TOP  >  なーお'nぶろぐ  >  なーお  >  デバイス

なーお さんの日記  [ メールで投稿 ]

39件のうち1 - 10件目を表示しています。

[投稿日   ] [タイトル   ] [アクセス数   ]
5月
14 (日)

 従来使っていた(1)ES9038Pro DACと、先日改造した(2)DAC(Topping)E50、(3)無改造のE30の3機の比較に空気録音してみました。
 私の耳では(1)と(2)の違いがほとんど聞き取れないです。(3)の高域はちょっと落ちてますね。
 スピーカーと部屋と録音がボトルネックになっていると思います。 聴感に自信のある方は、ヘッドホンでチャレンジしてみてください。
<最初の説明部分が22秒の無音部分があります。ご承知ください>

https://www.youtube.com/watch?v=ve8OMVxRG-U

続きを読む | 閲覧(2900) 
5月
28 (日)
カテゴリー  オーディオ
タグ  DAC デバイス 空気録音

先日改造した、(Topping)E50改のアンバランス出力の抵抗を3種類交換して、バランス出力と比較の空気録音の動画を作ってみました。

どれがどの抵抗の音なのかは、まずは未公開でブラインド比較です。

https://www.youtube.co/watch?v=ePaEPi5TdFA

 再生順①~④が、A~Dのバランス抵抗種類/アンバランス のどれに該当するか、当ててみてください。
 今回は極めて微妙な比較になるため、違いを聴き取りやすいように、録音したWAVを細かく分割して繋げました。動画の概要欄にリンクした、各パート頭出しをご活用ください。
 ヒントとして、先週録ったもの(AとB)/今回録ったもの(CとD)の1曲目は  再生レベルが1db違います。±どちらかは内緒。
 答えは1週間後に追記します。どうぞお楽しみください。
(追伸)タクマンの抵抗も試したかったのですが、千石で82Ω周辺が手に入らず断念しました。

  • A (TRSバランス出力) 無改造
  • B~D (RCAアンバランス出力) Line出力に82~80Ω抵抗追加
    • B (Linkman)LMFQ 82Ω 1/2W 金属皮膜抵抗
      t_00e475363f0224a7da771481715b6aec30.jpg
    • C (Bispa)LMFSA50 80Ω 1/2W 金属皮膜抵抗
      t_01889b6481ab585fa99d0cccb6aa2ad4a8.jpg
    • D (KOA) CFS 1/4 82Ω 1/4W カーボン抵抗
      t_0240686093a742466234e1035345d01014.jpg
コメントあり 1  |  続きを読む | 閲覧(3701) 
5月
6 (土)
カテゴリー  オーディオ
タグ  デバイス DAC バランス接続

 数年ぶりの、ピュアオーディオネタです。

 2019年のコロナ禍突入から、ほとんどマラソンのほうばかり情熱を注いできたので、オーディオに関しては現状維持が続いていました。

 その中で、DACをESSのES9038pro使用の中華ガレージメーカー製のをAliexpressで購入しオペアンプの換装(OPA627AU/OPA827AID)をしていたこと、2020年にパワ-アンプを念願のNCore NC400 を導入したこと。

 それなりに高音質で、特にES9038proの電子ボリウムが良くできていたので、前段にバッファアンプを装備するNC400へダイレクトでバランス入力できたことが大きかったです。
 かなり満足感の高い音質で聴けていたのですが、いつも刺激を受けているFacebookのRaspberry Piでオーディオしま専科で、ToppingのエントリークラスDAC、E30とE50の改造ネタが上がっていて、これがハイエンド音質ということで、ぜひやってみようと。

 E30のDACチップは旭化成のAK4493、既に絶版で中古で1万2千円程度、E50はESSのES9068ASを使用しバランス出力もあり、新品2万6千円程度、どちらもOPアンプはOPA1612A。
 E30の改造内容はこちらで、電源パスコンの追加、コンデンサの交換と、カップリングコンデンサの削除と代わりに直列抵抗を追加、USBクロック電源の小さなセラコンに22uF50Vの電解コンデンサ、NichiconPWを並列追加、ということで、少々ハードル高し。
 他方のE50は、こちらの記事でオリジナル品でもかなりの高音質で、改造内容も出力抵抗の追加のみ、というイージーさで、私でも失敗リスクも低くできそうです。

