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なーお さんの日記

 
2006
12月 4
(月)
03:38
[Linux] 仮想OSへの移行実施とBackup
本文

公開サーバーのバージョンアップですが、11月10日の記事で計画していたVMWare-serverを使用した構成へ、先ほど移行作業を行いました。

ntwkplan2.jpg

 現在は既に、10月23日の記事で紹介したマシン上の、Vine Linux 4.0にて全ての公開サービスが動いています。 (マシン構成は 3台->2台にまとめたので変わっています。 )

社内ファイルサーバーの方は静音電源付きケース( Antec P150)が未だ入荷しないので、Linux-Raidなハードディスクが2台、 NSK1300の上で裸で廻ってます(^^;;

なお、FTPとvpnで予期していなかった挙動があり、引き続き対応中です。 1日で終わるかな。

061204追記:仮想OSのフルバックアップ方法を、追記します。

ゲストOSにvmware-toolsをインストールし、ホストOSからvmware-cmd を使ってサスペンド?コピー?レジュームします 。
1、サスペンド:

<path_to_command>/vmware-cmd <path_to_config>/<config>.vmx suspend 

2、レジューム:

<path_to_command>/vmware-cmd <path_to_config>/<config>.vmx start

この、vmware-cmd を使用したバックアップについて、サスペンド/バックアップ/レジュームのテストスクリプトを書いて時間を計ってみました。 

ホストOS      :Vine Linux 4.0
仮想OS       :Vine Linux 4.0
仮想OSファイル総容量:4.9GB(データコンテンツを含む)
ファイル数     :32 (2GBごとに分割したので多数)
実メモリ      :1GB
仮想OS割当メモリ  :388MB
CPU         :pentium4-2.8Ghz
HDD    :Seagate ST381011A 80GB(EIDE) x2 (ホストOSのLinux-Raid1)

1、サスペンド:約3秒
2、ファイルコピー:約6分30秒
3、レジューム:約9秒

 サスペンドとレジュームの時間は無視できるレベルですが、やはりコピーに時間がかかりますね。
 運用状況によっては夜中でしたら問題ないかもしれませんが、公開サーバーですからサスペンドしてのフルバックアップは週1回程度にして、コンテンツのバックアップは仮想OS側で通常の方法で行おうと思います。

とりあえず運用に耐える(?)スクリプト(ご使用は自己責任で):

Everything is expanded.Everything is shortened.
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!
 
#!/bin/sh
 
# VMWare-Serverの仮想OSをサスペンドし、
# ファイルコピー後レジュームするスクリプト
# foo や bar の部分は実パスを含めて記述
 
echo Virtual Machine is suspending...
 
/usr/bin/vmware-cmd foo.vmx suspend
RETVAL=$?
if [ $RETVAL -eq 0 ]; then
  echo Virtual Machine is successfully suspended !
  echo Now copying files...
  cp -rf bar bar_bak
 
  echo Virtual Machine is resuming...
    
  /usr/bin/vmware-cmd foo.vmx start
  RETVAL2=$?
  if [ $RETVAL2 -eq 0 ]; then
    echo Virtual Machine is successfully restarted !
  else
    echo Virtual Machine failed to restart!!     
  fi
fi
exit 0
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