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対象モジュール | なーお'nぶろぐ |
件名 | SKYACTIV-Gガソリンエンジンは高負荷域で燃費が悪いのか? |
要旨 | 少々残念な見解を見つけた。 マツダのSKYACTIV-Gガソリンエンジン、高圧縮比を達成していながら、最大トルクやパワーがそれほど大きくないのが不思議であったが、こういうことなのだと言われるとなるほど合点がゆく。 http://www.geocities.jp/bequemereise/skyactiv_g.html 要は、燃費が良いのはパーシャルスロットル(75%程度までか)の時であり、高負荷域では点火時期をTDC(上死点)より早めることができず、高圧縮比のポテンシャルを引き出しきれずに燃費が悪化する |
- Re: SKYACTIV-Gガソリンエンジンは高負荷域で燃費が悪いのか?
- 投稿者: aquablau 投稿日時: 2017/5/9 13:13
SKYACTIV-G は圧縮率14もしくは13ですが、マツダの技術者はストイキだとしていますよ。
https://response.jp/article/2014/03/25/219786.html「高負荷の領域ではきっちりと圧縮比13の状態で走らせています。確かに軽負荷の状態ではミラーサイクルを使うことでポンピングロスを減らして燃費を向上させています。高負荷になったらノッキングしないように点火をリタード(遅角)させているんじゃないか、とおっしゃる方もいますが、それは使っていません」
「最大トルクを追うだけなら簡単なんですが、スカイアクティブではそこで燃料をリッチにせずに達成させることに、こだわりました。でも、圧縮比が高い状態で燃料を薄くするとノッキングを起しやすいので大変なんです。普通は燃料を濃くすることで燃焼室を冷却するんですが、そこは4-2-1のエキゾーストマニホールドで、排気ガスのスカベンジ(吸引)効果を利用することで燃焼室内の熱い燃焼ガスを吸い出し、その分新しい空気を入れることで対策しました」
実際、高負荷時も従来エンジンと同程度のBSFCなので、疑う余地はないかと思います。