 ということで、早速やってみました。E30の中古品は既にエージングも進んでいるからか、最初の音出しでオリジナルのままでも十分に高音質ですが、やや音にオーディオ的な色付けがあり、ジャズ系ソースには好ましいもののクラシックは少々華美な印象。改造は将来ネタに残しておこう。ちなみに電子ボリウムはプリアンプモードに切り替えることで問題無く使えました。絞っても音の劣化は感じません。

 E50の新品は、半日ほど音出しした後ではかなりの音の分離の良さが聴けて、無改造でこの音は完全に価格破壊かと思います。こちらも電子ボリウムは私の耳には全く劣化を感じることなく使えます。
 電源はラズパイと同様にダイソーの500円電源G208を使用です。(←この型式が重要、ラズパイには同じ2口タイプでも他の2口の型式違いは良くないとのこと。E50にも十分に適合しそうです)

t_002623de66611b0386220f844ba1f626f8.jpg
  • 82Ωのオーディオ抵抗が手持ちに無く、とりあえずAmazonで買った非オーディオグレードの格安カーボン抵抗、100Ωと470Ωを選別しパラで目標82Ωに対し82.1Ωとなるペアを2set準備。
    t_01dbb67ed57ceeca7acfd49410eb345cfd.jpg
  • オリジナル状態でケースから先端のみ基盤を引き出す
    t_024cf99a2b1c25d9bc24405f01ddfd21f4.jpg
  • 基板のRCA出力付近の信号側パターンをカットし、その上流側の被覆を周囲のグランド部分を剥かないように慎重にカッターで剥いた。
    t_049524b055237f9630d311641b18df798b.jpg
  • 剥き出しになった導体箔部分に予備ハンダを盛ってから、抵抗をハンダ付け
    t_051f32f9a1f806cc118600adae283bd288.jpg

 あとは基盤をケースに戻せば作業終了です。 音出しすると、すぐに音の分離や音場の見通しが良くなったことを確認できました。
 ただ、高域が少々物足りない印象です。今回はお試しで非オーディオグレードの格安カーボン抵抗を使ってみたので、今後音の良さそうな抵抗に交換を試してみようと思います。まずはお勧めいただいたマルツのLMFQ50Sの82Ωを注文しました。改造後、空気録音してアップしようかと思います。
 また、E50にはTRSバランス出力を装備されていて、このインピーダンスが100Ωということで、本記事のRCAアンバランス出力20+82(改造)=102Ωと近いのでNC400のXLRバランス入力へ直接接続で無改造で同様か、あるいはこれ以上の音質が得られるのか、比較してみようと思います。

 いずれにしても、現時点で既に本当に桁が1つか2つ上のハイエンド級(なのかな?実際のハイエンドはオーディオショーとかでしか聴いたことないけど)の良い音がでています。こんなに中身がシンプルで実装された基板なのに、シンプルなりに音の良い設計ということでしょうか、参りました、もうES9038proのDACには戻れません。自作のフルレンジスピーカーも頑張っていますがボトルネック感は半端ないな。。

(追記)2023-5-13
 抵抗を、マルツオンラインでLinkmanのLMFQ-82Ωを購入し交換しました。プラシーボかもしれませんが、高域の伸びが違和感なくなった気がします。

t_05e2cc839358f394bf0ef40e99939e54a0.jpg

 空気録音をする前に、以前のES9038Pro+オペアンプ換装済(OPA627AU/OPA827AID)のバランス出力のDACと、とっかえひっかえ接続変更をして、色んなソースを聴き比べてみました。 すると、、なんと差がわからないという結果に。
 自分の耳の限界なのか、自作のフルレンジスピーカーの限界なのか、はたまた本当にESSのDACチップの音の傾向が同じだからなのか、もう何度も何度も聴き比べてみましたが、クラシックを聴いてもジャズを聴いてもポピュラーのボーカルものを聴いても、どれもこれも差がわからなかったので優劣の判別がつきませんでした。 但し、E50の今回改造したアンバランス出力と、未改造のバランス出力もほとんど同じような傾向の音ですが、ごくわずかにバランス出力のほうが音の肉付きが良い印象で、そのぶんアンバランス出力のほうがフォーカスの合った高音質、なのかもしれないと自答しています。
(アンバランスのRCAケーブルは、定番のaudio-technica ART LINK AT-EA1000/0.7にXLRコネクタ変換は自作、バランスのほうは安価に購入したTRS to XLR (0.75m)ケ-ブルですので、この辺の差もあるかもです)

