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なーお さんの日記  [ メールで投稿 ]

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9月
22 (日)

 6月9日の東京都北区赤羽マラソン 以来のハーフマラソン練習レース、千波湖チャレンジマラソン2024秋(ハーフ)に参加してきました。
 千波湖は水戸黄門漫遊マラソンの35km以降に通るコースにもなっており、ゴムチップ舗装され高低差が少ない1周3キロ余りのスピードコースで、これを7周するとハーフの距離になるという陸連登録コースです。

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 使用シューズは、sauconyのエンドルフィンプロ3。現行のプロ4が販売好調ですが、プロ3はまだ26cmの在庫があって、定価26,400円がABCマートでカラー限定(緑と赤の2色のみ)15,600円で投げ売り状態。
 いつもならアンドモールの2000円引きクーポンを待つのですが、楽天でポイント還元6倍を利用して9月13日に購入しました。(アンドモールのクーポン、今回は9/23までです。次回は年明けか?)

 このシューズ、藤原さんが「暴れ馬」と評していましたが、履いてみると全然そんなことなく、カーボンプレートの反発よりも、プロ2から4mmも厚くなったミッドソール「PwrRunPB」のクッションと反発を生かした乗り心地ですので、26cmで202gと軽量ですし私にはピッタリです。

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 スタートして2周目から早くもシャワーラン、体温が上がらず暑くなかったです。
 体幹のバネをフルに使ってスピード維持して走りました。記録1.42.43秒は、キロ4.52なので良いLTトレーニングになりました。総合Bクラス男性46人中6位でした。最後の1キロはスピードアップしましたが、相変わらずの呼吸律速でハアハア言いながらゴールしました。
 会場に着いてから知ったのですが、今日のレースはゼネラル給水がなくマイボトルをテーブルに置く方式。3キロ周回ごとに7〜10秒ほどロスしていますので、トータル1分ロスがあります。それを考えればキロ4.50を切っているので上出来です。

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  • 自分史上最速の走りを手に入れる! 限界突破のランニングフォーム (弘山勉氏著)
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    今日、レースで初めて、上の弘山勉氏著書の、パワポジ骨盤前傾荷重、腰椎湾曲と上体回旋振り子を意識して走りました。
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  • フォーム意識した結果起きた変化
    ・パワポジ骨盤前傾荷重、腰椎湾曲、上体回旋連動は50%くらいの出来ですが、スピードアップと維持に貢献しました。今シーズンはこれを武器に頑張ります。
  • 雑感
    ・今日の感じですと、水戸でサブ3.5は難しそうですが、失速具合も確認したいので、3.5ペースにトライするつもりです。
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5月
19 (日)

【レース報告】
(Facebookからのコピペで失礼します)
今日5/19は北千住マラソン5km、荒川河川敷をSRC-CチームのK原女子と走ってきました。 シューズはSauconyのカーボンプレート入り、エンドルフィンプロ2。

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【目標と結果】
 キロ4.30(22.30)のTペース走のつもりで、イーブンペースで最後まで走り切るのが目標。
 最初の入りは、私はいつも心拍数が上がるまでのタイムラグが長く、事前の予想通りK原女子の背中を追う展開。頑張って追いかけました、ありがとうございます :-)
 途中の展開は後で書きます。 ゴールタイムは22.33。 3秒余分だったが、キツくなっても粘れたし、自己採点95点 :-P

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【フォーム意識】
・接地時にお尻を遊脚側前方斜め45度目安で押し込み、時々背筋意識も少し入れて上体の荷重時に骨盤と仙骨がブレずに地面にしっかり伝わり反発が得られるように。 最後の1kmではフォームが乱れそうになったが、少しの間若干スピードを緩めて、接地時間の短さに注意して立て直せたのは収穫。✨
・上体を押し上げた直後に、逆に骨盤がぶら下がるように即座に脱力し背骨を伸ばし、結果的に上体を下に引っ張る。 このとき、遊脚に引っ張られて骨盤が斜めになると、遊脚の切替と引き込みが緩慢になるので、水平維持を意識。
・このスピードでは腕振りはより重要。前振りから引きへの切り返しをキレ良く遊脚の切り返し引込みを補助するためには、その直前の引きから前振りはの切り返しを脇を閉めるように体側と一緒に持ってく意識でしっかり加速しておく必要がある。3.5〜4km付近で苦しくなったとき、お尻と腕振りに意識を集中して乗り切れた。 :-D
・昨日の練習では、脚の内転も意識していたが、今日は全く意識する余裕が無かった。 どんな感じだったのか。全く覚えていない。でも割と最後までバネを感じながら走れたから、特に問題はなかったのかも。

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【1日を振り返り】
 朝5時45分に自宅を出て、車で35km、成田駅付近の500円パーキングに停め、JR成田線で上野東京ライン経由で北千住着、片道935円。
 会場の虹の広場まで徒歩15分。曇り予報だったが念の為ガード下の日陰に陣取り。K原女子が到着、談笑後にアップ3.3キロ。しっかり暖気完了。
 スタート直後に速くなりすぎないよう、前から6列目くらいに並ぶ。スタート後1kmまでは先に書いたようにK原女子の背中を追う展開。
 1km過ぎた、Garmin4.28。イイネ!とK原女子に言おうと追いつきたい、ちょうど小さな上りがあり、K原女子スビードが緩んだのでそのまま抜いてしまった。 声をかける余裕もなく、スピードも緩めたくないので、そのまま前を走る。
 案外調子が良く余裕が少しある気が。 2km通過、Garmin4.28。イイネイイネ!
 2.5kmの折り返しから3km過ぎは順調だが、徐々に呼吸が辛くなる。心拍数がHRmaxの94%.150を超え始める。曇っていても気温と湿度の影響は大きく酸素分圧が低め。前をゆく二人のランナーの背中が離れて行かないように食らいつく。
 3.5〜4km付近が本当に辛く、途中で少しスピードを緩めて短い接地時間に戻すべくフォームを整え、どうにかやり過ごせた。
 最後の1kmは、バラバラになりそうなフォームを常に戻しつつ、呼吸もMax、心拍数はHRmaxの98.5%。 なんとかゴールになだれ込んだが、前をゆく二人は走り続ける。10kmの部のランナーだったのですね。恐れ入りました。 :-o
 K原女子もすぐにゴールし、頑張りを称え合いました。私は昨年7月の赤羽より14秒速かったです。おかげさまで、かなり調子が戻りました。
 ダウンジョグの後、しばし語り合いました。良い意味での皆さんの変態度トークはホントに楽しいです :lol:

