なーお さんの日記
2008
12月
7
(日)
08:44
[仮想PC] NHCでVMware→VirtualBox変換
本文
仮想マシンハードディスクイメージ変換(convert)ツール、NHC
を使って、VMWare-server1.0の実働環境をVirtualBoxーOSE(1.6)に複製してみました。
このNHC、VMwareだけではなくてVirtualPCとの変換も可能という優れものです。
まずは先日作ったVMware-server2.0の環境から複製を試みましたが、仮想DISKを認識できませんでした。残念。 ver1.0は変換できるので、2.0も作者さまにお願いしたら対応していただけるかな。
変換にはそれなりに時間がかかりますが、VMware-server→VMware-ESXi変換のVMware-converterの時の5分の1以下の時間で完了します。
注意点
- 変換した仮想DISC(.vdi)は、VirtualBoxではIDEデバイスとして認識されますので、元々SCSI接続がデフォなVMwareからの場合は BOOT時にエラーがでます。 shellでログインし/etc/fstabを編集して回避。
- GUIログインの場合は、おそらく最初は立ち上がりません。 ディスプレイデバイス には、「VESA driver (generic)」を選ぶと、GUIも無事に立ち上がりました。 (ただし、画面サイズが拡大表示されてしまうので、扱いづらい)
VNCサーバーから見ると、こんな感じで表示されています。
問題は、やはりネットワークブリッジの構築が面倒なことですね。ホスト側にTAPを作るのですが、まだうまく行っていません。
そして残念ながら、体感速度はVMware-serverより速いとは感じませんでした。 LOCALHOSTのXoopsCubeLegacyにアクセスしたとき、妙に時間がかかります。 VirtualBoxはディスクアクセスは速いという記事を読んだ気がするのですが、なぜだろう。
今のところ、1:性能のESXi、2:運用の容易さではVMware-server、3:ツールの扱いやすさはVirtualBox、といったところ。 実運用は、1、か2、のどちらかでいくことにします。
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