 しかしこの域に達すると、スピーカーも私の耳もついてゆけないレベルなのかもです。 ということで、以前と差が無いようなので、改めての空気録音は面倒なのでしないことにしました。悪しからず・・

(追記2023-5-14)と言いつつ、どうにか時間の許す限り録音・編集しYoutubeにアップしてみました。 実際の音もほとんど差が無く、よほど耳の良い人が精細なヘッドホンで聴かないと判別できないかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=ve8OMVxRG-U

 スマホやノートPCのサウンドデバイスではなく、ノートPCにUR22mk2で再生し、ゼンハイザーHD598(プリン)でしっかり聞いてみました。ご存じの通り分析的な聴き方にはそぐわないであろうヘッドホンです。
 ようやく違いがはっきりわかりました。ボーカルをよく聞き込むと、確かに結構違いがあります。 1(ES9038Pro)はボーカルの口の形が見えますが立体感はそこまで。2(E50改)は口の形に加えて周りの肉付きが感じられるような、顎やほほの形がうっすらと浮かんで見えてきます。3(E30)は平面的。

(追記2023-5-20)同じE50の、アンバランスRCA出力(82Ω抵抗追加)と、バランス出力(無改造)での比較です。 前回以上に微妙な違いで、ほぼ同じ音と言ってよいかもしれませんので、好みで分かれそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=UUxnXSwlSbk

続きを読む | 閲覧(3809) 
12月
26 (日)

 オーディオネタですが、スピーカーネタではありません。 ある意味ランニングネタでもあります。

 ついにこのレベルに到達したものが出ていたのですか! 中華製廉価版のイヤモニを、TWS(True Wireless Stereo)Plusに変換してくれるAPT-X対応の高音質アダプタ、それも耳掛け式! 「KZ AZ09 Pro」です。

 ここ数年、ランニング用、出張時の音楽試聴用にイヤフォンを物色し、気になって買ってみてはがっかりしたり、半年ほどで壊れたりすることもしばしばでした。
 コロナ禍に入ってからは、Teamsやzoomでのミーティングも増えて、ワイヤレスイヤフォンの便利さを身に染みるようになっていたのですが、安価で高音質なものに出会えず。 もちろん高音質のものはあるのですが、あまり高価のものだと紛失リスクや故障リスクに対するショック度合いも上がるわけで、高価なものに踏み込めなかった。 何しろランニング中にポロっとおちて排水溝に落下、、なんてことも普通にあり得ますから。

 そこに2021年11月に登場した、「KZ AZ09 Pro」。 従来のKZ AZ09から大幅なグレードアップをしたようです。その辺の詳細はネットの評価が上がってますのでそちらを参照。
 これなんと、ワイヤレス通信チップに、QualcommのQCC3040を使用。これはTWS Plusにも対応しているので、対応スマホであれば左右独立の通信で音ズレやプチフリーズを減らしてくれる独自規格のもの。今後のスタンダードになり得る気配。 但しiPhoneは未対応(通常のTWSとして使えます)、どのスマホ型式が対応してくれているのかは、運次第らしい。 私が使っている、MotoG7+は非対応でしたが、それでも十分な音質と安定性です。 (MotoG8+は対応しているらしい)
 シリコン製にグレードアップしたイヤーフックのかけ心地もソフトで違和感ありません。

 今回、Amazonで400円引きキャンペーンを利用し、4,500円ほどで買いました。

 これに組み合わせる中華製イヤモニは、自分の好みで選べるし、あれこれ試してお気に入りを探すのも楽しいです。凝りすぎると沼にハマル危険性ありそう。。
 私の場合、現在3セット持っていますが、お気に入りの順で紹介します。

