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なーお さんの日記  [ メールで投稿 ]

74件のうち31 - 40件目を表示しています。

[投稿日   ] [タイトル   ] [アクセス数   ]
8月
28 (木)

昨日、巨匠のkenbeさんが書かれたエントリーに関してです。

Stereo誌主催のスピーカーコンテストへの配慮 - ブログ・ハイエンド自作スピーカー(試作と実験)

以前私も、コンテストの審査発表まではなるべく詳しい情報は掲載しないほうが良いと考えていました。 :-(

けれども、試聴会と結果発表会を兼ねる形式になり、よりオープンな雰囲気になってからは考え方が変わって、ある程度の節度を持ってすれば遠慮はいらないと思っています。

多くの皆さんもそうだと思いますが、私もコンテストを目的としたスピーカー製作はしたくないと思っていますし、今後の変わらないでしょう。 自分の作りたいスピーカーを作る。 コンテストがあるから目標になってやる気が出るので、それに乗っかるだけです。

2012年に賞をいただいたとき、紙面にどう掲載されるのか楽しみにしていたのですが、自分のアピールしたい部分はずいぶん端折られてしまいがっかりした記憶があります。

なので、書くべきことは、書くべき時に、遠慮なく公開しておいて構わないとの思いを持ちました。 そうしないと逆にタイミングを逸してしまって、途中経過などをきちんと掲載できない可能性があります。 後でまとめるのは面倒で端折ってしまいますし。

途中の試行錯誤がまた後で読み返して楽しいですし、読者の方もそんなところに期待する向きもあると思うのです。

結局は、製作者本人が書きたければ書く、書きたくなければ書かない、それだけのことで良い気がしています。

但し、今回はネットワークのLCR定数だけは肝の部分なので、当分公開しない予定です。 知ってしまったら気になって、色々いじりたくなってしまうという、スピーカービルダー同士の心境も配慮しているつもりです。 ;-)

私のような稚拙なビルダーが偉そうに言うことではありませんが、今はこんな風に考えているところです。

では。

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10月
1 (月)

先ほどメールにて、拙作「スター」が2012年度Stereo誌自作スピーカーコンテスト第一次審査通過との連絡が入りました! :-D

10月11日必着で送らないといけないので、ちょっと忙しいです。 まあ、あんまりムリせず気楽に行きます!
(手もまだ痛いし、追いこむ気力は出ない・・)

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12月
19 (土)

 本日発売のstereo誌2016年1月号に、先日のスピーカーコンテスト視聴会・授賞式の模様と、各作品への寸評が掲載され、拙作「Tornadefly」も紹介されていましたので買いました。

 ところが、いつもは980円なのになぜかこの号は1,500円と。。 特別付録で小冊子が2冊付いているんですが、「究極のヘッドホンブランド27」と、「編集部オススメのセッティング技&音質アップテクニック16」 という、私にとってはちょっと内容の薄いものでして、これでプラス520円は無いかなあ。

 さて、家でじっくり読んでいると、予想通り「来場者が選ぶNo1スピーカー」の5位以内に、Tornadefyの名はありませんでした。 はい、私もこの読者が選ぶスピーカーの1位になったスピーカーに投票しましたので、拙作スピーカーが受けないことはよくわかっています。

 それでも、各作品に付いた炭山アキラ氏による寸評では、Tornadeflyに嬉しいコメントがありました。
「透明の塩ビ管で内部が見えるようになっているが、DBの2つのダクトがスパイラル形状になっている。よく澄んだ美音で、Dレンジの広さと声のきれいさが印象に残る。低域もさすがによく伸びていた。」

 また、写真に添えられた小澤氏のコメントもまた泣かせるものが。「塩ビ管を使い独特なダクト形状ですが、高SN比でオケの混濁がない見通しの良い音でした。テクニカルマスタークラスの音質です。」
 最後の一言は褒めすぎと思いますが、苦労が報われた気がします。 :-)  皆さん、応援ありがとうございました。 来年は応募できるかまったくわかりません。そもそも付録にスピーカーが付くのか、コンテストがあるのかさえ微妙ですね。