 K原女子とお別れし、駅までの途中、麺屋 音 別館で、生姜鶏白湯ラーメンを美味しくいただき、帰りました。

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 ああ、キツかったけど楽しかったです。これだからランニングはやめられませんね。

(追記)
 昨年10/末の水戸黄門マラソンで大失速以来、マラソンレースの記録が低迷を続けていましたが、思い返せばSRC入会後の夏場以降に、インターバルトレーニングを中心にした練習メニューを取り入れてから、GarminのVO2max値は上がるどころか低空飛行を続けました。おそらく従来の中強度走やTペース走主体の練習メニューのほうが、私には合っていた。 なのに少々無理やりインターバルを組み込んだことで、春から初夏にかけて地道にアップしてきた有酸素運動能力を、高強度練習に伴う血中Ph値の酸性化で戻してしまった、そう考えるようになってきました。
 SRC退会後、熟年反抗期ジョグと称して速いジョグを主体に練習を組み立ててきましたが、最近はそこに、橋爪伸也氏著のリディアード式トレーニング解説本や、ウエルビーイング深澤氏オススメの中強度走の中身をミックスして構成しています。おかげで有酸素運動能力がだいぶ回復したのでは。。今日の結果はそれを証明していると思っていますので、今後もこの調子でトレーニングを続けようと思います。
(インターバルを全くやらない、という宣言ではありません、やるとすれば方法を変えようと思います。)

趣味のはなし : マラソン

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5月
18 (日)

Kさん、Ozさん親子と、前日雨上がり高湿、高温(26℃)の北千住マラソン5キロを走ってきました。

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ニューシューズ、sauconyの現行カーボンプレートモデル、エンドルフィンプロ4をメルカリで一万円の破格で購入、従来のPWRrunPBに加えてEliteに採用されていたPWErunHGを複合使用していて、ポンポン弾んで進むので思わず突っ込んでしまいました。前モデルも2足持っていてとても気に入っていましたが、今後のレースは間違いなくこのシューズ一択ですね~最高です。

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 前日の雨上がり、気温も湿度も高く酸素分圧が低く、呼吸律速の私には厳しいコンディション。去年よりも30秒も遅いゴールでしたが最近Tペース走をしていなかった割には、呼吸MAXのなか頑張りました。

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 でも3.5kmで息が上がりきってしまい、10〜20秒間ほどJOGスピードに落として息を整えてからまたスピードアップし戻しました。。(だって苦しいんだもの仕方ないです。「本体さん頑張って」「今ここ、本体さん」と唱えてみましたが、それ以上にしんどすぎました :cry:
 春先から取り組んできた、肩で後ろに押す腕振りは良好ですが、スピードが上がると下がり気味の腕の引き上げで疲れてくるという課題がありましたので、今後改善に取り組みます。

Kさん、ダウンジョグでおしゃべりはとても楽しかったです。次回は7月ですか、暑いですって!

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Ozさん、またどこかでご一緒しましょう! お疲れ様でした。

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11月
24 (日)

 先月の水戸黄門漫遊マラソンに続く今シーズン2レースめ、つくばマラソンを走ってきました。

 昨年は故障のためスタート直後に棄権して応援に回った悔しい大会です。 記録を狙う大本命レースと位置づけ、春から中強度走を中心に走り込んで育てた有酸素運動能力と、磨き上げてきた走法を全開で解き放ち、昨年の悔しさをぶつける格好の舞台です! :-)

状態の確認

  • ベスト体重±0.5kg維持(カーボローディング分を除く)、体調良好
  • 出張中3週間の晩ごはんは、毎日イオン魚屋の握り寿司とオニオンサラダ2袋で血液サラサラ。心拍負荷を抑え、フル終盤の脱水状態においても血流の悪化を低減。
  • ランニングフォームが安定し再現性高く調子良し
  • 気温もあまり上がらない予報。

 と、これはまたとない絶好のチャンス到来で、ネットタイム自己ベスト(3:28:19@2018湘南国際)更新へ自信を持ってトライ。キロ4:54で5キロ毎ラップ24:30を基準に走りました。

結果

 最初に、応援ナビに沢山の声援をいただき、ありがとうございました! ゴール直後に見たら、ほんとに泣きそうになったです。

 そして結果です。残念ながら絵に描いたように失速し、PB更新どころかBプランのサブ3.5も未達、Cプランの3:35切りもできず、どうにかDプランの3:40切りの、先月の水戸黄門マラソンのタイムとほとんど同じでゴールとなりました。
 その後調べてみると、2022年の第42回大会より少し良かったので、嬉しさは全くありませんが自己コースベストとなります。

タイムリスト この記録は速報(参考記録)です

測定ポイントスプリットラップ通過時刻
Start00:00:3709:10:37
5km00:25:370:25:0009:35:37
10km00:49:580:24:2109:59:58
15km01:14:280:24:3010:24:28
20km01:38:480:24:2010:48:48
中間01:44:1010:54:10
25km02:03:130:24:2511:13:13
30km02:28:280:25:1511:38:28
35km02:55:570:27:2912:05:57
40km03:26:350:30:3812:36:35
Finish03:39:550:13:2012:49:55
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レース振り返り