KZ AZ09 Pro + KZ ZSN PRO X(青)と、CCA C12(シルバー)、KZ ZEX(黒)
t_00452c1a54a21b090909e80f3cc15e1129.jpg
  1. CCA C12
     買った時は4,500円しましたが、今は3,400円に-15%クーポン! これはお勧めです。
     BA数の多少で評価すべきではありませんが、高域の繊細さがあります。欲を言えば位相が揃っていない感もありますが、この価格ですから十分以上かと。 AZ09 Proとの相性の良さを感じます。
  2. KZ ZSN PRO X
     もっと安いのでも良い!ということでしたら、まずはこれでしょうか。 高域が少々ツブの粗さがありますが、バランスは良いです。
  3. KZ ZEX
     amazonで評価が良かったので買いました。中低域のハリは魅力的ですね。でも高域の質量とも今一つです。

 ということで、しばらくの間は、このKZ AZ09 Pro+CCA C12がベンチマーク。出張中もラン中も幸せになれそうです。

コメントあり 1  |  続きを読む | 閲覧(8650) 
9月
10 (土)
カテゴリー  日記・雑談
タグ  Android デバイス 携帯

 2年前の11月末にワイモバイルのGIGNO-T(302KC)に乗り換えて、その後家族2人も巻き込み、三人で端末代コミで月11千円程度で運用してきた。
 
 防水や耐衝撃性能が優秀で、タフな使い方をしてこれたのは良かったのだけど、メモリ容量が少なく、動作ももっさり感を感じるようになってきたので、次はいよいよsimフリー端末でMVNOに移行する段取りを整えてます。

 まずは次男に、人気急上昇の Motorola Moto G4 Plus SIMフリー を購入したのだけど、納期が1か月かかり入荷待ち。

 私はそんなにハイスペック要らないので、そこそこの全般性能と軽さを求めて、ZTE Blade V6 simフリー を購入。 イートレンドで純正透明カバーと液晶保護フィルムサービス付きで、¥17,430円。

  • 主な仕様
    • 画面:4.5インチ 960×540(HD)→ 5インチ 1280×720ドット(HD)
    • 外形寸法:約 66X132X11.2mm → 約69.5X142X6.8mm
    • 重量:139→122g
    • 電池容量:2,000mAh(電池パック)→2,200mAh(本体と一体型)
    • microSD:最大32Gb(microSDHC)→最大32Gb(microSDHC)
    • CPU:MSM8926 1.2GHz(クアッドコア)→ MT6735 1.3GHz(クアッドコア)
    • OS:Android 4.4.3→Android 5.0.2

 何といっても、5インチ液晶で重さ220gは軽い。防水では無いので要注意。 12月にMNPでBiglobeシムに乗り換える際に、端末保証サービスに入るつもり。

 ワイモバイルのsimも問題なく認識し通話もOK。動作はもっさり感は少し減ったけれど、サクサクともいえず、まあこんなものかな。 写真の画像は、あまり鮮明ではないし地味な色調、しかしKC302はひどかったので、それよりは遥かにマシになった。

 しばらくこれで使ってみて、どうしても気に入らないことがあれば別の端末に移行し、本機は故障時用のスタンバイ機にするかもだけど、きっとこのまま使い続ける気がする。


左:DIGNO-T 302KC、右:ZTE Blade V6

左:DIGNO-T 302KC、右:ZTE Blade V6
続きを読む | 閲覧(11366) 
5月
28 (土)

 先日電源を更新して飛躍的に音が良くなった、うちのRasPiオーディオ。 今度は、DACの出力用キャパシタ(コンデンサ)の変更を試みました。

 今回も作者の方の改造例を参考に、だけど8千円のDAC基盤のパターンカットは後戻りできないので踏み切らず、キャパシタ交換のみ実施してみました。  何しろ、このコメントで大事なヒントを沢山いただいていて、これはもうやる気満々になっちゃいますね。
 キャパシタだけの変更では、音が荒れる方向に変わるだけでグレードアップ方向ではない、とのことですので、パターンカット、150Ω抵抗の追加もやってみました。(注記:150Ωは最適値ではないようです。作者の方は560Ωを使用中とのことです。私は手持ちがありませんので、しばらくは150Ωで使います)

(追記)2016/6/4 作者の方の最終稿は、更に560Ωに9.1kΩを並列接続に変更されています。現時点ではこちら

 今日は別ブログに書きましたが、荒川で小松菜マラソンハーフを走ったあと、少し足を伸ばして秋葉原の千石電商にてパーツを調達。

 もともと、イーディオさんから購入した状態では、4700PFの黄色いポリエステルフィルムコンデンサは取り付けられておらず、どうぞご自由にお好みに交換ください状態。 でももうはんだ付けした後だったので、例によってはんだ吸い取り線で一旦外します。 念のため外した状態で音を出してみると、、 右側から音が出ない!

