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なーお さんの日記  [ メールで投稿 ]

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5月
28 (日)
カテゴリー  ランニング
タグ  ランニング 走法 お尻ラン

 4月から始めた、距離を踏む練習

 5月は、加えてスピード練習と、暑熱順化をテーマに取り組んでいます。 4月に350km以上走ったおかげで、今月はそこにスピード練習を挟んでも大丈夫な体になってきました。
 もちろん、この時期は体が発汗量の増加に慣れていないため、暑さに対してキツイと感じたらすぐにペースを落としたり距離を短めに上がるなど、常に体の状態に注意しながらの練習です。

 そんなこんなで、5月も今日までで310km走りました。月末まで雨模様なので、良くて325kmくらいで終了でしょうか。裏腿の筋肉がだいぶ発達してきました。

ラン記録​/2023​/5月

#include(): Limit exceeded: ラン記録/2023/5月

 走法・走技術に関しては、前回の記事に書いたように、腿を上げる意識が勝ってしまうとエコノミ-が低下してしまうため、「踵をお尻に引き寄せる」意識が起点になりとても大事だと再認識して取り組んできました。
 これが結構奥深いのです。踵を引き寄せるだけでも一呼吸あとに重力により膝は前に出るのですが、もう少し素早く前に出したい。 最近気づいたこととして、この遊脚側ではなくて接地を迎える軸足側の外足部が接地する瞬間に、一瞬だけ軽くブレーキがかかるのでその反作用として遊脚側の膝がスッと前に出る瞬間があります。 その後あっという間に軸足は最大荷重を迎えるので骨盤を前に出すタイミングになるため、ブレーキをかけられるのはほんの一瞬、0.1秒も無いです。なので慣れるまでは加減が難しく、今はその加減を模索している段階です。

 軸足の最大荷重で骨盤を前に出す話ですが、これは直後に踵を引き寄せた後に骨盤が前傾しすぎていると腸腰筋が緩んでしまい踵の上がった脚が前に出てこないので、ここできっちり尾てい骨を前に押す感覚で腸腰筋で引っ張り、その後に軸脚側の大転子が前に出る形に誘導します。
 続いて接地直後に反対側の遊脚が前に出た後、骨盤の前後関係が逆転して、遊脚側は後ろに移動してきます。 滞空時間に余裕があれば自然に体の下に戻ってきて重心真下接地に誘導され、最大荷重で尾てい骨をプッシュ→離地直後に踵の引き寄せ→腸腰筋で引っ張る→逆足着地を利用し反作用で膝を前に→骨盤の後退に合わせて脚が下りてゆき重心真下着地 というサイクルが出来上がり、これがスムーズに行くと、いよいよ脚のローリング動作が完成しそうなわけです。

 本日、みっちーさんのSpirits Running Club (SRC) に入会しました。オンラインでフォーム改善に取り組める会で、初月約3万円、翌月以降継続の場合は月5千円。

 ということで、秋に向けて良い走行フォームが身に付きそうです。そしてスピードアップもできてきたので、先行きは明るいですね。

(追記)入会直後の自分のフォームを撮影して、SRCのみっちーコーチに提出しました。 自分で思い描いていたよりも姿勢が悪く、骨盤が後方で腰が折れて接地時間が長そうなフォームになっていました。伸びしろがまだありそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=h5C-zI5ItmM

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5月
28 (日)
カテゴリー  オーディオ
タグ  DAC デバイス 空気録音

先日改造した、(Topping)E50改のアンバランス出力の抵抗を3種類交換して、バランス出力と比較の空気録音の動画を作ってみました。

どれがどの抵抗の音なのかは、まずは未公開でブラインド比較です。

https://www.youtube.co/watch?v=ePaEPi5TdFA

 再生順①~④が、A~Dのバランス抵抗種類/アンバランス のどれに該当するか、当ててみてください。
 今回は極めて微妙な比較になるため、違いを聴き取りやすいように、録音したWAVを細かく分割して繋げました。動画の概要欄にリンクした、各パート頭出しをご活用ください。
 ヒントとして、先週録ったもの(AとB)/今回録ったもの(CとD)の1曲目は  再生レベルが1db違います。±どちらかは内緒。
 答えは1週間後に追記します。どうぞお楽しみください。
(追伸)タクマンの抵抗も試したかったのですが、千石で82Ω周辺が手に入らず断念しました。