起床~現地入り、スタート前

 3時半起床、モルテンドリンクを少しづつ半分飲む。残りは朝食少し前と、朝食後30分以上経過してから摂取。
 トイレも自宅で2回、つくば市役所駐車場の仮設トイレで1回。現地では着替えた後に、D/Eブロックのスタート付近で。
 現地でS氏、O氏とおちあい、互いの健闘を願ってそれぞれのブロックへ
 わたしはFブロック、第3ウエーブスタートで、Aブロックの10分後に号砲です。ここに立った時は、カーボローディングもトイレマネジメントも完璧だったし、サブ3.5の確率は6割くらいある、と思っていましたが、現実はそう甘くなかったです。

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スタート~10Km

 この時期、筑波大学構内の紅葉は綺麗ですね。走っていると更に見とれてしまうエリアもあり、往路は気持ちを落ち着けて入れました。
 最初の1kmは5:21、その後5kmまでスピードアップし、5kmを25:00で通過。 5~10km間は前に吊られて引っ張られる形でそのまま速度を維持して、ラップ24:21で通過、少し早すぎ。

10Km~20Km

 前ラップが早すぎたので、一旦落ち着かせてフォームをチェック。特に問題なく、脚を下ろすことで前に進む感覚も得て走れている。ラップは24:30,24:20。
 20kmのラップが早くなった理由は、3.5ペーサーの風船が100m先に見えてしまったので、徐々にでも追い付きたい、という欲がでたからです。 思い返せばここで欲張って脚を使ったのかもしれません。15km過ぎでアミノサウルス投入1回目。

20Km~30Km

 3.5ペーサー風船に追い付きたい気持ちと裏腹に、なぜか前腿が張り始めます。「なんで~? ちゃんとお尻MAXで重心着地、出来てるよねえ。。」という心の叫びをあざ笑うかのように前腿の張りはひどくなってゆきました。26km付近でアミノサウルス投入2回目。27km付近でコムレケア投入1回目。

30Km~ゴール

 30kmを通過する頃には、既にキロ5分を切れなくなっていました。何とか粘りたいとフォームを骨盤前傾・腰椎しなりから腕引き上げ連動で頑張るも、脚が言うことを効かないもどかしさ。32kmあたりだったか、モルテンジェル投入。
 35kmを通過すると、もうキロ6分台がやっと。ガトリングペンギン腕振りで必死に前に足を送ろうとしますが、もう限界・・
 でもやっぱリ思い出すんです、オンラインのラン仲間のレースで自分からの応援、その時の言葉が、そのまま自分の頭にこだまします。皆さん応援してくれている、頑張って歩かずにゴールするんだ!
 時々止まって、痛い脚を屈伸してまたすぐ走り出す、これを2~3回やりました。 たまに歩きもしましたが心拍数が落ちる前に小走りに移行し復帰、そんな繰り返しでどうにかゴールまでの距離を少しづつ縮めていきました。37km付近でコムレケア投入2回め。
 最後はスパートのスの字もできず、ドロドロとゴールしました。キツかったですが、今回のチャレンジに後悔はありません。

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考察

 水戸の時にはここまで前腿に負担はかかっていませんでしたので、原因が何かあるはず。。ペースが速くなったぶん着地衝撃が大きくなったためか、骨盤前傾バネを強く発揮させるためにお尻MAXではなく前腿を使っていたか、はたまた単に歳のせいでこんなスピードで30km以上はもう無理なのか。。

走法意識

前回の走法意識から、更に進化した走法について、まとめておこうと思います。

  1. 外足部から接地でお尻Max
     外足部から接地後に最大荷重を受けローリングしつつ母指球で抜けることで、お尻の殿筋群に刺激を入れ、お尻Max(お尻の筋肉を主体に走る)を実現。踵は地面に接触しても良いが、ガツンと受けないように注意。また、最大荷重を受けつつ脚を内転することで、ハムストリングの反射による短時間のキックを促す。
  2. 肩甲骨起点、腕振り引き終わりで、腕を引き上げ
     腕振りの起点を肩甲骨意識にする。引きは腕で肩甲骨を後ろに押す、前振り出しは肩甲骨で肩~腕を押す。こうして肩と肩甲骨が常に接している(互いに押し合う)状態を維持して腕振りリズムを保ち易くする。
     上腕部は肩を支点にした揺動運動であり、下死点から後ろは上腕の重心が上昇する。この動きに二の腕も追従させて引き上げることで、腕全体が持ち上がる。これを、反対側の支持脚が地面反力を受けて反発力を利用して手首を押し上げるような意識を持つと、反発力を無理なく腕の引き上げに乗せられるため、その後の腕の前回転に力みなく繋がる。
  3. ペンギン意識
     腕振りから肩甲骨トリガで最大荷重で地面から反発を得た結果、ペンギン意識で肋骨下端を前方へ押し出し、腸腰筋にテンションがかかり、置き去りにされた腰を支点にして腸腰筋が伸ばされ、一瞬遅れて前に振り出されるタイミングで跳ね上がった脚を自然に引っ張ってくれる。腹圧は無意識にかかる程度。
  4. ガトリングペンギン
     引き上げた腕を、今度は同じ側の支持脚接地・荷重に合わせて前に突き出し、即座に拳の重さを使って前方行きの腕の速度を下向きに移行してゆき、そのまま蒸気機関車の動輪を結ぶコンロッドの動きのように旋回しながら後ろ引きに転じる。子供の頃、機関車ごっこした時を思い出すと、腕を水平のままぐるぐる回して進んだ記憶がありませんか?(年寄りだけかな?) こうすることで、脚下ろし~重心真下への引き込みに至る遊脚のターンオーバーを自然に補助する動きになる。
     手のひらを上に向けることで、手首が下がり過ぎないようにできる。「犬かき」とは反対に「ポール牧」のように連続指パッチンで(しないけど)腕を振って走るイメージ。
     上り坂ではガトリング意識を強め前方へ二の腕をより早いタイミングで強めに発射し、脚下ろしのパワーを上げる。急な登りでは、リディアードのスティープヒルランニングのように腕振り位相を極端に早めて上下に振るようにして、多少の速度低下は許容しつつトントンと交互片足縄跳びで小刻みに跳ね上がるようにし、腰落ちや膝曲がりからくる接地時間の間延びを防ぐ。下りでは逆に前振りより引き速度を速め、同期する支持脚が地面速度に負けて膝折れしないように遊脚引込み速度を上げてスタスタと下る。
    イメージイラスト
    実際はこんなに怪しくないです
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  5. 遊脚の早めの下ろしで2軸走法的な重心移動
     地面反力を支持脚から骨盤へしっかり受けられるよう、上がった脚の前送りタイミングと下ろし始めを早める。「脚を下ろすだけでスイスイ前に進む」感覚が得られる状態がベスト。
  6. 骨盤を立て上体を腰で持ち上げ、ぶら下がる
     骨盤の後傾は論外だけど、過度な前傾も体重を股関節にしっかり乗せられなくなり結果として反発力が逃げてしまうので、ちょうどよい立ったポジションを維持する。上体と腰以下の下肢を分離意識、接地荷重で腰を支持して上体重量を受けて反発でグイッと持ち上げ、離地したらエアポジで上体に腰がぶら下がるような感覚をもつ。腰の上で上体がボヨンボヨンと弾んでいるような感じ。
  7. パワポジ骨盤前傾荷重、腰椎湾曲と上体回旋連動
     加えて、骨盤の前傾を利用して最大荷重時(パワポジ)で腰椎を前に湾曲させて戻りのバネ力を得る。この戻りの反発力を、腕振り引き終わりの持ち上げに上手く乗せる。
     参考:自分史上最速の走りを手に入れる! 限界突破のランニングフォーム (弘山勉氏著)
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 これらの走法意識は相互に影響しあっており、うまく回り出すと全てうまくゆくし、何か歯車が狂いだしてもどれか一つの意識に集中して修正すると、しばらくすれば元通り回り出す、という関係性もあります。

