓    ↓    ↓
7軸目 M2007 M2521 M6161

4軸目 M2004 M2461 M6121
      ↓    ↓    ↓
8軸目 M2008 M2541 M6281

赤印のところ、+160のはずが+80に間違えてしまいました。 悪いことに、この間違いは他の軸が間違えていないことと、プラスする数値が固定化されていないため次の【コピー4回目】の作業で発見される可能性も低く、見落とされがちです。

さて、結論から行きましょう。
このような場合は、私は以下の2つの方法のどちらかを採ります。
(1)1軸分ずつ順番にコピー?置き換えを繰り返す。
(2)デバイス一括置き換え機能を活用する。

(1)は間違える可能性もあるのですが、(この例では+1、+20、+40という)固定化された加算なので間違いにくいし、コピー作業中に間違いを発見できる可能性がかなり高いことから、私は小ブロックのコピーで採用しています。

【コピー1回目】
1軸目 M2001 M2401 M6001
      ↓    ↓
2軸目 M2002 M2421 M6041

【コピー2回目】
2軸目 M2002 M2421 M6041
      ↓    ↓
3軸目 M2003 M2441 M6101

【コピー3回目】
3軸目 M2003 M2441 M6101
      ↓    ↓
4軸目 M2004 M2461 M6141? ←大概はここで間違いに気づく可能性が高いし、ここで気づかなくても 次回以降にいつか気づく・・

(2)はコピー?置き換え?合体作業の一連の設定が面倒なので、大きなブロックのコピーで採用します。

今回はシーケンスラダーのデバイスなのでコメントを事前に入れておけば間違いに気づく可能性が高い例ですが、MotionSFCやPCのソフトなどではコメントは紐付けされておらず、自分で逐次書き込む必要があり、コメントも間違えると間違いはそのまま放置される危険性があり、そういう経験から得た愚直なる「逐次チェック」方式が、結果的に間違いの少なく立ち上げの早い仕事につながっていると思っています。

では、今日はこの辺で。

 

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