  • A (TRSバランス出力) 無改造
  • B~D (RCAアンバランス出力) Line出力に82~80Ω抵抗追加
    • B (Linkman)LMFQ 82Ω 1/2W 金属皮膜抵抗
      t_00e475363f0224a7da771481715b6aec30.jpg
    • C (Bispa)LMFSA50 80Ω 1/2W 金属皮膜抵抗
      t_01889b6481ab585fa99d0cccb6aa2ad4a8.jpg
    • D (KOA) CFS 1/4 82Ω 1/4W カーボン抵抗
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5月
14 (日)

 従来使っていた(1)ES9038Pro DACと、先日改造した(2)DAC(Topping)E50、(3)無改造のE30の3機の比較に空気録音してみました。
 私の耳では(1)と(2)の違いがほとんど聞き取れないです。(3)の高域はちょっと落ちてますね。
 スピーカーと部屋と録音がボトルネックになっていると思います。 聴感に自信のある方は、ヘッドホンでチャレンジしてみてください。
<最初の説明部分が22秒の無音部分があります。ご承知ください>

https://www.youtube.com/watch?v=ve8OMVxRG-U

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5月
6 (土)
カテゴリー  オーディオ
タグ  デバイス DAC バランス接続

 数年ぶりの、ピュアオーディオネタです。

 2019年のコロナ禍突入から、ほとんどマラソンのほうばかり情熱を注いできたので、オーディオに関しては現状維持が続いていました。

 その中で、DACをESSのES9038pro使用の中華ガレージメーカー製のをAliexpressで購入しオペアンプの換装(OPA627AU/OPA827AID)をしていたこと、2020年にパワ-アンプを念願のNCore NC400 を導入したこと。

 それなりに高音質で、特にES9038proの電子ボリウムが良くできていたので、前段にバッファアンプを装備するNC400へダイレクトでバランス入力できたことが大きかったです。
 かなり満足感の高い音質で聴けていたのですが、いつも刺激を受けているFacebookのRaspberry Piでオーディオしま専科で、ToppingのエントリークラスDAC、E30とE50の改造ネタが上がっていて、これがハイエンド音質ということで、ぜひやってみようと。

 E30のDACチップは旭化成のAK4493、既に絶版で中古で1万2千円程度、E50はESSのES9068ASを使用しバランス出力もあり、新品2万6千円程度、どちらもOPアンプはOPA1612A。
 E30の改造内容はこちらで、電源パスコンの追加、コンデンサの交換と、カップリングコンデンサの削除と代わりに直列抵抗を追加、USBクロック電源の小さなセラコンに22uF50Vの電解コンデンサ、NichiconPWを並列追加、ということで、少々ハードル高し。
 他方のE50は、こちらの記事でオリジナル品でもかなりの高音質で、改造内容も出力抵抗の追加のみ、というイージーさで、私でも失敗リスクも低くできそうです。

 ということで、早速やってみました。E30の中古品は既にエージングも進んでいるからか、最初の音出しでオリジナルのままでも十分に高音質ですが、やや音にオーディオ的な色付けがあり、ジャズ系ソースには好ましいもののクラシックは少々華美な印象。改造は将来ネタに残しておこう。ちなみに電子ボリウムはプリアンプモードに切り替えることで問題無く使えました。絞っても音の劣化は感じません。

 E50の新品は、半日ほど音出しした後ではかなりの音の分離の良さが聴けて、無改造でこの音は完全に価格破壊かと思います。こちらも電子ボリウムは私の耳には全く劣化を感じることなく使えます。
 電源はラズパイと同様にダイソーの500円電源G208を使用です。(←この型式が重要、ラズパイには同じ2口タイプでも他の2口の型式違いは良くないとのこと。E50にも十分に適合しそうです)

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  • 82Ωのオーディオ抵抗が手持ちに無く、とりあえずAmazonで買った非オーディオグレードの格安カーボン抵抗、100Ωと470Ωを選別しパラで目標82Ωに対し82.1Ωとなるペアを2set準備。
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  • オリジナル状態でケースから先端のみ基盤を引き出す
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  • 基板のRCA出力付近の信号側パターンをカットし、その上流側の被覆を周囲のグランド部分を剥かないように慎重にカッターで剥いた。
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  • 剥き出しになった導体箔部分に予備ハンダを盛ってから、抵抗をハンダ付け
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 あとは基盤をケースに戻せば作業終了です。 音出しすると、すぐに音の分離や音場の見通しが良くなったことを確認できました。
 ただ、高域が少々物足りない印象です。今回はお試しで非オーディオグレードの格安カーボン抵抗を使ってみたので、今後音の良さそうな抵抗に交換を試してみようと思います。まずはお勧めいただいたマルツのLMFQ50Sの82Ωを注文しました。改造後、空気録音してアップしようかと思います。
 また、E50にはTRSバランス出力を装備されていて、このインピーダンスが100Ωということで、本記事のRCAアンバランス出力20+82(改造)=102Ωと近いのでNC400のXLRバランス入力へ直接接続で無改造で同様か、あるいはこれ以上の音質が得られるのか、比較してみようと思います。

