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なーお さんの日記  [ メールで投稿 ]

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3月
31 (金)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 出張 PC

いよいよ今週日曜日からの長期出張が近づいてきました。
長期出張の前にいつも気になるのが、商売道具であるノートPCのHDDドライブのクラッシュ対策です。 出張先でクラッシュしたら、その時点で仕事はクローズ。 お客様に迷惑をかけてしまいます。

以前は、NortonGhost (但し、もっと古いやつ)を使っていました。

これはWindowsのFATやNTFSだけでなく、LinuxのEXT2、EXT3などのパーティションもクローニングできるからです。 PC- DOS上でUSBやIEEE1394外付けHDDを認識してバックアップ/復元できます。  問題は、バックアップ時も作業を停止してPCをDOSモード で起動する必要があることでした。

今は、AcronisTrueImage  (但し、←ではなく、LEというエディション)を使っています。 特に、LEエディションは一部の外付けHDDにバンドルされて販売されているほか、 DOS/Vマガジンの2005年4月号に同梱されていました。(何と、980円で手に入ったんです。) バックアップ/復元の機能は問題なく使えます。
このソフトの利点は、windowsを作業中にバックアップを行える点です。 但し、復元はCD-Rに焼いたレスキューメディアからブートして、USB2.0外付けHDDを認識して復元します。

これらのHDD丸ごとバックアップを一旦外付けHDDに取り、新品HDDをノートPCにセットして復元すれば、HDDクローンの出来上がり。  そ してそのHDDをUSB2.0接続の2.5"外付けHDDケースに入れて出張すれば、普段のファイル単位のバックアップもそこに出来ますし、万一HDDク ラッシュに見舞われた時でもそれに入れ替えれば即座に立ち上がり、仕事に支障が生じません。 

今回、新たに購入したHDDは、80GB、5400rpm、東芝の MK8032GAX
某ネットショップで、税・送料込みで 9,780円で購入しました。 TP-T42に対して十分に快適です。 ・・そして本日出張準備として、クローン作成を終えました。  ・・ パソコン本体が故障しては元も子もありませんが。(笑)

***
と、ここまで書いたところで、そういえばKNOPPIXと いうフリーの1CD?LINUXには「Partition Image」という無償ソフトが入っているということを思い出しました。 これを使えば、全て無償でできるわけですね。 但し、KNOPPIXは LINUXですから、LINUXの操作知識が多少必要かもしれません。 逆に言えば、こんなことを糸口にしてLINUXを使い始める、というのも一つの機 会かも・・ 皆さん、どうですかぁ? 

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3月
30 (木)
カテゴリー  経営
タグ  会計 会社

いやあ、終わりました。 第1期決算と、法人県民税・市民税の支払い。
手前左から 法人税確定申告書、決算書、県民税確定申告書、市民税 確定申告書。この他に別紙や添付書類などが20数枚ありました。 市民税の申告書が、市町村合併(3月27日より香取郡山田町 -> 香取市に)の関係で送付が 遅れていたようで、払いに行ったその場で書きました。

1stkessan.jpg

(この解像度で金額が読める人は、たぶん相当乱視が入っているに違いない。笑) 
一応第1期ですのでお約束どおり、赤字です。 国庫に年貢(法人税)を納める時なんですが、納める年貢はまだ、ないっす。 法人県民税と市民税の均等割り分、それぞれ(2万円と5万円)のみ。

 会社設立から始まって、会計ソフト(会計王5)との戦いの日々、自分に支払う役員報酬にかかる源泉徴収所得税の年末調整、そして決算前の仕訳けの 勉強、決算書の作成と確定申告書の作成。 会計士さんや税理士さんに相談なしで成し遂げた苦労、そんな全てが今報われた気がします。 まあ、間違いもある と思うのですが、それはそれで税務調査の時に指摘を受けて修正します。ハイ。

 そんなわけで、初年度が無事に終わって決算が終わったら入れようと思っていた、達磨の右目を入れました。 赤字なのにねえ。。という突っ込みは、なしよ。

daruma.jpg

これで、すっきり! また今年も、がんばろう!

