なーお さんの日記
仮想化の話ではないんだけど、仮想化NASをREGZAリンクに使っている人もいるかと思うので、[仮想化] カテゴリーの記事とします。
何がハマったかって、過去にはESXi同一ゲストマシン内ではディスクの交換など実施しても無問題だったのに、今回はその録画済みDISKそのものを他のゲストマシンにぶる下げ替えると、REGZAでそれを再生できない。。
ほとんど丸1日かかって、ようやく解決したので備忘録。
まずはじめに、これは当然ながらあくまで同一REGZAでの再生の話であって、別のテレビで再生するための話ではありません。 それはDTCP-IPサーバー使わないと無理。
巷で言われている原因
- サーバー側NICのIPアドレスやMACアドレスが違うと再生できない?
- 私もこれは合わせなきゃ、と思って作業したけど違っても大丈夫なようです。(たぶん)
- sambaアクセスユーザーを同一にする。
- これは必須ぽい。
そんなこんなで、ESXiで同一IPと同一MACアドレス、同一ユーザー名でのsambaアクセスでごにょごにょやってみたのだが、どうやっても再生できず。。
まずはESXiの仮想NICのMACアドレスを、ずっと「自動生成」のままで録画してきたから、同じMACアドレスを他のゲストマシンに振ろうとしてもできない。手動割り当て可能な範囲外だし、一体どうすれば? と思い悩んで辿りついた方法が、移行前のLinuxゲストマシンの「.vmx」ファイルだけを複製して、そこに新しいLinuxゲストマシンをインストールなり他から複製してくるという作業。
この方法自体は成功して、新ゲストマシンでも旧ゲストマシンのNICのMACアドレスを使って動作した。 しかし、REGZAで再生できない。
本当の原因
実は、録画ファイルが入ったVMDKディスクを 新/旧 ゲストマシン間でテストのために行ったり来たり付け変える都度、新/旧で同一ユーザー名にするために、ファイルのuidを書き変えていた。
# chown hoge:fuga /mnt/video/*
とかやってました。 結論から言うと、そこが肝。 つまり、ユーザー名だけではなくてuidが違うとダメだった。
そこで、当該ユーザー「hoge」のuidを旧ゲストマシンと同一番号に変更して、上記のchownはやらないようにしてみたら、これがビンゴ! 私はいつもwebmin使ってさくっとやっちゃいます。
要するに、sambaアクセスユーザー名から、アクセスユーザーのuidの関係が異なると再生できないので、新環境でもこれを旧環境と同じにすればOKということですな。
まあ他にも要件はあると思うけど、ググると皆さんいちばんハマっているところかもしれないですね。 ゲストアクセス許可で運用したり、それはどうかと思うしね。
ということであとはLVMにディスク増やしてpvmoveするか、ディスクそのものをクローンするかで作業完了の予定。一見落着なので、ESXi 次期サーバー移行案の計画を前に進めよう。