アンプ購入の顛末記

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なし アンプ購入の顛末記

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2005/9/19 15:57
なーお 

なーおです。

寂しいホームページに成り下がって久しいですが、親記事にあるよう
にアンプの更新を検討していました。
結論からいうと、MARANTZのPM-14SA2の新品を、\135,000円
(税・送料込み)で買いました。

今までのマランツPM-88aSEは中域以下の厚みを聞かせるタイプで捨て
難い音でしたが、今後は自作フルレンジスピーカーの趣味の時間を
もっと作って楽しみたいので、「中高域の透明感」に重点を絞って
選択してきました。

1、まず、8月下旬に秋葉原の石丸電気で少しだけ、PM-8100SA2を
 聞き、割とボーカルに温かみを感じ、今までの音に近くてよいか
な?、と思っていました。 そのときは、PM-17SA2も聞きましたが、
 この時はボーカルが薄くなって少々期待はずれに思いました。

2、次に、大阪の逸品館でPM8100SA2のAirbowブランド改造品
 PM8100SA2/KAI3
http://www.ippinkan.co.jp/airbow/product/purimain_amp/pm8100sa_kai3.html
 を無料貸し出ししており、これを借用して自宅システムで視聴
 しました。
 透明感の高い音で、聞けば聞くほど、引き込まれる感じがしました。
 が、入力端子をCDではなく、TUNERに変えてみたところ、こちらの
 方が素直な音場が後ろに(奥に)開けて良かったんです。
 ここで私は、このアンプのCD入力は「味付けが強い」音なのだと
 理解し、悩んでしまいました。 
 (1)Airbowの改造品の性格なのか、それとも
 (2)ベースのマランツPM8100SA2の性格なのか・・ 
 私は、(2)である可能性が高いと見ました。1、で石丸電気で
 視聴したときも、PM8100SA2の方がボーカルが前に出てきたからです。
 ・・今後の自作の楽しみ、特に中高域の透明感に的を絞ってユニット
 や箱を作っていったとき、「アンプの味付け」は極力薄く、そして
 音像が前に出るタイプではなく、後ろに(奥に)広がるタイプの
 方が良いと考えるようになっていたこと、現行SuperSwan改のキャラ
 クターにもその方がマッチすること、そして元々、fostexのフルレン
 ジユニットは必要以上に音が前に出るので、それ以上の中音の押し
 出し感はアンプに求めないわけですし、ここはやはり、ベースモデル
 のランクを上げないといけないな?、と考えました。

 なお、AirbowブランドのAVアンプPS4500/KAI
 http://www.ippinkan.co.jp/airbow/product/avamp/ps4500_kai.html
 も聞きましたが、アナログ入力の音は聞くに堪えませんでした。
 AVアンプはデジタル入力で聞くものですね。

3、さて、いよいよ実際の購入までのいきさつです。 まず、
 http://www.biccamera.com/ で、PM-14SA2が149,800円(加えて
 ポイント10%付き!) と安くなっているのを発見。
 デザインはPM-15S1のほうがスマートで洗練されて素敵なのですが。
 PM-14SA2の新品/中古、一世代前のPM-14SAの中古、PM-15S1、
 そしてLUXMANのf505あたりを中心に、本日秋葉原に10時過ぎに
 着いて、散策&視聴しました。

(1)石丸電気本店7F
  最も中級機材が豊富に展示・視聴可能で、気軽に行ける雰囲気の
 ここでは、雑然とした環境であまり購入を決める視聴には向かない
 と思うのですが、 でもやっぱりいろいろ揃っていて便利。
  視聴はスピーカーは以前ここで聞いた時と同じJBLの5318を指定。
 ・PM-14SA2とPM-15S1:音が前に出てこない。後ろにも広がらない。
   音の傾向は同じだが、PM-14SA2の方が多少厚みがある。
 ・LUXMAN 505f:音が前に出てきて、音楽に乗れる。
 ・DENON 2000-4:LUXMANより更に乗りの良い音。
 最後のほうは店員がDENONを勧めるので、(DENONのメーカー員か?)
 ここではこれ以上の音の評価は危険と判断し、逃げてきました。
 ちなみにPM-14SA2はここでも149,800円、ポイント10%付加でした。

(2)ダイナミックオーディオ サウンドハウス1F
  中級機を主体に割と気軽に、かつ落ち着いて視聴できる雰囲気
 で、店員の人とも会話が合って安心して視聴できました。
 残念ながら、PM-14SA2は置いてありませんでしたが。
  視聴スピーカーは、LINNのNINKA。
 -1.ソースは鈴木秀美氏演奏のJ.S.バッハ無伴奏チェロ組曲SACD。
 ・LUXMAN 505f:音の厚みと温かみがあって、普通に「良い音」
 ・PM-15S1:とにかく弦がきれいに響く。少々ツヤを加えた音なの
   か?それともこれは透明感からくる物なのか・・
   近代マランツは弦の音に合っていると聞いていたが、この組み
  合わせで聞くと納得する。 中低域との音質のマッチング、
  自然な音像も、こちらのほうが良かった。
 ・PM-11S1:予算には合わないが、14SA2の音を想像するために
   聞いてみた。
   15S1の印象を更に発展させたような、弦がとても瑞々しい音。

 -2.ソースは持参したゴンチチのベスト盤から「風の音」。
 ・LUXMAN 505f:これも音が前に出てきて、「音楽性豊かな音」。
 ・PM-15S1:耳障りな音が少ない、きれいな音。ちょっと中域が
   引っ込み気味か。スピーカーの特徴のように思う。

 いずれも石丸電気で聞いた時とは印象が逆転。
 ただ、こちらではSPケーブルもBELDENで統一しているとのことで、
 どちらを信用するかというと、私はこちらの店ですね。

 おまけで、LINNのオールインワン機「CLASSIK MUSIC」でも聞いて
 みました。 とても安心して、落ち着いて聞ける音ですね。
 高音が・・とか 解像度が・・とかは一切考えずに、音楽に長い
 時間浸ることができる。 そんな自然な音でしょうか。
 私の趣味の世界には合いませんが、この音を気に入ってしまうと、
 はずせなくなるかも知れませんね。

(3)さて、では何を買いましょう?
 実は(2)のサウンドハウスではPM-14SA2は「メーカー製造終了で
 もう売っていません。」と言われ。 え?他の店は売っているよ。
 ・・てなわけで、事前に回っていたDYNA中古ショップで新品購入
   という方向に。
 Biccameraの149,800?ポイント10%を伝えると、現金で
 135,000円にしてくれました。 安い?(笑)。
 ポイントを貯めるよりは、やはり現金値引きでしょ?。
 ということで、ここで購入決定。
 明後日には到着するので、楽しみです。

ついでに、サンプルでスピーカーケーブルを3mずつ数本買って
帰りました。 10月末に完成する新築の仕事部屋兼リスニングルーム
は、アンプを正面に置けず背後になり、SPケーブルの道中が長い
ので影響がかなり出るため、事前に調べておいて気に入ったケーブル
を決めておく必要があるのです。(いきなり高価なケーブルを20m
買って、気に入った音がでなかったら勿体無い!)

ついでのついでに、キムラ無線に立ち寄って、
「六本木工学研究所(TangBand製造)」のW3-593SDという8cm
ユニットを2本買いました。ペーパーコーン+銀色コート+
アルミデフューザーで高音の綺麗な音でした。
www.ritlab.jp_w3-593sd_l.jpg
新築で妻の家事コーナー用に箱を作ってあげる予定。

盛りだくさんな1日でした。

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