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なーお さんの日記  [ メールで投稿 ]

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12月
31 (日)
カテゴリー  日記・雑談
タグ  抱負

今日ははもう大晦日。 2006年を振り返ってみます。 (いつものように公私混同の内容で、記事リンクつき。。) 

  1. 年初から1月下旬まで舞鶴出張。 途中、現場で.netプログラムをしたり。
  2. 帰ってから2ヶ月間、仕事の合間に3D-subakoスピーカーの製作調整に明け暮れる。4月の頭に、月間stereo誌の読者スピーカーコンテストに応募。 また、測定環境が必要なのでこれを構築
  3. 3月末、mc8の初年度(2005年度)の決算業務を実施。
  4. 4月?7月頭まで、体力勝負の関西方面出張。 お客様の寮で過ごす。 労災特別加入
  5. その間、塩ビ管SPの会の関西オフに手ぶらで参加。 スピーカーコンテストの1次審査通過の連絡あり、休日をいただいて3D-subakoスピーカーの最終調整と、方舟での本選に参加。 新人賞をいただき 7月19日発売の8月号に掲載される。
  6. 7月、音の入り口のグレードアップ。 DAC(Accuphase CD-61)と、PCサウンドカード(Onkyo SE-90CI)を購入し、PCによるミュージックサーバー化。 その純度の高い音の虜になる。 
  7. 7月31日、Iさん邸にて緊急オフに参加。
  8. 8月上旬、那須に2泊3日の家族旅行
  9. 8?10月、3D-subakoのハイスピード化改良。 やがて3D-subakoHSとなる。
  10. 8月上旬?9月上旬、福岡のお客様で休みなしで連日深夜のきっつ?ィお仕事。 途中、2度ほど噴火して鎮火。 なんとか引き上げてくる。
  11. 11月、subako-HSを完成させ、塩ビ管SPの会の横浜オフに参加。
  12. 10?12月上旬、社内サーバーの仮想OS化に着手。 同時期に公開されたVine Linux 4.0を組み込み、2台構成のサーバー環境を構築。 Musicサーバーもこの中に組み込み。
  13. 12月、3D-subakoの低域高調波歪測定を行い、HSバージョンを分解し、32Hz再生に挑戦、好結果を得る

 こうして振り返ると、仕事とオーディオが同じくらいの比重だった1年でした。(笑)  来年は、もっと未来の仕事に繋がる種を撒かねば・・

 小生のブログ読者の皆様、本年1年間ありがとうございました。 来年もまた公私とも頑張りますので、よろしくお願いします。 良いお年を!

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12月
27 (水)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スピーカー

今日は午後に東京出張ができたので、午前中に南青山の TimeDomain社南青山視聴室に寄って、Yoshii9を1時間ほど聴いてきました。 まずは対応いただいたスタッフの方と、常連のお客様、お世話になりありがとうございました。

 お約束になりますが、これから書くことは拙宅のシステムとスピーカー(使用ユニット:FE88ES-R)、 そして部屋で聴く音との比較による私個人の主観であります。 ご存知のとおりオーディオは感じ方は人それぞれですので、Yoshii9を普遍的に評価でき るものではありませんし、たったの1時間ほどの視聴でそれを書けるわけはありません。 「なーおはこう思ったみたいだ」 程度に留めていただきますよう、 お願いします。
***
 はじめに、私は塩ビ管スピーカーのオフ会などを通じて、Yoshii9型(?)音場型・仮想グランドスピーカーをいくつか聴いたこ とはありまして、音場型の長所・短所はあると思いますのでそれらは交えて評価しますが、その独特の音場感を大きなプラス評価にすることは致しません。
 一方、視聴のために持参したソースは、下記CD-Rに焼いた音源。 CD-Rに焼くと音が劣化しますのでその分を多少プラス評価することで、結果ニュートラルになるよう努めています。