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 最後に、残念ながら今年の作品群紹介にも夫々の設計図等は一切なく、寂しい報告に終わっています。 個人的には、せめて受賞作品のコンセプトがわかる程度の資料は掲載するとか、視聴会参加者には1次選考書類を配布する等の配慮をしてほしいと思います。

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9月
29 (月)

本日メールにて、stereo誌編集部より一次審査通過の連絡がありました! :-)

他の友人、知人の方々の状況が気になりますが、まずはご報告まで。

しかし転職と引っ越しが重なり、音や仕上げを煮詰める余裕がほとんどありません。まあ、なるようにしかならないですね。 :cry:

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9月
30 (火)

 一次選考を通過したので、本選に向けて細部の調整をしたいところですが、単身赴任先への引越しを明後日に控え、とてもじゃないけどゆっくり音の調整をできる状態ではありませぬ。

 けれども、どうしても気になりやっておきたいことがあり、本日やっつけました。

 塩ビ管、特にVP管は厚みがあり、ソケットの寸法公差の関係で、差し込む管の先端部分を削らないと、きっちり最後まで入りません。

 今回、全ての直管のソケット差し込み部分はグラインダーでやや細く削ってあり、普通の接続部分はこれでOKです。

 しかし、上下に空気室を仕切る仕切り板を挟み込む部分では、差し込み長が短いため削りを少な目にしないいけなかったのに、削りすぎてガタガタ、すっぽ抜け状態になってしまいました。

 ここでまたエポキシパテの活用です。 見える部分にはマスキングテープを貼り、パテを薄く延ばして、エポキシがくっつかないように上からコンビニのポリエチレン袋を切った短冊を巻き付け、ソケットに挿入します。

 上から体重をかけて少しよじりながら、パテを伸ばすように圧入。 一旦引き抜いて、ポリエチレン袋を剥がし、マスキングテープを剥がしてから、硬化を待ちます。

 これでかなりしっかりしました。 全くガタつかないし、上のほうを持ってもすっぽ抜けません。良かった良かった。 :-)


エポキシパテを管に盛ってポリエチレン袋を巻き圧入したところ

パテの余分なはみ出しを剥がしたところ
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6月
15 (金)

つい先ほど、stereo誌編集部よりメールで連絡が入りました。 スピーカーコンテスト1次審査を通過とのことです。
とても嬉しいですが、肝心の音が特徴の無い音だけれども良いのかなあ?
それと、知り合いの方々はどうなのかな?

なお、6月23日(土)の本選の会場は、今年はやはり「方舟」ではなく「音楽の友社視聴室」とのことです。 うーん残念。。

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9月
5 (金)

2014年stereo誌スピーカーコンテストの応募に向けて、諸々の調整をしています。

パッシブネットワークも確定し、ツイーターPT20の実力も見えてきたところで。。

どうもこのスキマが広すぎる気がして仕方ない。。

PT20ツイーターのマウントプレート中央リングのスキマです。このリング部分でドーム振動板エッジをフェルトリングを介して押さえているのですが、広すぎて抑えきれていない気がします。
バッフル前面取り付けの場合にここにスキマがあると、背圧がこのスキマから抜けて低域だけでなく高域も汚してしまう可能性がありますね。

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そこで、3本の脚の部分をヤスリで少し削って、スキマを半分程度にしてみました。 測っていないのでコンマ何ミリなのか不明です。 :hammer:  もしマネして壊しても責任は持てませんのであしからず。 リングの裏に鉛シートを張る方法もありそうです。

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そして、このプレート自体も弱々しく、同梱のスポンジシールだけではどうにも心もとないので、裏にエポキシパテで埋めてみました。 スポンジシールを貼ってバッフルに固定してみたところ、実にしっかりします。

