LAFESTA Highway STAR のフロントスピーカーの更新と、ドアのデッドニングを行いました。 結果は大満足とは行きませんが、許せるレベルにはなったかな。
純正の状態
ドアトリム(内張り)をはがしてみると、純正スピーカーは楕円形状の16xmx22cmくらいのダブルコーンフルレンジで、ABSフレーム、マグネット径60mmのペラペラなユニットで、低音は出てますがユルユルで解像度もよくありません。
そして驚くことに、何とスピーカーはドアの内鉄板についているのではなく、大きくくりぬいた内鉄板に樹脂(ABS?)のサブプレートが取り付けられ、そこに固定されております。 このサブプレートが振動してしまうので、ユニットをいくら強固なバッフル板に固定しても無意味・・なのでやる気が半減
それに、どうせ純正ナビの音質がダメなんだからテキトーに済ませちゃおう。。 と思いつつ、でもデッドニングはそこそこやっておけば今後ユニットやナビを更新した後にも真価を発揮するので、ある程度のことはやろうと考えました。
ツイーター追加
この日の日記に書いたように、ツイーターは既に追加済みです。今のところ、両面テープで止まってます。(汗)
メーカー | DAYTON AUDIO (USA) |
型式 | ND16FA-6 |
インピーダンス | 6Ω |
再生周波数帯域 | 3,5kHz~27kHz |
効率 | 89dB(1W/m) |
入力 | 10W |
FS | 2.283Hz |
Qms/Qes/Qts | 2.42/3.10/1.36 |
開口径 | 32.5mm |
重量 | 30g |
価格 | 2,368円(ペア) |
使用ネットワーク | 6dB/Oct |
フィルムコンデンサ | (BENNIC)XPP-2.2μF x2(パラ)=4.4μF |
クロス | 6.1KHzクロスくらい |
ウーハー換装
以前、Libertyに乗っていたときにFドアに使っていた、Boston Acoustics の13cmウーハー、 5.0LF を蔵から発掘して使ってみます。 しかし9年も眠っていたので、ダンパーやエッジが硬化していて低音が出るだろうか・・
ネットワークとバッフル
- ネットワークは、ツイーター側が6KHz-6db/octカットなので、これに合わせてコイルのみで6db/octローパスフィルターとした。 手持ちに0.12mHのエポキシ固めの空芯コイルがありこれを使用。
- バッフル板は、ホーム用自作スピーカーに使う18mmシナアピトン合板から切り出し
- ユニット固定のネジは木ネジではなく、ピュアオーディオ自作スピーカーではおなじみの鬼目ナットを埋め込み、キャップボルトを使用。
- M4-Eタイプというねじ込み式(下穴径6mm)、ツバ無し。裏側からねじ込み。
- コイルの接続は端子台を使用し、どちらもバッフル裏面に固定。本当は雨水などの心配があるのでこの場所は良くないんだけど、他に場所があるのを知らずにここにしてしまった。 結果的には付け外しが楽なので良しとする。
デッドニング
日東サプライのレジェットレックス、1000mmx500mmを2枚を使用。
アウターパネル
ユニット背面
サービスホール内部。このほかドア下半分にも短冊2枚ほど使用。
インナーパネル
サービスホール塞ぎ、ユニット周辺を中心に、適所に貼り付け。
内張り
施工前はこんな感じ。
ユニット周辺部分がバッフル板と干渉するので、目一杯削り込みを行う。
ユニット周辺を重点的、耳に近い上部も少々。
内部吸音
今回、吸音材にはエーモンの「音楽計画:ボーカルハッキリキット」を使った。ウーハーの背面の外鉄板のところ、レジェットの上に貼ってみたが、ちょっと低域も吸いすぎる気がする・・
施工後の試聴
- デッドニングの成果で、低域の締まりが良くなり音程がはっきりした。
- ウーハーは倉庫で寝かしている時間が長すぎたせいか、やはり低域があまり出ない。 ナビのイコライザで低域を持ち上げてなんとかバランスが取れて聴いている。
- ツイーターとの繋がりは、まあ良くも悪くもなく、こんなものかな。 ボーカルの瑞々しさは少し引っ込んだ感じ。
総合すると、60点くらいの出来かな。。 まあ多くは手持ちの資材を使ったので、かけた金額が少なく済んだという意味では良かったかもしれない。 そのうちウーハーを換装したいけど、どうせナビの音質が・・
実体ファイル:inc/lafemacy_audio_gen1