今年3月19日の稲毛海浜公園フル途中棄権により、いよいよ封印してしまった「Neo逆ローリング走法」。
その後、5月28日にSPIRITS Running Club (SRC)に入会
SPIRITS Running Club 入会直後のフォーム
自分でも目を覆いたくなるほどの、出尻・腰落ちフォームになっていました。いつからこうなったのか記憶にありませんが、元々こいうフォームだったのかも?
入会後は姿勢の矯正から始めて様々なフォーム意識を試しては手ごたえのあった動きを取り入れてガラガラポンで再構築、を繰り返してきました。
その間に獲得した意識、感覚としては、
- 1本の棒になったイメージで走る。
走る前に「シラカバのポーズ」 - 骨盤周りの伸張反射を使う。
支持脚の荷重時に遊脚側の骨盤を上に持ち上げるように支持しておき、支持脚の荷重を入力として伸ばされた筋肉の伸張反射で地面を押し返す。 - お尻Maxパワーで走る。
支持脚接地と合わせてお尻に力を入れて体重を受ける。この時、足のつま先の方向が内向きだとお尻に力が入りづらいので、少し外向きか真っすぐに接地するように脚を下ろす。
体重でお尻に蓄えたパワーを脚の内転でキックに誘導する。
SPIRITS Runnging Club 入会10weeks後のフォーム
この辺まで来るとだいぶ地面の反発を使えるフォームになってきた気がしていました。 - 遊脚の振り戻しを積極的に
振り出した遊脚の膝を下ろしてゆく時に、骨盤の回旋で遊脚側は後方に引く動作となり、合わせてお尻で膝を後ろに引き戻すように、股関節を軸に脚をスイングする。
こうして辿り着いたフォームが、
SPIRITS Runnging Club 入会16weeks後のフォーム
になります。かなり軽快なフォームに変わりましたね?
そして気づいたのです。これはオリジナル版の「逆ローリング走法」そのものではないか!?
・・そうなのです。姿勢を正して再構築していった結果、巡り巡って「逆ローリング走法」に行きついてしまいました。
もちろん、骨盤周りの伸張反射など新たな感覚も加わっていますが、これも実は「逆ローリング走法」で骨盤の引き上げが出来れていれば結果的に使えていたわけです。
まあ、今後も別に積極的に「逆ローリング走法」という言葉を使おうとは思いませんが、意識や動きの1セットとして自分の中では理解や説明がやりやすいので、今後も意識はしてゆくつもりです。
ということで、過去の自分に拍手!
(追伸)逆ローリング走法の派生形として提唱したNeo逆ローリング走法は、遊脚側の骨盤の回旋移動方向が反対方向になるため、今後は自分でも意識しませんし推奨もしません。
2週前に、続:ランニングフォームの探究 2として、(逆漕ぎペダル式骨盤駆動走法)→別名:逆ローリング走法の詳細について記事にしまして、その時に「上体の動きとの連動も重要です。」と書きました。 今日はそれについて書いてみます。
下のGIFアニメは、先日の骨盤以下両脚バージョンのものに上体を追加したものです。腕振りがちょっと不自然な気がしますがお許しを。
骨盤と上体の連動は以下の点がポイントと考えています。
- 遊脚がシザース動作で支持脚を追い抜いて前に出るときから、骨盤の積極的な後方への支持動作が入りますが、それを同じ側の「体側全体」でサポートする。
- 骨盤を後ろに引くことに力を注ぎすぎると、余計な力を消費します。そこに体側、とりわけ肋骨の下端から脇腹付近で支持することで、無理な力をかけることなく、遊脚の振り戻しを行えるようにすることができます。 大転子ランニングの みやすのんき さんが著書で、「壁を作る」イメージと書かれていましたが、これは表現として分かりづらく、壁を作るというよりもう少し積極的に後方に押さえる感じでしょうか。
- 腕振りもこれをサポートしないのは勿体ないです。脇腹付近に少し脇を閉める感じで、体側のサポートを補助します。但し、肩を振ったり腕をあまりブンブン振り回すと却って疲れちゃいますから、肩甲骨を中心に適度に自然に振れば良いと思います。私は手は脇腹の前で軽く回す感じにしています。
肩を動かすのを嫌う人も多いと思います。力が逃げてしまうような揺れは抑えるべきですが、体側が前後にスイングするためには、肩もある程度振れるのは止む無しです。 - 但し、急な上り坂でもない限り、あまり腕を後方にグイグイ振るのも無駄な力を消費する気がします。あくまで自然に適度に。 急な上り坂など必要な場面ではグイグイって感じでしょうか。
