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なーお さんの日記  [ メールで投稿 ]

410件のうち331 - 340件目を表示しています。

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12月
21 (木)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スピーカー コンテスト

本日、音楽之友社stereo誌編集部より、夏のコンテストの賞状が額入りで届きまして、そのまま壁に飾りました。 ありがとうございます。(雑誌に掲載された名前ですが、一応ボカシました)

legt, syoujyou.jpg

 中身はもちろんですが、アルミの額が思いのほか良さげな物なので、そちらの方が嬉しかったり。。

ちなみに、来年は参加するかどうかまったくわかりません。

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12月
11 (月)

日曜日はお楽しみ、subako改造予察を行いました。
クチバシを付けたsubakoHSは、スピード感が最高でしたが、中域の干渉が耳につき辛くなってきたためです。よって下部デフューザー以下は撤去。
新たにTakenakaさん考案の角型スパイラル構造をアレンジして取り入れたダクトのみの6角形の箱を作り、subako上部本体を上に乗せて、ダクト及びバックロード長の延長による最低再生周波数の伸延と低域増強、および中域のカットオフを図りました。
思ったほどダクト共振周波数が下がらず。 予察としては十分に成功だったのですが、今後の修正は多そうです。

六角ダクト予察仕様
・高さ :184mm
・内容積:約5.7L  (参考:円筒スパイラル内容積=6.3L)
・材質 :12mmt ラワンベニヤ
・スパイラル回転数:1回転 (上から入り、->下&->上->下に抜ける)
 つまり、中間フィンは2枚。
 # 詳しい構造は Takenakaさんのオリジナル版のページ
   ごらんください。 そちらの方が理解しやすいです。 m(..)m

まずはsubakoが乗った状態の写真。円筒スパイラルが下部開口なので、そこから6角型ダクトに進入させ、音響迷路に似たダクトを通り、右部下面から下方に向かって放射される。
sq_duct_subako.jpg
sq_duct_cut.jpg
カット直後の部品たち。 斜めカットが全部角度を変えたので、間違いやすい。
sq_ducttop.jpg
組み立て後、上から撮影。 この上に乗る円筒スパイラルからスムーズに進入すればよいのだが・・ 第1フィンが見える。
sq_ductbtm.jpg
裏返して、下面を撮影。 第2フィンが見える。第1フィンとは中央部のみ接触している。

★ さて、音はどうなったか。

・そう、一番気になる「32Hzは再生できるようになったかの?」 > 答えはYes。 しかし、レベルは低いためソースによっては2次高調波歪だけしか聞こえない場合も・・
 30Hzはぎりぎり。 25Hzは無理。

・100Hzまでの低域もレベルアップ。 但し、少々「ボンつき気味に鳴るバックロード」の音に近くなった。 きっと歪も増えたんでしょうなあ。 まあきちんと設計していないし、この角型スパイラルもどんな動作なのかよくわからない。 だから予察なんですって。
 まあ、スピード感も昔のコンテストバージョンよりはずっとあるし。 今後にどうぞご期待。

・下向き開口なので中高域の漏れは、聴感上明らかに減った。 でもまだスパイラル特有の共鳴・干渉は多少残っている。でもだいぶ良くなった感じで、 FE88ES-Rの本来の中高域の艶が再現できつつあって、実はこれが今回の一番の成果だったりする。 (ようやくクラシックを聴けるレベルになってき た・・)

★ 測定グラフ

subakofar061210sinsweep.gif
まずはsinスイープでのF特。
以前に比べて、40hz付近の丘が若干広くなった。 でも計算上は32hz付近で共振するはずだったので、もっと下まで伸びると予想したのだが・・
やはり角型スパイラルの容量全部をダクト内空気として振動させるのは無理か。
 55Hz付近のディップは今までもあったので、200Hzディップと同様に部屋の影響か? それとも、120Hzピークを2次高調波歪に取られてレベルダウンか。。  
 一方、70から120Hzのレベルは音道が広がった分、アップした。 ただし、120Hzの共振ピークが高い。
subakoport061210distortion.gif
ポート出力のF特と歪特性。 全体的に、以前よりも中域のピーク周波数が下がってきている。
歪も先日の測定よりも増えている。 特に、63hz付近の3rdHDはしっかり谷だったのが、今回は小山になっているのが気になる。
そして何より、中域?中高域の漏れが圧倒的に減った。(共鳴ピークを除く)
subakonear061210distortion.gif
NearFieldでの歪測定グラフ。 案の定、バックロードによる70hz付近の歪減少効果が減ってしまっている。 要設計変更。