以下、参考サイトのメモです。

国税庁の法人税申告書の記載の手引き

川島会計総合事務所

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3月
29 (水)

 一時期封印した月間sreteo誌の「読者スピーカー誌上コンテスト」への応募ですが、 筆者のねちっこい性格が幸いしてか、ラストスパートでほ ぼ満足のゆく結果を得まして、応募することにしました。 stereo誌への投稿は、10年ほど前に super-swan改「目玉おやじ」を工作人間に 投稿した以来です。
 再び応募することにした理由は、

  1. 一部欠点もありますが、自身でもほぼ満足できる音質バランスを得られたこと。 その間に一つの大きなブレークスルーとして「SP左右を入れ替え、後ろ側のあったホーン開口を前まで廻して、そこからディフューザで放射開始することで、中高域のベクトルを横?背後方向に変更し耳に付きにくくできる」ということがありました。 おまけに、低域も35HZまで伸びました。
  2. FE88ES-Rの1発使用は今回のコンテスト向きの構成ではありませんが、3D-スパイラルホーンSPの新たな音質傾向として評価できる点があるのではないかと思ったこと。
  3. 数名の人からいただいた、暖かいエール。
     時間がなくて滑り込みセーフ、というか仕上げなど水性ニスを2回塗っただけで全く不完全な状態。 下部の支持台兼ディフューザーも垢抜けないデザインでして格好悪いですが、まあ仕方ないでしょう。

 以下、応募原稿の草案です。
***
(1) コンセプト
 FE88ES-R を1発使用の、3D?スパイラルホーンスピーカー「3D-subako」です。昨年10 月頃より、3D-スパイラルご本家竹中さんのページを参考に自分なりにアレンジした4作目となるもので、長い付き合いのできるメインスピーカーとして設 計・製作しました。

subakofront.jpg

 過去の3作で予察を行いながら、ご本家オリジナルとは少々異なるアプローチで設計しています。それは、軽量コーン低Qのユ ニットでもよりBHに近い低域で量感を確保しながら、最低域をバスレフ動作で40Hzまで伸延する2モードを明確に区分けした「ヒラベッタ型3D-スパイ ラルホーン」としたことです。

 その結果、BHに近い弾み感のある低域・中低域と、35Hzまで実用レベルで伸びた重低域を得ることに成功しました。
但し、3D?スパイラルホーン特有のショートホーン故の中域放射が特徴的な音作りとなっています。

(2) 設計
【設計諸元】
外形寸法:(支持台含む) W250xD350xH500mm
使用ユニット:Fostex FE88ES-R x 1本/片側
空気室容積:3.5L (形状=箱型、材質=t18mm シナアピトン合板)
スパイラル管径:VP200 使用、195mm
スパイラル管長:26cm
スロート入口高H0:4.5cm
スロート面積S0:37cm2 (ユニット面積比=1.0)
ホーン出口面積S1:61cm2
音道回転回数:3回(スパイラル巻回数:4回)
ホーン長(平均半径基準):105cm
ホーン長(ダクト内空気容積基準換算値):177cm
ダクト共振周波数fh0(ダクト内空気容積基準換算値):42Hz
支持台材質:シナランバーコア(コア:パイン材)t25mm

 スパイラル管径200mmは、私の知る限りでは現時点で最大級です。径を大きくして管長を短くし、BH動作を高めることとホーン開口をユニットから離さずコンパクトな良好な音像定位を狙います。
 また、開口部は度重なる予察の結果内向き対向として低域の量感不足を補います。

