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5月
21 (木)
カテゴリー  オーディオ
タグ  サイト 塩ビ管 スピーカー

オーディオファンの皆様、こんにちは。

5月29日夜のタモリ倶楽部の放送予定を睨み、集まれ!塩ビ管スピーカー別館をオープンしました!

http://www.enbisp.com/

2007年初の積層スピーカーの会オープン以来培ってきた、Xoopsサイト構築ノウハウを総動員し、楽しく有意義なコミュニケーションの場になるようにしたつもりです。
特記事項としては、

  1.  メンバー登録できる資格として、塩ビ管や筒型材料を使用したスピーカー自作経験者だけでなく、木箱やその他材料のスピーカービルダーや、オーディオファンの方にも公開し、様々な情報交換を行えるように致します。
  2.  搭載したコア、モジュールは、
    •  コアはHD(ホダ塾ディストリ)1.0.3
    •  掲示板(d3forum)
    •  日記(minidiary-ハックバージョン)
    •  談話室(XSNS-携帯向けハックバージョン)
    •  作品データ(picoをデータベースとして)
    •  用語集(xpwiki)
    •  その他、Altsys、protector、hyp_common、weblinks、d3pipes、
        Analyzer、InquirySP などとなっています。
  3.  xpwiki+hyp_commonによる、レンダラーモードで、各記事本文への
      wiki書式記述が可能、自動リンクを有効化。

といった具合です。

しばらくは登録者がちらほら来場すると思うし、放送日以降は問い合わせもあると思うので、管理者として暫し忙しいかもしれません。

これを機会に、国内のオーディオ業界の活性化、ひいては景気上昇に少しは
貢献できるか? なんて考えています。 :-D

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10月
28 (日)

昨日行ってきました、神楽坂の音楽之友社ホールでの2012年stereo誌コンテスト授賞式・試聴会。

このイベントは以前はクローズな審査会を兼ねたものだったのですが、一時休止し2年前に再開後は事前審査となり、授賞式・試聴会は公開イベントとして誰でも事前申請すれば試聴できるスタイルに変わりました。

・・ということで結果も公開して良いと思うので、早速・・

拙作の「スター」が3位入賞を果たしました! やったー。 :-D

 名前を呼ばれた時は、少し期待していたデザイン賞も終わった後だったので、まさか自分が呼ばれるとは思っておらず、立ちあがるのに少し時間がかかりました。(汗)

 賞品をいただく際に、デンマークの高級スピーカーブランドScanSpeakの社長さんから Congratulation と言葉をかけていただき握手。 これは嬉しかったです。

お祝いの言葉をいただいた皆さん、集まれ!塩ビ管スピーカーの会の皆さんほか日頃からお世話になっている方々、ありがとうございました。

11月19日発売のstereo誌12月号に掲載されるのではないかと思います。

スター」に関する詳細は、以下を参照ください。

    • ブログ過去ログ
    • 2012stereo応募原稿 (PDF)
    • (補足)本作「スター」には、キャンセルマグネットについてstereo編集部にOKとの確認を得たうえで使用しています。
    • (追記)たぶん私の記憶の限りでは、3Dスパイラルダクトで3位までの入賞は初めてかもしれません。 5年目にして、やっとここまで来た感があります。 Takenakaさんに改めて感謝します。
  • 選抜数
    • 応募総数:234作品。
    • 1次審査通過:26作品。
    • 入賞:7作品
      でした。過去2回入賞した時は、新人賞と努力賞でしたので、音質で総合評価で入賞したのは初です。嬉しいです。
  • 7賞各賞の受賞者は以下のとおりです。皆さんおめでとうございます。
    • グランプリ(1位):鈴木伸幸さん「heptagon」
    • 準グランプリ(2位):河野雅幸さん「K-71 Aigis」
    • 3位:沖野直毅「スター
    • サウンド賞:大城重美さん「10F-Twin Drive」
    • デザイン賞:高木秀直さん「3Dスピーカー」
    • ステレオ賞:柳忠義さん「青い金魚」
    • 審査員特別賞:花島実さん「ζ204 SHORTELDER」
    • グランプリ:鈴木伸幸さん「heptagon」、ステレオ賞:柳忠義さん「青い金魚」
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    • 審査員特別賞:花島実さん「ζ204 SHORTELDER」、私の「スター」、2位:河野雅幸さん「K-71 Aigis」
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    • デザイン賞:高木秀直さん「3Dスピーカー」、サウンド賞:大城重美さん「10F-Twin Drive」
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  • 試聴会のプログラム。入賞作品は17時以降の後半に固めた感じ
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  • 3位でいただいた賞状(盾)とトロフィー。
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  • 賞品はこんな感じです。
    • メイン賞品の、ScanSpeakの19mmソフトドームツイーター、D2004/602000。 とても特性が良いので、マルチウエイを作らざるを得ないな。。
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    • 副賞のオヤイデ電気のバナナプラグケーブルキット
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    • 副賞の共立電子産業ミニスピーカーキット WP-7305B。ユニットはTangBandの5cmフルレンジ、W2-802SE。 子供にあげようかな。
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  • stereo誌1月号には、DACが付録
     今年のデジタルアンプ「LXA-OT1」に続いて第2段として、今度はUSB-DAC「LXU-OT2」が付録で付いてくるようです。 さすがですねー、KPさん!

