SuperSwan改のユニット更新
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- SuperSwan改のユニット更新 (なーお, 2004/10/17 14:06)
- Re: SuperSwan改のユニット更新 (hima, 2005/2/18 0:34)
- マランツ (なーお, 2005/8/12 19:36)
- アンプ購入の顛末記 (なーお, 2005/9/19 15:57)
- アンプ購入後3日間の印象 (なーお, 2005/9/26 0:55)
SuperSwan改のユニット更新
msg# 1こんにちは。 なーおです。 我ながら久々の投稿。
本年夏に、自宅のSuperSwan改:愛称「目玉おやじ」のユニットを更新しました。 「FE108EΣ」です。 Fostexのサイト↓
http://www.fostex.co.jp/jpn/INTRO/ZSERIES/000ZSERIES.html
HP振動板と、長繊維コーン紙により、ワイドレンジで力強い低域かつ繊細で透明感ある高域になりました。 ボリュームを上げると、SuperSwanの特性も加わって、ぱっと音場が開けます。
一方で、ボーカルの瑞々しさが少々減退したような・・ 周波数特性で中域が引っ込んでしまったことも影響しているかもしれません。
とはいえ、かなり満足のゆく新ユニットですね。
「目玉おやじ」については、↓以下で紹介しています。
http://www.naaon.com/modules/plactice/index.php/home/hobby/audio.htm
では。
Re: SuperSwan改のユニット更新
msg# 1.1リバカフェから流れてきて、私もマランツのPM80G使っていたから、
見て一瞬同じ?と思ったけど88SEだった・・・でもちょっと嬉しい^^
PM80は10年ほど使っていて、リレーか何かの具合が当初から悪く、
3年程前にそれが悪化して音が出なくなって捨てちゃった^^;
重さ20キロ位有ったから捨てる時重かった・・・^^;
・・・で安物のヤマハのAVアンプにしちゃったけど、比べるとマランツの
音の方がずっと柔らかく、温みがあって、ボーカルなんかは厚みがあり生々しく、マランツ良かったな?と思います。
また懐に余裕が出来たらピュアオーディオに戻りたい^^・・・
マランツ
msg# 1.1.1himaさん
なーおです。ずいぶん長いことこちらを見ていなかったらレスを
いただいて、返事もせずにすみませんでした。
うちのマランツも、音の温かみがあって好きです。Aクラス動作に
すると、鮮明さは減退するのですが、その分厚みが出てきて
ボリュームを上げても音が崩れない感じです。
ただ、ここ数年来内部の接触不良かアナログボリウムのガリが出て
いて、音出し10分間はL側が音割れします。
その間ガマンすると、その後は心地いい時間が訪れますので、
「そろそろ買い替えか?」「いや、この音は捨てがたい」と
2つの声が脳みそを交錯しています。 (笑)
「FE108EΣ」の音を気に入ってしまったので、次には「FE208EΣ」
で純粋なバックロードを作ってみたいと思っています。
ソースによって切り替えて聞きたいな。。
では。
アンプ購入の顛末記
msg# 1.2なーおです。
寂しいホームページに成り下がって久しいですが、親記事にあるよう
にアンプの更新を検討していました。
結論からいうと、MARANTZのPM-14SA2の新品を、\135,000円
(税・送料込み)で買いました。
今までのマランツPM-88aSEは中域以下の厚みを聞かせるタイプで捨て
難い音でしたが、今後は自作フルレンジスピーカーの趣味の時間を
もっと作って楽しみたいので、「中高域の透明感」に重点を絞って
選択してきました。
1、まず、8月下旬に秋葉原の石丸電気で少しだけ、PM-8100SA2を
聞き、割とボーカルに温かみを感じ、今までの音に近くてよいか
な?、と思っていました。 そのときは、PM-17SA2も聞きましたが、
この時はボーカルが薄くなって少々期待はずれに思いました。
2、次に、大阪の逸品館でPM8100SA2のAirbowブランド改造品
PM8100SA2/KAI3
http://www.ippinkan.co.jp/airbow/product/purimain_amp/pm8100sa_kai3.html
を無料貸し出ししており、これを借用して自宅システムで視聴
しました。
透明感の高い音で、聞けば聞くほど、引き込まれる感じがしました。
が、入力端子をCDではなく、TUNERに変えてみたところ、こちらの