(3) 製作

spiral.jpg

200mm 径スパイラルは、6mm 厚のキャプタイヤケーブルを13周巻き上げています。これだけ大きいと、最外周までキャプタイヤで固めてしまうと固くて挿入できません。今回は、最後の1 周(厚みにして2mm くらい)分は「すきまテープ」スポンジを使い、多量のエポキシ接着剤で塩ビ管に接着しました。

box_060212.jpg
temp.jpg

 空気室と積層頭頂部スロート部分には、音質への影響を考慮してシナアピトン合板をMAKIZOU クラフトさんにカット依頼しました。
 定在波対策として、空気室内には補強と共鳴防止材を追加しています。

subakoside.jpg

 今回最も時間をかけて調整したのが、下部の支持台兼ディフューザーです。特に今回の設計では音道が長く面積も広いので、3D-スパイラルホーンの特徴的な 中域の気柱共鳴が大きめに出ましので、これを耳に付きにくくする「散らし」構造の採用と、低域の量感維持との両立に苦心しました。

(4) 試聴とチューニング
 低域はだら下がりながら、35Hz まで十分に伸びてそこから急降下という特性です。
ダクトからの中 域輻射量が多く、音に厚みを付加しているほか、ディフューザの効果により空気室は吸音材無し、ディフューザ出口に少々の吸音材を置いただけでも、耳に付く ような共鳴音はかなり押さえられ、音質劣化を最小限にできました。特に中低域は音源ソースの音質を良く再現してくれていると思います。
 一方で中域、特にアコースティック系のホーン楽器やギターなどで少々の「エグ味」が顔をのぞかせますので、これが本作の音質上の特徴の一つになっています。
 最終調整により、自身も満足できる音質バランスを得て、無事に拙宅のメインスピーカーの座をSuper-Swan から譲り受けることできました。度重なる相談に乗っていただきました、3D-スパイラルホーン開発者の竹中様に、あらためまして感謝致します。

3、補足資料
(1) F特(使用マイク:Behringer ECM8000 補正あり)

subako060328mysp.gif

軸上1m、部屋内での特性で、壁効果も多くありますので低域は差し引いての評価が必要です。但し、リスニングポジションでは左右の内向き開口の恩恵で低域 レベルダウンは少なめとなっています。55Hz付近の谷は、BH動作とバスレフ動作がクロスする時の位相関係によるものと思われます。

subako060328spkws.gif

SpeakerWorkshop での測定結果も添付します。

(2) インピーダンス特性

3dsubakol060216impedance.gif

 3D-スパイラルでは、一般のバスレフと異なり、ダクト共振周波数のすぐ下に(本作では38Hz 付近)第1ピークが現れます。また、121Hz のf0c の上に第3ピークがあり、BH 動作を裏付けています。

(3) 空気室設計図

3dsubako.jpg

以上

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3月
27 (月)
カテゴリー  日記・雑談

次週末よりGWも無く2ヵ月半の長期出張のため、子供たちが春休みの今日、自分も休日にして東京ディズニーランドに家族4人で行ってきました。

micky.jpg

パレードでの1ショット。 快晴の青空が目にしみます。
それにしても、さすがに春休みだけあって、大混雑。
出遅れたこともあって、チケットを買うのにも既に1時間待ちの表示。
細長い列を選んで並び、実質45分で入場できました。

fast-pass.jpg

入ってすぐ、「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」のファスト・パスを家内が取りに行ったのですが、10時半にしてファスト・パス入場時間が夜の9時5分?でした。(涙)
Oh! it's a "LATE?PASS!"

あっちでもこっちでも、1時間以上の待ちばかりで、それでも合計6つの乗り物と4/5までのシンデレラ城ミステリーツアー見納めをまわることができました。 結構粘ったナ。

先ほど(夜11時前)帰着したところです。 疲れたけど、出張前最後の家族サービスに皆満足な1日でした。

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3月
26 (日)