 この間の抵抗値を図ってみたらL側20数kΩに対してR側は0Ω・・ がちょーん、はんだごてを長時間当てすぎたか。。?
 気を取り直して、何度かはんだごてを当てているうちに復活。。 ふう、我ながら手元の不器用さにはいやになるなあ。

抵抗追加無しバージョン

 多少の音の劣化は覚悟のうえで、リード線をはんだ付けして、適当に容量を想定して仮に線をよじってつなげてみた。 以下の使用数はLR両CH分です。 片側で 2 x 2200 + 470 = 合計 4870PF

種類容量単価使用数
ポリエステルフィルムコンデンサ2200PF104
ディップマイカコンデンサ470PF3002
t_00b2ae38c2ad3bb606cfff6adeb38f4624.jpg
DACのキャパシタ変更テスト

 高域のなんとなく薄っぺらい感じがなくなって、立ち上がりが速く、厚みの感じる音になった。 高域のしっかり高音質で録音されたディスクで聞くとよくわかります。 例えば、蟲音・続 など音像の存在感がすごくよくなりました。 中域~低域も少し変わった気がするけど、このスピーカーと部屋では限界を超えているのでわかりづらい。

 電源変更だけの状態では、拙作Tornadefly+は良くてもクリアミントで聞くと中域~高域のクオリティがちょっと今一つだったのに、この変更できっちり良い音で鳴るようになりました。 不思議なもんです。

抵抗追加バージョン

 その後、パターンカット+150Ω抵抗を追加したので、その際のコンデンサ容量も追記します。 片側で 2200 + 470 + 47 = 合計 2717PF

種類容量単価使用数
音響用被膜抵抗150Ω302
ポリエステルフィルムコンデンサ2200PF102
ディップマイカコンデンサ470PF3002
ディップマイカコンデンサ47PF2202
t_027a0a72a832deebe8e693092d8466cbe7.jpg
DACのキャパシタ変更テスト、パターンカット+抵抗追加+キャパシタ容量変更版

 抵抗追加・容量変更で、高域の厚みは引っ込み、その分細かい音が出るようになった。 繊細で、高域も奥側に広がる感じがする。 低域も量感が増したような気がする。

 この違いは、アナログの変化ですねえ。アナログ回路のコンデンサを変えたんだから当たり前なんだけど。 けれども、単にアナログ的な変化ではないような気もするんで、作者の方のコメントにもあったように、ES9023は独特なんだなあきっと。理屈はともかく、やってみないとわからない世界ですねこれは。 そして思うに、改造順序としては電源変更を先にやって、ピントが合った状態にしてからDACをいじらないと、順序が逆ではバランスが崩れたり効果がわからなかったりしそうです。

今までの音の変化

 さて、どれだけ良い音になったのか、完全にPC+X-DDC+DC-61の音を超えて上級機を飛び越えて高級機の領域に踏み込んでいる気がするので、そろそろ自分の中でプラシーボ込みでの点数をつけてみようと思います。

点数
普通のノートPC + X-DDC + DC-6110
RasPi3+イーディオDACノーマル5
同、電源変更9
同、キャパシタ変更12
同、抵抗追加+キャパシタ容量変更13+

 こんな感じかな。 高域だけなら、15点付けても良いくらいなんだけど。 :-D  そろそろスピーカーとアンプ(Marantz PM-14SA-ver2) の音で決まっている感じになってきたので、これ以上の煮ツメはこの環境ではほぼ困難です。
 抵抗追加+キャパシタ容量変更では、まだキャパシタ容量の詳細の煮ツメができていません。 抵抗追加無しよりは明らかに良くなっているのですが、どの程度良くなっているのかの評価がとても難しいですし、煮ツメはも困難な状況です。リード線もよじってあるだけなので、時間とともにすぐに劣化してくるんで、音の判断も狂ってきてしまいます。

