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なーお さんの日記

 
2007
4月 8
(日)
13:36
[Audio測定]続:ARTA+Limp(練習)
本文

まずはお詫びです。 昨日のARTAの測定ははっきり言って「失敗」です。 「触ってみた」だけと思ってください。 (ならBLOGにアップすんなって。ごめんなさい)

でも、昨日の不調の原因が判明しました。結構落とし穴かも。必見です
そして、ユニットインピーダンスの測定も行い、各ユニットのNerFieldのSPL・Phaseデータと共にSpeakerWorkshop(以下SpWs)にインポートして、現状のハイパスフィルターのみのネットワークシミュレーションを、「練習してみました」
【1:昨日の不調の原因】

arta_impulse_setting.gif

ARTAはDEMOバージョンで動かしていると、設定値を保存できません。 不覚にも、「Single Channel」 での測定になっていました。
右図「Impulse Response Setting」 の「Dual channel measurement mode」 にチェックを入れないと、ダメだったのです。

fig11_arta_accoustic.gif

また、マニュアルによると、私の測定環境は Lchをsoundデバイスからループバックする「Semi-Dual Channnel」 測定 というものに該当し、 右図のようになっています。(但し、L/Rは逆です。 SpWsにあわせたので・・)

おそらく、サウンドカードの種類などの環境によっては、ループバックを必要としない「Single Channel」 測定がうまくゆかない場合があるのだと思います。 私の場合も(USBサウンドカードだったりするし??)、そのクチだったでしょう。

arta_070408.gif

改善の 結果、右図のようにインパルス立ち上がりから測定でき、MySpeakerと同様のSPL結果を得られました。 ヤッタネ。(^^)/

【2:Limpでインピーダンス測定】

ARTAに同梱されている「Limp」:
 [Program for Loudspeaker Impedance Measurement]

を使って、ユニットの裸のインピーダンスを測定し、SWにインポートしました。

fig31_limp_imp.gif

まず、測定には高出力アンプは不要です。 サウンドカードの「Phone」出力があればこれを使えます。 アンプ出力の減衰回路が不要ですし、初心者には安心です。 接続は右図のようになっています。 (今度はL/Rは図のとおりにしました。)

☆ただし、オヤさんによると この方法はFsに少々誤差が出るようです。まあいいか。。☆

測定には、2モードから選択可能で、私の環境では以下のような違いが出ました。 

(1)「PinkPN」 (周期的ピンクノイズ) 
 100回測定して自動的に平均を求めてくれる方法ですが、外乱の影響を受けやすいのか、グラフのFsの山が綺麗にでませんが、こちらを使いました。

(2)「Stepped Sine」
 単一周波数のsin波を短時間測定して、周波数をインクリメントしてゆく方法。 高域で荒れたので、使いませんでした。

 (まあ、Fsの山が少し乱れてもさして影響はなさそうなんで、(1)「PinkPN」を選択してマス)

arat_spws_driver_impedance.gif

 測定が終わったら、メニューの「File」?「Export ASCII As」?「Plain ZMA File」を選び、ファイルに保存します。 この後は、オヤさんの ARTA必要十分マニュアルに書かれたのと同様の方法で、SpWsにインポートすることが可能です。 (右図は、別のチャートに重ね合わせたもの)

 以下、SpWs(SpeakerWorkshop)の説明です。 
 周波数応答もインポートしたら、各「Driver」の「Driver properties」の「Data」タブで、インポートしたインピーダンスと周波数特性を関連付けます。

spws_networkcad.gif

 その後は、オヤさんのSpeakerWorkshopチュートリアルの 5. クロスオーバーネットワークの設計 を見れば、シミュレーションが可能になります。 テストした現状ネットワークはハイパスだけの詰まらないもの(右図)。

sw_22uf_6db_highcut_only.gif

 そうして行った結果のグラフが、右です。
なお、FE103Eは裸だと2KHzに大きなピークが現れたので、subakoにマウント状態で測定。 ツイ?ターも4KHzにピークがありますので、これも後日バッフルに付けて測定しなおします。

 

***

今回の「練習」により、今後の測定・シミュレーションのスタンダードとなりうる感触を十分に得ることができました。 SpWsのチュートリアル/ARTAのマニュアルを公開していただき、オヤさん、本当にありがとうございます。

*** 追記070409

sw_42uf_12db_highcut.gif

この手の軽量コーンのフルレンジほど、コイルを通した時の劣化感があります。  折角、生きの良いフルレンジをMidに使うのですから、ここだけは何とかしてスルーで使いたい。 そういう思いでいろいろいじってました。 で、割とまともな特性が。

spws_networkcad2.gif

ネットワーク図。
かなり変則的です。

 位相の干渉を見ながらのシミュレーションが必須ですので、この手の方法でないとほとんど無理ですね。 慣れると面白いです。

閲覧(16041)

コメント一覧

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オヤ   投稿日時 2007/4/8 19:13
いえいえどういたしまして。
雑でしょうもないチュートリアルですが、
お役に立てたみたいで嬉しいです。
なーお  投稿日時 2007/4/9 9:16
オヤさん、こんにちは。
いや本当にありがとうございます。
ARTAもですが、今回SpeakerWorkshopのマニュアルもとても参考になってます。
私は先陣を切れませんが、後追いで普及に努めることはできますので、どうぞよろしくです。
javaski   投稿日時 2012/6/29 1:02

初めて、投稿します。
ARTA必要十分マニアルを入手する方法は、ないでしょうか。
よろしくお願い致します。

なーお  投稿日時 2012/6/30 9:36

javaski さん、こんにちは。

当ホームページへ、ようこそ!

残念ながら、作者さんが公開をやめてしまった以上、どうすることもできないと思います。 :roll:



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