これを意識して練習していると、腕振りと足の接地直前のスイングがきちんと連動したとき、とても楽に走り続けられることがわかります。 但し、ずっとそれで走れれば良いのですが、少しの起伏などでリズムが変わったりすると微妙にズレが生じてきます。 その際には、基本に帰って「逆漕ぎペダル式骨盤駆動」→逆ローリング走法 を意識し直して、そこに体側と腕振りを同期し直すことで、またリセットすることが可能です。
下のYoutube動画は私がアップしたものではありませんが、私は小柄なので女性のフォームのほうが参考になることが多く、鈴木亜由子選手が昨年の北海道マラソンで初マラソンで優勝した時の体側の動きと骨盤、脚の回転などはとても参考になっています。
この走法が身に付いてきたおかげで、昨年の湘南国際マラソンでサブ3.5を達成した時の、22Km~35Km付近のとてもリラックスして走れていたイメージがようやく再現できた気がします。
8月は久しぶりに月間200Kmを超えて240Kmに達しました。目前に迫ってきたシーズン、秋のマラソンで結果を出すには、夏に頑張らないとですね。この土日とも連日19Km朝ランをこなしましたが、この走法のおかげで脚へのダメージはほとんどありません。フル最初の水戸黄門漫遊マラソンで公認コースでの初サブ3.5を達成できるよう、9月も頑張ろうと思います。
6月に続:ランニングフォームの探究 という記事で、(逆漕ぎペダル式骨盤駆動走法)→別名:逆ローリング走法を提案しまして、GIFアニメをアップしました。
アニメの完成度が今一つだったのと、片足表現のため分かりづらく、上下方向の変位もおかしかったこと、その後の発見もあり、修正版をアップします。(先日の記事へも追加アップ済み)
今日は僭越ながら、もう少し突っ込んだ解説をしてみます。サブ3.5周辺ランナーですのでもっと速く走る人には参考にならないかもしれません。また、上体の動きとの連動も重要です。それについては、後日また記事にしたいと思います。
また、フォアフット走法とのマッチングについても後日の日記に書きましたので、そちらも参考に。
→更にフォアフットとの相性がバッチリな、Neo 逆ローリング走法 を記事にしましたので、そちらを参照下さい。
以下、旧バージョンの解説です。
試していてわかってきたことは、着地直前に後方への力の保持を終わる時に、脚の重さを感じつつ脱力することで、脚の自重と後方への慣性力を股関節を中心として「後方へ自然にスイング」するように一瞬だけ地面に伝え、脚に力を込めることなく太ももを「つっかえ棒」のように地面と体の間に食い込ませるようにする、そうすると力を入れずに推進力と反発力の両方を得ることができるというものです。
この方法がハマれば、動く歩道に乗っているような感覚で実にリラックスして走れることがあります。いつもそうなるには、タイミングや荷重加減などの調整練習と慣れが必要で、私もまだ修行中です。
以下、左脚が赤、右脚が青として説明します。
- ↓この直前に、左脚(赤)を股関節を中心として左脚を自重でスイングするように脱力して着地を迎えます。あまり上方から脱力すると、スイングによる着地衝撃が強くなりすぎて膝や足に負担がかかるので要注意。膝もブレーキがかからないように脱力。
- ↓脚のスイングのおかげで、脚が自然につっかえ棒になってくれるので、体重を預けることができます。但し、ここで膝下で地面を後方にひっかくように引っ張ってはいけません。ハムストリングに過度に負担がかかってしまうからです。
- ↓重心真下をつま先が通過する時に最大荷重を受けます。荷重を一瞬で終えるのか、少しの時間長めに分散するのかによって、脚のつっかえ棒との加減も変わってきます。この辺の調整は再現性があるので、練習によってベストな荷重分散時間・タイミングが見つけられそうです。
- 左脚(赤)の股関節は地面からの反力のうち前方への分力をもらって少しの間、前方に移動します。これを受けて反対側の右脚(青)の股関節は、反作用により積極的な後方への荷重保持が始まります。
- 右脚(青)の股関節が後ろに引かれる荷重がかかることで、右脚太もも・膝がすっと前方へ振り出されることになります。