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11月
18 (日)

 2012年stereo誌コンテスト3位を受賞した拙作スピーカー「スター」を、同じくstereo誌付録デジタルアンプ「LXA-OT1」と共に実家に養子入りさせてきた! :-D

 高校の同窓会のため車で移動して姉夫婦と父の住む実家に泊めてもらったのだけれど、 折角ならオーディオ好き・音楽好きの父に「スター」を聴いてもらおうと、新型「ノート」に乗せて行った。

 クラシックの音源はあまり持っていかなかったのでじっくり聴いてもらうことができなかったけれども、最終的にはテレビのLINE-OUT出力をデジタルアンプに繋いで音出ししたところ元々サラウンドスピーカーを付けていたテレビの音に比べてだいぶ良くなったため、父も気に入ってくれた様子。

 喜んでもらえればそれで良かったのだが、持って帰らずそのまま置いておくことにした。 姉夫婦にとっては押しかけ婿(?)みたいな感じだが、まあ父のためということで許してもらおう。 最近ボケも進んできて、あちこちに病巣を抱えているためそろそろ介護認定が必要なことも考えると、今のうちに孝行しておこうと思う。

 まずは「スター」とデジタルアンプだけだが近い将来、テレビからのHDMI入力でボリュームコントロール可能なデジタルアンプを追加してあげれば更に品位の高い音になると思うので、少々物色しておこう。 :-)

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9月
17 (水)

stereo誌スピーカーコンテストの応募期限がきましたので、先日応募した拙作 「クリアミント」 の応募書類(原稿)を公開します。

但し、パッシブネットワークのLCR値についてはまだ消してあります。 今後本選までに自分でも多少変更するかもしれないですしね。(汗)
(→ 2014/10/12 そろそろ発送している人が大多数なのでLCR値を記載した本資料を公開、以下パーツ情報を追記)

  • 使用パーツ
    • ハイパス側:
      • コンデンサ:Mundorf 1.0μF + Audyn 1.5μF
      • コイル:Jantzen 0.7mH 空芯
    • ローパス側:
      • コイル:Jantzen 1.0mH 空芯
      • コンデンサ:Shizuki 10μF

なお、応募書類も作品の一部と考えているので魂を込めていますが、内容的にはほとんどブログで公開済みのものばかりですので目新しいものはありません。 それに各項目をきちんとアピールしているつもりですが、インパクトは薄い構成ですね。

そしてまずは書類選考を通過できるかどうかですが、、匠部門なので皆さん本当の匠揃いですから、私のようなのは書類選考落ちが普通だと思いますです。

それから細かい話ですが、今年はEメールで送りましたが、stereo誌編集部から「Eメール届きました」というような応答は何も来ないようですので、念のためバックアップとして印刷物もヤマトのメール便で送付しました。 もしEメールが届いていないなんてことがあると困りますからね。

応募メールを受信したら確認として編集部から返信してほしい気もしますが、まあこんなものだと思えば大した話ではありません。

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10月
12 (日)

