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なーお さんの日記

 
2006
5月 16
(火)
23:40
[Business/Audio] Engineerに徹する前に、感じニアであれ
本文

仕事とオーディオカテゴリの両インデックスに係る話題は、お初かな。

前の会社に居たとき、10年前くらいまで盛んに言われていました。
「感じニアになるな、エンジニアになれ!!」 と。

 → つまり、「こんな感じで考えているんですけどー。」 「こんな感じで設計していただければ」 「そんな感じじゃうまくいかねえな。」  てな抽象的ことでは、マトモな物はできるわけないでしょ、 数値で示しなさい! ってことでした。 ・・ 確かにそのとおり。

でも、ここ数年は、特に私の中では完全に逆転しています。
「理屈をこねる前に、目の前にあることを目玉に焼き付けて、耳で音を聞いて、触って温度を感じてみなさい。 そこで感じたことを、理屈で説明できればそれが正解だ。」 ってことです。

オーディオ的にいうと、「このスピーカーはF特がこんなにフラットですごいねー。 でも音にスピード感が無くて曇ってるんだよね。」 「こんなにいい音なのに、F特は凸凹で高音は15KHz止まりってどーいうこと?」 など、例を挙げればキリがありません。

一言で言ってしまえば「現場主義」ってことになってしまうのかもしれませんが、改善の宝庫を目前にしても何も感じないようでは仕事にならない、とい うことです。  もちろん改善の種を見つけてもその先で実を結ぶための英知(Engineering)がなければ結果は出ませんが。。 これも当たり前の ことですね。

結論づけるとすれば、「現実」と「理論」の両方にいつも意識して深く接する努力が大事なんだな、と思います。

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コメント一覧

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ゲスト   投稿日時 2006/5/17 8:48
私も一応技術屋の端くれなので、お気持ちは大変良くわかります.
特に人(さらに、特に他の部署とかその道の専門家じゃない人)に説明するときに、定性的にわかりやすく説明して、さらに定量データをきちんと示せれば、大抵の人は納得してくれます.
ただ、両方きっちり揃えるのって、なかなか難しいですね.定性的には正しいはずなのに、データ取るとそれほど効果がないときなどは凹みます(^^;;
なーお  投稿日時 2006/5/17 12:34
はい、説明のわかり易さでは定性的・定量的、両輪の説明が揃っていないと、しっかり納得・説得できないことがありますね。
私は説明が下手なので、耳が痛かったりします。(^^;;


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