- 左脚(赤)は大転子が前方に出始めたら、若干上方向に吊る感じとします。右脚(青)は、太ももの振出が終わり、脛部分の振出しに変わってゆきます。
- 左脚(赤)は前方から上方への吊上げ荷重に回してゆきます。
- 左脚(赤)は上方への吊上げから後方への荷重に回してゆきます。
- 左脚(赤)は後方への荷重に移行してゆきますが、上方への吊力も維持しつつ回す感じです。右脚(青)は接地直前まで後方力を維持するか、少し早めに脱力するかで、タイミング調整することで、直後に脱力した時の脚の自然スイング力を調整します。
- 右脚(青)はこのタイミングでは脱力開始か、脱力が終わって脚の自然スイング動作に移っています。
- ここからは、画像1~10の左右反対の動作になります。
第8回 水戸黄門漫遊マラソン 完走しました。 この大会は過去に4回出走しており、大好きな大会の一つです。
昨年は、駅周辺に分散受付・更衣室・荷物預かり会場を5か所準備してくれていましたが、今年は男子は以前のように会場付近に集約しました。 それでも駅からのアクセスは最高、スタート前後の動線案内も十分です。
今年は、5月末に入会したSRC(Spirits Running Club)で積み上げてきた練習とフォーム改善を武器に臨みました。懸念点としては、フォームの最適化が間際まで完了せず、1か月前に腰を痛めて30km走ができなかったことと、Mペース走を余裕を持って走り切れていなかったこと。
そのため、本命の11/26のつくばマラソンへの前哨戦、練習と位置づけて、最初は3.5ペーサー集団に付けて、途中から無理せずペースを落としてゆく作戦としました。
なお今回、SRCのメンバー2名と現地で落ち合い、スタート整列も一緒に並んで走り出しました。私はスタート後について行けませんでしたが、一緒に走る仲間がいるのは心強いですね。
- 結果
- グロスタイム 4:06:06
- ネットタイム 4:05:38
- 種目別順位 227位(男子60歳台)
- 総合順位 3704位(男子)
- GPSログ(GARMIN)
- ラップタイム(速報値)
測定ポイント | スプリット | ラップ | 通過時刻 |
---|---|---|---|
Start | 00:00:28 | 09:00:28 | |
5km | 00:25:44 | 0:25:16 | 09:25:44 |
10km | 00:50:32 | 0:24:48 | 09:50:32 |
15km | 01:15:28 | 0:24:56 | 10:15:28 |
20km | 01:40:13 | 0:24:45 | 10:40:13 |
中間 | 01:45:47 | 10:45:47 | |
25km | 02:05:33 | 0:25:20 | 11:05:33 |
30km | 02:35:13 | 0:29:40 | 11:35:13 |
35km | 03:10:56 | 0:35:43 | 12:10:56 |
40km | 03:48:13 | 0:37:17 | 12:48:13 |
Finish | 04:06:06 | 0:17:53 | 13:06:06 |
シューズはsauconyエンドルフィンスピード3(青)+キンバラ14のPwrRun+インナー。5kmまで3.5ペーサ集団の前を走り、その先18kmまで作戦通り集団に吸収されて張り付きましたが、たぶんスピードが速すぎたからなのか?お尻の下の筋、筋肉の疲労で超絶大失速しました。
ペーサー集団に付くと、給水のたびに遅れた距離を追いつくためにスピードを上げる必要があります。どうにかフォームを変えずに追ったつもりでしたが、知らず知らずにキックが強くなりお尻下に負担がかかっていたのかもしれません。
そしてなんとトイレも2回も駆け込みました。フルのレースでトイレに駆け込んだのは初めてです。起床からスタート迄に四回トイレ行きましたし、今までと何が違ったのか? 前日と当日朝の食事の量が少し多かった、位しか思いつきませんが、こればかりは仕方ない、こういうこともあると思うしかないです。
→その後、モルテンジェルをいつも後半に摂るのですが今日は速めに、14km、20kmで摂取したので原因かと。腸に直行したモルテンが、腸内に残っていたものを刺激してどんどん出口に直行したのでは? と思います。