最後の悪あがきで、3D-subakoのディフューザーの製作に着手しました。

使用した材料は、 25mm厚シナランバー材です。 このランバーコアには、パイン材(松)が使われています。 SPボックス本体ではないので、音質に与える影響が少ないと考えて少々安価な材料にしました。 それに25mm厚であれば、重ねる枚数も少なくてすむので積層工法に向いています。
板取り中の画像。

dif-cut.jpg

 6種類7枚x左右分の寸法の異なる部品を間違いなく切り出すために、今回は型紙を作り転写する方法で板取りしました。 型紙を裏返せばミラーイメージになるわけです。 板取設計図なしでもできますし(笑)。

dif-1.jpg

切断と1次グラインディングが終了し、仮組み状態。まだ接着していません。 ケーブルの通し場所に苦労しました。 少々使い勝手が悪いです。

dif-2.jpg

良く見ると、グラインディングがいい加減なのがわかりますね。 接着前に、もう一度手を加えます。

さて、接着もしていない仮組みでの音ですが、低音は良くでるようになりました。(開口面積が増えたようです。) スピーカーの左右を入れ替え、音道 を半回転分長くしたおかげか、簡易測定では35Hzも十分に出ています。(32Hzは少ししか出ない。急降下しています。) ただ、中低域の音漏れ・こも りが増えてしまいました。
結局、出口にほんの少し吸音材としてサーモウールを詰めました。 これがかなり効きまして、良い感じになりつつあります。 まだ油断はできませんが、経過は良好ってところでしょう。

では、次回(ラストスパート?2)の報告をお楽しみに! 

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3月
24 (金)
カテゴリー  経営
タグ  会計 会社

ひどい・・ひどすぎる。。 今日はかなり怒っています。

まずはここをご覧ください。→ 立川税理士会のページ
それからこちら方面のブログ→ じぇーりっさん!
<追記>ここがわかりやすいです→Urban Green Life

平成17年12月15日に発表された自民党の平成18年度税制改正大綱の中で、「特定の同族会社の役員について、その給与所得控除額を、損金の額に算入しない」として改正案に盛り込まれていたのですね。 今まで知らなかった。知らない方が幸せだったカモ。

 

議論はあるようですが、このまま通ると、「個人→法人成り」するような事業者(自分以外に給与支給者がいない)の場合には、役員報酬と会社利益の合 計が年間800万円を1円でも越えると、給与所得者としての所得控除分に法人税(!)を掛けて、86万円程度の大増税になる(?)とのこと。 働いて社会 にも貢献して稼ぐ、という気力を喪失する・・

#法人成りは節税が目的ではないんだぞお!#

まったく、「法人成り」を狙いすましたひどい税制改革です。 私も断固反対。
<060325追記>
 「会社法を改正して1円で会社 を設立できるようにします!」という国民に良いイメージになるようなことばかり声高に宣伝しておいて、いざ会社をつくったら「同族会社」は節税になるから 頭を押さえて。 ・・まったく一貫性がないし、これだけの内容を水面下で潜航して方案の「その他」の目の届かない部分に書くなんて、卑怯ですね。 こんな やりかたがまかり通るから自民党と財務省のタッグは信用できない。 (いや、だけど民主党が信用できるかというとそうでもない。) 
 大体、「同 族会社」という言葉の悪いイメージを利用してマスコミをかわしている。「同族」なんて言われれば皆「名前だけ役員で何もしないで報酬を得ているオヤジ社 長」のイメージで考える。  「家族会社」「親族会社」といえば「毎日家族のために骨身を削って働くパパのイメージ」に近づくのだが、あえてそうしてこな かったのは社会の情勢を隠しておきたい事情が見え見えではないのだろうか。 実際にはもっと広範に縛る定義がされているようなのですが↓、今回の改正案で は「一人会社」「家族会社」「親族会社」いじめがメインですね。
参考サイト: 同族会社(同族の同族会社、非同族の同族会社)
<追記おわり>

こちとら、会社で経費を払っています。 もちろん青色申告会計ですから、帳簿にきちんとつけています。 
一方で一般のサラリーマンに認められている必要経費という名の基本控除こそ、「何に使っているのか」不透明であるからして、やるなら同時にそちらもきちんと見直してほしいよな。 そうでないと一方的すぎて説明がつかないと思いません?