 いずれにしても、現時点で既に本当に桁が1つか2つ上のハイエンド級(なのかな?実際のハイエンドはオーディオショーとかでしか聴いたことないけど)の良い音がでています。こんなに中身がシンプルで実装された基板なのに、シンプルなりに音の良い設計ということでしょうか、参りました、もうES9038proのDACには戻れません。自作のフルレンジスピーカーも頑張っていますがボトルネック感は半端ないな。。

(追記)2023-5-13
 抵抗を、マルツオンラインでLinkmanのLMFQ-82Ωを購入し交換しました。プラシーボかもしれませんが、高域の伸びが違和感なくなった気がします。

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 空気録音をする前に、以前のES9038Pro+オペアンプ換装済(OPA627AU/OPA827AID)のバランス出力のDACと、とっかえひっかえ接続変更をして、色んなソースを聴き比べてみました。 すると、、なんと差がわからないという結果に。
 自分の耳の限界なのか、自作のフルレンジスピーカーの限界なのか、はたまた本当にESSのDACチップの音の傾向が同じだからなのか、もう何度も何度も聴き比べてみましたが、クラシックを聴いてもジャズを聴いてもポピュラーのボーカルものを聴いても、どれもこれも差がわからなかったので優劣の判別がつきませんでした。 但し、E50の今回改造したアンバランス出力と、未改造のバランス出力もほとんど同じような傾向の音ですが、ごくわずかにバランス出力のほうが音の肉付きが良い印象で、そのぶんアンバランス出力のほうがフォーカスの合った高音質、なのかもしれないと自答しています。
(アンバランスのRCAケーブルは、定番のaudio-technica ART LINK AT-EA1000/0.7にXLRコネクタ変換は自作、バランスのほうは安価に購入したTRS to XLR (0.75m)ケ-ブルですので、この辺の差もあるかもです)

 しかしこの域に達すると、スピーカーも私の耳もついてゆけないレベルなのかもです。 ということで、以前と差が無いようなので、改めての空気録音は面倒なのでしないことにしました。悪しからず・・

(追記2023-5-14)と言いつつ、どうにか時間の許す限り録音・編集しYoutubeにアップしてみました。 実際の音もほとんど差が無く、よほど耳の良い人が精細なヘッドホンで聴かないと判別できないかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=ve8OMVxRG-U

 スマホやノートPCのサウンドデバイスではなく、ノートPCにUR22mk2で再生し、ゼンハイザーHD598(プリン)でしっかり聞いてみました。ご存じの通り分析的な聴き方にはそぐわないであろうヘッドホンです。
 ようやく違いがはっきりわかりました。ボーカルをよく聞き込むと、確かに結構違いがあります。 1(ES9038Pro)はボーカルの口の形が見えますが立体感はそこまで。2(E50改)は口の形に加えて周りの肉付きが感じられるような、顎やほほの形がうっすらと浮かんで見えてきます。3(E30)は平面的。

(追記2023-5-20)同じE50の、アンバランスRCA出力(82Ω抵抗追加)と、バランス出力(無改造)での比較です。 前回以上に微妙な違いで、ほぼ同じ音と言ってよいかもしれませんので、好みで分かれそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=UUxnXSwlSbk

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4月
30 (日)
カテゴリー  ランニング
タグ  ランニング 走法 お尻ラン

 3月19日の第10回スポーツメイトラン稲毛海浜公園マラソン大会(フル)DNF以降、フォーム改善の課題を探し出し、また自分の改善点を見つけました。
 キック後の遊脚の引き付けが遅くて、これを早めることでスピードも上がるのですが、方法が間違っていました。「腿を上げる意識」が強すぎていたのです。
 折角スピード復活への足掛かりで書いたように、三津家さんやみっちーさんの動画を参考にしていたのに、腿を上げる意識が勝ってしまいエコノミ-が低下していました。「踵をお尻に引き寄せる」意識が起点になりとても大事だと再認識した次第。

