Re: [仮想化] ESXi 次期サーバー移行案
- このフォーラムはコメント用フォーラムです。新規トピックはたてられません
- このフォーラムではゲスト投稿が許可されています
対象モジュール | なーお'nぶろぐ |
件名 | [仮想化] ESXi 次期サーバー移行案 |
要旨 | 新年のごあいさつの後、最初の話題は「仮想化」で行きます。 昨年末、「e-SATA接続のRAID-1ケース」を使った構成に移行して省エネを進めたばかりのサーバーですが、更に次なる計画を目論見中。 現在の構成ではRAID-1のために外部HDDケースを使っているのですが、これを無くして内部接続のHDDで、なおかつ省エネ構成でRAID-1を構築する方法です。 詳しくは以下。... |
投稿ツリー
- Re: [仮想化] ESXi 次期サーバー移行案 (なーお, 2013/1/11 16:51)
色々な問題があって、なかなか一筋縄では解決できないなあ。。
- MarvelのRocket 640L は、dmraidが使えない感じ。加えて、このM/Bとの組み合わせではRocket 640Lの4ポートのうち
1つのポート(2番目のポート)しかESXi上でHDDを認識しない。- 2つのポート(2番目と4番目)が使えると判明。
- PCIe-Gen2 x2 (10Gbps)で認識しているので、現在のSSD2台はどうにか繋げそう。
- M/BのSATAコントーローラをPCIパススルーすると、たまたま見えていたSATAカードがESXi上で見えなくなるが、MARVELチップを積んだカードに限り、aoyamaさんのドライバを追加すると見えるようになって接続可能。
- ESXiでPCIパススルーしたIntel のオンボードfake-RAIDをテスト中。
CentOS6.3上で、dmraidコマンド、fdisk、lvmコマンドを組み合わせて、思い描いていたパーティション構成、VG-LV構成が出来そうなことがわかってきた。
2つのディスク、sdaとsdbを、オンボードのbiosでRAID-1に設定して立ちあげると、Linux上のdmraidでは、/dev/mapper/isw_aabbccdef_Volume0 という類にマッピングされる。 これは、 -> /dev/dm0 という類にシンボリンクリンクが貼られている。
# fdisk /dev/mapper/isw_aabbccdef_Volume0
で、4つの拡張領域を、領域タイプ「8e」(Linux LVM)で作成すると、それぞれの実体ディスクは以下のようにパーティションが作成される。
/dev/sda
/dev/sda5 (拡張領域)
/dev/sda6 (拡張領域)
/dev/sda7 (拡張領域)
/dev/sda8 (拡張領域)
/dev/sdb
/dev/sdb5 (拡張領域)
/dev/sdb6 (拡張領域)
/dev/sdb7 (拡張領域)
/dev/sdb8 (拡張領域)
マッパーデバイスでは、
# ls -la /dev/mapper
/dev/mapper/isw_aabbccdef_Volume0p5 -> ../dm-5
/dev/mapper/isw_aabbccdef_Volume0p6 -> ../dm-6
/dev/mapper/isw_aabbccdef_Volume0p7 -> ../dm-7
/dev/mapper/isw_aabbccdef_Volume0p8 -> ../dm-8
となる。
これを、全てVG-test ボリュームグループに放り込み、そこから実際の論理ボリュームLVを切り出して、マウントしてゆく。
今回の場合、そのうちの一つの論理ボリュームは、他のESXi共有ストレージとして使うためのiSCSIターゲットマウント用になり、他のほとんどはsambaでNAS共有領域として使う予定。
ということで、色々つまりながらも、求める美しい流れを見失わないように進んで行こう。
(その他、追記予定)