*** というわけで、一部の方には期待させてしまった後で、イヤ実はそれほどでもありませんでした・・ というオチです。 でも今までよりもかなり迫力があって 中高域も生々しい音になりました。 もうコンテストバージョンやHSバージョンに戻ることは無い、これは断言できますし、今後の予察煮詰めで良くなる可能 性がかなり高いです。 そしてその後、6角ダクト部分を作り直しの予定です。

**
061211追記:
中低域?低域のボンつきは、やはり6角ダクトのポート断面積の設計が適切でないためのようです。 今回、あ えてフィンの高さを大きめにして、 三角形の面積<フィンスロート面積 となるようにしておりました。 そのため、ここで空気のショートカットが起きて、 空隙空気の振動効率が落ちていたと思います。

sq_duct_mod.jpg

 そこで、当初より予定していたフィンの延長を(ガムテープで)行ってみました。 これで、およそ三角形の面積=フィンスロート面積となります。 こうする とやはりボンつきは完全に抑えられ、バスレフ共振が下に伸びてきました。 ただ、少々音に元気がなくなった感もあります。

バスレフ動作を優先するか、バックロード的な元気のよさを優先するか、個別の微調整が必要だと感じました。

**
061217追記:
32Hz再生時の高調波歪がどんな感じなのかを、MySpeakerのリアルタイムアナライザで測ってみました。(距離1m) 大体常用の音量程度ですが、2枚目のグラフは最初より音量を+6dbほど上げたものです。

32hz_low.jpg
32hz_high.jpg

確かに32Hzは出ていますね。 でもその分、歪も盛大に出ていることがわかります。 特に3次高調波歪の100hz付近。 元々今回の変更で100hz付近にF特ピークがあるので尚更顕著に出たのでしょう。。

 また、音量6db上げただけで、3次高調波歪は10db上昇しています。 やはり8cmクラスにこの領域は苦しいということでしょうか。 高域が 延びたユニットなので、下が伸びることで今までよりもバランスが良くなり、スケール感もかなり上がって、軽い低音で尾を引かないので長時間聴いていても気 分が悪くなるようなことはないのですが、歪感はありますね、歪率10%オーバーですから。
 あとは、更なるチューニングによって100hz付近のピークを押さえた調整状態でどうなるか、追試してみようと思います。

 また、スピーカーを触ると、かなり振動していることもわかります。 振動を抑えることで、歪も多少は減ってくるでしょうが、目に見えた効果は期待できないかもです。

 ★ 実は歪よりも、F特の55Hz付近のディップがかなり気になります。 前からあったし広がってはいないのだが、低音が伸びてレベルも上がったため、余計気になる。。 やっぱりバスレフ?バックロード動作遷移点か?    なんとかしたいけど、ならないかなあ・・

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12月
10 (日)
カテゴリー  DIY
タグ  マイホーム

うちの奥様よりリクエストがあり、よくある「すのこ利用収納」をやってみました。

sunoko.jpg

内W710 x H750 x D400
すのこ=杉すのこ(360円x2)
棚板=t12mmラワンベニヤサブロク板(1,130円)

製作時間:20分(面取り含む)
釘も使わずただ棚板を載せただけで安定します。

え? カラーボックスでも同じくらいの値段でできる? そうかもしれませんが、目一杯広く使えることと、 実はこの下に床下への点検開口があるので分解が容易であること、などからこの方がベターでした。