モルテンはもろ刃の剣、リスクを大いに体験しました。対策としては、早めのジェル摂取はモルテン以外のものにすべき、と思います。
4時間オーバーは、2016年の第36回館山若潮マラソン以来です。2017年のあの直前練習で転倒し肋骨にヒビが入った状態でグロス4:00:00でゴールした第12回湘南国際マラソンもネットタイムは3時間台でした。
以上、ダメダメレースの見本のような走りでした。
4週間後の本命レース、つくばマラソンに向けて、課題が山積みです。 今から体幹トレーニングは間に合わないし、キックを抑制した東京マラソンのフォームではスピードが上がらないし、ジレンマに陥っています。
あとは東京マラソンのフォームベースにフォア寄りミッドフットで踵に荷重せずキックせずで接地時間短くお尻下筋に負担をかけずにスピードを維持するくらいしか思い当たりませんが、これもリスクがあります。悩ましいです。
反対に、ミッドフットをやめてヒールストライクに移行する(戻す?何年ぶりか)という案もあります。今なら重心の乗り込みの技術も以前より向上しているはずなので、太腿への負担を増やさずに、お尻の負担を減らせる走りが出来る可能性もあります。
- レース2日前、出張先の豊田市で豊田大橋下で撮影したフォームです。相変わらず腰落ちが残っていますが、自分的にはそれほど悪くないと思ってます。 レース当日はこのフォームよりも接地時間が長くキックが強くなっていた可能性があります。
https://www.youtube.com/watch?v=FmU4et8yKFU
練習ログ
10月 |
|
第7回 水戸黄門漫遊マラソン 完走しました。 この大会は過去に3回出走しており、おもてなしが半端なく、大好きな大会です。
今回、駅周辺に分散受付・更衣室・荷物預かり会場を5か所準備してくれていました。 駅からのアクセスは最高、ゆっくり着替えられるし、荷物預かりも常に関係者の目の届くところにあり安心です。
しかし結果は、ここまで見事な大失速は久しぶりで、いつの経験だったか思い出せず。。25kmまでは3.5時間のペーサの前を走っていたのですが、太もも筋肉痛で余裕がなくなり吸収され、27kmからは失速、キロ6分台でトコトコ走るしかできな状況で、ゴールまで攣りそうになりながらもどうにか堪えて、歩きこそしませんでしたが苦行以外の何物でもなかったです。 辛かったぁ。
- 結果
- グロスタイム 3:50:16
- ネットタイム 3:49:46
- 種目別順位 487/1824
- 総合順位 1720/5962
- GPSログ(GARMIN)
- ラップタイム(速報値)
タイムリスト この記録は速報(参考記録)です
測定ポイント | スプリット | ラップ | 通過時刻 |
---|---|---|---|
Start | 00:00:30 | 09:00:30 | |
5km | 00:25:31 | 0:25:01 | 09:25:31 |
10km | 00:50:03 | 0:24:32 | 09:50:03 |
15km | 01:14:34 | 0:24:31 | 10:14:34 |
20km | 01:39:12 | 0:24:38 | 10:39:12 |
中間 | 01:44:49 | 10:44:49 | |
25km | 02:04:08 | 0:24:56 | 11:04:08 |
30km | 02:31:17 | 0:27:09 | 11:31:17 |
35km | 03:02:17 | 0:31:00 | 12:02:17 |
40km | 03:35:02 | 0:32:45 | 12:35:02 |
Finish | 03:50:16 | 0:15:14 | 12:50:16 |
- スクリーンショット
20km過ぎまで心拍数は140前半で安定していました。
今回、事前の準備もしっかり行い、ランニングフォームの完成度も上げてエコノミーも過去最善、体重はベスト+0.6kgにまとめ、前日からモルテンドリンクで炭水化物を補給、ラン中もウエストポーチにボトルを差して走っていました。 それでもこの結果。。
何が悪かったのか、正直言って確信はありませんが、加齢による能力低下に加えて気温が高めなのに前半が速すぎたこと、直前まで減量に費やしたため筋肉が落ちたのではという懸念。 加えて、エコノミーの良い走り方が太ももに負担がかかるのだということ。 ランニングエコノミーと、筋肉への負担減は、どちらも最良にする答えを得るのは困難で、双方のその時点の最良の妥協点を見出すことが必要なのではないか、と考えました。