 パターンカットして抵抗を追加するテストをするために、作者の方も使われている黄色基盤DACをポチりました。 6月上旬に入荷予定です。 千円程度なので、パターンカットで抵抗追加して好みの音が出なくてもダメージ少ないですからね。 ;-)
 とはいえ結局、現行の緑基盤でもパターンカットしました。 テスト状態でリード線を出しているので、そこをショートすれば抵抗値的にはもとに戻ります。(笑)

t_03d8d4e299bff74ec9d8e3bf4584a423d1.jpg
しろたんもご機嫌? RasPiオーディオ
続きを読む | 閲覧(14206) 
12月
17 (日)
カテゴリー  オーディオ
タグ  デバイス

昨日の2017年stereo誌自作スピーカーコンテスト授賞式・試聴会の会場で12/19発売予定の書店より早く販売されていた、「極上の音質改善機器シリーズ」Pioneer製USB型ノイズクリーナー「APS-000T」を買ってきて試しています。4,600円。 今回発売される2機種には、USBジャックが付いておりスルー接続が可能となっています。

t_0030be20e8d98b1175566ccf0375e651c1.jpgt_01257f28e530dd46e8fb78a4873efff26f.jpgt_026001762d01292db4403fad82f461f4a6.jpg

実は最近、あまり音楽を聴く気になれずアンプに火を入れることすら少なく、耳が元の音に慣れていません。 そんな中でこれをRaspberryPi3+のUSBポートに差してDDCのAmanero Combo 384の間に入れて試聴しているわけですが、そうしたエクスキューズを前提とした上で言えば、音質が向上していると感じています。

具体的にどこが変わったか?というと、ノイズフロアの低下、高域のフォーカス向上、音像周辺の空気感(?)。

t_031df1331619926180caa8214d1dc9e6f4.jpg

まあこれは私の耳のプラシーボ効果もあるので、興味のある人は12/19以降に書店に立ち寄ってみて購入し、ご自身の耳で確認してくださいな。

続きを読む | 閲覧(14584) 
12月
23 (火)

stereo2015年1月号を近所の書店で購入。
週末は自宅に戻っているので近所の書店に無いのだが、単身先では徒歩圏内にあって助かる。

今月号は、11月のstereoスピーカーコンテストの総評と、エミライ社とコラボした付録のUSB接続電源フィルター「ES-OT4」。
まずはスピーカーコンテストの総評から。 筆者は「stereo究極のチェックCD」でおなじみの生形三郎氏。

受賞作品のすばらしさを伝えてくれているのはもちろん、一次審査通過作品たちの評価もひとつづつ書かれているのがうれしいですね。但し生形氏のコメントではなく、審査員の方々のコメントを編集部が抜粋して載せています。

私の作品写真には、フォステクスの佐藤氏のコメント「青と白のストライプで塩ビ管内部をスパイラル状に形成した逆ダブルバスレフ。クリアな音質と広い音場感や定位が素晴らしいです」と添えられていました。 いやあ、うれしいです。

更に読み進めていくと、小澤隆久氏のコメントに
「匠部門では石田さんと河野さんが音質、仕上がりとも素晴らしくて順位に悩みました。沖野さんの暖色系の音質もよかったです。」とありました。
これまた嬉しいです。
でも暖色系の音質なのかな? と疑問もよぎりますが、そう聞こえる選曲だったのかもしれません。 (SophieMillmanの歌声はよく聴きますが気持ち良いです)

なお、筆者の生形氏のコメントに「個人的にユニークに感じたのは、前川宗賢さんの「ウッドチップ・ボール」と・・(中略)・・癖はありつつも大きな球形が生み出す独自の音場とリッチな低域に面白味と可能性を感じ」とありました。

***

続いて、付録のUSB接続電源フィルター「ES-OT4」
いつものように、ノートPC ~ JAVS X-DDC ~ Accuphase DC-61 の環境に入れてみた。 最初、X-DDCの電源が入らないので紙面をよく見たら、電源切り替えが「EXT」(外部)になっていて、「INT」(内部)にしたら問題なく繋がり音が出た。

効果については懐疑的であったのだが、一聴して、高域のツブ立ちが向上している感じがした。 音場感が向上するかと思っていたが、それほどの変化はないように思った。 まあ、マンションの一室で聴くには音量も限界があるので、効果を聞き分けられる環境ではないでしょうね。

