TOP  >  なーお'nぶろぐ  >  Stereo誌

日記一覧

当サイトに登録されている日記一覧
58件のうち21 - 30件目を表示しています。


[投稿日   ] [タイトル   ] [アクセス数   ]
5月
4 (月)

2014年stereo誌コンテスト応募作品「クリアミント」のスパイラル部の口径アップによりL/D比を小さくし、低域輻射域を拡大した改造を行い、「クリアミント2」としました。

完成後の音質は、元々よかった中高域にスパイラルの本来の低域の厚みが乗って、バランスがよく聴きやすい音になりました。

実質シングルバスレフなので低い方はサイズから想像するほど伸びていませんが、低域の厚みが出たことで全体のバランスも良くなり、フォアプレイのフュージョンが気持ちいいです。

ただし、この非力なユニットにスパイラルの位相30°/枚、ダクト面積30cm2は少し大きすぎるようで、低域のスピード感がなくゆったりした音質です。

もう少し位相を捻って、36°/枚、24cm2程度にしたほうがよさそうです。

クリアミントからヘッドを移植し完成したクリアミント2
t_083f6da5238936add5eb3c079538f9d1f5.jpg
短冊スパイラルディスクの切り出し
今回は30枚。ケガキ入れたあと、角部に穴あけしてジグソーで切り出す。
その後、グラインダーで段部の面取り。毎度粉まみれで大変。
t_042ad1fd93d2c3e8f14b38c282918a6c16.jpg
t_059ea43bb98fdec55d7051116fdb561520.jpg
スパイラルAssyの組み立て
t_07681024eee773bbe9a3163918d30d27b1.jpg
塩ビ管部品の切り出し、加工
t_02e4ad47f77878e344f0b3aec04be3c6c0.jpg
VP管をソケットの奥までピッタリ勘合できるように、ちょうど良い所までグラインダーで削ります。
と、ここで問題発覚。管の長さが、左右で10mm違う。長い方をカットしました。
この後、塗装前の下地処理で全面目荒しをして終了。
t_03b226ebc2e9a50e4bd9e96906ac64553d.jpg
塗装、脚部の組み立て
相変わらず、仕上げは適当です。気温が高く、溶剤系塗料は泡吹きだらけですが、やり直す時間もないのでこのまま行きます。
t_067bd7375c3520510fa81dad44f0fbec06.jpg
続きを読む |  閲覧(14470)
8月
23 (土)

スパイラルだけ粗調整しましたがまだまだ荒削り。
高域にスパイスを効かせることから、作品名は「スパイス」に変更予定。
12db/Octでウーハーの9KHz付近のピークの影響をほぼ回避しているので、高域はフレッシュです。でも少し強すぎるかな。

選曲は今年の塩ビ管SPオフ会と同じものをかけました。

t_00eaaf024dc6335659dea638ef4e4bc8b4.jpg

https://www.youtube.com/watch?v=YG2begqdlDE

追伸:
ウーハーの向きを45°ひねっている理由は、幅の狭い2枚重ねバッフルのため ユニット背面の音抜け道を広く取れるようにするためです。 通常の向きだと上下2方向にしか広げられませんが、45°捻ると4方向に広げられます。

続きを読む |  閲覧(14859)
8月
15 (土)

製作開始、まずはスパイラルから着手。

その前に、頭部をそら豆の形に変更し、作品名を仮称「豆の木」と変えております。さやに入っていない空豆がいきなり出現するのはご愛嬌ということで。

作品名変更「豆の木」
t_006248619ebb06021834130dc50269657d.jpgt_01eb2c3ad9f6c51eee72e9617f892b516a.jpg