 今回、良くも悪くも上記の意識を持って走った結果が表れたと思っています。走法意識は大事ですが、1月の勝田までに原因探索と修正、できるかな。。

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1月
2 (火)
カテゴリー  日記・雑談
タグ  抱負

 恒例の1年の抱負です。 今年もゆっくり休めています。(年末は一生懸命掃除をしていました)

でした。

+  それ以前の抱負

 昨年は仕事のうえでは新規技術の導入も完了し、あとは立ち上げのソフト調整を待つだけです。

 プライベートでも、オンラインのランニングクラブSRCに加入し、夏場も地道にトレーニングを積んでいきました。
 還暦を迎えた直後の10月末の水戸黄門漫遊マラソンで結果を出したかったのですが、お尻下のハムストリング付着部に負担がかかりすぎて大失速で故障。その後ずっと出張で治療は進まず、本命レースだったつくばマラソンはDNF応援隊に専念し、12月のみえ松阪マラソンもハム付着部が完治しておらず大失速。
 年末、知る人ぞ知る、白石鍼灸院の現院長、橘先生の佐倉治療院の予約が奇跡的に取れて治療をうけ、年始を迎えています。

ということで、今年も色々な困難が待ち受けていそうな気がしますので、そんなときでも前に進む気持ちが大事だと思い、

前進

とします。

 今年もいろいろありそうですが、駆け抜けてゆく所存です。 皆さまも良い1年をお過ごしください。 :-)

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8月
25 (日)
カテゴリー  ランニング
タグ  合宿 変態ランナー 肩甲骨

 SRC-Cチーム時代の仲間から、有志の8/17~18の一泊二日の夏合宿にお誘いを受けて参加してきました。場所は静岡県の島田市、しまだ大井川マラソン大井川河川敷のリバティコースを走ります。

今回も渡れなかった、蓬莱橋
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コロナ感染

 実は7月末からの三重県出張の直前にここに宿泊して朝ランしてから移動したのですが、その時か移動先のホテルで今更ながらCoVid19コロナウイルスに感染・診断され、出張先で5日間も寝込んで高熱と喉の痛みと戦っていました。(ほとんど仕事できず終わってしまった。関係者の皆様、ご迷惑をおかけしました。) :-(

 ランオフし寝込んでいたこともありますが、回復後の初日から出張先朝ランを短め距離から開始。しかし、呼吸器は気管支炎の空咳程度で後遺症もなかったものの、足の筋肉にダメージを感じます。体内の至る所でウイルスと戦っていたのだなあ、と感じます。 :roll:
 その後は日々の走行距離を徐々に通常に戻してゆき、ペースも徐々に回復。合宿を迎える頃には、元に近い状態まで回復しました。

 前置きが長くなりましたが以下、今回の日記には、参加されたメンバーの撮影された写真や文章を(私なりに編集し)掲載します。原作者のSさん、撮影された皆様、そしてモザイク無し写真の掲載をご快諾いただいた皆様、この場を借りて御礼申し上げます。 :-)

トレーニング内容

  • 1日目
    • 夕方16時過ぎ開始、10kmジョギング、キロ6:00~6:30程度 +WS5本。
  • 2日目
    • 第一部:朝5時開始、5km Tペース~Mペース x2セット。気温を考慮しキロ5:00。
    • 第二部:am9時半開始、スロージョグ 90分間(→暑すぎ60分に短縮)キロ6:30~7:00
      →その後、蓬莱温泉で入浴、昼食を済ませて解散。

ランニング変態衆

 今回、こんなクソ暑い盛りに、静岡の暑い河川敷で合宿をしよう、と言って集まるメンバーは立派な変態ランナーですね。しかしそれでも互いに変態と呼び合うことに喜びすら感じてしまう、5人の個性派メンバーが集合しました。Sさんによる皆さんのプロフィール紹介は以下のようです。

  • 「合宿やりたい!」と言い出しっぺの変態、Kさん
  • とにかくペースを淡々と刻む変態、Tさん
  • いつも「無理無理・・」と言いつつなんだかんだ最後まで元気に一番走っちゃう変態、Nさん
  • タダの変態(??いやいや、そんなわけないですがな!?)、Sさん
  • コロナ明け変態、私。
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1日目