台風がくる前に、最後のあがきでスパイラルダクトの微調整(ディスク枚数18枚→16枚に減)をして梱包、最終審査に向けて音楽之友社stereo編集部宛に発送しました。

上の方を持つとエンビ管が抜けたりするので、説明書と合いマークを貼り付け。
宅配便は、カインズホームで2個口1000円で送りました。輸送業者は佐川急便、価格破壊ですねこれ。クロネコ宅急便だったら3千円オーバー必至。

ところで、先日水が入ってから調子の悪い左耳が相変わらずで低音が10db位小さく聞こえていて、調整に支障があります。 時々目まいもあるので、医者から処方されたメニエール病の薬は続けて飲んでいるのですが、、 :-(

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8月
1 (金)

今年もstereo誌コンテストの時期が来ました!

既に塩ビ管スピーカーのサイトのほうに、8月号付録の2way各ユニットの測定結果を報告していて、シミュレーションは進めていました。 なんとなく良い感じの特性が出たので、あとは実際に作って煮詰めてゆけばおKでしょう。

肝心の箱のほうはなかなかアイデアが出なかったのですが、無い知恵をかき集めて、構想が出来上がってきたので一回目の案です。

画像のとおり、今回は塩ビ管スピーカーです。

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いつもの感じでVP125を使用。 但しバッフル面の固定方法を変更してユニットは正面を向けます。

上蓋、下蓋の三角錐は、共鳴予防のつもりです。材質などはこれから考えます。

ダブルバスレフとして、第1ダクトは3Dスパイラル、第2ダクトはリングダクト。 例によってfd1<fd2として逆ダブルバスレフ構成で考えてます。

今回の3Dスパイラルダクトは、φ100mmのPVCパイプを利用して、積層タイプながら少し手抜きします。 詳細は今後の製作段階にて。

リングダクトは内リングの固定方法など課題も多く、これから考えます。

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2月
1 (水)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スピーカー

MAKIZOUクラフトさんに、 3D-suko君 の部品製作を発注しました。
部品数は頭部4点、バッフル・側板(斜め切断込み)・底板で4点、計8点/1台 x 2set=計16点。
18mmのシナアピトン合板にて、 3x3尺から切り出し、端板も入れて送料・税込み¥19,500円ナリ。

 品質は心配要らないとして、製作部品発送が 2月10日の予定。 かなり忙しいらしく、遅れる可能性もありそう(涙)。
 11日(土)に入荷すれば、その日の夜に 頭部の積層接着を行い、12日(日)にブシューっとグラインダーで頭部球面加工と、組み立てが可能になります。 遅れると、1週間後の作業ということになるけど、仕事が立て込んでいて、ちと無理くさいなあ。。

 そうそう、巣箱化の際に、現状のロボット君の頭部にFE108EΣを付けて、頭部容量をいろいろ増減させて、F特を測定しておきたいと考えてま す。 ここで最適な容量を見極めておけば、Fostex標準ライナップのFE108EΣを使った3D-subako君の設計が可能となるのです。
  現状のFE88ES-Rの3D-ロボット君は、低域がどうしても甘い感じが否めません。 私としては中高域主体で聞くほうなので問題は少ないのですが、  もし読者の方が製作したいと思った時に限定ユニットのFE88ES-Rは手に入らないし、 低音の甘さゆえお勧めし辛いのです。
 そこでFE108EΣの3D-subako君ができれば、十分オススメできるのではないか?と考えたわけです。 音を出す前から考えても、捕らぬ狸の皮算用ですけどね。

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2月
12 (日)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スパイラル スピーカー

MAKIZOUクラフトさんのミスの件も先方の誠意で解決したし、今日は箱部分の組立をできるところまで進めました。

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何より接合面が「吸い付くような」高精度の仕上がりには驚きました。 さすがMAKIZOUさん、と関心。  箱部分の加工済み部品はバッフルと側 板2枚、底板の4点のみですが、ここに(一緒に送ってもらった端材を)自分で加工した補強を適宜追加します。  まだ側板と底板は未実施。 補強を行うと 箱鳴りが防げるとともに、定在波の抑制に多少効果があると思います。 バックロードタイプの定在波はホーン開口で増幅されて出てきますので、その抑制には 気をつかいます。 今回は今までの3作の集大成として作り上げるつもりですので、手抜きはせずにと。