  1.  使用ユニットFE83E(またはFE87Eかも)の良さを引き出しており、ユニットが上向きということで高域がだら下がりで刺激感無く聴こえ、全ての音が不自然な響きを伴わないが、かといってユニットの素養を超える音は出ていない。 
  2.  低域の量感の出し方には脱帽する。 視聴中に(もちろんスタッフの許可を得て)パソコンを出して内臓マイクでMySpeakerのリアルタイム アナライザ画面を見ることで観測してみたのだが、 実際には35?63Hzあたりは出てはいるのだがレベルはかなり低いのに、倍音領域をしっかり歪感少な く出すことで量感を得ている。 基音が出ていないと倍音が出ていても量感は出難いのだが、無理ない範囲で基音を出しつつ、倍音域で量感を稼いでいてその意 味で音作りが上手い。 なお、拙宅では観測できた(ソース07の)35Hz未満は観測できなかった(聴感上でも出ていない)。
     但し、量感と引き換えにドラムスやティンパニの「アタック感」「スピード感」は減退していて、打楽器系のプレゼンスは低め。
  3.  視聴室の天井高さが不足していて、上向きユニットから放射した音の天井からの反射音が印象の多くを支配している。 実際、ボーカル(ソール02)を聴くと中域のホール共鳴が大きめに聴き取れる。
  4.  演奏会場のホールトーンが、リスニングルーム内の反射音でかき消されて控えめになる。 自然な音場感と引き換えに、演奏会場の雰囲気は減退傾向との印象。
     この点から一刀両断で評価すれば、音場型スピーカーは演奏者を自室に招いてその場で演奏しているかのような音像感は出しやすいのだが、リスナーを演奏会場に連れて行ってくれるかの如くホールトーンから演奏会場の奥行き感まで再現するような芸当は難しいと考える。
      そういう観点から考えると、Yoshii9が演奏家や演奏自体を主に趣とする人から、ホールトーンの少ない生録再生などで多くの評価を得ていて(と私は 思っているが)、逆にピュアオーディオを趣きとして 「ホールトーンまでも再現」 し「音像を見通して演奏会場を見渡し」 て演奏会場に自分が居る錯覚を 得たいと日ごろから躍起になっている人から評価を得にくく苦戦していることにも合点が行く。
  5.  全ソースで細かなニュアンス・プレゼンスは減退気味。 シンプルなポータブルCDプレーヤー→アナログアンプの組み合わせの限界だと思う。 「これで良い」と思えばそうかもしれないが、ピュアオーディオ派には厳しいだろう。

**
以下、各ソースでの印象を列挙しておきます。

***なーお's Selection for 南青山Yoshii9視聴用 061226         TOTAL 24:43

01村治佳織__Yesterday(Guitar) 3:30
02マリアの子守唄_有山麻衣子(Vocal) 2:15
03NadjaSalerno_Autumn-Allegro(弦楽四重奏)3:31
04松岡直也_CosmosAvenue(Piano-Sollo) 2:33
05ツァラトゥストラはかく語りき-導入部 1:51
06Casiopea_SuperSonicMovement 3:54
07上原ひろみ_LoveAndLaughter(Piano-Band)7:06 (F/O)

***

01村治佳織__Yesterday(Guitar) 3:30
 ★ギター1本のプレゼンス。これに尽きます。
 -> プレゼンスは減退気味。 演奏のトーンや弦の細かなニュアンスが再現しきれていない印象。

02マリアの子守唄_有山麻衣子(Vocal) 2:15
 ★一時期話題に上り、私も参加した本年度STEREO誌コンテストで曲がとりあげられたCDからの1曲です。(コンテストとは別の曲) 。オフマイクのピアノのコクの深さ、ソプラノが反響音にかき回されずに定位するか
 -> ボーカルは天井からの反射音との共鳴が強めに出る。 FE83のボーカルが綺麗に出る音の印象で、それ以上の音は出ていない。 ピアノの中域のコクがもっと欲しい。

03NadjaSalerno_Autumn-Allegro(弦楽四重奏)3:31
  ★ビバルディ四季から秋の第3楽章Allegro。 各楽器の分離と、バイオリンソロの瑞々しさ。
 -> 聴きやすいのだが中低域が緩い。 バイオリンも聴きやすいのだが、キレのある演奏が聴きやすい演奏に寄ってくる感じで瑞々しさは減退。 スピーカーに寄って(1mくらいの距離まで)みると、スピーカーの奥に音像が広がるようになって多少好みになってきた。