そして、この改正には医療法人だとかは該当しないそうな。 お医者様は別かよ! 体を張って仕事をしているのには変わりないのに、 この不平等はいい加減にしてほしい。

まあ今は800万円に満たないし、3年間の平均で評価するらしいのでその間は大丈夫。 仕方ないから煽りをまともに食らう3年後には、「個人成り」します。 定款認証費用6万円返せ?(爆)

<060325追記>
↓どうやら衆議院を通過して参議院の審議に送られたようです。
成立は、もう時間の問題ですな。
財務大臣「広範な影響はない」!? (じぇーりっさん!)

<060325さらに追記>
ところで、小規模企業共済の扱いはどうなるんだろー。 今も一旦役員報酬としてその後に控除申請だから同じことか。。

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3月
23 (木)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 FA シミュレーション

世の中、シミュレーションが花盛りです。(Speakerの話題では、ないっす)
工場設備用シーケンサの世界でも、常識になってきています。 常識と思っていない、そこのアナタ、遅れていますよ。(笑) これからは、シミュらないと。
筆者は以前よりこれを使ってきていまして、1ユーザーとしてそれなりに意見を持ってメーカーに声を上げてきました。 ここらで少々紹介します。

1、三菱電機製Melsecシーケンサ用のプログラムを、PC上で廻してシミュレーションを行うことが、かなり手軽にできるようになっています。
GX-Simulator(三菱電機のサイト)

さて、上記サイトを見ると結構使い出があると思ってしまいますが、まーだまだ完成度はいまいちです。 何といっても、実CPUで常識な「RUN中書き込み」がこれで可能となったのは、昨年なんです。 それ以前は変更したら一旦STOP処理して、全部書き込んでからRUNさせる、という手順しかありませんでした(ってやってらんないよ!)。 晴れてようやくRUN中で可能となり、使える代物になりました。 
動き物でない計算だけの検証は十分に使えます。 ただこれだけなら、実際のCPUがあればそれにソフトを入れて検証しても手間は同じですよね。
それから、筆者の環境ではモーションCPUへのDDRR/DDRW命令があるとエラーが出てRUNできない不具合が出ました(もう改善されているかも知れぬが)。

2、続いて上記にバンドルされている周辺ツールとして、IOシステム設定というのがあります。↓はその設定画面です。

IOsystem.gif

信号やデバイスの条件を4つ(AND2つ、OR2つ)まで設定でき、一定時間経過をもって、信号をONさせたりデータに定数を格納したりできます。  このデバイス格納は、以前私も大いに要望していた機能ですから、少し進んだようです。 また、タイミングチャート形式での設定も可能で、そちらは自由度 が上がります。
しかし、この変数の格納に、どうしてデバイス指定できないのでしょう か。 難しい注文ではありません。 例えば [DMOV D1000 D1010] とか、[BMOV D1000 D1010 K20]とかと同じことができないと、モーションコントローラとの連携ソフトのシミュレーションには使えません。 できればインデックス修飾(間接指定) なども・・言い出すと限りなし。。  (といっても、どのみちモーションとは連携試験軸数も多いので大変ですけど)
結局、電磁弁+シリンダや、 モーターをモデル化した専用のシミュレータ周辺ツールを自分で作ってしまったほうが早い気がします。 GX-simulatorはMX- componentから通信が可能ですので、VB6やVB.netで作れます。 (ここでもマルチスレッドの問題が昨年の夏に解決したばかりですが。)
昔、 豊田スタジアム開 閉屋根システムの操作卓CPUのシミュレーションを行った時には、VB6からCCリンクボード経由でシーケンスCPUデバイスをモニタ/書き込みを行い、 パソコンに26台分の台車駆動インバータの役割をさせていましたが、規模が大きくなればそのような専用ツールの開発も意味が出てきます。

3、GOT(タッチパネル)をシミュレーションして、 GT-simulator2(三菱電機のサイト)  という、上記GX-simulatorや実際のCPUとシリアル通信で連携して一環したデバグを行えるツールが(別売で)あります。  ただし、1台分し か接続できませんので複数台のシミュレーションは個別に行うことになります。 また、同様に「局番設定」などの機能は使えず、全てのデバイスは自局デバイ スに書き換わってシミュレーションされることになります。