ユニットの固定用に今回はM4の爪ナットのマグネットと干渉しそうな爪1本を切断して、エポキシで固定する方法をとりました。 そしてバッフル内側の空気の通り道は、お決まりとしてグラインダーで削って広げておきます。
側 板の、VP200塩ビ管に接するコバ面は内R加工が必要です。 さすがにここの加工は(相手方の塩ビ管が先方にないし)自分でやるしかなく、グラインダー で慎重に行っています。 側板のRと合わせてみましたが、もう少し削らないといけないみたい。 最後の合体時に、現物あわせでもう一度削ることにしましょ う。

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2月
28 (火)

長期出張を控え残された時間が少なくなってきました。
少々前置きが長くなりますが、ご容赦を。

 所詮スピーカーの音の煮詰めは、勘と経験+ネットで収集した情報を基にしたトライアンドエラーの積み重ねであるために長い時間が必要です。  私 とて巷のオーディオマニア諸兄に比べたら勘も経験も人並み以下でして、日々勉強と耳のトレーニングを友として歩んでいる状況です。 手持ちの愛着あるオー ディオ機器・CD達をフルに活用しつつ、日々少しづつ改善してゆくしか手はありません。
 そしてその結果を裏付ける形で、測定を行えば良いのです。 もちろん、そのSP形式が狙っている動作になっているかどうかの測定として、F特やイ ンピーダンス、位相などを測定するのはスタートポイントとして重要なことですが、それ以上の「人の心を揺らす音楽を奏でる音の出口であるスピーカー」の調 整で最後に役立つのは、言うまでも無く人の耳です。
 時に人の耳、特に自分のSPの音を聞く耳は主観にとらわれ過ぎ、一種の自己形成の焼き物になりがちです。(人はそれを自己満足と言います。) そのような偏りやバイアス成分を少なくするには、日々の精進に加えて他人の意見を聞き入れるもう一つの謙虚な耳をきちんと持つことが大事と思います。

 私は3D-subakoにかなりの情熱を注いでいます。 音だし一発で、昔作って聴いていたバックロードホーン群の利点も欠点を相当高いレベルで 飛び越えてしまったからでして、そのバックロード的なショートホーンの音は3D-スパイラルの新たな活用路線かも?・・ と感じているからです。 
 巷ではなにやら、 TLSが 今後自作派が一度はトライするべき方式、と言われたりもしていまして、 長岡鉄男さん世代の私としては少々複雑な思いもあるし、 まあそういう方式が(古 かろうが新しかろうが)吸音材で中を埋めて音圧や位相を綺麗に整えるという方式ならそれはそれでよろしい、そのうち踏み込むかも?  でもまだまだバック ロードも捨てたものじゃない、 この3D-スパイラルを活用したバックロードの音は独特の透明感があって、吸音材なしで中音じゃじゃ漏れでも十分に聞ける だけの過渡応答の良さからくる音の利点を前面に出して、行くところまで行くのです・・

 さて前置きが長くなりましたが、ユニット背面から出る音は空気室内で共鳴すると、言うまでもなくユニットのコーン紙を振動させて前面にも出てきます。 この共鳴というのは厄介でして、 TQWTでもTLSでも、CWタイプ(一定幅)であればその内幅をλ/2とする周波数の整数倍の共鳴音が必ず付きまとうはずです。(実際に聴いたことないけど)
  これをコントロールしないと、ピアノの右手の強いアタックなどで醜い甲高い音が出ます。 3D-スパイラルホーンは長手方向の共鳴やスパイラル外筒内径に 起因する共鳴音は出ましてその対策が難しいのが最大の欠点だと思っているのですが、音に影響の一番出やすいユニット近傍は空気室設計の自由度が高いし空気 室が小さいので対策はやり易いものです。(逆にいえば空気室が小さいので、より影響を受けやすく対策の効果も出やすい。)
 今回取った対策は、吸 音材をほとんど使わずに共鳴音を散らすものです。(最終的に吸音材ゼロで聴ける、ということではありません。) 折角バックロードホーンで過渡応答の良い 特性があっても空気室に吸音材を入れれば入れるほど、音が鈍って鮮度が落ちてしまいますから、まずは「散らす」。  それでダメなら最後は吸音材です。