具体的には、膝を曲げ角度を深くする着地でスピードとエコノミーは向上するけど負担はかかるわけで、これを改善するには、前半をスピードを犠牲にして膝角度を浅くし、太ももよりふくらはぎの反射で走る、30km以降に余裕があれば膝角度を深めに変化させてスピードを上げる、ということくらいしか思いつきません。
ピッチを上げ気味にしてふくらはぎの第二の心臓ポンプ機能を活用し血流を促進することで、太ももの疲労物質回収能力もアップするため即発性筋痛が軽減するかもしれません。今回はふくらはぎにコンプレッションサポータを装着して走りましたが、これも功罪あるので再考が必要かも。 2週間後のつくばマラソンでは、この点を気を付けて取り組んでみようと思います。
(追記)脚の血流促進に、シトルリンの摂取がよさそうなので、これから2週間のランニングと、つくば当日に試してみようと思います。
参考にならないですが折角入力したので、この3か月間の練習内容を以下に貼っておきます。 その後で、過去の月間走行距離一覧にブログの月別リンクを付加した表を付けておきます。
- レース前3か月の日々の練習記録
#include(): Limit exceeded: ラン記録/2022/8月
#include(): Limit exceeded: ラン記録/2022/9月
#include(): Limit exceeded: ラン記録/2022/10月
- この数年の月間走行距離とブログへの月リンク
#include(): Limit exceeded: inc/marathon/monthly
オミクロン株の蔓延防止措置の継続が決まったところですが、2月の30Kに続き、参加者の少ない荒川の記録会風大会で、2020年2月以来2年ぶりのフルマラソンを走って来ました。
今回は可能な限り通常の大会と同様に前週のテーパリング、2日前から軽めのカーボローディングを取り入れて、体重もほぼベストの万全の状態で臨みました。
前回モルテン飲料を入れたペットボトルの扱いに時間をロスした経験から、今回はランニング用のボトルと、揺れないウエストポーチを購入し装備。フル出場者にはテーブルにドリンク等を置かせてくれるとのことで、22Kまではテーブルに置いて、そこからポーチを差して走りました。テーブルから取ってポーチに差す時に1回だけ落としてしまいましたが。
今日の荒川も安定の強風。西風のはずがなぜか河川敷は北風で、向かい風は前に進まない。 前回30Kの時は丁度良いペースの人に引っ張ってもらったけど、今日はペースの合う人は少なく、ほとんど単独走でした。
結果は、サブ3.5はおろか3:44:23、220分も切れなかった。
風と戦っているうちに気づけばお尻下の筋肉付け根の疲労が進んでいて、ペースが落ちてゆきました。 止まって伸ばすとしばらく元気なのですが、2キロも走ればまた疲労でペースダウンの繰り返し。
僕にはベイパーフライNext%2は少し硬いのですわ。サブ3.5を達成した2018湘南国際しかり、セカンドベストの2020東京チャレンジマラソンしかりで、リアクトフォーム程度が丁度良いということかと。
久しぶりにケンタッキーで食事して帰りました。あまりおいしく感じなかったのは疲れていたからかな。
10月に大失速した、季節の荒川ハーフマラソンに再チャレンジ。今日は1:41:18と100分は切れませんでしたが、まぁまぁ、うまく走れました。
今回のポイントはフォーム改善だけでなく、2つの武器を服用。
モルテン320と、MCTオイルゼリー。どちらも効果はありです。
モルテンは一袋500cc分で1000円と高価だけど、前日のカーボローディングで使って体重を増やさずグリコーゲンを注入可能、レース当日も1袋使って血糖値の乱高下無しにエネルギーチャージ可能と唯一無二の存在ですね。
MCTは、走りはじめの体の目覚めが早くなり、ゆっくり走るときのパフォーマンスが向上する気がします。なのでフルに向けた体作りとレース対策に良さそうです。
今日のレース前には、モルテンドリンクに経口補水液パウダーも入れて電解質もしっかり補給。150mlハイドレーション ボトル(ソフトフラスク)に入れて携帯しましたが5K付近で揺れが気になり飲んじゃいました。