まあ、ここまで書きましたが筆者は良く使っています。
何といっても既存設備の改造などで、試運転時間を圧縮するには必須のアイテムです。 日中は実機で試運転、夜間はホテルで改造・バグアウト(っていつ寝るん?) ・・最初から立ち上げるようなものでは、それほど重要とは思いませんが。
昨 日も朝から、GP-PRO画面をGOTに変換して1画面テスト用に追加し、改造ソフトを作って夜中の1時にシミューレションまで完了しました。 今回は自 分が試運転に立ち会えずお客様にお渡しするソフトなので、慎重を期すためにシミュりました。 GP-PRO画面をGOTに変換するGT- Converter2が取りこぼしが多く、実使用には耐えませんが部分テストなら何とか使えます。

今後もこの方面は積極的に活用してゆく所存ですので、三菱電機さま、どぞよろしくです。

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3月
20 (月)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 FA

ここ数日、地元の仕事で自宅から現場へ通勤してまして、潜航していました。 制御盤8面を渡り歩いて、鈍っていた足が少し鍛えられたかナ。
残件はありますが、追って変更ソフトをお客様へ提出して試運転はお願いできるようです。よかった。
これで一山越えました。 でもようやく最大の山を越えた、と思って気づくとマイナス最大値に舞い戻って一からやり直しだったりします。 (ってここでDATAカウントの山越えの話を持ち出してもどうかと思いますよね。笑)

次の山は、でっかくて長いぞお。(2ヶ月半、土日休みなしが宣言されてる。。)

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3月
14 (火)

12日の記事で、ディフューザーをだいぶ煮詰めている状況ですと書きました。
その後、スチロール形状の削りこみや、ディフューザへのシリコン盛りなどでずいぶん音が落ち着きました。 しかし、改めて聞いてみると何だか全然面白みのない音になっちゃいました。あーあ。 苦労したのに。 少しブルー。
ここはひとつ、思い切って変えてみるか! ってなわけで、3D-ロボット君を作ったときに考えていた、下面開放型にトライしてみようと思います。
具体的には、↓の画像のように下面にはできるだけ障害物(特に水平面)との距離を取るようにします。

under_free.jpg

予察なので箱なんぞ使っていますが、スチロールを丸く切ったディフューザー代わりの物も一応載せて。

さて、音のほうは・・
おー、フレッシュさが戻りました!  低域は締まって量感が減ってしまいましたが、中高域は音像が浮かびます。 いい感じ。
あとは蓄積したノウハウを元にディフューザーを工夫すれば、これは新たなブレークスルーになりそうな予感。  中域が床で反射して定位がふらつきそうな気もしますが、音質優先だーね。

実際には、図のように中心が砲弾型のディフューザーにするつもりです。

under_free.gif

 外筒を延長するような格好にする理由は、ここを延ばせば500Hz以上の中域がぐるっと回って丁度反対側から後ろ向きのベクトルに音圧方向が変わることを狙っています。
砲弾型ディフューザーの下は、前後の柱を除いては床まで何も無い構造。 さて、今月の下旬に、作る時間があるかな・・  本当は一発予察を入れたいけれど、そんな余裕はないな。

<060315追記>
この形で少し予察をしているんですが、アコギの音の共鳴がひどくって。。 低い周波数の共鳴は対策が難しいです。
やっぱり元のプリン型に戻してみるか(笑)  プリン型も完成度はだいぶ上がって平均点は高いのだけれど、結果として中域の膨らみが取れたから「面白みのない音」になっちゃったようです。 色気と共鳴は紙一重ってことか。

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3月
12 (日)

