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ようやく、subakoHS (人格変更版3D-subakoの新name)のディフューザー改良に着手しました。 10月6日の記事でテストしてきたものでして、口ばし状の隔壁 (あるいはホーンと呼ぶべきか) を取り付けています。
なお、スピーカースタンドも製作しました。 (11/19:右の写真を追加しました。グラインダーで仕上げ中の状態です。)
subakoHS (HighSpeed) のほうは、こうすることで中域の干渉が減ることと、低域の明瞭度が上がって低いほうに少し伸びたように感じます。 中域の干渉に自分の耳が慣れてしまったというのもありますが、十分に満足できる範囲に入ったと思います。
また、今まで置き台にされていたSuperSwan改を久しぶりに再セッティングして聞き比べてみたところ、低域はsubakoHSのほうが遥かに質が良 く、量感では劣るものの長時間の聞き疲れがしません。 スピード感のあるドラムスと相まって、JAZZ、FUSION系での得点は上がったと思います。
デザインに関しては、元のコンテストバージョンでは下部ディフューザーが90度回転させた位置で設計したため、余計な穴や溝などが開いたまま。。 塞ぐべきだとは思うのですが、手間が・・
スピーカー台については、30mm厚のシナランバーを切断後、接着の前にコバ面にシナロールテープを貼りました。 いやあこれは綺麗に塗装仕上げ したくなる出来です。 重量が軽いので音質への寄与という面ではあまり貢献していないと思いますが、それでも足の組み方を工夫したため、subakoHS 開口部の直下に空気溜りを作ることができ、低域の空振り防止に一役立っていると思います。 ユニット軸芯までの高さは、床面から875mmと低めになっ ています。
また、上方は天板を設けず、オフ会などでの運搬時には写真のように逆さまに重ね合わせて運搬スペースを節約することが可能としました。
以上、 11月23日の集まれ塩ビスピーカーのオフ会までは、多少仕上げが進む程度で参加することになります。 プレゼンの選曲も固まってきましたし、楽しみです。 参加の皆さん、よろしくです。
スピーカー台と、subako-HSの下部クチバシ用の材料(シナランバーコア)を、北零WOODのバーゲン品で手配しました。(t30mm、W300mm、L600mmのもの) 今週中に入荷するかなぁ・・ 次の週末が勝負です。まだ設計もできていません。頭の中の構想のみ。
台のほうは、オフ会などにもかさばらないように、左右を重ねて運べるようにしようと思います。 材料が軽量なので、音質はそれほど期待できません。(笑)
いつも自社のITばかり紹介していてはブログの意味が無いので、たまには本業の話題を。
(右の写真の右側です)
三菱電機の AJ65BT-G4-S3 (通称:G4-S3) を買いました。 CCリンク経由でリンク内PLCのモニタ/書き込みを行うためです。
ずいぶん昔からG4ユニットはありましたが、Aシーケンサ限定のものでした。 2000年にQモードに対応した後継機種G4-S3が発売になりましたが、あまり使う機会はありませんでした。
今回は、古い機械でAnAシーケンサで制御している装置の一部をQモーションに置き換えるもので、全体制御は今までどおりAnAで行うものです。
当時のネットワークはMelsecnet2でしたから、Qシーケンサは割り込めません。 かといって、このためだけにNet10にするのも勿体無い。 → 必然的に、CCリンク(トランジェント通信を使用:下記注2参照)を採用となりました。
また、新規制御盤と既存制御盤が離れているため遠隔読み出しできないと不便なのですが、生憎AシリーズのCCリンクではCPU経由での読み書きは出来ません。 G4-S3ユニットをCCリンクに割り込ませておけば、AシーケンサもQシーケンサも読み書きできます。(注3)
下の画像はGX-Developerの接続先指定のスクリーンショット。
AnAシーケンサでは通信速度が通常のCPU接続では9.6Kbpsですが、G4-S3を経由すると38.4Kbpsになります。 今となっては38.4Kbpsでも遅いのですが、9.6Kbpsはめちゃくちゃ遅いので この速度アップはばかになりません。 Qシーケンサ相手なら、115Kbpsで通信できます。