04松岡直也_CosmosAvenue(Piano-Sollo) 2:33
 ★松岡直也のCDは音がイマイチなものが多いのですが、この曲が収録されている「NOW THE TIME」は音の良いソロ曲が多い。 まるで自分がピアニストになったように眼前に定位するか。
 -> 低域の量感もあって聴きやすいのだがプレゼンスが弱い。音の強さがもっと欲しい。

05ツァラトゥストラはかく語りき-導入部 (ウイーンフィル・プレヴィン指揮)1:51
 ★冒頭のオルガン32hzと、ブラスの存在感とまろやかさ、ティンパニの打撃感、フォルテシモが破綻しないか。
 -> 32hzは聴き取れない(倍音は出ている)。 ティンパニは丸まる。 フォルテシモの破綻は感じずうるさくはないが、圧倒感が無い。 もっとブラスの円やかさまで出して欲しいが・・

06Casiopea_SuperSonicMovement3:54
 ★活動休止したカシオペアの代表的な曲調で、メロディーは耳に入らないが、歯切れの良いリズムは絶品。 ドラムスや各パートのスピード感をきちんと表現できるか。
 -> 低音の量感でそれなりに聴けたが、ドラムスのキレと凄みはもっと欲しい。 バスレフっぽさが表に出てくる。

07上原ひろみ_LoveAndLaughter(Piano-Band)7:06 (F/O)
 ★30hz?のベース低音の基音が倍音に負けずに聞き取れるか。ピアノなど各楽器の音像が定位するか。曲中の静穏部と強音部の素早い繰り返しのダイナミックレンジは大丈夫か。
 -> エレキベースは35Hzあたりから出ている感じだが、倍音が多いのに歪感が少ないのはよいが量感が足りない。35Hz未満は聴感上は出ていない。 ダイナミックレンジ的にももっと欲しい。 部屋の反射音で収束が遅く、強音部の直後の無音部のニュアンスが苦手な感じ。

room.jpg

 以上、冒頭の所感の「4」に納得し音場型スピーカーを欲する人には完成度が高いと思いますが、私は30万円を出して買う気にはなれません。 あと10万円かかっても良いから、拙作のsubakoの完成度を上げるほうが良いと思いました。

3Dスパイラルホーンスピーカー 記事リスト

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12月
23 (土)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スピーカー スパイラル

 今回の六角スパイラルダクトテストで気を良くして、頭の中で色々な構想が巡っているのですが、 やはりきちんとホーンで作ってみれば良いかな? と纏まりつつあります。
 -> こんなん。。

subakohorn.gif

 絵が下手すぎてわからないでしょ? 3次元的構造を判るように書けるはずも無いので、手抜き。 (汗)
 上側は現状の円筒スパイラル。 その下部でスムーズに(伝統的)平面スパイラルホーンに繋いで、1回転と3/4して、最後は下を向けて抜く。

 兎に角、円筒スパイラルから平面スパイラルにスムーズに繋ぐことと、平面スパイラルホーンもきちんとした形にすること。 全体がバスレフ動作にも抵抗ないように、急な折り返しを避けること、などを盛り込むつもりです。

 また、あまり高さを高くすると、ユニットと開口部が離れすぎて、バックロードホーンにありがちな音源の分離感が出てくるのでそれを避けるような構造です。 必要以上に音道を長くすると遅れ感も出てくるので、まあこんなものでしょう。

 これを、いつものランバーコア積層で作って、と。。 たぶん30mm厚x8枚くらいでいけるでしょう。いやでも今回は重量も必要なので18mm厚ラワンベニヤx12枚くらいで何とかするかな。。 いつ出来上がることやら。 年が明けてからですね。

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12月
22 (金)

