2: 2013-01-27 (日) 00:57:48 なーお ソース 現: 2019-08-17 (土) 07:11:56 なーお ソース
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--- 家族用ゼロクライアントマシンが時々ブルースクリーンになるのを無くしたい。 --- 家族用ゼロクライアントマシンが時々ブルースクリーンになるのを無くしたい。
++ NAS用ディスクを、PCIパススルーしたSATAコントローラ配下でマウントして使うことで、RAWディスクとして使用可能としたい。 ++ NAS用ディスクを、PCIパススルーしたSATAコントローラ配下でマウントして使うことで、RAWディスクとして使用可能としたい。
- 今までのようにESXi管理下のVMFSフォーマットでは、いざというときの使い回しやバックアップ復旧などで制約が増えるので使い辛かった。+--- 今までのようにESXi管理下のVMFSフォーマットでは、いざというときの使い回しやバックアップ復旧などで制約が増えるので使い辛かった。
 RAWマウントによりディスク状態もマウントするOSから直接モニタできるので管理が圧倒的に楽になる。  RAWマウントによりディスク状態もマウントするOSから直接モニタできるので管理が圧倒的に楽になる。
 +--- ESXi管理下のVMFSフォーマットでは、ディスクが解列すると即停止か再起動時に設定変更が必要なので、Linux RAIDは現実的ではなく、純ハードウエアRAIDか前回構成のようにeSATA外付けRAIDケースなどを使用するしかなかったが、RAWディスクになることで問題なくLinux RAIDが使える。
++ PCIパススルーの設定現状 ++ PCIパススルーの設定現状
 3スロットあるPCIバスは、パススルーの設定は一括となり、1枚ごとの設定は出来ない。 PCIeバスは個別に設定可能。  3スロットあるPCIバスは、パススルーの設定は一括となり、1枚ごとの設定は出来ない。 PCIeバスは個別に設定可能。
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|00:1c:6&br;06:00:0|PCIe X1&br;(玄人志向)USB3.0RD-PCIe|USB3|| |00:1c:6&br;06:00:0|PCIe X1&br;(玄人志向)USB3.0RD-PCIe|USB3||
|00:1c:7&br;07:00:0|PCIe X2&br;(Intel)82574L|GbLAN|| |00:1c:7&br;07:00:0|PCIe X2&br;(Intel)82574L|GbLAN||
 +
 +** 仮想マシン構成 [#s55d76ba]
 +以下の6つのゲストマシンを常時稼働中。
 +- NAS/iSCSIターゲット/REGZA録画用: CentOS6.3 (2vCPU)
 +-- ブート直後、ESXiがこのゲストのiSCSIをマウントできないため、[[以前のページで書いた対応:http://www.naaon.com/modules/xpwiki/264.html#e75e65a6]]が別途必要です。
 +- 公開WEBサーバー: Scientific Linux 6.3 (1vCPU)
 +-- 従来は2vCPU割り当てていたけれども、今回は1vCPUで試してみたら全く不足なし。
 +- メールサーバー、DNS: CentOS5.8 (2vCPU)
 +-- これも2vCPU割り当てていたけれども、1vCPUで全く不足なし。
 +- ソフトルーター: vyatta (1vCPU)
 +- Musicサーバー: WindowsXP (2vCPU)
 +- 家族用ゼロクライアント: WindowsXP (2vCPU)
 +|&ref(system.jpg,mw:320,mh:320);|
** テスト用マザーボードとCPU [#y1e8df5e] ** テスト用マザーボードとCPU [#y1e8df5e]
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ARRAY /dev/md6 metadata=1.2 name=localhost.localdomain:6 UUID=e29c0f5b:52d09630:2f2edae8:d30a18f3 ARRAY /dev/md6 metadata=1.2 name=localhost.localdomain:6 UUID=e29c0f5b:52d09630:2f2edae8:d30a18f3
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--- mdadm(Linux RAID) ではなくて、Fake RAIDと呼ばれるオンボードのRAIDを使って、Linux上でdmraidドライバを使うことで、多少軽量にRAID-1を構築できるし実験済みだけど、スオエアディスク構成などのフレキシビリティや、障害発生時の対処方法の分かり易さなどを総合的に判断して、オーソドックスに Linux RAIDに戻ってきた。+-- mdadm(Linux RAID) ではなくて、Fake RAIDと呼ばれるオンボードのRAIDを使って、Linux上でdmraidドライバを使うことで、多少軽量にRAID-1を構築できるし実験済みだけど、スペアディスク構成などのフレキシビリティや、障害発生時の対処方法の分かり易さなどを総合的に判断して、オーソドックスに Linux RAIDに戻ってきた。
 一度解列されると再構築に時間がかかるのだが、そのぶん普段は意外にCPU負荷が少ない。 この辺はZFSファイルシステムとは正反対とも言えそう。  一度解列されると再構築に時間がかかるのだが、そのぶん普段は意外にCPU負荷が少ない。 この辺はZFSファイルシステムとは正反対とも言えそう。
-- メインのゲストマシンにFreeNAS/NAS4FreeでZFSファイルシステムを使うのも有だが、後でボリウムを拡張/縮小/物理ディスク移動など色々なフレキシビリティの良さを考えると、LVMと組み合わせて使えるLinuxがやはり良い。 -- メインのゲストマシンにFreeNAS/NAS4FreeでZFSファイルシステムを使うのも有だが、後でボリウムを拡張/縮小/物理ディスク移動など色々なフレキシビリティの良さを考えると、LVMと組み合わせて使えるLinuxがやはり良い。
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|~|USB2.0|(玄人志向) [[USB2.0N6P-PCI:http://kakaku.com/item/05679010369/]]| |~|USB2.0|(玄人志向) [[USB2.0N6P-PCI:http://kakaku.com/item/05679010369/]]|
|USB &br;SOUND DEVICE|>|(JAVS) [[X-DDC (Black):http://kakaku.com/item/K0000352116/]]| |USB &br;SOUND DEVICE|>|(JAVS) [[X-DDC (Black):http://kakaku.com/item/K0000352116/]]|
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-** 仮想マシン構成 [#s55d76ba] 
-以下の6つのゲストマシンを常時稼働中。 
-- NAS/iSCSIターゲット/REGZA録画用: CentOS6.3 (2vCPU) 
--- ブート直後、ESXiがこのゲストのiSCSIをマウントできないため、[[以前のページで書いた対応:http://www.naaon.com/modules/xpwiki/264.html#e75e65a6]]が別途必要です。 
-- 公開WEBサーバー: Scientific Linux 6.3 (1vCPU) 
--- 従来は2vCPU割り当てていたけれども、今回は1vCPUで試してみたら全く不足なし。 
-- メールサーバー、DNS: CentOS5.8 (2vCPU) 
--- これも2vCPU割り当てていたけれども、1vCPUで全く不足なし。 
-- ソフトルーター: vyatta (1vCPU) 
-- Musicサーバー: WindowsXP (2vCPU) 
-- 家族用ゼロクライアント: WindowsXP (2vCPU) 
-|&ref(system.jpg,mw:320,mh:320);| 
** 中間総括 [#vf3cf2bb] ** 中間総括 [#vf3cf2bb]


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