現場の効率アップを考慮すると今回の案件だけでも十分ですが、1つ持っていれば今後も有益か(?) とも考えて購入に踏み切りました。
今月一杯はソフトデバグやら盤メーカー・機械メーカー立会いなどの出張で手一杯の予定。 現地が終わったら、このG4-S3は外して持って帰ります。(笑)
** 注意
注1: G4-S3を使用して、古い大型AシリーズのPLCを読み書きする場合は、CCリンクマスタ/ローカルユニット(AJ65BT11)の機能バージョンB以降、ソフトウエアバージョンJ以降が必要です。
資料: PDFファイル
注2: AnAシーケンサへのトランジェント通信は、デバイス直接指定はできません。 ランダムアクセスバッファメモリ経由となります。
注3: 実はまだ通信できていなかったりします。 構成に無理があるのか、三菱電機へ問い合わせをしてみます。
→ 061126追記: AnAのユニットが古かったようでして、00年の別のユニットに交換したら通信できました。 これで38.4Kbpsで通信できます。(嬉)
タグ VineLinux VMwareServer ハード エコ
↓11月4日の記事で、とりあえずwindows2000+VMware+VineLinux4.0(rc2)に 会社の内部データを移行して運用してきました。
けれども、なぜか立ち上げ後にVMWareのサービスが自動で立ち上がらなくて手動起動しなければいけないし、オンボードNICを認識できなかったり若干不安定な状況でした。
で、MusicサーバーにしていたwindowsXPproマシンのVMware上で、ネットワーク転送速度を測定してみたら、こりゃ速い・・
タグ VMwareServer VineLinux エコ
公開サーバーはVMware上の仮想OSに移すと決めたんですが、 社内ファイルサーバーをどうするか悩みまくってます。 ファイルサーバーはLinux-SoftRaid1で構築するとして、 Musicサーバーはwindowsな環境でないとASIO関連ドライバの問題が残ってしまいますので、 結局Linux2台+windows1台の、計3台が常時稼動ということに。 省電力の面から環境に優しくない会社だな、こりゃ。
・・で、何とか2台にできないかと、coLinuxやらVMWareやらで試して悩んだ備忘録です。
...久々のオーディオネタです。
下記JSP研究所の 「歪まない重低音のスピーカー」 のページを読んでみてください。
JSP研究所のページ
まだその音を聴いたことは無いのですが、低音の増強/伸延効果があるらしく、 JSP研究所のサイトと、 集まれ塩ビ管スピーカー のサイトに、自作された方の作例が報告されています。
私の好みとして「軽くて深い低音」「軽くて速くて深い低音」(061102加筆)を追い求めていまして、 だからこそ最近「3D-SPIRALホーン」にこだわってきたのですが、 ここにJSP方式という新たな興味が加わりまして、 その動作を直感的に考察しています。 今日はその内容を書き留めておきたいと思います。 読まれた方の感想をお待ちしています。
【前置き】
まず、この記事は、JSP方式の低音増強の原理(?) を私が勝手気ままに推測したものです。 全くの妄想に過ぎないかもしれませんし、完全な的外れかもしれません、ご容赦ください。
[推測1] JSP研究所のページを見ると、その最大の特徴は ユニットの周囲に同心円状に配置された複数のバスレフポートだと考えます。 この同心円状のダクトからの空気輻射が、ユニット前面の空気と連動して共振することで、低域の増強/伸延に結びついているのかと思います。 |
[推測2] 一般的に、バスレフポートをユニット近くに置いたからといって、低域を増強させたり延ばしたりすることは難しいと思います。 それどころか、バスレフポートの共振周波数より下では、ユニットとポートの間での空振りが早めに訪れて低域が急降下することもありそうです。 JSP方式のように同心円上にダクトを配置することで、これとは違う何らかの作用があるのかもしれません。 例えば、ユニットに対して2つのポートを直線状に対峙する位置に設ける場合を想定すると、反対側のポートの振動が、空振りの際の空気の流れを抑える方向に作用するであろうことは、容易に想像できます。 その状態はすなわち、ユニットとポート前面の空気が同期して共振している状態と考えられます。 更に90°間隔で4本のポートを配置することで、その効果は高まると思われます。 ポート前面の空気が(実際にはその空気の質量が) ポート内の空気と同期して共振すれば、その時の振動周波数は下がります。 下記バスレフポート共振周波数計算式で ポート面積Sと空気室内容積Vは変わらず、ポート長Lが大きくなったことと等しい効果です。 ★ Fd=160√(S/(V*L)) ・・[1] (実際にはLに実効ポート半径rなどが加算され ますがここでは省略) |