さて、余った材料でこれから例のモノをテスト製作して遊びます。♪

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12月
9 (土)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スピーカー スパイラル

subakoの「完成」という日は、来るのだろうか。 またまた次なる改良のための日々のスタートです。

subakohspainted.jpg 先週までは、このような格好で「subako-HS」と名づけて聴いていたのですが、いじくり回しすぎて、クチバシが中低域で共振しているし、中域の共鳴も増えてしまった。 中低域のスピード感は最高に近いんですが。
subakosymple.jpg 今は、一旦リセットの意味でディフューザーを外し、下向き開口のままスタンドに乗せて鳴らしてます。 まあ普通に鳴ります。 シンプルな音です。 まだ中域の共鳴も聞こえます。 低域の伸びが今ひとつです。 100Hz前後の音質はまあまあです。
先日、低域の2次・3次高調波歪を簡易に測定して、3D-spiralは2次はそこそこ高い(倍音歪は出る)が、耳につきやすい3次高調波歪は少な めなような気がする、という結果が出ていまして、まだまだ3D-スパイラルの可能性を突き詰める余地があるのではないか、と思いが強くなりました。

 て、色々妄想しています。 下向き開口の方が自由度が高いですし、スタンドによる低域のホールド効果も期待できますから、トータルでうまく作れば、少なくともsubakoHSよりは完成度が上がる予感がします。

 しかし、具体的にどうするか・・

 最近、3D-spiralのご本家Takenakaさんは「 角型スパイラル(階段式スパイラル)」に完全に移行しました。 どうやらこの方が音質がよさそうです。
  というわけで、subako君は分解するわけにもいきませんので上部はそのままで、今までのようなディフューザーではなくて、新たに角型ショートスパイラ ルBOXを製作して、その上にsubakoを置くという考えにたどり着き。 あわよくば、現状35Hzがやっとこさですが32Hzまで伸延できるかもしれ ません。(8cmクラスで32Hzのハードルの高さは、過去の実験やら他人の事例やらで経験済) そしてスピード感もそれほど落とさずに・・ そんなうま い話があるかな? いや、うまくいけば可能、鴨 ・・ 「3D-スパイラルだから、ここまでできたんだぞー」って言えるようなものが・・

 肝心の角型ショートスパイラルBOXの設計がまだ、どんな構想で行ったらよいのか、思い至っておりません。

 しばらくの間は、妄想の日々です。

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12月
7 (木)

mixiの自作スピーカーの会コミュで話題に上りました、「小型ユニットの低域での歪率」について、「測定してみます」と宣言しました件の記事です。 本日、測定してみました

「みました」と書いたのは、測定結果の評価にあまり自信がもてないからです。 理由は・・

  1. 自作マイクプリの利得不足により、RMAAでは測定可能レベルにならなかった。 パワーを入れ続けるとやがてクリップ。。 よって、Myspeaker(試用版)での簡易な測定、それも2次と3次の高調波しか測定できなかった。
     SpeakerWorkshopでの測定環境はあったものの、高調波歪の測定メニューが見当たらなかったので断念。 (オヤさん、どうやって測定したんだろ。。)
  2. Myspeaker(試用版)での測定結果は、自動的にレベルのノーマライズ処理が働き、測定ごとの相対比較が難しい。 → 評価作業が困難。
  3. NearFieldにて測定することで部屋の影響は回避できると思うのだが、バッフル板自体の振動の影響が回避できていない気がする。。
  4. 自宅の限られた環境での測定結果から高調波歪を定量的に評価するのは難しい。

