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対象モジュール なーお'nぶろぐ
件名 ズームフライ+フォアフット走法と逆ローリング走法のマッチング
要旨  9月8日、予約していた みやすのんきさんの新刊「アルティメットフォアフット走法」が発売日より少し早く届きました。  合わせて前日に酒々井のアウトレットで、遅ればせながら初代のナイキ ズームフライを安価で買ってきたので、フォアフット走法と逆ローリング走法のマッチングを模索していましたが、どうにかコツがわかってきたので第一報としてまとめておこうと思います。 みやすのんき氏著 アルティメットフォアフット走法  初・中級者でもフォアフットを体得しやすいように「前スライド走法」を提唱していて、実際にトレーニ...


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Re: ズームフライ+フォアフット走法と逆ローリング走法のマッチング
投稿者: なーお 投稿日時: 2019/9/28 6:45

さなさん、おはようございます。

 ランニングエコノミーと一口にいっても、身体能力も走法もそれに含まれてきます。 私は決してランニングエコノミー全体が高いとは考えていませんが、数年前に心肺能力60歳と医者に言われてから逆に奮起し、VO2maxもエコノミーもトータルで向上するように頑張ってきました。 ようやく逆ローリング走法にたどりついたところなのですが、発展途上でまだ実践レースでも試していませんから、完成形だなんて思ったこともありません。

 また、私は自説の優位性にこだわっていてそれを皆さんに広めたいがためにブログに書いているわけではありません。 こういう意識で走ると太ももやハムに負担が少なく走りやすいので、皆さんに紹介します、という意思で書いています。

 みやすのんき氏の、前スライド意識のフォアフットは、本当にすばらしいと思います。誰でも習得すれば、その人なりに成果が上がるでしょう。何といってもアルティメット(究極の)ですからランニングエコノミーがすごく高いのは私も実感しています。

 また、氏は山岳トライアルの本も出されているようですので、本当に無意識で歩道の段差も乗り越えられる能力を既にお持ちなのかもしれません。それはそれですばらしいのですが、一般人からすれば超人的な身体能力の人に見えてしまいます。
 でもしかし、そんな人でもレースで転倒してしまったのは事実なのです。主因は段差そのものが大きかったのだと思いますが、それにしてもヘッドスライディングのように前から突っ込むように転ぶには、私もその経験がありますが両足が引っ掛からないとそうならない、よほどの状況なのです。 つくばマラソンは20年前に走って以来なので現在のコースは知りませんが、私が前に飛んで肩から落ちた時の歩道の縁石段差(高さ15cm)のような急峻な段差が大学構内とはいえいくら何でもレースのコースにあったとは思えませんので、前スライドのフォアフット走法が遠因としてあったのではないか? 違う走法であれば片足が引っ掛かるだけでバランスを崩したり転倒してもヘッドスライディングまでは行かなかった可能性もあるのではないか? と思っています。

 私は前スライドのフォアフットは多くの人が躓きやすいと気付くと考えていて、その注意喚起が著書に記載が無かった点で Amazonレビューの★5から1つマイナスにしました。もしそうではなく私が感じただけで杞憂であり、本当に安全であるならば、それはそれで結構なことだと思います。

 さなさんが、アルティメットフォアフットを習得されて、自己ベストを更新されることをお祈りしています。 今回はお互いの思いが強いがためにラン談義が盛り上がりませんでしたが、その時には、どうぞご遠慮なく、またこちらにお越しください。

 では。
(追伸)
 私は仕事で生産設備設計を行う職業のため、安全性やリスクマネジメント、リスクアセスメントについては一般の人よりも厳しいめで見がちであることは、申し添えておきます。
 万一自分の設計した設備で起きてはいけない災害があったりすれば、設計者の責任は免れません。
 一方でマラソンはそれ自体が個人の自己責任ですので、安全性に関しては各人が感性を高めてトレーニングやレースを走るしかないため、ついつい安全性の面でおろそかになってしまいがちではないか、そんな思いもあるかもしれません。