  • GPSログ(Garmin)
  • 8/17 合宿1日目。ジョグ10キロ+WS5本@エンドルフィンスピード4、普段走らない夕方、気温も高く喉がカラカラ。2L魔法瓶ボトルにドリンク作って持参し、休憩時に大量に補給で、どうにか完走。
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     WSは前を走る速い皆さんに吊られてスピードアップ、普段より30-60秒は速く走ったので、膝にきてないか少々心配でしたが大丈夫でした。
  • タダ変態のS氏の日記によれば、夕方4時にも関わらず、気温は35℃あったそうな。それでも全員WS5本やりきるところが変態の証明。
     そして、Nさんが車で来ていたので皆さんそちらに同乗するようですが、コロナ明け変態の私は高強度練習の後の血中Ph値が酸性の状態のまま帰りたくなかったため、ホテルまで1.5kmをジョギングで帰りましたところ、刻みペース変態さんも付いてこられたようです。これをみたタダ変態さんは私ら2人をまとめて「ド変態」と思っていただけたとか。光栄です!
  • 夜は近くの居酒屋で酒盛り、、ではなく懇親会。ビールで乾杯、翌日もあるので深酒こそしませんが、全員最後までアルコールだったのは立派ですっ!笑 :hammer:  楽しい時を過ごしました。面白い話しが出るたび思いましたが、やっぱりみんな変態だぁ

2日目

第1部:朝練

  • GPSログ(Garmin)
  • AM5時に集合し5kmペース走×2本@ハイパースピード2。
     スロースターターの私は、1本目出だしユックリめで入り、皆に離されながら頑張って追っていきました。最後は4.56、結構頑張った。
     2本目は最初から付いて行ったものの、後半少しキツくなり若干ペースダウンして復活、何とか走り切りました。
  • タダ変態さんは、どうやらこの2本目に「この夏の練習のすべてを出し切る」という目標を掲げていたらしく、入りからキロ4:40ペース、徐々にビルドアップし、最後は4:15ペースまで上げたとか。。いやはやこれで自称タダの変態とおっしゃる意味がワカリマセンね。
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  • 練習終了後、コロナ明け変態、刻みペース変態さんとともに、タダ変態さんもホテルまで一緒にジョグしました。タダ変態さん、ド変態の血は隠せませんでした。

第2部:午前練

  • GPSログ(Garmin)
  • 9.30ホテルチェックアウト、スロージョグ90分の予定で。
  • スタート前のタダ変態Sさん、朝練で疲れたようで(そりゃああの暑さの中でビルドアップすればね。。)朝練をモノともしていない様子の変態衆に「なに、この変態集団!もはや変態雑技団だわ!」と密かに思っていたそうです。
変態雑技団、誕生の瞬間ですっ!
  • 気温33℃でスタートし、日差しが容赦なく降り注ぎます。
     そんな中、言い出しっぺ変態さんと無理無理変態さんが、リズム良く6:00〜6:30/kmペースを刻みます。おーい、この炎天下の中でそのペースはすごいです、ド変態がここにも2人。
     コロナ明け変態の私は汗をびっちょりかきながら、体と相談しつつ6:50くらいのペースを刻みました。
     刻みペース変態さんは、もはや周りにわき目も振らず、7:00/kmで自分の目標に向け、まっしぐらです。
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     走り終えると、スタート地点に変態雑技団が全員しゃがみこんでいました。誰からともなく、「もういいかなあ」・・「60分で終わりにしましょう!」
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変態雑技団、1クールで解散です。 早っ!

練習が終わって

 Nさんの車で、近くの蓬莱の湯で入浴と食事、生き返りました。皆さま、合宿前、合宿中に大変お世話になりました。変態雑技団は解散となりましたが、皆さんが変態であることは変わりません。来年もやりたいですね。時期と場所は要検討にて。

その後の練習経過

 合宿が終わり、回復能力向上のために翌日から軽めに中/低強度走を再開、3日後には完全に回復しました。

  • 今、マイブームは肩甲骨起点の腕振り改善から、キック直後の荷重のキレ、早めの前送り、逆脚荷重と遊脚下ろしのタイミング調整による遊脚慣性の回収利用、肩甲骨と逆脚お尻を結んだ線を背筋で一体化する意識で接地荷重。。等々、着実に改善が進んでいます。
     最終目標は、こちらの稚内平和マラソンのナンバーカード202番、40歳台1位の浦木直人選手(ゴールタイム2時間40分切)のような脱力フォームです。 徐々にですが、これに向かって進めている感触があります。秋のレースシーズンに向けて維持向上に努めます。

(追記)

  • 8月のラン記録
     昨年は夏から秋口にかけて、GarminのVO2max値がだら下がりに下降しました。今年は春先からの中強度走とともに51から上昇してゆき、現在も56を維持できています。 中強度走、バンザイ!
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3月
30 (日)

 1週間前の3月23日(日)、昨年は応援だった久喜マラソン(ハーフ)を走って来ました。SRC/KNRメンバー7人が参加する贅沢な楽しみが一杯の一日でした。
 この日記の最後に、K女子のご紹介で始めた右脳シフトについて説明を加筆しています。まだ始めて半月にも満たないですが、既に効果を実感しており、ランナーに限らず興味のある方にはお勧めしたいです。 ;-)

レース報告

  • ネットタイム 1:41:41
  • 60歳代 24位
  • GPSログ(Garmin)

 本日一緒に走られた皆さん、お疲れさまでした! そして地元のSさんには当日あれやこれやお世話になりました。とても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました :-)

 テニスコート前の駐車場に停めて、会場にとても近く、アクセス抜群でした。トイレマネジメントも余裕でした。荷物預かりは無いので自分で管理が必要で、マイカーに置いて走りました。また、先に書くとゴール後の動線もコンパクトで分かりやすかったです。

  •  Cブロックスタートでしたが、ブロック人数が少なめで、ゆっくり行って並んでも大丈夫。気持ちの余裕につながります。ただ、この時点で既に気温18℃。日差しも強めで暑くなりそうです。
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使用シューズ

最近のレースはほとんどコレです、お気に入りの(Saucony)Endorphin Pro3(赤)