***

 そんな前置きはこの辺にして、いつものように「Unregistered」表記のMyspeakerで申し訳ないですが、測定したグラフ群も公開します。

でもその前に先ず、わかったこと、感じたことを纏めておきます。

【わかったこと、感じたこと】

  1. 言われていたように、小口径になるほど低域の高調波歪は増える。 特に、3次高調波歪の増え方が顕著。 (以下想像: 今回はTLD(全高調波歪率)を測定できなかったが、4次以上の高調波歪は増え方が更に激しいかも。)
  2. 小口径では、ユニット裸で測定するよりも(小さくても良いから)バッフルに付けたほうが低域の歪測定は正確の方向。
     だが、事前に予想していたほどの差はなく、少なくとも口径16cm以上なら裸で測っても大差ない。  また、バッフル板は45cm角でも90cm角でもほとんど変わらない。 ・・但し、あくまでNearField測定の場合の話。
  3. バスレフ(今回は3D-スパイラル) やバックロードホーンに取り付けてユニットに背圧をかけ振幅を減らすことで、背圧の良くかかる周波数域に おいてNearField測定の高調波歪は減少する。 (ホーンなどで空振り現象を防止-> 背圧がかかる(空気に本来の仕事を伝える)-> 振幅が減る-> 高調波 歪の減少)
  4. 上記3、の結果NearFieldでの歪は減るため、バスレフやバックロードの駆動源の歪は減少するのだが、ポートやロード出口の歪はまた別問 題でトータルでは歪が増えることもありえるし、口径のより大きいユニットのそれ以下にするのは至難かも知れない。 特に3次以上の高次高調波歪。

***
以下、測定環境、測定の様子とグラフ及びその解説になります。

1、使用機材
(1)ユニットと使用バッフル・箱 
  (○/△番号は、それぞれ結果グラフ/写真のリンク)

ユニット
(Fostex)
NakedBuffle45cmBuffle90cmEnclosure
FE88ES-R
M0: 1.9g
Q0: 0.45
○11
△11
○12
△12
○13
△13
3D-spiral
○14,○15
△14
6N-FE108S○21??○24,○25
S-Swan
FF165K
M0: 7.8g
Q0: 0.2
?
△31
○32ほとんど←
○32と同じ
?

(2)測定機器
 ・PC:(IBM) ThinkPad T42
 ・Sound Device:(Creative)SB Live! 24bit External
 ・DAC:(Accuphase)DC-61
 ・AMP:(Marantz)PM-SA14-Ver2
 ・Microphone:(Behringer)ECM-8000
 ・Mic Amp:自作品 (TI NE5532P使用)
 ・バッフル板: 梱包用のt11mmチップ合板。 画像→(△99

2、測定方法
 ・すべて室内。 普段のセッティング位置、高さ(FL+900mm)。
 ・EnclosureでのFarFieldとPort以外は、すべてNearField測定のみ。
 ・NearFieldでは マイク先端が振動版のセンターキャップから10mm。 アンプのボリウムは同位置。 但し、FarField測定ではレベルを8dbほど上げた。
  また、FF165Kは軸上だと高域の歪でグラフが暴れて見づらくなったため、センターキャップのエッジ部分にて、距離10mmとした。
 ・MySpeakerの「サインスイープによる高周波歪の測定」を使用。

3、測定結果グラフ
 ★注意1:各グラフのレベルはMyspeakerによって自動ノーマライズされています。 中高域のレベルとの相対比較しかできません。
 ★注意2:各グラフの2ndHD/3rdHD/Noizeのレベルは、実際のレベル+40dbされています。 例えば、SPLと2ndHDのクロスしている周波数では、実際には40dbの差があるということになります。(2次高調波歪率=約1%)

○12:Buffle45cm-88ES-R (リファレンス)

88esrbufl45near061207distortion.gif

黒(SPL)青(2ndHD)緑(3rdHD)
2次高調波歪も高いですが、3次高調波歪も高い。  以下、グラフ「○15」まではこのグラフとの重ね合わせとなります。

○11:naked-88ES-R

88esrnakednear061207distortion.gif

赤(SPL)桃(2ndHD)橙(3rdHD)
バッフルが無いため中低域以下のSPLが3dbほど下がっています。 SPLと2nd-HDの交点(歪率1%のポイント)が、Buffle45cm/naked=65hz/70hz付近となっており、総じてnakedの方が低域の歪率がやや高く出ていると言えます。