年内の仕事はほぼ片付き、あとは年賀状と掃除を残すのみ。
 今日は年賀状のデザイン作成の後、subakoの再調整?測定を行いました。 それに先立ち 測定ソフトのMySpeakerの登録料\5,000を支払いレジストしました。 (今まで長い間試用させていただだきありがとうございました。)

 前置きはここまで。 今回の調整と測定の結果を纏めると、以下のようになります。

  1.  角型スパイラル部分の仕切り版の仮調整で、低域の音質・エネルギーバランスともに良くなってきた。
  2.  常用音量での40?80Hzの歪み率は、2nd,3rd共に1%程度で、自分的には聴感上の許容レベルぎりぎり。
  3.  そこから+6db、+12dbと上げて行ったとき、+6dbでは急激な低域歪み上昇はないが、+12dbでは32hzで明らかな急峻な歪み上昇 が見られた。 しかし、音圧レベルは常用レベルを遥かに超えたレベルであって、(11月23日の新横浜での塩ビ管SPオフ会レベル) 狭い自室でこの音量 で聴こうとは思わない。
  4.  低域が下まで伸びてエネルギーバランスも整ってくると、全域に透明感と音像の厚みが加わりクオリティが格段に上がって、至福の時が得られる。 FE88ES-Rの高品質さと底力を再認識した。
  5.  3D-スパイラルの低域は、(subakoの場合)60Hz以上のバックロード的動作領域でも、長大なバックロードホーンにありがちな「遅れ 感」は私には感じられない。 これは、周波数が高くなるほどスパイラルの内径中心付近を伝播して輻射されることにより遅れ時間が短いためと考えているが、 未検証。
  6.  50Hz以下はバスレフ領域となり、遅れ感は否めない。 が、ここまで低い音域だと遅れ時間もどんどん大きくなる一方で、遅れても違和感を感じにくくなるのも事実。 これだけ聴いている限りでは不満にはならない。 超高級クラスと比べれば違いは明らかだろうけど。。
  7.  ボリウムを上げたときの変化の仕方として、バスレフ動作の40Hzの歪みの増え方より、バックロード動作の80Hz付近の増え方の方が顕著に見えます。(ロードのかかり方が弱いからかもしれません。)
  8.  低域における最大の不満は、やはり55Hzの谷。。 今後の大きな課題。 Super-Swanでも出ているので部屋の影響だと良いのだが、まずは調査から。
room.jpg

 小口径フルレンジは低音が出難いこと、音量を上げると低域の歪が増えることは事実。 しかしそれを理由に、これほど素晴らしい音を放棄してしまうのはあまりにも勿体無いと思います。 
 中口径フルレンジやマルチウエイの良さもわかりますし私も作ってみたいとも思うのですが、この小口径ならではの音の素晴らしさ。 今回のトライで低域方向の補強が行われ、その良さをより確かに実感することができました。
 それにsubakoはまだまだ未完成、スタンドも含めてもっと完成度を上げてその可能性を追求し、更に幸せな時間を過ごしたいと思います。

 以下、今回の測定結果です。

sqduct.jpg

 今日の変更で、仕切り板はこのように「近回り防止」として手前側(第一フィンでいえば両サイド)の高さを増しました。

subako1m061214pinknoise.gif

 まずはF特から(1m-PinkNoise)。 
以前と大きな違いはありません。
以下、全グラフの日付が間違っていますがご容赦。

 次に高調波歪の測定。 常用音圧レベルと、+6db、+12dbを測定しました。 例によって2ndHD,3rdHD,Noiseは+40dbプロットです。
 音量を上げると、低域だけでなく全域で歪みが増えることがわかります。 ノイズの中に2nd,3rd以外の歪みも含まれることも影響しているかもしれません。 また、+12dbでは40Hz以下の低域で3rdHDが急上昇しています。

ニアsubakonear061214distortion_2.gifsubakonear0612146dbdistortion_1.gifsubakonear06121412dbdistortion_1.gif
1msubako1m061214distortion.gifsubako1m0612146dbdistortion.gifsubako1m06121412dbdistortion.gif