〜10km

 Ozさん、Nさん、Tさんは速いので先に行っていただき、私はK女子の後ろにぴったりついて入りました。 出だしはいつも心拍数が上がるまでキツイのですが、2km手前くらいでK女子に声をかけて前に出ました。 そのまま特に呼吸のキツさを感じたまま、キロ4.45ペーサーの風船を追って頑張りました。

 今日は、前回の姫路城マラソンの時のような歌詞のあるヒーロー主題歌を頭で唱えるのはやめました。そちらに気を取られ、右脳主導の継続が難しくなるからです。代わりにフュージョン系のインストルメンタル音楽をイヤホンで聴きながら走りました。

〜ゴール

 途中、K女子、Nさん、Tさん、Sさん、Y女子とすれ違い声を掛け合いました。しかし暑さを感じて、スポーツドリンクを飲んで水を首筋〜背中にかけて走っていました。とにかく呼吸がキツイ。

 「いまここロデム」を繰り返し唱えていないと、左脳が「こんなにキツイなら最後まで持たないかも」とか「暑いし歳なんだから無理したら健康に良くないよ」「一度止まって立て直したら?」なんて悪魔の自動思考がここぞとばかりに逆襲してきます。そのたびに「今ここいまここ」と強く唱えて鎮めました。

 15kmあたりだったか、ランドセルを背負ったSさんに追いつき、「キーーーン」「バシッ」とお尻ペンペン。かなり力を込めて叩きましたゴメンナサイ。お尻に手形がついてませんでした?

 その後18kmの跨線橋の坂でついにキロ5分をオーバー。その後は何とか4.50程度に収めて走り切りました。最後は呼吸がゼイハアMAX。本当にきつかったけど暑さはあっても湿度が低かったので心拍数は安定してました。右脳主導で走れている時はキツくても心地よい時間も感じられました。

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ゴール後

 健闘を称え合って、スーパー銭湯の温泉で汗を流して、食事。今日はハーフだったから結構食べれそうです。 唐揚げ定食に、ハーフサイズそばをつけました。 食べきりましたが、その後、胃もたれが酷くて気持ちが悪くなりそうでした。

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 改めて皆さんお疲れさまでした、お世話になりました。私はこれで今シーズンのレースは終了です。ほどなく来シーズンに向けて、また始動します。

右脳シフト anchor.png

 ネドじゅんさん、というオカンがいらっしゃいます。このお方、8年ほど前に それまで悩まされてきた過去の記憶や将来の不安をひきずる左脳のうるさい声が消えて、静かでいつも幸せ気分の日常を送っていて、そうなるための方法を著書やYoutube動画で公開しています。

 下の本は、最新の2冊です。この2冊を読めば右脳シフトがどういうことなのか(多少のスピリチュアルな面も含めて)わかりますし、Youtubeの動画でワークをすれば、だれでも右脳シフトにより悟り(?)の境地に至ることができそうに思います。

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目指す状態

 現代に生きるほとんどの人は、自分の過去にどこか負い目をもっていたり、トラウマがあったり、将来への不安があって、時々それらが頭の中を埋め尽くして心が病んだり、健康を害したりする要因になっています。
 そうした「自分の悩みが脳内をぐるぐるめぐって苦しい」状態を開放し、幸せな日常を送ることができれば、良い人生が待っていると思います。

原因

 この「脳内ぐるぐる」は左脳の自動思考が原因でした。左脳は近代~現代の世界で急速に発達し、科学技術や社会の発展に大きく貢献してきました。しかし、あまりに急激に発達したことで、個人の責任が重くなりすぎて、常に考えていないといけないような状況となって、左脳が暴走することがしばしば起きるようになってしまったのです。

解決方法

 ネドじゅんさんが推奨する呼吸法「エレベーターの呼吸」や、左脳の自動思考が起きたときに「それに気づき」「いまここ」を意識することで自動思考を止める。
 これを繰り返していくと、左脳の暴走回路の発達が抑制され、減退してゆき、やがて自動思考そのものが発生しなくなって、右脳が主導権を持つ意識に回帰する、というものです。

現在の私の状態

 わずか半月ほどで、自動思考が表れる頻度がかなり減ってきました。出てきてもそれほど強い意識ではなく、「エレベーターの呼吸」や「いまここ」意識ですぐに静まります。
 そして今現在で既に、日常の幸せ感のアップを感じています。朝のマイカー通勤に1時間かかりますが、以前ならイライラしてイヤだった通勤ルートも、純粋にドライブを楽しむ気分で運転できていますし、時々起きる思いがけないことにも怒りの気持ちはすぐに鎮まります。
 また、仕事中の無用な考え事も減りますので、集中力が上がって設計仕事の効率もアップしました。

 以上、幸せ右脳シフトを今後も続けていこうと思います。半年以内には自動思考が全く起きなくなる「悟り」の状態に至る予定です。

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9月
1 (日)

 7月は出張先の諏訪湖1周16kmランと3週連続の30km走のおかげで過去最高の月間419kmを記録し、8月はコロナ感染で距離が落ちましたが、それでも何とか300kmを超え、321kmと意外と伸びました。平日の中強度走主体の練習で回復能力が上がっているから、無理なく伸びた形です。

 9月に入ったら、スピード練習からのペース走への移行期間ですね。4月から中強度走で培ってきた有酸素運動能力をスピード練習に解き放つ時です。特にTペース走を週1回など定期的に入れて、フォームの完成度アップしつつ、スピード持久力の向上にも努めたいです。
 とはいえまだまだかなり暑いですし、あまり無理して心拍数を上げ続けるような高強度練習を続けると、折角暑い夏でも維持してきた有酸素運動能力の低下に繋がるので、中低強度練習とうまくミックスして組み立てる必要があります。

 さて、この秋冬~春シーズンに向けて、最近のフォーム改善が劇的に進んでいるので、現在の走法意識とランニングフォームについて、ここら辺で一旦まとめて言語化しておこうと思います。そうすることで、次のシーズン以降に読み返した時に、あの時はどんな意識で走っていたのかを振り返ることができますので。 :-)