○13:Buffle90cm>-88ES-R 

88esrbufl90near061207distortion.gif

測定誤差を考えると、45cmバッフルとほぼ同じと言えます。 但し、「Unregistered」で隠れている部分に多少の違いが出ていそうです。。m(..)m

○14:3D-spiral-88ES-R-NierField

88esrsubakonear061207distortion.gif

40Hz?100Hzの間において、2ndHDと3rdHD(特に2nd)が共に下がっています。 また、3D-spiralのバスレフダクトとして見た ときの共振周波数42Hz付近で、振動板の振幅抑制効果によるSPLとHDの抑制(その分、ダクトから輻射されている) がよくわかるとともに、スパイラ ルの穏やかなロードが100Hz付近までかかっていること言えます。 

○15:3D-spiral-88ES-R-FarField(1m)

88esrsubako1m061207distortion.gif

上記でボリウムを8dbほど上げて1mで測定。部屋の影響が大きいのか、それともそもそもダクトからの放射は歪が大きいのか。。(?) 40Hz以下の歪はかなり高い。

88esrsubakoport061207distortion.gif

オマケと して、ポート(スパイラル出口)での測定。 中域の共鳴が激しいのは3D-スパイラルの特徴で上手に処理しないと耳につきます。 加えて、ダクト共振周波 数付近では2ndHD<3rdHD であるが、60?80Hz付近でロードのかかっている部分は3ndHD<2rdHD と逆転している。 3D?スパイ ラルの低域が聴きやすいのはこんなところにも現れているのかも知れない(? 多分の推測)

 ★88ES-Rはここまで。まだまだ続きます。

○21:naked-FE108S

108snakednear061207distortion.gif

往年のFE108Sらしい中高域が張ったSPL。 低域の2ndHDがなぜかレベルがかなり高い。設計が古いためか。。 一方で、3rdHDは88ES-R比で低め(口径の影響?) 。グラフ「○25」まではこのグラフとの重ね合わせとなります。

○24:S-Swan-FE108S-NierField

108sswannear061207distortion.gif

スパイラルの○14のと比べて、更に100Hz以上でもロードがかかって2ndHDが減少しているのが読み取れる。 けれども3rdHDはあまり変わらない・・ ということは、3rdHDはこのまま増幅されてホーン出口から出てくるということ。 

○25:S-Swan-FE108S-FarField(1m)

108sswan1m061207distortion.gif

下の写真では横向き開口ですが、測定時にはオリジナルの背面開口に戻してます。 なんというか豪快なSPL。 背面開口なので部屋の影響も大きそう。 60Hz以下の2ndHD、3rdHDの高さがぁぁぁ・・ 

○32:Buffle45cm-FF165K

165kbuf45near061207distortion.gif

○12のBuffle45cm-FE88ES-Rとの重ね合わせ。 同じバッフルサイズなのだが、165Kのほうが3rdHDが圧倒的に低い。(本当にこ んなに低いのか?) やはり口径の影響が大なのか・・ 一方で2ndHDが低くないのが不思議。 Q0が0.2という超オーバーダンピングなユニット特性 によるものか・・  

★その他雑感

・今回、適切な測定環境とは言えないものの、低域の高調波歪測定に触れ、その特性の直感的な理解に少しつながったような気がする。 
・バッフルの大きさは(口径8cmクラス以下を除き)ほとんど影響しないことは意外であった。
・小口径でもロードをかけると歪が減るのは直感および聴感上の経験ともつながり、納得できる。 が、ダクトやポートから出てくる音の歪率がどうなるかはまた別、ということも再確認できた。
・S-Swanよりも3D-Spiralの「3D-subako」のほうが低域の質に関して「聴きやすい」と感じていたのだが、その理由の一旦を垣間見ることができたと思う。
・次回はもう少し勉強して、機材も(特にマイクアンプ)なんとかしてチャレンジしたい。 いい加減にMyspeakerをregisterしないとねえ。。って毎回言ってるな。 その前にMyspeakerから卒業したいってえのが本音です。

写真集

△11naked-88ES-R△1245cm-88ES-R△1390cm-88ES-R
photo88esrnaked.jpgphoto88esrbufl45.jpgphoto88esrbufl90.jpg
△14spiral-88ES-R△31naked-165K△99バッフル板
photo88esrsubako.jpgphoto165knaked.jpgphotobuffles.jpg

以上

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11月
23 (木)
enbyspoff061123.jpg