88esrsubakonear061207distortion.gif

 これは下部六角ダクトが無い状態で12月7日に測定した、nearfield(常用音量-6db)。 音圧が低いこともあって、このときのほうが60~100Hzの歪みは特に(3rdHDは)低いですね。 やはり六角ダクトは音圧もアップしますが歪みも生んでいます。


 続いて、1mの距離でMySpeakerのリアルタイムアナライザを使って、25Hz~200Hzのsin波単音でのスペクトルを眺めてみます。  ほぼ上記の歪1mと同様の結果ですが、このグラフで見たほうが実感が涌きます。 (+12dbの100~200hzのグラフで、シフト値が 30db->20dbとしていますのでご注意。)

distortion_percent_2.gif

061224追記: 測定結果の基音、2nd、3rdの各ピークを読み取り、歪み率(%)計算した結果のグラフプロットです。 :追記終わり

  1. 25Hzは+12dbは振幅過大なので止めました。
  2. 32Hzは+6dbでも歪みが大きく増えています。
  3. 40Hz以上では大体同様の傾向で+6dbではそれほどではなく、+12dbで増え方が大きくなっています。 但し、以下の4,5は除く。
  4. 63Hzでは、その前後よりも歪み増加が激しいです。 どうやら55Hzのディップと関係がありそう。。
  5. 80Hzでは、4次・5次高調波歪も目だってきます。 下部六角ダクトのバックロードとしての音道がスムーズで無い為かもしれません。
2525hz.jpg25hz6.jpg
3232hz.jpg32hz6.jpg32hz12.jpg
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5050hz_1.jpg50hz6.jpg50hz12.jpg
6363hz.jpg63hz6.jpg63hz12.jpg
8080hz.jpg80hz6.jpg80hz12.jpg
100100hz.jpg100hz6.jpg100hz12.jpg
125125hz.jpg125hz6.jpg125hz12.jpg
160160hz.jpg160hz6.jpg160hz12.jpg
200200hz.jpg200hz6.jpg200hz12.jpg

 この結果をみると、次にまずやるべきことは、55Hzのディップの原因究明です。 もしかすると、バックロードとしての低域限界かもしれません。  3D-スパイラルは、音道全体として見た時よりも内周部の方が広がり係数が大きいので、そこを通って出てくるのか・・   いや、でもポート出力で測定 した時はこのディップは無いし。

 また、32Hzの歪みを減らすには共振周波数を下げるとともに、音道出口の面積も増やさないといけないかもしれません。 もっとダクトを延長しても同じ結果になるなら、この面積でも空振りを起こしているということでしょう。
 そして、六角ダクトを音道としてもっとスムーズにしないと、80Hz付近の歪みは減らないように思います。 

 以上、まだまだ色々やる事は続きます。 3D-スパイラル、面白すぎます。 多少、意地になってるところもあるけど。(笑)

***以下、最近の記事

[Audio製作]成功?失敗?32Hzに挑戦-1
[Audio製作] subakoシンプル化?妄想
[Audio]難解!低域の高調波歪測定(?)

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12月
21 (木)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スピーカー コンテスト

本日、音楽之友社stereo誌編集部より、夏のコンテストの賞状が額入りで届きまして、そのまま壁に飾りました。 ありがとうございます。(雑誌に掲載された名前ですが、一応ボカシました)

legt, syoujyou.jpg

 中身はもちろんですが、アルミの額が思いのほか良さげな物なので、そちらの方が嬉しかったり。。

ちなみに、来年は参加するかどうかまったくわかりません。

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12月
17 (日)
カテゴリー  PC,Linux,仮想化
タグ  自鯖 ハード

 ここ2ヶ月間にわたり色々な実験を行いながら作り上げてきた、弊社(及び自宅)のサーバー環境、昨日待ちに待った電源つきケース(P150)がようやく到着し、ケース交換。 ここに完成しました。...

