返信する: Room GDI fun
- 追加質問の回答
- 投稿者: .k 投稿日時: 2000/9/8 2:25
なーおさん、こんばんは。
なんか、質問コーナー?は久しぶりですよね。
自分で分かることは、出来る限りお答えします。
ところで、さすがと言うか、よくエアバイパスバルブなんて知ってますね。
2つついているとか、一つはデューティー制御とか。さてさて、まずはダイアグについて。
正確には、ダイアグノシスコード、です。
これは、万が一車両の各電子制御装置
エンジン、ATはもちろん、エアコンやABS、エアバックetc・・・
等、すべての装置に不具合が発生した場合、
その故障内容を記憶し、MUT?2(三菱専用故障診断端末)に表示します。
不具合発生個所のヒントの表示です。
つまり、ダイアグは故障診断の重要な参考となるのです。
多くの場合、ダイアグが発生するとチェックランプが点灯し
状況に応じてフェイルセーフがかかります。
最近の車種は、故障発生時の各データも記憶しておくことが出来ます。
長くなっちゃうので、ダイアグノ件はこのへんで。エアバイパスバルブは結構単純な構造です。
それ自体に故障診断のような機構はありません。
どうして不具合で開いているのが分かるのか?
エアフロセンサーで吸入空気量を見ます。
APSでアクセル開度を見ます。
TPSでスロットルバルブ開度を見ます。
そのほか、関連データのバランスと言うか、なんとなく分かりますよね?
あれ?なんか吸入空気が多いぞ?て感じです。EGRはですね、厄介です。
不具合で開いちゃってても
ダイアグは多分出ません。
不具合の症状や、各データの状態などで
あとはメカニックの判断ですかね?
EGRの全閉不良の故障診断は
それなりに経験のあるメカニックでないと
なかなか発見できないかもしれません・・・ETV(電子制御スロットル)にはエアバイパスバルブはありません。
なぜなら、各負荷や、いろんな条件で追加の吸入量が必要な場合、
スロットルバルブを自由に開けることが出来るからです。
スロットルは、ETV?ECU、エンジンECUで制御されています。
2つのコンピュータでお互いに監視しあっているので
どちらかがダウンしてもフェイルセーフが聞くため
自由に開閉できるといっても暴走とかはありません。
では、どうなるか?
最低限の走行が出来るアクセル開度に固定になります。
2500回転くらいですかね?大体ですけど。
ブレーキで止まれて、離すと走るくらいです。こんな感じの回答でよかったですか?
すごく長くなっちゃったのでそろそろ失礼します。
また、何かあったらいって下さいね。