 実は今年12月~24年5月までは仕事が目一杯詰まっていて、レースに出れない可能性が高いのです。 今年の秋が勝負になるのて、10月の水戸黄門漫遊マラソンと、11月のつくばマラソンに照準を合せました。こうなると、秋のシーズンに向けて体を作り始めて基礎走力の底上げを始めておかないと間に合わない。 

 ということで、4月は休日出張も多かったですが幸いにも天候には割と恵まれ、平日の早朝14キロ走を主体に組み立てた結果、自己最高の月間355キロに到達しました。(過去の最高は22年9月の301キロ)

 距離レートを上げると体への負担が増します。最初の週は脇腹を痛めたり、次の週はひざ痛が出たりしましたが、その後はフォームも落ち着いてきたため、週90キロ走っても何ともない状況まで慣れました。

 但し、早朝の走る前にはアミノ酸パウダー13gを200ccの水に溶いて飲んでから、同13gとプロテイン40gを500ccの水で溶かしてボトルを携行し、合間の休憩時に飲んでいます。
アミノ酸が結構な値段がするので、プロテインと合わせると月8千円ぐらいかかってしまう計算ですね。案外お財布にキツイです。

ラン記録​/2023​/4月

-  
23年4月
日付
曜日距離(km)タイム平均ペース
/km
備考
120.171:45:215:13香取市 ラン
214.101:19:075:37香取市 ラン
314.111:13:185:12香取市 ランTペース4キロ
4腹筋痛
5腹筋痛
613.061:13:015:35香取市 ラン
713.091:07:405:10香取市 ラン
820.091:52:005:34香取市 ラン
9膝痛
1014.171:14:065:14香取市 ラン
1113.061:08:095:13香取市 ラン
1213.121:11:025:25香取市 ラン
1314.181:13:555:13香取市 ラン
1414.171:18:315:33香取市 ラン
1510.2958:425:42常総市 ラン
16
1713.071:06:495:07香取市 ラン
1814.201:12:585:08香取市 ラン
1914.171:17:145:27桑名市 ラン
2010.0551:195:06香取市 ラン
2114.191:14:545:17香取市 ラン
2214.441:14:285:10常総市 ラン
2314.081:14:345:18常総市 ラン
2414.311:14:155:11常総市 ラン
2520.121:50:375:30香取市 ラン
26
2714.081:11:015:03香取市 ランTペース3.5キロ
2811.971:02:365:14香取市 - レペ走200m*7
2916.481:40:306:06香取市 ランLSD
3010.4155:385:21香取市 ラン 雨 ブログ
4月走行距離355.17km

 今月は練習のための練習と位置づけジョグ中心でしたが、5月はスピードアップ練習を取り入れつつ、暑熱順化にも気を付けてゆきたいと思います。

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3月
19 (日)

 東京マラソン完走から2週間、第10回スポーツメイトラン稲毛海浜公園マラソン大会(フル)を走ってきましたが、途中棄権しました。(怪我や体調不良では無いのでご安心を)

 前置きが少々長いですがお許しください。 前ブログ「スピード復活への足掛かり」で書いたように、東京マラソンは夢のような時間を過ごせた半面、タイムには満足できず、もっとスピードアップできるはずという思いで離地後の遊脚の膝の引き寄せを早くする練習をしてきました。

 こんな感じのフォームかな、と試しに初代Endorphin Speedを履きいつもの早朝13キロをスピードアップして走ったGPSログがこれなのですが、もうビックリ。体感のキツさはキロ5:00くらいのつもりで、4:45で走れてました。

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 心拍数こそ私としては低くは無いですが、脚や体幹が楽というのはレース終盤の失速の心配が少ないということなので、これはもう

スピード復活しましたっ!

 と宣言できるのでは。。何より明らかなスピードアップを実感して走るのが楽しいのですよ。こうなるとまたレースを走って実力を試してみたいなあ、という気持ちがモリモリと。。

 東京マラソンを走って2週間、積んできたお尻ランのトレーニング効果がまだ残っていますし、体感疲労もほぼ抜け切っています。 実は土曜日に地元で10kmレースがあったので狙っていたのですが、雨予報なのでパス。 ならば次週の週末に赤羽・荒川ハーフはどうかな? と検索すればレースは有りますが、なんと土日とも傘マーク予報だと。まごまごしていたらやがて暑くなってしまいます。。

 あきらめかけていた時、前日までエントリー可能なこの大会を発見、天気も回復しそうだし、東京マラソンからフォームの変更だけでどれだけ結果が変わるのかが試せる、という楽しみも(・・ほぼ自分が実験台ですね)できますし、失うものも何も無いので、どうせなら純粋にサブ3.5を狙ってみるかと、フルマラソンを申し込みました。