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12月
16 (土)
カテゴリー  経営
タグ  会計 会社

今日は、例のアレの話です。 アレですよ、アレ。 え・・分かりませんか?
昔の記事にも書いた、同族会社の損金不参入改悪の話ですって。 忘れたなんて言わないでくださいね?。こんな大事な話を。

 12月14日に自民党税制調査会がまとめた、平成19年度税制改正大綱(pdf)で、特殊支配同族会社の基準所得金額を、昨年設定した800万円→1,600万円に引き上げる、というのが盛り込まれています。

いつもの、じぇーりっさん! のぺーじでも早速記事になってました。

 不謹慎かもしれませんが、私としては一安心です。 これで数年は大丈夫ですし、そこまで利益と収入を得ても、不公平で余計な税金は納めなくて済む。 

 →だから頑張って仕事を前向きに出来る。
 →経済に貢献できる。
 →経済が活性化し、景気が上昇する(?まさか・・)

 がしかし、これで能天気に喜んでいてはいけないんですよね。 だって、弊社は「たまたま1600万円には到底及ばない」ために免れているだけで、不公平で余計な追加税金を納めなければいけない零細企業はまだまだかなりあるはずですから。

 大体、最初の思想が「個人事業との不公平感の解消」 などと尤もらしいことを言って800万円に設定しておきながら、じゃあ1,600万円ってどういう数字? 「えーい、わからんから倍にしとけ!」 と税制調査会の誰かがぼそっと言ったらそうなった、としか考えられまへん。 何たる、このいい加減さ! 「行き当たりばったりで、取れそうなところから取る」だけの、理念の欠いた税金政策。

 そもそもこの昨年の改正そのものがおかしいのであって、基準金額を倍にしたからって、「改悪反対!」の声を弱めちゃいけません。 ダメなものはダメ。 今回の後退が「ダメさ」を物語っています。 税理士会の皆様、頑張ってくださいー。

***
20061218 追記

 下記サイトを見ていると、昨年はこっそり「大改悪」しておきながら、今年はお詫びもいれずに 「ベンチャー支援」に大々的に入れているそうな。 もう常人には理解できまへん。 はい、与党に嘲笑。

仕事も生活も遊びも、基本は同じ

ブログ「小さな会社★経営コーチング」

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12月
13 (水)
カテゴリー  Business
タグ  仕事 FA

 1年に2回くらいしかやらない、PCのプログラムが必要な案件が来ました。
某スタジアムの開閉屋根の走行プログラムの改造。 本体制御はモーション制御なのですが、改造のシミュレーションをパソコン上のシミュレーターを使って行うものでして、そのシミュレーターのプログラムです。
 以前は、VB6のタスク2つで、中間をC+の共有メモリで繋いでいました。 これをVisualBasic.netに移行して、ネイティブなマルチスレッドで1本化するものです。

 ご存知のとおりVB6->.net 移行の際のネックは色々ありまして、単純にプロジェクトのアップグレードで動く物の方が少ないくらいです。 一番困るのは、「コントロール配列が使えない」ということでして。。

sim_net.jpg

 このように、14台ある物体の各ランプを種類毎にまとめたり、数値表示を出したりといった使い方ですから、まず間違いなく コントロール配列を使ったほうが簡単でコードも読みやすいです。

 VB6なら、コントロールをコピー?ペーストすると、勝手にコントロール配列にしてくれました。 Label1でしたら、Label1(0)、Label1(1)・・ という具合です。

 しかし、.netに変わってからは、Label1をコピーすると、Label1-1、Label1-2・・となってしまいます。 オンラインマニュアルを見ると、

「Visual Basic .NET では、コントロール配列はサポートされません。イベント モデルに加えられた変更により、コントロール配列が不要になりました。Visual Basic 6.0 では、イベントがコントロール配列によって共有されていましたが、Visual Basic .NET では、複数のコントロールからのイベントがイベント ハンドラによって処理されます。このことにより、同じイベントを共有する異なる型のコントロールグループを作成できるようになります。」