意識ポイント anchor.png

  • 外足部から接地
     外足部から接地後に足首を固め気味に前足部で最大荷重を受けローリングしつつ母指球で抜ける。踵は地面に接触しても良いが、ガツンと受けないように注意。
     また、最大荷重を受けつつ脚を内転することで、ハムストリングの反射による短時間のキックを促す。
  • 肩甲骨起点
     腕振りの起点を肩甲骨意識にする。引きは腕で肩甲骨を後ろに押す、押しは肩甲骨で肩~腕を押す。こうして肩と肩甲骨が常に接している(互いに押し合う)状態を維持して腕振りリズムを保ち易くする。
  • 肩甲骨とお尻Maxを結ぶ斜めの線を意識
     腕振り引き終盤に肩甲骨から背筋を軽く締める感じで、お尻Max意識で体重を受けると、背筋/腰回り/お尻/ハムストリングなどの背面の筋肉の伸張反射のトリガを作ることができるので、その後に腕を強く引き続けなくても体のバネが自然発動する。
     最大荷重時の体重は物理的には軸足側股関節で受けるが、重心としては仙骨で地面を斜め下後方に押し体幹全体で押し返す感覚。
     腕は伸張反射のトリガを作ったら直後の方向転換に先行して移行できるので、足の跳ね上げから前送りへの素早い切り替えをサポート可能となる。
  • 遊脚の早めの下ろしで2軸走法的な重心移動
     上がった脚の前送りタイミングが早まれば、最大荷重時の背面の伸張反射の直後に重心移動した遊脚の慣性力を推進力として回収するため、最大荷重時かその直後に下ろし始める。下ろし始めてすぐに推進力を得られるわけではないので、やや早めの意識とする。
  • 肩と肋骨、腰は分離意識
     肩は肩甲骨までで、肋骨とは分離意識。腕振りから肩甲骨トリガで最大荷重で地面から反発を得た結果、ペンギン意識で肋骨下端を前方へ押し出し、腕の前振りパワーの源泉としつつ、腸腰筋にテンションがかかり、置き去りにされた腰を支点にして腸腰筋が伸ばされ、一瞬遅れて前に振り出されるタイミングで跳ね上がった脚を自然に引っ張ってくれる。腹圧は無意識にかかる程度。
  • 肩の回旋と腰は水平維持
     肩の回旋が、上下方向に揺れると背骨がS字に揺らいで反発を受けづらくなるので、どちらも水平維持が基本。若干の逆ローリング走法意識もプラスに働くが過度な意識はエコノミー低下の方向。
  • 骨盤を立てる
     骨盤の後傾は論外だけど、過度な前傾も体重を股関節にしっかり乗せられなくなり結果として反発力が逃げてしまうので、ちょうどよい立ったポジションを維持するとともに、その態勢のまま前傾する。
  • 上体を腰で持ち上げる
     上体と腰以下の下肢を分離意識、接地荷重で腰を支持して上体重量を受けて反発でグイッと持ち上げ、離地したら上体に腰をぶらさがるような感覚をもつ。腰の上で上体がボヨンボヨンと弾んでいるような感じ。

 ・・結果としてランニングエコノミーとスピード維持の両立が可能になる。・・と思っているんだけどね、、きっと。

 夏合宿の日記にも書きましたが、最終目標は、こちらの稚内平和マラソンのナンバーカード202番、40歳台1位の浦木直人選手(ゴールタイム2時間40分切)のような脱力フォームです。ここまでの完成度はなかなか難しいですが、これに向かって改善を進められている感触があります。

 今シーズンの目玉は、何しろ「中強度走」主体の練習で有酸素運動能力が向上したことなのですが、合わせて練習頻度が上がり疲労回復が早くなったことで、練習でのフォーム意識の日々の連続性が高まり、改善がみるみる進みました。こちらも合わせて「中強度走」のおかげです。

 あとはこれからレースまで頑張ってスピード練習をこなし、レースペース走で特異性を高めた状態で、10月27日の水戸黄門漫遊マラソンを迎えようと思います。

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12月
15 (日)

 地元の第16回香取小江戸マラソン 10Kを初めて走りました。

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 気持ちの良い冬の晴天、ほぼ無風の絶好のマラソン日和でした。

 アップもほぼなし、気持ちもユルユルで臨みました結果、

  • ネットタイム46分26秒
  • 平均キロ4.39でした。
  • GPSログ(Garmin)
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 目標の45分には遠く及ばなかったけど、自分的には重い体でも途中から頑張ったし、まあまあかな。
出だしから25mの上りで心拍数上げて、下りでスピードアップ、でもなかなかペースに乗れず。気づけばGarminスタートしてなかった、最初の1キロの上り下りがカットされてます。(序盤の心拍数も変っ)
 ラストにまたこの山を越えるのかと思うと、かっ飛ぶ勇気が無い。。

 途中から様子を見ながら上げて行き、トップスピードはキロ4.27(1kmだけ)最後はいつものように、ヒーヒーいいながらゴール。
お尻Maxは時々気にして修正していたので、概ねできたけど、まだまだ無駄な力を使ってる気がします。今後も精進します。

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1月
26 (日)

 一昨年以来、2回目の勝田マラソン、無事に完走してきました。以下、KNR(気ままに日報ランナーズ@Facebookグループ)に投稿したレース報告の丸コピーで失礼します。

結果

 いつもならとっくに夢の中の時刻ですが、ゴール後に皆さんとマッタリしてから東北方面にマイカー移動し、21時半にホテル着。先ほど洗濯と大浴場に浸かってきたところです。
疲れているはずなのに、ハイになったままなのか運転も一度も睡魔に襲われず、今も眠くないので報告書いてしまいますね。