 1周2.5kmのコースを17周弱の計算ですが、自分が何週走ったかわからなくなりそう、GPSウォッチの距離を信じるしかないですね。

  • 稲毛海浜公園は、私が稲毛に4年間住んでいた時のランニングコースでして、数えきれないほど走った思い出深い場所で、懐かしさがこみ上げます。
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  • 残念な結果
     序盤から3.5ペースで気持ちよく走れていました。名物の風はそれほど強くなかったものの、走行中のGARMINアナウンスでもログを見ても明らかに影響があったようです。
     そして、28kmあたりから体幹維持できずスピードが出せなくなり、ピッチを早めて対応しましたが、それも30kmを過ぎるとみるみる落ちていきまして。これ以上頑張っても得るものが無いと判断して、残り4周をトコトコ走るには止めにして私のランニング人生初のDNFとしました。
    • GPSログ(GARMIN)
      t_0404650f3f7a3615e9af39e97d3deb367e.pngt_05e78683e9854a7885cae5282b971246a2.JPG
       原因は色々考えられますが、フォームの完成度が低かったこと、このフォームで走り込んでおらず体幹が出来上がっていないこと、東京マラソンの深層疲労が抜けていないことなどでしょうか。 秋に向けて課題のリストアップからですね。
       現時点で言える課題は、遊脚の引き付けを早くした時にでも加えて東京マラソンの時のように離地前に軸足側の腰骨・大転子を前方に押して重心の乗り込みを早くするとともに、反対側の遊脚の大転子が骨盤の捻りで後方に移動することで遊脚が重心真下に接地しやすくなるので、この両者を同時に実行できるフォームを模索すること、と考えています。
       そのためには、私の持論であったNeo逆ローリング走法の肝、遊脚の慣性モーメントで大転子を引っ張ってもらう、というのとは逆方向の動きになるので、逆ローリング走法はいよいよ封印することになりそうです。
  • 帰り道、田所商店で伊勢ネギ味噌ラーメン
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最後にひとこと

ゴメンナサイ、スピード復活していませんでした・・
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3月
11 (土)
カテゴリー  ランニング
タグ  ランニング お尻ラン 走法

皆さん、こんにちは。

 先日の東京マラソンは、最後まで元気に楽しく走れて本当に幸せでした。3.5ペースで入って最後に失速しても、ずっと無理の無いエコランペースで走っても、結局タイム上は大して違いがない。ならば最後まで元気にゴールしたほうが楽しいですよね。それを再確認できた時間でした。

 でもですね、自分が目指す走りはコレジャナイ感がとても強いです。 だって家族の撮ってくれた動画見たら、いくら39km付近の厳しいところだと言っても「ベチャッ」とか「ペトッ」とかいう擬音が聞こえてきそうな、軽快とは真逆の走り方は見ていても走っていても爽快感が無いです。

 見た目もそうですが何よりタイムが遅い。走りを改善すればタイムも付いてくるはずで、次の課題を自らに課すことにしました。  題して、

スピード復活するっ!!

 、、ってそのまんまですやん。

 今の走りからスピード復活に向けて具体的に改善すべき点はいくつもありますが、最初に取り組むべきは、

  • 脚が後ろに流れているのを改善すること

 ですね。
 ここはやはり、まず三津家先生の教えを見直してみましょう。
 するとこの動画に行き当たりました。

 最近のみっちーさんの動画にも同じような指導が上がっていました。1年前の動画でもこの点を上げていたようですが、今回の動画が一番わかりやすいです。

 できるだけ遊脚を早く前方に引き付けて、前捌きで引き下ろす時間を長くとって重心真下着地を迎えることで、リラックスしてお尻の力を使った着地と反発が得られる、ということかと思います。
 私の場合、「前方に引き付ける」意識を持つとどうしても力みが生じて、スピードは出るけどエコノミーが低下するので、あえて早い引き付けは意識しないようにしていました。 その代わり着地荷重の反発を腰骨や大転子を前にぐいっと送り出すようにして、遊脚を自然に前に送る動きでエコノミ-を向上させた走りができていたので、今後はもっと積極的に「早い」タイミングで前方に力まず引き付けるフォームを目指したいと思っています。