とあります。
一般的には、 こちらのサイトにあるような方法が簡単にコントロール配列を作れるでしょう。

ただ、クリックイベントなどの際にどのコントロールが対象なのかを判断する時の処理がわかり辛かったり、同じコントロールの配列群を多数set作る 場合などを考慮し 私の場合はコントロールの配列は 「System.Collections.CollectionBase」 クラスを継承したクラス で 「ControllArray」による方法を使用しています。
これは、予め汎用的なControllArrayクラスを作成しておけば、追加呼び出しなども自由ですし、よりオブジェクト指向の書き方になってきます。

**
 まあこの程度のことは、プログラマの方からすれば「何を今更低次元な。」 なんでしょうが。。 これが本業でないプログラマにとっては、結構面倒なわけです。

 さて、42setのコントロール配列群をやっと作り終えたので、本体コード移行に着手しなければ・・

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12月
11 (月)

日曜日はお楽しみ、subako改造予察を行いました。
クチバシを付けたsubakoHSは、スピード感が最高でしたが、中域の干渉が耳につき辛くなってきたためです。よって下部デフューザー以下は撤去。
新たにTakenakaさん考案の角型スパイラル構造をアレンジして取り入れたダクトのみの6角形の箱を作り、subako上部本体を上に乗せて、ダクト及びバックロード長の延長による最低再生周波数の伸延と低域増強、および中域のカットオフを図りました。
思ったほどダクト共振周波数が下がらず。 予察としては十分に成功だったのですが、今後の修正は多そうです。

六角ダクト予察仕様
・高さ :184mm
・内容積:約5.7L  (参考:円筒スパイラル内容積=6.3L)
・材質 :12mmt ラワンベニヤ
・スパイラル回転数:1回転 (上から入り、->下&->上->下に抜ける)
 つまり、中間フィンは2枚。
 # 詳しい構造は Takenakaさんのオリジナル版のページ
   ごらんください。 そちらの方が理解しやすいです。 m(..)m

まずはsubakoが乗った状態の写真。円筒スパイラルが下部開口なので、そこから6角型ダクトに進入させ、音響迷路に似たダクトを通り、右部下面から下方に向かって放射される。
sq_duct_subako.jpg
sq_duct_cut.jpg
カット直後の部品たち。 斜めカットが全部角度を変えたので、間違いやすい。
sq_ducttop.jpg
組み立て後、上から撮影。 この上に乗る円筒スパイラルからスムーズに進入すればよいのだが・・ 第1フィンが見える。
sq_ductbtm.jpg
裏返して、下面を撮影。 第2フィンが見える。第1フィンとは中央部のみ接触している。

★ さて、音はどうなったか。

・そう、一番気になる「32Hzは再生できるようになったかの?」 > 答えはYes。 しかし、レベルは低いためソースによっては2次高調波歪だけしか聞こえない場合も・・
 30Hzはぎりぎり。 25Hzは無理。

・100Hzまでの低域もレベルアップ。 但し、少々「ボンつき気味に鳴るバックロード」の音に近くなった。 きっと歪も増えたんでしょうなあ。 まあきちんと設計していないし、この角型スパイラルもどんな動作なのかよくわからない。 だから予察なんですって。
 まあ、スピード感も昔のコンテストバージョンよりはずっとあるし。 今後にどうぞご期待。

・下向き開口なので中高域の漏れは、聴感上明らかに減った。 でもまだスパイラル特有の共鳴・干渉は多少残っている。でもだいぶ良くなった感じで、 FE88ES-Rの本来の中高域の艶が再現できつつあって、実はこれが今回の一番の成果だったりする。 (ようやくクラシックを聴けるレベルになってき た・・)

★ 測定グラフ

subakofar061210sinsweep.gif
まずはsinスイープでのF特。
以前に比べて、40hz付近の丘が若干広くなった。 でも計算上は32hz付近で共振するはずだったので、もっと下まで伸びると予想したのだが・・
やはり角型スパイラルの容量全部をダクト内空気として振動させるのは無理か。
 55Hz付近のディップは今までもあったので、200Hzディップと同様に部屋の影響か? それとも、120Hzピークを2次高調波歪に取られてレベルダウンか。。  
 一方、70から120Hzのレベルは音道が広がった分、アップした。 ただし、120Hzの共振ピークが高い。
subakoport061210distortion.gif
ポート出力のF特と歪特性。 全体的に、以前よりも中域のピーク周波数が下がってきている。
歪も先日の測定よりも増えている。 特に、63hz付近の3rdHDはしっかり谷だったのが、今回は小山になっているのが気になる。
そして何より、中域?中高域の漏れが圧倒的に減った。(共鳴ピークを除く)
subakonear061210distortion.gif
NearFieldでの歪測定グラフ。 案の定、バックロードによる70hz付近の歪減少効果が減ってしまっている。 要設計変更。