 KNRの皆さま応援ナビに沢山のメッセージ、ありがとう御座いました。全然綿密な計画通りではなく、行き当たりばったりで体の負荷を常に気にしながらの臆病レースでした。
結果は、シーズンベストどころか、ネットでギリ3時間45分を切って3.44.57でした。まあいつものように頑張りましたが、勇気を持って突っ込んだりしなかった分、ゴール後の体は楽で、補給はモルテンだけにしたおかげか胃腸も割と元気です。以下、長文失礼します。

測定ポイントスプリットラップ通過時刻
Start00:04:2310:34:25
5km00:30:120:25:4911:00:14
10km00:55:420:25:3011:25:44
15km01:21:460:26:0411:51:48
20km01:48:110:26:2512:18:13
中間01:53:530:05:4212:23:55
25km02:14:090:20:1612:44:11
30km02:40:570:26:4813:10:59
35km03:08:420:27:4513:38:44
40km03:36:540:28:1214:06:56
Finish03:49:200:12:2614:19:22
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振り返り

  • 本日ゴール後に東北方面のマイカー出張移動が待っていて、昨晩から今朝は「この荷物はどこに入れればいいんだっけ?」の連続で、よく寝たつもりなのに朝からGarminのボディバッテリーか40%しかなく、会場に向けて運転で既に元気があまりない状態。
  • 運転中にモルテンドリンク2本めを飲み切り、東海駅近くの駐車場に停めておにぎり3個を食して、トイレに寄って出発。終わったら運転長いし、この時点で既にシーズンベストは出ないなあと弱気でした。
  • 10時に着替えてKNRの皆さんと大型モニター前に集合、その後皆さんトイレ待ち、私一人お先に失礼してスタートブロック並んでたら、聞き覚えのある声が聞こえて無事に合流できました。5人でスタート出来るなんて、奇跡的です。 少し元気が出ました。
    スタート前Eブロック最後尾
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15kmまで

 スタート後に大通りに出たら、早速、Nさんがグイグイ行くわ行くわ、2キロくらいはすぐ後ろにいたのですが諦めてマイペースに移行。15kmくらいまでは状態を考えればまあまあのペースで行けました。今日は名物の風も集中していたのでそれほど気にならず。

20kmまで

 15km過ぎて、18kmでSさんの応援を受けて力が湧いて、少しペースアップしましたが、すぐにペースダウン。少しづつペース維持が難しくなりました。19kmでモルテンゼリー(黒)投入。
 だんだんとペースダウンしてゆきます。特に登りでスティープヒルランニングのフォームでできるだけ脚を使わないように気をつけると、どうしてもスピードダウンしてそこから元のスピードに戻せなくなっていきました。

30kmまで

 それでも、最近のマイブームの遊脚下ろし時に反動で骨盤が引き上がる、を積極的に意識することで、ペースダウンを最小限に走れると分かってから、この意識で粘ってゆく作戦としました。28kmでモルテンゼリー2回目投入。

40kmまで

  • 30km.35km.40kmと、少しづつ落ちてゆきます。給水直後の呼吸の乱れが回復するまでの時間が伸びてゆき、ロスタイムも長くなっていきました。
  • 今回は実験的にアミノ酸系ジェルは持たず、給水もアクエリは血糖値の変化が心配で出来るだけ取らずに水主体。途中までは良かったですが、中盤から何となくミネラル不足を感じたので、アクエリ2回ほど。
  • それでも収まらず、最後は水と梅干し。これが効いてしばらく元気に走れました。塩分大事。 どうにかサブフォーペースの5分40秒くらいを維持して終盤まで走れました。37kmでモルテンゼリー3回目。それにしても、終盤の坂はキツカッタ。
  • 脚が釣りそうな感覚もありましたが酷くならず、最後までコムレケアのお世話にならずに行けたのは久しぶりです。これは大きな収穫。

ゴール!

  • 40km過ぎて、待っていてくれるだろうSさんを探し始めたのですがなかなか見つからず。。あ、いました!あと800mくらいのところだったでしょうか? 「沖野さん、すごいです!還暦の走りではありません、かっこいー」なんとSさん並走してくれているではありませんか! 元気をもらうなんてものではなく本当に嬉しかったです。 
  • 「3時間45分を切りたいんです!」と叫んで少しペースアップできましたが、500mくらいで息切れして「疲れてきました」と弱音を吐いたら「頑張って! ガトリング走法ー!!」なんて叫んでくれて、そうだ最後にガトリングピストル発射! スピードアップしてゴールに飛び込みました。わずか3秒、3:45:00を切れたのは、本当にSさんおかげです。ありがとうございました!
  • ゴール後、会社のOsdさんと待ち合わせていたら、なんとNさんとKさんが会場で待っていたらしく、強風で寒い中、申し訳ありませんでした。 Iさんは山形のご友人と帰宅されましたが他のメンバーでアパホテルのロビーに集合し、まったり楽しく健闘を称えあえました。こういう時間、嬉しいです。

その後

  • KNRの皆さんと別れた後、お腹が空いて、モルテン効果で胃腸が元気だったので、車を停めた東海駅のイオンでラーメン唐揚げ定食にチャレンジ! ラーメンは完食できたけど唐揚げは2つ目で撃沈しました。 フードロスは大嫌いですが神様、変態になりきれずごめんなさい。
    イオン東海駅前で 梅塩ラーメン唐揚げセット またも撃沈
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  • あらためてNさんのサブ3.5達成おめでとうございます。 そして実は日報で知りましたがOzさんもPBだったとのことで、おめでとうございます!
  • 総括として、今回のレースで目標は達成できませんでしたが収穫も多くありました。まずは失速してもサブ4ペースで粘れる走り方を体感できたことです。遊脚の下ろしの反動を利用して骨盤の引き上げをサポートすることで、脚が重心真下に下りてきやすくなり、地面の反力で前に進みます。結果として前腿の負担が減ったことで、最後までサブフォーペースを維持できたと思います。今後、この点を常に意識して練習に励み、更に精度を上げてゆこうと思います。
  • あすから出張です。東北方面はきっと雪で走れないと思って来ましたが、来てみてビックリ積雪ゼロ! 少しランオフ挟んでから、ランニング再開しようと思います。
姫路が待ってる
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