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対象モジュール | なーお'n研究室 |
件名 | スパイラルの理解 |
要旨 | 履歴: 09/05/30 書き始め 3D-スパイラルダクトに関する、解説ページ。 に、これから少しずるしていくつもりです。 不定期に予告無く、更新する(かも)。 ページ内コンテンツ ... |
- Re: スパイラルの理解
- 投稿者: なーお 投稿日時: 2010/6/20 20:12
メールで質問がありましたので、こちらに転載・返答します。
引用:はじめまして。今年卒業を控えた大学生のMといいます。
卒業制作でスピーカーを製作することになり、今まで大学で製作されてない構造のスピーカーはないかと探し、スパイラルスピーカーに辿り着きました。
HPを拝見し、解りやすくまとめられている動作原理の解説をみて、今までよくつかめていなかったスパイラルの動作原理がわかるようになりました。
設計を行おうと思ったのですが、スピーカーのスペックを使って箱容量やスパイラルの長さなどをどのように求めればいいのかわかりませんでした。
基本動作はバスレフと同じということなので、バスレフの式から箱容量などを求めればいいのでしょうか。
もし、スピーカーのスペックを使ってスパイラルスピーカーを作製するに当たって参考になるようなことがありましたら教えていただけると幸いです。
Mさん、こんにちは。
小生のサイトを活用いただき、ありがとうございます。
お問い合わせの件ですが、こちらの解説も推測の域を出ませんし、あまり広帯域を狙いすぎてスパイラル全長を短くし過ぎると、今度は重低域のすっぽ抜け現象が出てしまうようです。
結論としては、適度な長さを持つ必要がありますが、経験値が少なすぎて、これ以上の言及はできない状況です。
そんな状況を打破するため、こちらのような実験を計画中です。 もしかすると、私よりもMさんのほうが早く実験できる環境にありそうな気もしますので、トライしてみてはいかがでしょうか。
なお、ヘルムホルツ計算式においては、最低共振周波数はダクト内空気全質量と入口ダクト断面積から求まります。 ダクト長を使う式は、ダクト長をどこで測定するかの基準が無いので、お勧めできません。
では。