方が素直な音場が後ろに(奥に)開けて良かったんです。
ここで私は、このアンプのCD入力は「味付けが強い」音なのだと
理解し、悩んでしまいました。
(1)Airbowの改造品の性格なのか、それとも
(2)ベースのマランツPM8100SA2の性格なのか・・
私は、(2)である可能性が高いと見ました。1、で石丸電気で
視聴したときも、PM8100SA2の方がボーカルが前に出てきたからです。
・・今後の自作の楽しみ、特に中高域の透明感に的を絞ってユニット
や箱を作っていったとき、「アンプの味付け」は極力薄く、そして
音像が前に出るタイプではなく、後ろに(奥に)広がるタイプの
方が良いと考えるようになっていたこと、現行SuperSwan改のキャラ
クターにもその方がマッチすること、そして元々、fostexのフルレン
ジユニットは必要以上に音が前に出るので、それ以上の中音の押し
出し感はアンプに求めないわけですし、ここはやはり、ベースモデル
のランクを上げないといけないな?、と考えました。
なお、AirbowブランドのAVアンプPS4500/KAI
http://www.ippinkan.co.jp/airbow/product/avamp/ps4500_kai.html
も聞きましたが、アナログ入力の音は聞くに堪えませんでした。
AVアンプはデジタル入力で聞くものですね。
3、さて、いよいよ実際の購入までのいきさつです。 まず、
http://www.biccamera.com/ で、PM-14SA2が149,800円(加えて
ポイント10%付き!) と安くなっているのを発見。
デザインはPM-15S1のほうがスマートで洗練されて素敵なのですが。
PM-14SA2の新品/中古、一世代前のPM-14SAの中古、PM-15S1、
そしてLUXMANのf505あたりを中心に、本日秋葉原に10時過ぎに
着いて、散策&視聴しました。
(1)石丸電気本店7F
最も中級機材が豊富に展示・視聴可能で、気軽に行ける雰囲気の
ここでは、雑然とした環境であまり購入を決める視聴には向かない
と思うのですが、 でもやっぱりいろいろ揃っていて便利。
視聴はスピーカーは以前ここで聞いた時と同じJBLの5318を指定。
・PM-14SA2とPM-15S1:音が前に出てこない。後ろにも広がらない。
音の傾向は同じだが、PM-14SA2の方が多少厚みがある。
・LUXMAN 505f:音が前に出てきて、音楽に乗れる。
・DENON 2000-4:LUXMANより更に乗りの良い音。
最後のほうは店員がDENONを勧めるので、(DENONのメーカー員か?)
ここではこれ以上の音の評価は危険と判断し、逃げてきました。
ちなみにPM-14SA2はここでも149,800円、ポイント10%付加でした。
(2)ダイナミックオーディオ サウンドハウス1F
中級機を主体に割と気軽に、かつ落ち着いて視聴できる雰囲気
で、店員の人とも会話が合って安心して視聴できました。
残念ながら、PM-14SA2は置いてありませんでしたが。
視聴スピーカーは、LINNのNINKA。
-1.ソースは鈴木秀美氏演奏のJ.S.バッハ無伴奏チェロ組曲SACD。
・LUXMAN 505f:音の厚みと温かみがあって、普通に「良い音」
・PM-15S1:とにかく弦がきれいに響く。少々ツヤを加えた音なの
か?それともこれは透明感からくる物なのか・・
近代マランツは弦の音に合っていると聞いていたが、この組み
合わせで聞くと納得する。 中低域との音質のマッチング、
自然な音像も、こちらのほうが良かった。
・PM-11S1:予算には合わないが、14SA2の音を想像するために
聞いてみた。
15S1の印象を更に発展させたような、弦がとても瑞々しい音。
-2.ソースは持参したゴンチチのベスト盤から「風の音」。
・LUXMAN 505f:これも音が前に出てきて、「音楽性豊かな音」。
・PM-15S1:耳障りな音が少ない、きれいな音。ちょっと中域が
引っ込み気味か。スピーカーの特徴のように思う。
いずれも石丸電気で聞いた時とは印象が逆転。
ただ、こちらではSPケーブルもBELDENで統一しているとのことで、
どちらを信用するかというと、私はこちらの店ですね。
おまけで、LINNのオールインワン機「CLASSIK MUSIC」でも聞いて
みました。 とても安心して、落ち着いて聞ける音ですね。
高音が・・とか 解像度が・・とかは一切考えずに、音楽に長い
時間浸ることができる。 そんな自然な音でしょうか。
私の趣味の世界には合いませんが、この音を気に入ってしまうと、
はずせなくなるかも知れませんね。
(3)さて、では何を買いましょう?