*** というわけで、一部の方には期待させてしまった後で、イヤ実はそれほどでもありませんでした・・ というオチです。 でも今までよりもかなり迫力があって 中高域も生々しい音になりました。 もうコンテストバージョンやHSバージョンに戻ることは無い、これは断言できますし、今後の予察煮詰めで良くなる可能 性がかなり高いです。 そしてその後、6角ダクト部分を作り直しの予定です。

**
061211追記:
中低域?低域のボンつきは、やはり6角ダクトのポート断面積の設計が適切でないためのようです。 今回、あ えてフィンの高さを大きめにして、 三角形の面積<フィンスロート面積 となるようにしておりました。 そのため、ここで空気のショートカットが起きて、 空隙空気の振動効率が落ちていたと思います。

sq_duct_mod.jpg

 そこで、当初より予定していたフィンの延長を(ガムテープで)行ってみました。 これで、およそ三角形の面積=フィンスロート面積となります。 こうする とやはりボンつきは完全に抑えられ、バスレフ共振が下に伸びてきました。 ただ、少々音に元気がなくなった感もあります。

バスレフ動作を優先するか、バックロード的な元気のよさを優先するか、個別の微調整が必要だと感じました。

**
061217追記:
32Hz再生時の高調波歪がどんな感じなのかを、MySpeakerのリアルタイムアナライザで測ってみました。(距離1m) 大体常用の音量程度ですが、2枚目のグラフは最初より音量を+6dbほど上げたものです。

32hz_low.jpg
32hz_high.jpg

確かに32Hzは出ていますね。 でもその分、歪も盛大に出ていることがわかります。 特に3次高調波歪の100hz付近。 元々今回の変更で100hz付近にF特ピークがあるので尚更顕著に出たのでしょう。。

 また、音量6db上げただけで、3次高調波歪は10db上昇しています。 やはり8cmクラスにこの領域は苦しいということでしょうか。 高域が 延びたユニットなので、下が伸びることで今までよりもバランスが良くなり、スケール感もかなり上がって、軽い低音で尾を引かないので長時間聴いていても気 分が悪くなるようなことはないのですが、歪感はありますね、歪率10%オーバーですから。
 あとは、更なるチューニングによって100hz付近のピークを押さえた調整状態でどうなるか、追試してみようと思います。

 また、スピーカーを触ると、かなり振動していることもわかります。 振動を抑えることで、歪も多少は減ってくるでしょうが、目に見えた効果は期待できないかもです。

 ★ 実は歪よりも、F特の55Hz付近のディップがかなり気になります。 前からあったし広がってはいないのだが、低音が伸びてレベルも上がったため、余計気になる。。 やっぱりバスレフ?バックロード動作遷移点か?    なんとかしたいけど、ならないかなあ・・

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12月
10 (日)
カテゴリー  DIY
タグ  マイホーム

うちの奥様よりリクエストがあり、よくある「すのこ利用収納」をやってみました。

sunoko.jpg

内W710 x H750 x D400
すのこ=杉すのこ(360円x2)
棚板=t12mmラワンベニヤサブロク板(1,130円)

製作時間:20分(面取り含む)
釘も使わずただ棚板を載せただけで安定します。

え? カラーボックスでも同じくらいの値段でできる? そうかもしれませんが、目一杯広く使えることと、 実はこの下に床下への点検開口があるので分解が容易であること、などからこの方がベターでした。

さて、余った材料でこれから例のモノをテスト製作して遊びます。♪

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