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今回の対策に使った、1本分の加工済み部品です。 半割り丸棒は側板内面に。 斜め加工の部品は底板方向に使います。 こんな加工は電道工具ではなくて手間隙かけてノコギリとカンナ、これに尽きます。

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ピンボケ写真しか撮れませんでした(^^;
 側板内面に貼った様子です。幅方向の(本作例の場合)1.2Khz付近の共鳴音の抑制に効果があります。
 よく見ると、背板に相当する塩ビ管外径部分に鉛シートを貼って固有振動を抑えているのもわかります。

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ユニット下の部分に斜めに取り付けた部品で、長手方向の(本作例の場合)480hz付近の共鳴音の抑制に効果があります。

 上記対策は、ここに至るまでは1週間の試行錯誤を経ていまして、最近流行のダンプラを構造材に使ってブチルで制振した部品を組み合わせて予察した結果から最適と判断されたものを実施しました。
 また、こうして対策を取る際に、やはり「吸音材は全て取り外して」行うことが重要です。 そうしないと取った対策の効果が薄れてしまって判らなくなってしまいますから。

 ・・・ そして昨日の夜も更けていったのでした。(笑)

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2月
19 (日)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スパイラル スピーカー

 現行メインSPに鎮座した3D-subakoですが、浜辺の生録の音などを聞くと、ある周波数で微妙に(気柱共鳴とは違いますが)共鳴していま す。 一般には3D-スパイラルホーンから漏れてくる音は中高域がきれいだと言われていますが、これはあくまでCWホーンと比べた場合であって、円筒を音 道に使っていることから(その内径が一定であること故に)内径を2分の1波長とする周波数が基底の共鳴は必ず付きまとうはずです。200mmであれば、 860Hz付近。 3D-スパイラルホーンをお使いの方は、一度吸音材を取り出して浜辺の音を再生してみてください。 すぐに判ります。 (ト○レの排水 管を流れる水音みたいな、いやーな音です。)(T_T) 

 え、? 吸音材を使えば済む事? 確かに吸音材でだいぶ減ると思いますが、そうすることで中音以下の音の鮮度は下がる一方です。 3D-subakoでようやく吸音材無しでも聴けるレベルの物になったので、些細なことでも克服してもっと音の鮮度を上げたいわけです。
 さてこれを回避するには、なーんだ答えは簡単。 内径を徐変させれば良いのです。 ・・と言うのは簡単ですが、作るのは大変、大変。
 例えば、ご本家Takenakaさんのページに、 「ディスク法」という作り方が紹介されています。  仕切り付きのドーナツ型円盤を多数、位相を回転させながら積層してゆく方法ですが、 これで円の径を変化させればできちゃいます。 きっと、私以外の誰か既に思いついていると思います。
 その他には、塩ビ管のサイズを途中で変える方法もありますが、接合部のスパイラル仕切りをどう作るかという別の問題が・・

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ということで、やはり積層方式。 
3D-yadokari案です。「やどかり」君に見えますよね?
  あまり枚数は増やすと大変ですし、1枚あたりの厚みが厚いと、そのぶん仕切り板部分の斜め研削量が多くなって加工も面倒になります。 せいぜい15mm厚 くらいが適当でしょうか。 仕切り板部分の1枚ごとにずらしてゆく位相は上から下まで同じにする必要もないと思われるので(もしかしたらスパイラルの動作 上好ましくないかもしれませんが)重ねる面積との兼ね合いで設計すればよいと思っています。

 なぜここまで拘るかというと、φ200mmくらいのスパイラルになると、幅10mm程度の平型キャプタイヤケーブルによる方法では、どのみち剛性 不足であることが上げられます。 現行の3D-subakoもその点で不利でして、音への悪影響の程度を心配しつつ聴いている状態です。 これの打開策と しても、有効です。

 ただし、ディスク法は容積効率が悪いです。今より更に巨大化必至。(汗)

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