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プラハ観光  2002年12月1日

執筆時現在、仕事でチェコ共和国におります。 週末の1日を利用して、首都プラハへ1人で観光して来ました。 古くからの、大変に美しい街で、お決 まりのコースですが折角ですから写真を掲載します。(各画像はクリックすると拡大します。) なお、写真の解説はガイドブックの受け売りです。

また、皆さんは有名な作曲家のドボルザーク(ドボジャーク)がチェコ人であったことは知っていましたか? 恥ずかしながら、私はチェコに来るまで知 りませんでした。 たまたま、パソコンにpm3エンコードしてあったドボルザーク作曲の「新世界より」を聞きながら、このページを執筆しています。


仕事はTeplice(テプリチェ)という、プラハから北へ90Km、ドイツの国境が近い街を起点としていますが、 ここから高速バスが出ていて片 道約80分、80Kc(チェココルナ:1Kc=約4円)でプラハまで行けます。 バスはPraha-Holesovice駅に到着し、そこからメトロ(地 下鉄)で10分で、プラハ中心部にたどり着きます。

  1. 国立博物館
  2. メトロのMuzeum駅で降りて地上へ出ると、名前の通りそこは国立博物館。写真は聖 ヴァーツラフ騎馬像前からのショット。 プラハの春・チェコ事件の際に旧ソ連がヴァーツラフ広場を占拠したことに対して自身を焼身自殺を図って死をもって 抗議した学生ヤン・パラフを偲び、今でも献花が置かれている。 このプラハの春は、やがて20年後の1989年、ビロード革命(無血革命)で念願のチェコ 独立を果たし、ようやく報われる。
  3. ヴァーツラフ広場
  4. 国立博物館前から旧市街の間は非常に広い大通りになっており、両側にはホテルやレストラン、デパートなどが軒を並べている。 左側の写真は国立博物館からの眺望、右側は日が落ちて旧市街から国立博物館を望んだ写真で、活気があってライトアップも美しい。  
  5. 旧市街広場
  6. プラハの中心となる広場。この広場の周囲には、ゴシック様式・ルネッサンス様式、バロック様式など、プラハの歴史の生証人ともいうべき建物が混在している。 チェコが誇る宗教改革の先駆者ヤン・フス像があるのだが、撮影し忘れてしまった。

    旧市庁舎塔。
    左側面地上付近に巨大な天文時計があり、9:00?21:00の毎正時に仕掛けが動き出し、大勢の見物人が集まる。 残念ながら私はお目にかかれなかった。
    聖ミクラーシュ教会。
    バロック様式で建てられた教会で、音響がよく、夏の夜はミニコンサートがよく開かれるそうだ。
    その右奥に見えるParizska通りの建物との調和が見事だった。
    クリスマスツリー。
    右のティーン教会前に立っていた。高さ20mくらいはあろうか。
    ティーン教会。
    高さ80mの2本の塔を頂きに、1365年の改修時にゴシック様式で建てられた。


  7. 市民会館
  8. 現在の姿は20世紀に再建されたもので、外観の美しさも素晴らしいが 内部もそれ以上に美しいという。 スメタナ・ホールやサロン・カフェなどがあり、ガイドツアーに参加すると数々の美しい部屋を見て回ることができるそうだ。次回は是非、中も見たいと思う。
    市民会館の左に見える古いゴシック様式の建物は、「火薬塔」。
  9. カレル橋と、プラハ城の眺望

  10. さあ、ようやくカレル橋?プラハ城まで来ました。 カレル橋の上はこの時期でも観光客で一杯。

    カレル橋の上から望むプラハ城。ひときわ高い建物が、聖ヴィート大聖堂。 夜のライトアップされたプラハ城。 これを見るためにここまで来た。 そう言えるくらいに、素晴らしい眺め。 右上のハートマークは、 聖イジー教会の2塔のうちの片方の改修足場につけられたもので、恋人たちへのサービスなのか。でもちょっとじゃまだなあ。 プラハ場側(フラッチャニ地区)側から見たカレル橋。14世紀?15世紀にまたがり60年かけて建てられた、幅10m、長さ520mにも及ぶ大きな石橋。 度重なる洪水にもびくともしない、驚くべき天才建築家 Petr Parler(ペトル・パルレーシュ)と当時の技術。

  11. プラハ城内

  12. 坂を登りつめたら、衛兵の立つプラハ城。 もう歩きつかれて足はへろへろ。

    聖ヴィート大聖堂。
    現在のゴシック様式の姿への改修は、14世紀?20世紀までかかったという。
    聖ヴィート大聖堂内部の礼拝堂。見事な作りとステンドグラス。 カフカの家。(青い壁の建物)
    作家フランツ・カフカが半年間仕事場としていた。
    プラハ中心部の眺望と、私。

    朝10時過ぎのバスで来て、帰りは夜7時発のバス。 ずっと歩きとおしで、くたくた。 でも昼食で「TAMURA」という日本料理屋で食べた寿司と 親子丼、それに帰り道のカフェで食べたフルーツクレープとエスプレッソはそれなりに美味しかった。 日本料理は高かったけど、数週間に渡る滞在だと、どう しても食べたくなるのです。 もちろん、チェコの料理はなんでも美味しいですよ。

    以上

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