TOP  >  なーお'nぶろぐ  >  なーお  >  Business  >  [PC] データ消失と復旧作業

なーお さんの日記

 
2009
2月 27
(金)
14:21
[PC] データ消失と復旧作業
本文

やってしまいました

 データの誤消去。 :-o

 いつも仕事で使っているPCです。 取り急ぎ、重要な仕事のデータは、ほぼ復元できました。
 発端は、「DISK残量も少なくなってきたし、古いデータは圧縮アーカイブにして一旦外付けHDDに退避させ、その間にデフラグでもやっておくかな。」 という軽い気持ち。 忙しい時にはできないから、こういう仕事の狭間は絶好のチャンス。

 使った外付けHDDは、いつものUSB2.0外付けケースに、160GBのディスクを入れたもの。 そもそも、この判断が誤り。 大事なデータゆえ、Raidでミラーリングされたサーバーに退避すべきだったし、このディスクは、以前サーバーで酷使してきたものでありました。 :-(

データ消失までの成り行き

  1.  まず、PC上でアーカイブ化した仕事のデータを、外付けHDDに転送。この時点ではきちんと退避されていたことを確認済み。
  2.  続いて、PC上の元データの消去を開始。
  3.  消去が終わる頃、欲を出して「あ、このデータも退避しておこう・・」 と思って外付けHDDにコピーを開始した時、悲劇が起こった。  「遅延書き込みに失敗しました。ディスクにエラーがある可能性・・」  :-o
  4.  あっと思ったとき、丁度データ消去は完了していた。 ハイ、デフラグかけるのですから、shift+delでごみ箱スルーの一発消去してましたし。
  5.  外付けHDDを一旦離脱させ、改めて接続してみたけれども、「カチカチカチ、ジーッ・・」の繰り返し。やっちまったぁ

一瞬の判断ミスが命取りになりました。

その後の復旧トライ

  1.  まずは駄目元で、「ドライブの復活」を試してみました。 これ、結構いけます。 何度か途中でエラーになるのを我慢して繰り返していたら、接続できるようになりました。
     おかげで、いくつかのデータを救うことが可能に :-) 。 しかし、壊れたディスクですから限界があります。 1MB以上クラスのファイルは救えませんでした。
  2.  続いて、消去したばかりのPCのディスク上で「復元」にトライ。 フリーソフトでいくつか試してみたうち、フォルダ構造で救える「データ復活/完全削除 【無料版】」が(XP限定ながら)一番使いやすかったです。
     注意すべきは、元のフォルダ位置を認識できないような場合にも、Windowsフォルダの下の階層にくっついている場合があるので、見失わないように。 知らないとファイルひとつずつ救出するという恐ろしい作業が待っています。
     それから、この手のソフトを使っても、すべてが救えるわけでは無いです。 今回のものでは、ざっと50%位だったかな。

 以上により、OUTLOOKのオフラインデータや、最近の重要なデータは無事に救えました。 救えなかったのは、自社かお客様のサーバーにバックアップ済みデータのみ。
 そして今、晴れてそのPCはドライブのバックアップ後に無事にデフラグ中。 :-D

教訓

  1.  作業ミスの可能性を考慮して、手順を踏むべし。
  2.  たとえ一時的なものであっても、データ退避は信頼できる複数のディスクかメディアに取るべし。
  3.  ディスクのパーティションは、適切に切っておくべし。 今回、データが起動ドライブにあったのがそもそもの要因。
  4.  データ復旧ソフトの1本くらいは買ってたほうが幸せかも。

おまけ

デフラグ前後の状態。。
200901_deflag.gif

こんなになるまで放っておくなって。

閲覧(25464)

コメント一覧

なーお  投稿日時 2009/2/28 13:36 | 最終変更

その後、パーティションのバランスを変更しました。

その際に、いつもなら 「Acronis Partition Expert 2003」を使っていたのですが、 今回、ディスクのセクタエラーが存在するといって途中で中断してしまって使えなかった。 ディスクのスキャンを検査をしても問題ないのに。

ということで、Knoppix同梱のQTpartedの出番か、と思って試してみたのですが、NTFSパーティション操作の最後に出てくる「この操作を行うとデータが全て消えます」というのがどうも気になる。

ググると、そう出ても実際には消えない、というものもあったのですが、念のため別のを探すことに。 結局、(根っこのプログラムはQTpartedと同じ?)Gparted に行きついた。

パーティション操作専用のLinux GParted LiveCD (ITpro)

時間はかかったのだが、Cドライブをシステム+アプリ専用に縮小し、Dドライブをデータ専用エリアに拡張した。

新しくコメントをつける

題名
ゲスト名
投稿本文
より詳細なコメント入力フォームへ