序盤は抑えめにして中盤以降イーブンペース狙いでほぼ成功でしたが、モルテンを信じて給水は水だけ! と決めていたのに、15km付近で少しお腹が空いた気がして、給水でついスポーツドリンクを口にしたのが失敗。突然、呼吸が辛くなってペースダウン。
やはりスポーツドリンクは糖質が逆に血糖値の変動を招くため、良くないですね。今回は痛感しました。 その後の給水で水に戻したら復活しラストスパートできたのは収穫でした。
2月27日の、いわきサンシャインマラソン(フル)にエントリーしました。一発勝負になりますが、これを目標に地道に頑張ろうと思います。
緊急事態宣言が解除となったタイミングで、久しぶりに荒川のローカルレースに出てみました。
大島小松川公園近くの、以前 小松菜マラソンで走ったのとほぼ同じコース、片道2.5kmの往復です。
受付時にアルコール消毒と検温。スタート前とゴール後はしっかりマスクを着用すること、など普通程度のコロナ対策を実施しています。 給水も紙コップに普通の方法で、特別なことはしていませんが、但し離れて取ってください、という説明でした。
そしてなんと驚いたことに、ポイントカードをいただきました。3回出場で1回無料招待!! また参加します!
トレーニングもある程度積んできたし、シューズも(NIKE)ベイパーフライNext%2を履いて、まあまあ走れるだろう、という気持ちで行きましたが、入りのスピードが速すぎて途中から大失速しました。 ゴールタイムは1:47:47。フルの3.5ペースより遅いです。
久しぶりだしシーズン最初だし、あんまり頑張れなかったけど、こんなもんでしょうね。トレーニングの一環としては、レースでないと出せないオーバーペースも経験できたので良しとします。 ベイパーフライは思ったより硬めに感じました。体がシューズに追い付いていない感じで、フルで履くのは厳しいかも。
引き続きトレーニング継続します。 まだフルのレース入れていないけれど、館山若潮もオンラインになってしまったし、春のレースを待つとしますか。
第4回 水戸黄門漫遊マラソン 完走しました。
逆ローリング走法!のオリジナルTシャツを着て、失速しないぞという強い気持ちで臨みました。
3日前に、ズームフライよりも20g程度軽い、ズームフライSPファストをネットで入手。奥:ズームフライと、手前:ズームフライSPファスト。
これを履きましたが、スタート整列後に、まさかの大粒の雨。。折角軽量シューズにしたのに、びしょ濡れで重い。
結果は、グロス3時間41分22秒、ネット3時間40分34秒
タイムリスト この記録は速報(参考記録)です
測定ポイント | スプリット | ラップ | 通過時刻 |
---|---|---|---|
Start | 00:00:48 | 09:00:47 | |
5km | 00:25:53 | 0:25:05 | 09:25:52 |
10km | 00:50:22 | 0:24:29 | 09:50:21 |
15km | 01:14:56 | 0:24:34 | 10:14:55 |
20km | 01:39:37 | 0:24:41 | 10:39:36 |
中間 | 01:45:06 | 10:45:05 | |
25km | 02:04:27 | 0:24:50 | 11:04:26 |
30km | 02:29:50 | 0:25:23 | 11:29:49 |
35km | 02:56:42 | 0:26:52 | 11:56:41 |
40km | 03:25:12 | 0:28:30 | 12:25:11 |
Finish | 03:41:22 | 0:16:10 | 12:41:21 |
中盤まで、ミッド気味フォアフットで無理の無い心拍数とペースで地道に繋いで行きました。途中、3.5ペーサーの風船が見えたので近づけるかと思ったのですが、逆にじりじりと離されていきまして・・
そして30km過ぎでペースダウン。 原因は、フォアフットの短時間の地面反力に骨盤筋群が耐え切れず、体のバネが無くなってしまったことです。
その後は、フォアフットを諦め、普通のフォア接地ミッドフットの逆ローリング走法に切り替え、なんとか5分30秒程度でガマンの辛い走行。 こういう時に逆ローリング走法は粘りが効きます。