本日は、集まれ!塩ビ管SPオフ会でした。
場所は、新横浜の「 横浜ラポール」 3階の視聴覚室「ラポール座」。

十分な広さと、音を出すことを前提とした部屋の作り、10名揃えば予約できてその値段の安さ、無料の駐車場など、会場としてはベストな場所です。

9名の参加者と、数え切れないほどのSP達が、思い思いの音を奏でました。
 私は「subakoHS」を携えて参加しましたが、私自身の記事は最後にして、皆さんの作品の感想から。(長文になります)

tatetyuu.jpg

  たてちゅうさんのトーチ2(手前)、トーチ3(奥)

 トーチ2の方がピアノが綺麗な印象が。 低域は3の方が詰まった感じがなくて良かったです。 トーチ2の空気室を3のように大きくしたら良さそうですね。

koni_pochi.jpg
koni_booster.jpg
koni_mgq.jpg

  コニさんはクリ坊、ポチ、低音ブースター、MGQの4部作です。(クリ坊の写真撮り忘れました)

 クリ坊はスタンドが新しくなって、益々クリアになった印象です。
 ポチの相変わらずサイズと容姿から想像できない十分な低音を出しますね。
 低音ブースターは「JSP方式」を私たちに知らしめてくださった作品でして、いやいやすごい低音が出ます。 大容量のエンクロージャと相まって、詰まった感じはまったくなくて。

  そしてFOSTEXの最新限定ユニットMG850を使ったMGQは、低音はこの会場独特の「かぶった」感じがなく、すっきり聞かせてくれました。 やはり アクリル管の音は良いですね。 JSP効果は低音ブースターの方があったように思います。 中高域は素直な印象で、特に高域は立ち上がり・下がりが早い 音ってこういう音なのか、と感じました。 あとはエージングでもっともっと良くなってほしいですね。

takenaka.jpg

 takenakaさんの3D-スパイラルスピーカー「Helix BL100」です。 塩ビ管を使ったこのタイプはtakenakaさんとしてもこれが最長で、久しぶりにご本家の音が聞けました。

  今までのtakenakaさんの作品のいくつかを、お宅にお邪魔させていただき聞いたものは、低音がほぼ「バスレフ」の延長上の印象でしたが、今回のは 「バックロードホーン」に近いと思いました。 よく弾んで中高域ともマッチして楽しく聞けました。 今後は「角型スパイラル」の方をメインに取り組んでゆ くとのことです。

nagano.jpg

  長野さんの2作品、「TLS」と「トールボーイ」。
まずTLSは、以前このユニットで聞いたときより確かに低音がだいぶ出るようになってました。 独特の音場感もくせになりそうです。

 トールボーイは今回最も大型だけあって、以前聞いた時の印象と変わらず、低音の量感はピカイチですね。 FE88ES-Rの中高域とのマッチングも良かったです。 オルガンを聴くにはやっぱりコレでなくちゃ、ですね。

taka.jpg

  たかさんの、「タンデムDOKAN6」 (この写真はタンデムではなくて、FE108EΣ1本です。 ヘッドを交換してタンデムに変身です)
胴 体の2/3ほど、スパイラルが組み込まれているとのこと。 その胴体の外側にキャプタイヤケーブルを巻いて鳴き止めにしてまして、結構効果がありそうな感 じでした。 FE108EΣの方は、低音も十分に出ていて迫力がありました。 タンデムの方は、前方ユニットと後方ユニットが逆相なので、各ユニット前面 同士/背面同士の音が打ち消しあって中低域以下が出ていないように思いました。 同相で内容積を増やすのはどうでしょ?

kodama.jpg

 KO球さんのダブルバスレフ最新作、 それにユニットはMG850。  石田さんオフの後、更に2本目の作品だとか。 ひえー、何というハイペースで作っているのでしょう。。
  音は余分な音をがっちり押さえ込んで、MG850の品位のよさを引き出していました。 特に、ピアノの音は今までフルレンジでこんな綺麗なピアノの音は聞 いたことがありませんでした。 板の材質が良くなくて・・とおっしゃっていましたが、それを全く感じさせなかったです。
 ただ、会場が80Hz付近(?)にライブなポイントがあって、低音がスッキリしない感も少しありました。 (後述するsubakoHSはもっとひどかったですが)