 ここで注意すべきは「強く」引付けるのではなく、三津家さんが口を酸っぱくして何度も言っているように「つま先で地面を押すのは無駄。離地の際はつま先を逆に引き上げるように」することでキレよく「早く」引き付けることを心掛けないといけません。そうして腸腰筋や腹筋を意識したランニングフォームへの移行に結び付けたいところです。(もちろん、着地時に意識する走る力はお尻やハムストリングスなどの裏側の筋肉ですね。)

 さあ、秋のシーズンに向けての練習計画を立ててゆくとしますか。

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3月
6 (月)

 東京マラソン 2023、完走しました! いやもう、本当に夢のような時間が流れる週末でした。ブログ1本では到底書ききれませんが、エッセンスは漏らさず書き留めておこうと思います。

前日のランナー受付会場前。

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 ここで大人気ランチューバー、三津家(みつか)さん(応援ネーム:みつやさん?)が偶然にも動画撮影を終了しファンサービス中。最近すっかり大ファンになっている私めも、いつもの「やってみよう~」ポーズで一枚撮っていただきました。 4週連続のフルマラソンで公認コース自己ベストの2時間30切りを目指すようです。すごい!頑張ってください!!(私もね・・)

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 受付けはスムーズに完了して、EXPO会場へ。STARTSブースの記念撮影スポットで1枚。

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 シューズは、先日メルカリで購入し盛岡で受け取った中古の Endorphin Speed 3。EXPOでsauconyブースがあったので、お願いしてEndorphin Pro 3 を試し履き。持参したSpeed 3 との比較では、プレートはやっぱり硬く、Speed3よりクッションは少なくなっている印象。とても私の手に負える代物ではありません。 藤原商会さんが「じゃじゃ馬」というほどつま先のロッカー構造がキツく、初代ズームフライのように「カクっ」とならないようにうまく使いこなすのは難しい部類かと思いました。

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 当日スタート前の様子。Dブロック先頭付近に並びましたが、1時間半前に路肩に座って寒さを凌いでいたため、アップもろくにできず。 その代わり隣に座った見知らぬおじさんと若い女性と3人でマラソン談義で楽しく時間を潰してとてもリラックスできました。

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  • 結果
    • グロス 3:43:32
    • ネット 3:39:57
  • Garminラップ・心拍数・高度/ピッチ
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 今回はモルテンドリンクのボトル携行はせず、モルテンゼリーの携行に切り替えました。使いやすい腹巻きタイプのポーチと併用してスマホや貴重品持参で走行。前日と当日入場前までにモルテンドリンク2袋使用したうえで、ゼリーは今回25km、30km、35kmの3回服用し全く燃料切れにはなりませんでした。コスパは悪いですが安定した効果があり、ゴール後の内臓も割と元気で食事も普通にとれるので、今後はこれを標準にしようと思います。

 レース展開として、終盤に家族の応援もあり、最後まで元気に走り切りたい思いが強く、序盤の下りで上げすぎないように慎重に入りすぎ、中盤までペースが上がらなくなってしまいました。

  • Youtubeに上がっていた、7km付近の動画、5:27あたりに画面中央を通過する白キャップ白シャツ、サングラス、ピンクシューズが私です。この時点で4.0ペーサーの7分前、3.5ペーサ通過から2分30秒も差が開いていました。5km~10kmの平地区間でペースが落ちたことが、今回タイムが振るわなかった一番の原因と考えます。
    https://youtu.be/krdv43ggMqQ?t=319
     姿勢は猫背になっておらずリラックスできているので、もう少し前傾して接地時間を短くすれば、キロ5分を切って巡航できるように思います。今後の課題。
  • 33km付近、15分10秒くらいに画面中央を通過、この辺りから必死に追い上げ結構な人数を抜き戻しました。3.5ペーサーから11分遅れ。
    https://youtu.be/wwscXn5w4PE?t=905

 そのおかげで後半も足は35キロ付近で膝筋がピクっとなったためコムレケアで攣り予防しましたが、どんどん棒のようになっても体は元気で、一番キツイ39km付近の芝公園前の家族の応援にも元気に応えられました。 

 14キロ過ぎで、運よく先頭集団とすれ違いました。「大迫ー!!」と大声で応援しました。

 イベントの運営は、さすが世界6大メジャーマラソンだけあってあらゆる部分に工夫がされていてすばらしいと思いました。 また何より途切れぬ鈴なりの声援はランナーに本当に元気を与えていただけたと思います。 私は最後の石畳でも元気でしたので、「みんなありがとう!みんなありがとう!みんなありがとう!みんな・・ ごほごほっ」と連呼して走りました。