けがき。

t_064d926a6cba18956cd5e18eb3f395bb14.jpg

ジグソーで述べ4時間かけて56枚のディスクを切り出し。

t_02fb8b258e8ebee0e5971c1ce31ed93222.jpgt_03e4de6617613dddf5da17c6445813c036.jpg

グラインダーで角をスムーズにならして一応できあがり。
いつもなら適当に斜めに面取りして終わるのだが、今回は低域の歪が目立ちそうなので気合を入れてフラッシュサーフェス化して歪増加を抑えたつもり。

t_04fb077b75f6af837407250559a7393f8e.jpg

透明塩ビ管に差し込んでみた。 この状態だとなんだかホルマリン漬けの標本みたいで、気色の良いものではない。やはり塗装してスピーカーの一部として組まれた状態でないといけないな。

t_055faf28a4a664f63b9fd5fdef0485a340.jpg
コメントあり 2  |  続きを読む |  閲覧(14908)
12月
23 (火)

stereo2015年1月号を近所の書店で購入。
週末は自宅に戻っているので近所の書店に無いのだが、単身先では徒歩圏内にあって助かる。

今月号は、11月のstereoスピーカーコンテストの総評と、エミライ社とコラボした付録のUSB接続電源フィルター「ES-OT4」。
まずはスピーカーコンテストの総評から。 筆者は「stereo究極のチェックCD」でおなじみの生形三郎氏。

受賞作品のすばらしさを伝えてくれているのはもちろん、一次審査通過作品たちの評価もひとつづつ書かれているのがうれしいですね。但し生形氏のコメントではなく、審査員の方々のコメントを編集部が抜粋して載せています。

私の作品写真には、フォステクスの佐藤氏のコメント「青と白のストライプで塩ビ管内部をスパイラル状に形成した逆ダブルバスレフ。クリアな音質と広い音場感や定位が素晴らしいです」と添えられていました。 いやあ、うれしいです。

更に読み進めていくと、小澤隆久氏のコメントに
「匠部門では石田さんと河野さんが音質、仕上がりとも素晴らしくて順位に悩みました。沖野さんの暖色系の音質もよかったです。」とありました。
これまた嬉しいです。
でも暖色系の音質なのかな? と疑問もよぎりますが、そう聞こえる選曲だったのかもしれません。 (SophieMillmanの歌声はよく聴きますが気持ち良いです)

なお、筆者の生形氏のコメントに「個人的にユニークに感じたのは、前川宗賢さんの「ウッドチップ・ボール」と・・(中略)・・癖はありつつも大きな球形が生み出す独自の音場とリッチな低域に面白味と可能性を感じ」とありました。

***

続いて、付録のUSB接続電源フィルター「ES-OT4」
いつものように、ノートPC ~ JAVS X-DDC ~ Accuphase DC-61 の環境に入れてみた。 最初、X-DDCの電源が入らないので紙面をよく見たら、電源切り替えが「EXT」(外部)になっていて、「INT」(内部)にしたら問題なく繋がり音が出た。

効果については懐疑的であったのだが、一聴して、高域のツブ立ちが向上している感じがした。 音場感が向上するかと思っていたが、それほどの変化はないように思った。 まあ、マンションの一室で聴くには音量も限界があるので、効果を聞き分けられる環境ではないでしょうね。

ともあれ、限定的とはいえ効果がある環境もあるとわかり、なるほど電源は大事だなと確認できただけでも、付録代に2千円を払った価値はあったかもしれない。しばらくは使い続けてゆこうと思う。

続きを読む |  閲覧(14930)
5月
2 (月)

 塩ビ管スピーカーオフ会2016が、明日に迫りました。 どうにか一昨日、昨日の自宅作業でバッフル板の仕上げと、ネットワークの組み付けが完成し、間に合いました。

 変型12db/OctハイパスフィルターでP1000はフルレンジ使い、狙い通り伸びのある爽やかな高域になりました。但し艶や透明感,音場感はユニットクラスにしては頑張っているものの、多くは望めませんね。