 同じ箱でユニットをFE88ES-R交換して聞いてみたところ、こちらの方がいつも聞きなれたユニットだったせいか私の好みです。 それに低域もすっきりしてました。 (本当はもっと低域が薄いはずなんだけど、とおっしゃってましたが)
 ダブルバスレフでこれだけのバランスを取って低域を延ばすのは至難の技と思います。 私が大昔に作った時は、中低域が抜けて全然だめでした。

jizou.jpg

 最後に地蔵さんの「タイタン」登場です。
 ツイーターを付けていますが、ほんのちょっぴりスパイスを聞かせているだけということで、地蔵さんらしい「全域すっきり」の聞き疲れしない音作りでした。 低域も十分の延びて皆さん「このサイズで」とびっくりでした。

***

いやー、皆さん夫々に音作りに気持ちが入っていて、本当に楽しいですね。
え? 私のsubakoHSですか? そりゃあもう力入れて乗り込みましたからバッチリ・・ と行きたかったんですが、 私としては残念な結果に終わりました。

ここで選曲の紹介です:

01マリアの子守唄_有山麻衣子(Vocal)2:15
02溝口肇_Espace(Cello-sollo)2:44
03松岡直也_Andalusia(Piano-Sollo)4:04(F/O)
04Casiopea_SuperSonicMovement3:54
05溝口肇_国境の朝(Cello-Band)3:31(F/O)
06松永貴志_鯨のブルース(Piano-Band)4:04

***
01有山麻衣子の曲は、吸音材ゼロでしたので中域の干渉が結構ありました。 これは予想通りでしたので許せます。

02溝口肇のチェロのソロ(デュオ?) 中低音の胴鳴りがすごい曲ですが、スパイラルものとも共鳴しちゃっている感じ。 これも自宅で鳴らした時と同じ。

03松岡直也 「NOW THE TIME」 からのソロ曲。
 左手の力の入ったアタックがすごい曲でして、少々出すぎの感がありましたが出ないよりは良いか、と思っただけ。

04Casiopeaのこの曲は、メロディーは耳に残りませんが、歯切れの良いリズムは絶品のはずです。。 少なくとも、自宅ではスパン、タム、タム、トゥ・トゥ・トゥ・トゥ・・・ と軽快に歯切れ良く気持ちの良いリズムを奏でます。
 でも、今日は違いました。 スヴォーン、ターンターン、タ・ラ・ラ・ラ?  ・・・ えー?? なんで?? というほどの違いです。
 おそらく、80Hz付近(?)がライブだと思われる部屋の特性の影響をモロに受けたのでしょう。  軽快感、百点満点でいえば10点です。

05?06曲目の印象: ショックが大きくて覚えてません。。

・・ 今回はsubakoHS(HighSpeed)  とまで名づけて、それを皆さんに聞いていただきたいためにこの曲を選んだのですが、完全に裏目に出てしまいました。 いやはや、部屋の影響、恐るべし。   これだけ良い会場は他にないので、今度のオフ会はここで皆さんダンボールを持ち込んで、床にたくさん広げて低域デッドにしましょう! (冗談です。 笑)
 ええっ? 自宅のほうがデッドすぎるんじゃあないかって? だめですよ、そんな核心を突くことを言っちゃ。 ・・ はいはい、散らかっているダンボール箱を片付けます。

 ということで、かなり落ち込んでしまい、上記曲が終わったらさっさと片付けモードに入ろうとしてしまって、皆さんすみませんでした。 少ししたら立ち直って、後の方々の作品はしっかり楽しませていただきました。

***
何はともあれ、塩ビ管スピーカーの会のオフ会は、毎度とっても楽しいです。 幹事のたてちゅうさん、参加の皆さん、お疲れ様でした。
あ、それと今回は都合ですごいSPの持参が叶わなかった、kanbeさん、いろいろお話聞かせていただきありがとうございました。