 ミルクプリン型のディフューザの有無でF特の変化があるかどうか測定してみました。 結果は、もちろん変わってはいたのですが想像していたような大きな変化ではありません。
「.._nodiff..」がディフューザ無し、「.._diff..」が有りです。「.._dif2..」は後で出てきます改良仕様です。

subako-dif2-test060312.gif

 Port出力では、出口を絞っているせいで低域レベルが高めに出ていますが、160Hz付近の共振周波数が少しさがり山の高さが相対的に低くなっています。一方300Hz付近から上の周波数では、逆に「綺麗に」共振が出ているように見えます。
 どうやらこの方式では、共振を抑制することはできないが、聴感上の共振音の歪み感を減らすような効果に向いているということのようです。 前回の記事での「3、気柱長さの分散」という項目を挙げましたが、この効果は推測どおりではなかった、ということもわかりました。 なかなか難しいです。

 色々ソースを変えて聞いてみると、結局ピアノの中音やギター等ではユニットとダクト開口部との音圧干渉があります。 ディフューザーで散らしていても、「全体的に濁っている」感じが付きまといます。
 ではこのままで良いのかというと、もちろんまだ前に進まねばいけません。 
(1)サックスの低い音が篭らず ・・150?300Hz
(2)ギターの音が共鳴せず ・・200?400Hz
(3)ピアノの音が干渉しない ・・400?1KHz
(4)でも低音は元気に出したい
という状況にできるだけ近づけたいのですから。 特に(1)?(3)は聴き方によっては同じように「干渉」しているだけのように見えますが、色々試した結果、現象はすべて別のカテゴリに分類できそうです。

(1)は篭り音なのでディフューザでスムーズに広げることが大事。
  塞いで閉じ込めるような対策は逆効果。
(2)はダクト出口からの直進性の低い音波が回り込んでユニット
  前面の音と共鳴します。できるだけ開口部を離すのがベター。
  または、音波の通り道を堰き止める。
(3)は直進性の高い音波の干渉ですから、音圧のベクトル方向を
  ユニット前面の方向とは別の方向に向けるのがベター。

 ということで、いろいろごにょごにょシリコンでやってましたが、何しろべたべたするし固まるまで半日はかかります。 そこで、禁断の「発泡スチロール」を使うことに。。

subako-dif2test.jpg

 発泡スチロールの利点は、もちろん自由な加工がすぐにできることです。 音波で共振してしまいますが、予察テストを行うにはこんなに都合の良い材 料はないです。 今回のこの画像の状態にするのに、片側30分で終わっちゃうんですから。 (スチロール同士の接着は、シリコンシーラントを使いまし た。)
 後方右側に見える小さな開口と、画像ではわかりませんが左側はもっと大きな開口を設けてプリンデフューザの周囲(発泡スチロールの裏)を回って出てきた低域が拡散しやすい形状となっています。 左右に低域を放射することで、音圧低下を最小限にできます。

 測定結果は冒頭の測定グラフの「..dif2.Farfield」です。  Port出力も測定してみましたが、なぜかうまく測れませんでした。  高域を見ると測定レベルが少々高めだったようで、その分差し引いて見てください。 50?100Hzの音圧が相対的に上昇。 160?200Hz付近の 音圧が下がって、200-500Hzの暴れが減って。 1KHzの音圧が下がって干渉していないような感じです。 今回ほど聴感上の効果が測定結果にはっ きり現れたのも始めてです。 ニンマリ。 もちろんメリットだけではありません。 中低域のダイレクト感は少し減退(バックロード的な低音から、また離れ てゆく・・)。 チェロの胴鳴りも少し遠ざかった感じです。 低域と中域・中高域の一体感が少し薄れたでしょうか。 全体的なまとまりはずいぶん上がりま した。(1)?(4)の平均点が上がる様に煮詰めていった結果ですから、当然といえば当然ですね。

 なお今回は(2)(3)の対策がメインでしたが、その前提として(1)の対策であるプリン型ディフューザーが有ってこそ、全体がまとまったと言え ます。 もう少しごにょごにょテストして最適形状を見極めた後に、積層合板化したいと思います。 それまでは少々音が悪いですがスチロールでガマン(笑)

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