[推測3] ポート前方の空気の同期共振する質量と共振周波数の伸びの関係を、上記計算式 [1] から計算してみます。 まず、[1] 式から定数およびポート面積Sを一定として下記 [2] 式を考えます。 ★ 1/√(V0*L0) ・・[2] ここで、 仮に JSP方式でポート前方の同期共振空気質量が、ポート内空気質量の3倍と仮定して考えるとすると、[2] 式は |
[推測4] 次に、 空気室内容積とダクト長を変えて、ポート共振周波数を同一にした場合に、 [2] 式の状態はどうなるかを考えます。
まず 、空気室内容積を2倍にして、同じ共振周波数を得ようとすると、ダクト長は1/2で良いことになります。 続いて この[4] 式でJSP方式で [推測3]と同じ質量が同期共振するとすれば、
★ 1/√((2V0)*(3L0+L0/2)) =1/√(7(V0*L0)) この結果、同じポート共振周波数ならば 空気室内容積が大きいほど、 JSP方式による低域伸延効果が高まるということになると考えられます。 |
【まとめ】
あくまで推測の積み重ねで考察してきましたが、直感的にこのような効果はありそうに思っています。 どうでしょうか。
☆☆ ここまで考えると、作ってみたくなりますねえ。
**061101 追記
この推測は、バッフル前面の空気がダクトと同期共振する、という考え方なんですが、 どうも 「バッフル形状が正方形や円形でないと効果が出ない」 ということが引っかかりまして、 もしかしたら 「空気室内の空気の一部が、同期共振しているんではないか?」 などと考え始めています。 空気室内の空気が分割振動してるんかいな。。
タグ VMwareServer qpopper
私がVine Linuxを使う理由は、日本語環境だけではありません。 サーバー用途にしても、押さえるところは「使いやすく」準備されていることです。
qpopperのrpmバイナリパッケージのバージョンは、(VineLinux3.2の頃から既にそうだったのかもしれませんが) qpopper-4.0.9-0vl3 となっています。
デフォルトバイナリーでは「Pop-over-SSL使用可」 「APOP使用可」 になっていますが、「Pop?beforeSMTP」つまり「DRAC」は使わない設定です。
しかし、ソースrpmをダウンロードしてspecファイルを見て気づいたのですが、rpmリビルドにてspecファイルを1文字書き変えるだけでコンパイルオプションが「DRAC使用」に変更できるようになってます。 こうして自前rpmをちょちょいと作っておけば、他のサーバーにもそのまま展開可能です。 Vine Linux、細かい気配りありがとうございます。
そんなわけで、以下はVine Linux4.0[10/29現在RC1]で 「Postfix+qpopper」+「Pop-befereSMTP」+「Pop-over-SSL」を構築する手順の備忘録です。
...タグ VMwareServer Raid ハード
社内ネットワークの再構築の一環で、2台のVineLinuxサーバーの構築を同時に進行中なのですが、 ファイル構成に 「Linux-Raid1 + LVM」 を使う方針でして、その際に気をつけなければいけない点があるのでメモを残しておきます。
今回色々迷った末、「VMwareServer上のゲストOSを公開サーバーに使っても良い」とのVMware社からの返答を いただきまして、晴れてゲストOSへの乗せ換えを決意。 そのため、ホスト側は将来ディスクエリアが不足した際の拡張を見越して、思い切ってLVMを導入 することにしました。 (Vine Linuxは今回リリース予定の4.0から、インストール時にRaid+LVMを構成できるようになっています。但し、/bootパーティションを除きます。)...