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11月
21 (火)

本日の日中、仕事に追われながらも、合間に塗装を強行しました。

subakohspainted.jpg

 スタンドは塗装の前に、エアダム効果を高めるために前面中央を仕切りで塞ぎました。100Hz付近の増強に効いたようです。 が、盛大に振動して音を濁しているような気がします。
 そして顔料系の水性ステイン(色:チェスナット)1回塗り、クリアラッカースプレー仕上げ。 接着剤のはみ出した部分に着色できず、カッコ悪い?。

 subakoHSのクチバシは、クリアラッカースプレー2回塗り。

 現在、有機溶剤臭い室内で仕事中(^^;;

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11月
21 (火)
カテゴリー  マイカー
タグ  日産ラフェスタ

先日、うちの奥様が茨城県内を走行中、3台ほど続けざまにダンプとすれ違った時のこと、「バチッ」という大きな音がしたのだけど、異常がないので走り続けたそうな。

lafe_stone.jpg

 翌日チェックしたらこんなすごい飛び石アタックでした。 写真ではわかり辛いですが、左上方向(ガラス中央方向)に亀裂が20cmほど進行していまして、交換の手配をかけました。 ナビの透明FMアンテナも貼っているのでそれも含めて交換。
 車両保険は今までの実績から 免責5万円にしていた。 アイタタタ・・  ガラスに関しては保険を使っても等級は下がらないらしいけど。

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11月
18 (土)

ようやく、subakoHS (人格変更版3D-subakoの新name)のディフューザー改良に着手しました。 10月6日の記事でテストしてきたものでして、口ばし状の隔壁 (あるいはホーンと呼ぶべきか) を取り付けています。

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なお、スピーカースタンドも製作しました。 (11/19:右の写真を追加しました。グラインダーで仕上げ中の状態です。)

 subakoHS (HighSpeed) のほうは、こうすることで中域の干渉が減ることと、低域の明瞭度が上がって低いほうに少し伸びたように感じます。 中域の干渉に自分の耳が慣れてしまったというのもありますが、十分に満足できる範囲に入ったと思います。
  また、今まで置き台にされていたSuperSwan改を久しぶりに再セッティングして聞き比べてみたところ、低域はsubakoHSのほうが遥かに質が良 く、量感では劣るものの長時間の聞き疲れがしません。 スピード感のあるドラムスと相まって、JAZZ、FUSION系での得点は上がったと思います。

 デザインに関しては、元のコンテストバージョンでは下部ディフューザーが90度回転させた位置で設計したため、余計な穴や溝などが開いたまま。。 塞ぐべきだとは思うのですが、手間が・・

 スピーカー台については、30mm厚のシナランバーを切断後、接着の前にコバ面にシナロールテープを貼りました。 いやあこれは綺麗に塗装仕上げ したくなる出来です。 重量が軽いので音質への寄与という面ではあまり貢献していないと思いますが、それでも足の組み方を工夫したため、subakoHS 開口部の直下に空気溜りを作ることができ、低域の空振り防止に一役立っていると思います。  ユニット軸芯までの高さは、床面から875mmと低めになっ ています。

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 また、上方は天板を設けず、オフ会などでの運搬時には写真のように逆さまに重ね合わせて運搬スペースを節約することが可能としました。

 以上、 11月23日の集まれ塩ビスピーカーのオフ会までは、多少仕上げが進む程度で参加することになります。  プレゼンの選曲も固まってきましたし、楽しみです。 参加の皆さん、よろしくです。

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11月
13 (月)
カテゴリー  オーディオ
タグ  スピーカー

 スピーカー台と、subako-HSの下部クチバシ用の材料(シナランバーコア)を、北零WOODのバーゲン品で手配しました。(t30mm、W300mm、L600mmのもの)  今週中に入荷するかなぁ・・  次の週末が勝負です。まだ設計もできていません。頭の中の構想のみ。

 台のほうは、オフ会などにもかさばらないように、左右を重ねて運べるようにしようと思います。 材料が軽量なので、音質はそれほど期待できません。(笑)

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