  • 走り終わった後、応援してくれた家族と最高に美味しい昼食とアルコール(山崎ウイスキー水割り)
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 抽選倍率10倍で当たった夢の時間でした。関係された方々に本当に感謝いたします。ありがとうございました。

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2月
19 (日)

 年末年始に(Saucony) Endorphin Speed (中古)を購入し、そのクッション性と反発性の両立具合を確認したうえで、(Saucony) Endorphin Pro 2 を新品で購入したのでした。

 その後、このPro2を履いて出走した、第49回 市原高滝湖マラソン(ハーフ)、第70回 勝田全国マラソン、軽量でフェザータッチのように短時間接地の時のエコノミーの良さはわかったものの、やっぱりカーボン負けしてしまう自分の体力の無さが情けない。 その後、最後の望みをかけて、Pro2を履いて30km走を行いましたが、終盤には体幹が負けてバテバテで帰宅。もうこれは無理だ。Pro2を履いてのフルマラソンレース出走は断念します。

 仕方ないので、(mizuno)Wave Aero 20+Rで走るか、(ASICS)EVORIDE 3 で走るか、Endorphin Speedに戻ってくるか、日々シューズを変更してできるだけ同じ条件で走ってみたりして比較し、Wave Aero 20+Rかなあ、、でも決め手に欠けるという思いを持っていました。

 2月12日から盛岡出張で、雪で凍結した早朝の道を走るリスクを避ける目的で、エニタイムフィットネスに入会しトレッドミルな毎日を送ろうと考えている出発前日に、なんとなんと! メルカリに(Saucony) Endorphin Speed 3 (300km走行の中古)26cmが7千円で出品されました。新品の実売価格は19,800円の現行品です。こういうことがあるので日々チェックが欠かせませんね。
 300kmも走っていると考えるのか、300kmしか走っていないと考えるのか人それぞれだと思いますが、私は後者でして。。これはもう神様が授けてくれた恵みに違いない、絶対に手に入れて試すしか無いでしょう。価格交渉も割愛しすぐに発注しました。そして盛岡のホテルにて受け取り。

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 同じくメルカリで購入したEndorphin Speedは、レディース26cmでしたがサイズ的には丁度良かったので、今回のメンズ26cmでも全くサイズの不安はありませんでした。 カラーが還暦直前のオジサンには不似合い、な気もしますが気にしない。

 早速、ジムのトレッドミルで、連れてきた初代Endorphin Speedと履き比べながら走ってみました。 いやー、これは良さそうです。 初代Speedは少々ランニングエコノミーが落ちるように感じていましたし、Pro2はエコノミーは良いけどどうしてもミッドソールに入っているカーボンプレートの存在感があったんですね。 VaporFly2やAdiosPro3でもそうだったので、カーボンプレート内蔵シューズの宿命なのかもです。
 対してこのEndorphin Speed3は、改良されたウイング状のナイロンプレートの適度な効きがあるのか、踏み込んだ分のエネルギーが反発となって帰ってくる効率が向上している気がします。 そしてクッション性も初代Speed以上に高いので、フル後半での脚持ちも良さそうな印象を持ちました。

 まだロードを走れていないので、レース3日前に自宅に戻って走ってみて印象が変わらなければ、これを履いて東京マラソンに出走します!

  • (追記2/26) Endorphin Speed 3 でようやく盛岡のロードを12kmほど走れました。
    反発を感じにくいトレッドミルではわかりにくかったのですが、ロードではそのクッション性と反発性の高次元のバランスが感じ取れました。最初は沈み込み気味かと思いましたが慣れてきたら速いピッチでキロ5分程度の速度維持が実にスムーズに可能でした。更に速度を上げると早いピッチとのマッチングに少々苦労しそうですが、慣れれば行けると思います。

【参考】

 ところで、私もお気に入りのASICSエボライドに、エボライドスピード、なるニューシューズが登場したようです。やや柔らかく反発性の高いFF Blastがミッドソールに使われていて、厚みが+5ミリで重量は+20グラム程度の様子で、これも気になりますね。

 さらにところで、盛岡のジムで毎回隣になるオジサンから声をかけられまして。「見事な走りをされますね。」なんて過分なるお褒めを頂き嬉しくなりました。「きれいな」でも「素晴らしい」でもなく「見事な」・・なんて記憶の限り還暦前の人生で初めて言っていただけた気がします、ありがとうございます。最近のフォームでは完成度も上がって、速度が上がっても下がってもほとんど同じフォームで走れるのです。
 今年の東京マラソン走るんですよ、と言ったら、その方の奥さんも走るらしい。なかなかサブフォーできないとおっしゃるとか。ちなみにそのオジサンは65歳。てことは奥さんも還暦すぎか。すごいなあ。