しかし、37Km過ぎでついに右脚ハムと左膝が攣り気味になり、6分程度に落ちて行き、41km過ぎの壁坂を歩いて上ったのに、ゴール手前400mのあと少しのところで膝が攣ってジエンド。
今回はフォアフットの体がまだできていなかったということでしょうか。 なかなか思い通りにいかないものです。
次は、2週間後の成田POPラン(ハーフ)と、5週間後、12月1日の湘南国際フルと続きます。 仕事のピークを迎えるので、練習もままならない気がします。
昨年に引き続き、今年もつくばマラソンにエントリーし、本命レースとしてサブ3.5を目標に夏場もトレーニングを続け、月間300kmをこなしてきました。
ところが、前哨戦となる4週間前の水戸黄門漫遊マラソンで大失速、その後ハム付着部炎を発症しているようでした。
- その2週後の週末に15キロのMペース走を計画していましたが、直前の金曜日のジョグでハム付け根の違和感(+ピリッと痛み)が心配で、整骨院に行ってきました。 ハムストリング付着部炎と思うが、筋肉の損傷もありそうだ、とのこと。医師ではないから診断はできないが要するに軽い肉離れか?
- 2週間後のつくばマラソンは、もし本命レースでその後は走らないつもりなら、がっちりテーピングで走るのもありだが、12/17に別のフルマラソン(みえ松阪)があるなら、きちんと治してからそこに向けてリハビリのほうが結果もその後も良いのでは?との事でした。
- 10/29のレースで、自分的にはそんなに無理な走りをしたつもりは無かったのに、こんなことになるとはよもや思わなかったですが、加齢による体力低下もありつつ、お尻Maxの意識が強すぎてハムに必要以上の負担がかかる走り方だったことも合わせての故障ですね。
- 思い返せば、この走りに変えてから1月ほどですが、以前より練習中にハムの筋が張っていることが多く、4本指を立てて差し込みほぐすマッサージはしていましたが効果には疑問がありました。 レースでトドメを刺した感じでしょう。
- 更に思い出すと、レース3日前に、仕事で重い物を持ち上げる時に、腰から腿裏にかけてちょっとイヤな感覚がありました。この時に既にやってしまっていたのかもしれません。
- ということで、更に10日間は練習を自粛して、12日目に4.4kmジョグで様子をみて、直近の金曜日はキロ5:30ペースで6キロジョグしました。ピリッという痛みは全く出ず、しかしハム付着部の違和感は消えないので、無理せずジョギングで参加し早々に棄権することにしました。
- ジョギングといっても、キロ6分前後のペースでは走りたいので、ハムに負担がかからない、軸足の荷重に合わせて上体を乗り込み、遊脚も跳ね上げ時にハムで支えたら直後に太腿を下ろす意識でキックを抑制した、重心移動主体の走法です。
これは、3月の東京マラソンの時の「ペンギン走り」をベースに発展させた感覚で、今後のフルマラソンはこの走し方を基本で行こうと思っています。特別に速く走ることはできないけど、大崩れしにくい走りになります。
SRC応援グッズ
ただジョギングするだけではモチベーションが上がらないので、一緒に走るSRC-Cチームメンバーお二人の応援を計画しました。 応援隊メインにしておけば、妙な考えを起こして最後まで走ってしまうこともなく、十分に楽しめそうです。
- うちわと、のぼりを準備
うちわは100均グッズで作り、のぼりはSRCのデザインを模倣して入稿して作りました。(みちーさん、使用承諾ありがとうございます。)出張先の盛岡のホテルに届き、見たら思ったより大きく、2段伸縮のポールを持って走るのは危ないしランナーに迷惑がかかりそうなので、全長1.8mまで伸び自立する自撮り棒を買って結びつける作戦です。
- 応援スポット
スタート後にジョグで500mだけ走ってすぐにコースアウト棄権して、ジョグで20キロ地点までショートカットで先回りして応援。お二人を見届けてから35キロ地点までまたジョグで戻って応援。トータル15キロ程度のジョグの予定。
コースMAPに往路(緑)/復路(紫)のルートを記しました。
応援結果
シューズは、sauconyのMAXクッションカテゴリーのお気に入り、トライアンフ20を履きました。 クッション性が高いのに沈み込み過ぎず反発リターンが早い、軽くは無いが重すぎずテンポアップ走まで楽々こなせる、一度履くとクセになるマルチパーパスシューズです。
●走っている時に何を意識したのか?