ともあれ、限定的とはいえ効果がある環境もあるとわかり、なるほど電源は大事だなと確認できただけでも、付録代に2千円を払った価値はあったかもしれない。しばらくは使い続けてゆこうと思う。


stereo2015年1月号

USBオーディオフィルター「ES-OT4」
続きを読む | 閲覧(14908) 
2月
14 (日)
カテゴリー  オーディオ
タグ  デバイス イヤホン

5年ほど使っていたソニーのMDR-EX510SL、そんなに高音質ではなかったものの、普通の音が出ていたので愛用していました。

そうこうしているうちに、転職して車通勤メインになり、出張も少なく、ポータブルオーディオを聴く機会は激減。。 尚更、音の良いイヤホンに更新しようという意欲も無くなりました。

しかし最近、マラソンの練習の時にお気に入りの松岡直也を聴きながら走ると、大変調子が良いので、イヤホンの更新を考えることに。。

色々物色しているうちに、XiaoMi Piston とやらの音質が良いとの評判を目にする。 ただし中華製で偽物も多く注意が必要と。
ならば最新モデルを買えば偽物も少ないだろうと、XiaoMi Piston4 をポチってみました。 amazonで3,000円なり。

BA(バランスト・アーマチュア)型の中高域と、ダイナミック型の中低域の2ウエイタイプでこの価格は破格です。

amazon primeで注文して翌日受け取り。 早速聴いてみました。 いや、こりゃ反則でしょう。 高域のツブ立ちも音の広がりも、MDR-EX510SLの完敗です。 低域が強いのでスマホのイコライザで少し落とすと全体のバランスが整います。
聴きこむと、中域の分解能が今一つでボーカルのフレッシュ感が低めですが、この価格でそこまで求めてはいけませんね。 正直いうと拙作のスピーカーTornadeflyが勝っていると思うのはボーカルくらいで、他は全てかないません。

これで3千円とは、、おそろしい価格破壊。 二人の子供達にも買ってあげることにしました。

なお、リモコンマイク付きでマイクは普通に使えますが、リモコンは音量Up/Downは機能しませんでした。(Androidスマホ+PowerAmp) STOP/RESUMEと、SKIP/BACK はちゃんと動きました。


XiaoMi Piston4 こんな感じの紙箱に入っている

XiaoMi Piston4 外観
コメントあり 2  |  続きを読む | 閲覧(14981) 
8月
28 (日)

5月の日記で、緑基板のDACの出力部分の改造をして、満足のゆく音が得られていました。

ただ、Raspberry Piでオーディオしま専科 グループの改造作者の方は、黄色基板の改造で実施しています。

実は、黄色基板も2枚ほど買ってあって、在庫していました。 1枚1,000円ほどですんで、これでよい音が出ればすばらしいです。

改造前は、緑基盤の時と同様にざらついた感じでしたが、改造後は滑らかさが出ていい感じです。 緑基盤との比較では、高域が少し押しが強く、低域は伸びを抑えてキレが良い方向です。

好みは分かれるところだと思いますが、現段階ではこの黄色基盤のほうが音がフレッシュで良いですね。 1個千円程度で買えるので、改造費がその半分くらい上乗せでかかりますが、それでもコスパは最高。

なお、Raspberry Piでオーディオしま専科 グループの後藤さんの改造個所に倣っていますが、コンデンサメーカーが違ったり、タイプが違ったり、容量が少し違ったり、一部取り付け位置がわからず付けていないものがあったりしています。 完全にコピーすればきっともっと良い音になると思うのですが、これ以上良い音になってもスピーカーがボトルネックで違いがわからないと思います。
なお、出力RCAジャック手前の抵抗は560Ω、ポリエステルフィルムコンデンサは2700pFです。
1曲、ソフィーミルマンの曲を録音してみました。
https://www.youtube.com/watch?v=1C5nk9GqbYg
また中途半端な状態ですが、私はこの時点ですでに満足しています。 ありがとうございます!

オリジナルの投稿
https://www.facebook.com/groups/rasp.audio/permalink/481413312052018/


ES9023 黄色ボード改造版の表

ES9023 黄色ボード改造版の裏
続きを読む | 閲覧(15435) 
39件のうち1 - 10件目を表示しています。