実は(2)のサウンドハウスではPM-14SA2は「メーカー製造終了で
もう売っていません。」と言われ。 え?他の店は売っているよ。
・・てなわけで、事前に回っていたDYNA中古ショップで新品購入
という方向に。
Biccameraの149,800?ポイント10%を伝えると、現金で
135,000円にしてくれました。 安い?(笑)。
ポイントを貯めるよりは、やはり現金値引きでしょ?。
ということで、ここで購入決定。
明後日には到着するので、楽しみです。
ついでに、サンプルでスピーカーケーブルを3mずつ数本買って
帰りました。 10月末に完成する新築の仕事部屋兼リスニングルーム
は、アンプを正面に置けず背後になり、SPケーブルの道中が長い
ので影響がかなり出るため、事前に調べておいて気に入ったケーブル
を決めておく必要があるのです。(いきなり高価なケーブルを20m
買って、気に入った音がでなかったら勿体無い!)
ついでのついでに、キムラ無線に立ち寄って、
「六本木工学研究所(TangBand製造)」のW3-593SDという8cm
ユニットを2本買いました。ペーパーコーン+銀色コート+
アルミデフューザーで高音の綺麗な音でした。
新築で妻の家事コーナー用に箱を作ってあげる予定。
盛りだくさんな1日でした。
アンプ購入後3日間の印象
msg# 1.2.13日間聞いてみたところでの、ファーストインプレです。
(以下、kakaku.comへの投稿4456819と同じ内容です。)
最大の目標である「透明感」ですが、拙宅の頭部球形のSuperSwan改の
「ぽっ」と浮かび上がる音像に、その背後のホールの反響なども
今まで以上にクリアに再生され、とてもクオリティが上がりました。
フルレンジで聞くと、この透明感の高さが良くわかります。
もうひとランク、ユニットの質を上げたいと思うようになりました。
(6N-FE108EΣなんかが出ないかな?)
一方、心配していた中低域の量感、締り、躍動感なども、以前の
PM-88aSEのほわっとした低音に比べて音程がはっきり出てくるように
なりました。
元々、バックロードの低音は歪で音程がぼやける傾向なのですが、
その程度がやや薄れて聞きやすくなりました。
そして、以前借用視聴したAirbow PM8100SA ver.2/KAI3との比較ですが、
音の色気はAirbow/KAI3の方があったでしょうか。
その分、屈託のない透明感では同等以上と感じます。
(同時比較できないので評価は難しい・・)、
低域の質はベースモデルのランクが違いすぎて、Airbow/KAI3は比較が
可愛そうですが、PM-14SA ver.2の方が2ランク以上良いと思います。
# 結果的に処分セールで安く買えて、とても満足です。
これで、当分の楽しみが出来ました。
さて、以下、板違いですが・・
Swanなどのバックロードも良いですが、最近「3Dスパイラルホーン」
という小型の自作スピーカーを知り、早速自作しました。
(HPには未掲載です。)
Qの高い(ダンピングの低い)フルレンジユニットの低域を実に巧妙に
伸延し、それでいて低域の質を落とさない、バックロードでもなく
バスレフでもない、新ジャンルのスピーカーです。
8cmフルレンジユニットの音とは思えない・・ 今後の工夫次第
で、点音源に限りなく近いスピーカーが可能です。
(課題は、ロードがかからないので超低域の対入力が稼げないところ
でしょうか。)
興味のある方は、ぜひ上記「3Dスパイラルホーン」で検索してみてくだ
さい。 スピーカー自作派の、密かなブームが始まっています。
では。