塩ビ管スピーカー、MSDBS-1(Middle-Speed DB Spiral-1)を塗装してみました。 設計コンセプト・製作経過は、そちらのページでご覧ください。
今回、折角の塩ビ管スピーカーなので、ちょっとスピーカーらしくない楽しいイメージを乗せたいと考え、涼しさを付加してみました。
「Cool Biz」という言葉が出来てから久しいですが、この名前のスピーカーは、さすがに お初! ですよね。
胴体のV字の色分け部分を、襟の形に似せてW型にすることも考えたのですが、やりすぎに思ってやめました。
音は、スピード感はあまり無いが、40?100Hz付近の低域の量感が十分に厚く、落ち着いた音になりました。 ある意味、ダブルバスレフ甘い低域なのだが、スパイラルダクトのおかげで低域輻射周波数域が広い(ロードのかかる範囲が広い)ので、小口径の割りに歪み感が少ない、量感はかなりあって落ち着いて聴ける低域です。
一方、スパイラル特有の中域の漏れは、第一ダクトの遮蔽性のおかげで良くなっています。 けれども、まだまだ漏れてくる感じは強め。
高域は、バッフルの材質が柔らかいためか、ちょっと荒れた印象。この辺をしっかり作った3D-subakoには敵いません。 この辺は時間をかけて改良してゆきたい。 当分の間は、拙宅のメインスピーカーでいられるでしょう。
バッフル面は白ではなくて、薄橙色あたりが良かったかナ。 あと、ヘッド部分は前後組みかえればリバーシブルに色が選べるので、今度気が向いたら 紺色のほうにしてみようと思う。
2009年5月29日(金)24:15~24:45の、タモリ倶楽部に出演しました。