 当日鳴らす音源は、こちらに掲載しています。
 このスピーカーによれば、フルレンジ臭い高域では無いのでクラシックも結構気持ちよく聴けます。 無理に伸ばしたフルレンジより、ロールオフしてくれたほうが使いやすいですね。 :-)

 配布資料は、こちらです。 2016塩ビ管オフ会原稿_.pdf

続きを読む |  閲覧(14960)
3月
28 (月)

先日購入し仮に置いただけのツイーターを、Tornadeflyのバッフルを新作してマウントしてみました。 まだ仕上げが出来ていないので仮の状態です。あちこち精度が悪くてダメダメですが、何とかマウント出来て音が出ました。

バッフル板に使用した材料は、オリジナルTornadefyと同様に15mm厚の塩ビ板です。
違いは、アイボリー色を購入して、塗装の手間を省きました。 :-D

ツイーターを仮に載せただけの時より、音が落ち着いた感じです。上下関係が逆転したのも影響ありそうです。
音の鮮度は上がりましたが、音場感や品位は今ひとつですね。まぁ、ユニット安いんでこんなもんかな。

続きを読む |  閲覧(14976)
8月
16 (日)

続いて、塩ビ管の切断。

今回使う塩ビ管は、以下の4種類。

  1. VP150 頭部及び下部第二ダクト部、いずれも45°斜めカットで接合する。
  2. VU150クリアパイプ スパイラル収納用胴体部
  3. VU150ソケット4個
  4. 第二ダクト用のVU75管・ソケット・エルボ

今回切り出した塩ビ管群。胴体用パーツ数としては意外と少なく、あとはソケット4個のみ。
透明クリア塩ビ管は、アクリルパイプのような透明感を期待したが少し濁ったクリアであった。

t_006ea8bb457e1082cfe4a8ceee417e226d.jpg

塩ビ管斜めカット。手のこで貫通させて、あとはジグソー。最大45°の角度を持たせた切り込みだけど慣れると平面を意識して上手く切れるようになった。

t_017852922f254bcbd4ac6f69ae0644dafc.jpg

斜めカットのケガキは、いつものようにこちらを利用。
 集まれ!塩ビ管スピーカー 斜めカット

切り出した後、合わせ面を現物合わせでグラインダーで削って調整し、エポキシ接着剤で接合します。 塩ビ用接着剤も試しましたがうまく付かないため止む無くエポキシ使用です。 本来はヒートガンで溶接するのが一番なんでしょうが、買ってもうまく施工する自信が無いのでこれで間に合わせています。

t_02702489e530d5907d17035ba66dd8d8ac.jpg
斜めカットした面同士をエポキシ接着剤で接合。
続きを読む |  閲覧(15060)
10月
1 (月)

先ほどメールにて、拙作「スター」が2012年度Stereo誌自作スピーカーコンテスト第一次審査通過との連絡が入りました! :-D

10月11日必着で送らないといけないので、ちょっと忙しいです。 まあ、あんまりムリせず気楽に行きます!
(手もまだ痛いし、追いこむ気力は出ない・・)

コメントあり 2  |  続きを読む |  閲覧(15320)
8月
14 (火)

やっとコンテスト用スピーカーの構想ができてきてますので、少しリーク。 設計はこれからですが、こんな感じの胴体断面を考えています。

単なる5角形では面白くないから、作り易さを維持しながらも多少のインパクトを与える形です。

ヘッド形状もこれから考えます。

続きを読む |  閲覧(15434)
10月
7 (日)

本日梱包したので、コンテストの宇宙に向けて打ち上げます。頑張ってこいよー。 :-D

写真のプチプチぐるぐる巻きの中、ユニット前面にはプラダンで簡易保護を当ててありますので、まず大丈夫。
心配なのは、首の部分を持たれて抜けちゃうことかな。。一応後から注意書きをしたけど、読む前に持たれそう。

コメントあり 2  |  続きを読む |  閲覧(15526)
58件のうち21 - 30件目を表示しています。