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水性クリアニス6回塗り仕上げのバッフルにキャップスクリューで留める。バッフル側は鬼目ナットをねじ込み済み。

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この加工後の音質は、いやぁエージングの効果もあって変わりましたよ。暴れが減った気がします。まあプラシーボ効果の可能性も否定できませんが、これで雑誌付録のツイーターとは到底思えません。

パッシブネットワークの各素子にはユニット代の倍以上の金額をつぎ込んでますが、それだけの価値のある音が出ます。いやもうビックリ。

その変わり7KHz付近のピークが出現。 これはこの改良の前、エージング後の測定でも出てました。

(画像追加)「クリアミント」の最終特性です。

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実はもう応募書類もほぼ書き終えました。

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過去3度書類審査を通過していて、通る書類のコツみたいなものはわかっているつもりです。

しかし昨年からレギュレーションが変更され、受賞歴があるので「匠部門」という およそ私の実態には似つかわしくない部門への応募となるため、通るかどうか全くわかりません。

そんなわけで、原稿自体はまだ公開しないにします。 一次審査応募期限の9月17日を過ぎたらPDFで貼るかも。

なお、作品名は「クリアミント」に決定しました。

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8月
19 (火)

ネットワークパーツが揃ったので、頭部に乗せてレイアウト検討。
ついでに仮組、下部開口もこんな感じ。
ベースの板に開口部品は 接着剤SuperXを使って、きつい間隙をプラハンで叩き込んで組みました。これなら衝撃にも強いでしょう。

塩ビ管表面を目荒らししたときに少しヤケて茶色くなってしまってます。まあどうせ塗装するんで。


ネットワークパーツレイアウト検討

仮組み。塩ビ管表面を目荒らししたときに少しヤケて茶色く...
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8月
20 (水)

ネットワークを頭部に組み込みました。

板の裏はこんな感じ。 下には空気室との仕切りがあって、ウーハー用・ツイーター用の配線を降ろしている。 塩ビソケットに4mmほどの間隙があるため、ボルトや結束バンドが使える。

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LCR各パーツには、被服銅線をはんだ付けして熱収縮チューブで処理し、Y端子を圧着して端子台にねじ止め。 レイアウト上、配線をスッキリさせるのはなかなか難しい。

各パーツを結束していないのと、スピーカーターミナルの穴を塩ビソケットに開けていないが、電気的には完成。

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100円ショップで3枚100円で買った半透明カバーを乗せてみた。丁度良い長さでボルトを切断すればいい感じになりそう。

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まだ1本分だけだが今日のところはここまで。

しかしこの箱でまだ音出ししていないのに、シミュレーション1発でほぼ確定しているけど、いいのかな? 最後に微調整が出るかも。

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8月
24 (日)

昨日の音出しで、ネットワークの基本的な部分はこれで良し! と思いますが、いくら「スパイス」という作品名に相応しいとは言え、4~10KHz付近の高域が強すぎと感じます。

ここで、アッテネータを入れるのが常套手段なのでしょうが、それでは高域全域が落ちてしまいます。

そこで、またもやSpeaker Workshopのシミュレーションで占ってみたところ、ハイパスフィルターのコイルに抵抗を入れることで、10KHz以上の高域を減衰させることなく、中高域~高域のレベルを落とすことが可能と判明しました。

要するに、12db/octのクロス付近の肩の張りを調整する感じなのですが、結果的にクロス周波数以下の位相特性がかわり中域にも影響が出ます。

抵抗(図中のR2)有無での周波数特性シミュレーション結果を貼っておきます。 L.C.R各定数は一部を除き現時点では非公開とさせてください。 今回のコンテストではこれが肝ですからね。 ;-)

もちろん最終的には、聴感で決定します。


R2抵抗の有無による周波数特性への影響シミュレーション
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