- とにかくキックせず上体の乗り込みで走る。
- 遊脚の引きつけ直後に太腿を下ろす意識。
- 遊脚の引き戻しは意識せず下ろすつつ倒れ込む。
- 足はつま先を外向き意識で接地、お尻で受ける。
- 最大荷重時に、腰を押し骨盤を立てる。
●フォーム意識した結果起きた変化
- どうにか荷物を担ぎながら走り切れた。
●雑感
- 今日は着替え前にAさんと合流できたが、Bさんとは会えずスタート前集合としました。しかし結局全員Eブロック第二ウエーブスタート整列で集合できず、別々のスタートとなりました。
私は500mだけ走ってすぐにコースアウトの予定だったので問題はありませんでした。
- そこから20km地点へ移動JOG。慎重に走って無事に到着。着いて旗揚げ準備していると、目の前をランチューバーの三津家さんが通過。 後ろ姿に声を飛ばしたが聞こえたかなー?
- JOGで汗をかき、それが冷えてとにかく寒い。防寒着を着込んでも寒いので、この地点の動画は足踏みしていてブレブレですみません。 35km地点は固定して撮りました。
- Aさん通過確認。元気に手を振ってくれました。 でも、Bさんが来ない・・ ランアーズアップデートを見ると既に20kmを通過していました。お互い気づかずだったようです。でも動画には映っていましたので、チームのウオールには編集して貼りました。
- 荷物を畳んで、35km地点にJOGで移動。 その直前にランナーの走路に合流するので、係員の方から「計測チップを外してください」との指示があり。 ということは、外せば走路に戻ってもOKてことね?(解釈が甘い気がする。怒られそう)
- Aさんが来る前に、目の前を藤原商会の藤原さんが通過。誰かの伴走らしいが「藤原さーん、ファイト」って場違いの声をかけちゃったんですが、手を挙げてリアクションしてくれました。
- Aさん通過、だいぶペースが落ちてきている様子で辛そうです。ファイト!まだまだ行ける、と激励。
- しばらくすると、Bさんがすぐ手前の私設エイドでコーラを飲んでいるのに気づき、声を掛けたら今度は気づいていただけました。
- お二人を見届けて、荷物をそそくさと仕舞い込み、自分も走路を走って戻りましたが、なんとなくこのままゴールしたい衝動を抑えきれず、42km走ってきた皆さんと一緒にたった18kmしか走らずにゴールゲートをくぐってしまいました。でも沿道の応援はやっぱりいいですね。疲れた体に元気が戻ります。
- トータル18kmほど走ったようです。ペースはキロ7分。走った後も痛みは増しておらず、今後も徐々に様子を見ながら練習メニューを戻してゆこうと思います。
- 完走されたお二人、ナイスラン!お疲れ様でした。 え?Aさんはサブ3.5は逃しましたがPBだったんですか? おめでとうございます! ・・言ってくれないとわからないですよん。
- とにかく寒い一日でした。レース後に集合しようと連絡がなかなか合わずに時間がかかってしまい、すみませんでした。ヤキソバは安かったけど冷めてましたね。肉巻きオニギリ(?)が暖かかったので助かりました。
- 応援は2015年以来でしょうか、これはこれで自分も元気になるので良い物ですね。 皆さんも機会があればぜひ、ご一緒しましょう。