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1月
28 (土)

 昨日、第70回 勝田全国マラソン 完走してきました。

 大会が開催されていた3年前までは、毎年1月最終日曜日は、同日に開催されていた館山若潮マラソンに参加していました。 風光明媚な南国感溢れる景色と、30km付近にある激坂が名物の人気の大会でした。
 しかし、2018年の転職で千葉市から離れた後は茨城県が間近の北総地区の自宅から館山に参加するにはかなり遠く4時間以上かかります。今年は車で2時間以内で行けるひたちなか市の勝田に初めて参加してみることにしました。 館山のような気持ちよい景色は望めませんが、天候が恵まれれば坂道は25km付近1か所と終盤の緩いアップダウンを除けば割と少なく、記録もそこそこ出そうな大会です。

 当日は、これ以上無いというくらいの気温・晴天・微風のマラソン日和。気持ちよく走れるので序盤の突っ込みすぎには要注意ですね。
 
 使用シューズは、2週間前に雨の高滝湖ハーフでも履いた、(Saucony)Endorphin Pro 2です。

 スタート前、Eブロック。今回は胸に差すタイプのハイドレーションボトルでモルテン(+アミノ酸+経口補水パウダー)ドリンクを着装、補給は走りながらでも概ねスムーズでしたが、重さと揺れが気になりました。次回はウエストポーチに戻そうかな。。 もうモルテン無しのレースは考えられず、携行方法は永遠の課題です。

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 前半はとにかくリラックスしてゆっくり一定ペースで走り、中盤も飛ばさない、30km以降で調子を見てペースアップの作戦で行きました。 結果、

  • グロス 3:40:46 ネット 3:38:49 総合2847位、50歳代の部 840位

 30km手前までは、思い描いたとおりのレース展開で5:00~5:05/km程度で終盤に脚を温存できていたつもりでした。これはこのまま行けそうだな、と30km過ぎで思ってしまったのが油断の始まり。
 ほんの少しペースアップ気味にしてごぼう抜きで気持ちよく走っていったところ、35kmで足が動かなくなり、お尻とその下の腿裏、前腿、ふくらはぎ、全て一気に疲労が噴出してペースダウン。4回ほど止まって屈伸運動をしてから再開し、最後は膝まで攣りそうになってどうにかゴールしました。 止まらず走り続けられれば良いのですが、足の状態によっては屈伸してすぐに走り出せば心拍数もあまり落ちないので大丈夫ですね。(歩いてしまうとアウトですが)

 ちなみに、一緒に参加したサブスリー還暦ランナーのOsdさんは、年末年始に2週間以上走れない期間があったにも関わらず、その後の練習で復活し、グロス3:01:33、ネット3:01:17、60歳台の部 5位で走り切っていました。脱帽です。

 下のグラフは私のGARMINのログで、これを見るとわかることが2点。

  • 15km付近の急坂のあと、心拍数の細かな変動幅が大きくなっている。 これは二の腕に巻いた心拍計そのものの計測異常によるものなのか、はたまたフォームが変わった結果なのか。。
  • 30km以降、平均心拍数が150bpmに張り付いていて、呼吸と心拍数的にも長続きは難しかった。5年前までは160bpmでも粘れたのに、加齢による体力低下は進んでいますね。
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 今回の成果としては、お尻ランのコツをだいぶ掴めたことです。序盤はリラックスで行き心拍数と呼吸を抑えるのには適しましたが、脱力しすぎて接地時間が伸び微妙に脚を使っていた懸念があります。 途中からは着地と脚の内転タイミングを調整して、脚をぞうきん絞りのように筋膜で筋肉を圧迫することで、脚に負担がかかりにくい接地時間の短い走法ができ、ペースダウン後の粘りに繋がりましたが、今度は心拍数と呼吸が上がってしまいました。 なかなか両立は難しいです。

 そして(Saucony)Endorphin Pro 2 の評価ですが、やはりカーボンシューズは最後の粘りはキツイですね。ミッドソールの中の硬いカーボンプレートの存在を感じながら、棒のようになった脚で体を前に進めるのは苦痛でした。
 このシューズも、メルカリ行きかなあ。。もう少し考えてから、3月5日の東京マラソンで履くシューズを決めようと思います。

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