1週間前の3月23日(日)、昨年は応援だった久喜マラソン(ハーフ)を走って来ました。SRC/KNRメンバー7人が参加する贅沢な楽しみが一杯の一日でした。
この日記の最後に、K女子のご紹介で始めた右脳シフトについて説明を加筆しています。まだ始めて半月にも満たないですが、既に効果を実感しており、ランナーに限らず興味のある方にはお勧めしたいです。
レース報告
- ネットタイム 1:41:41
- 60歳代 24位
- GPSログ(Garmin)
本日一緒に走られた皆さん、お疲れさまでした! そして地元のSさんには当日あれやこれやお世話になりました。とても楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました
テニスコート前の駐車場に停めて、会場にとても近く、アクセス抜群でした。トイレマネジメントも余裕でした。荷物預かりは無いので自分で管理が必要で、マイカーに置いて走りました。また、先に書くとゴール後の動線もコンパクトで分かりやすかったです。
- Cブロックスタートでしたが、ブロック人数が少なめで、ゆっくり行って並んでも大丈夫。気持ちの余裕につながります。ただ、この時点で既に気温18℃。日差しも強めで暑くなりそうです。
使用シューズ
最近のレースはほとんどコレです、お気に入りの(Saucony)Endorphin Pro3(赤)
〜10km
Ozさん、Nさん、Tさんは速いので先に行っていただき、私はK女子の後ろにぴったりついて入りました。 出だしはいつも心拍数が上がるまでキツイのですが、2km手前くらいでK女子に声をかけて前に出ました。 そのまま特に呼吸のキツさを感じたまま、キロ4.45ペーサーの風船を追って頑張りました。
今日は、前回の姫路城マラソンの時のような歌詞のあるヒーロー主題歌を頭で唱えるのはやめました。そちらに気を取られ、右脳主導の継続が難しくなるからです。代わりにフュージョン系のインストルメンタル音楽をイヤホンで聴きながら走りました。
〜ゴール
途中、K女子、Nさん、Tさん、Sさん、Y女子とすれ違い声を掛け合いました。しかし暑さを感じて、スポーツドリンクを飲んで水を首筋〜背中にかけて走っていました。とにかく呼吸がキツイ。
「いまここロデム」を繰り返し唱えていないと、左脳が「こんなにキツイなら最後まで持たないかも」とか「暑いし歳なんだから無理したら健康に良くないよ」「一度止まって立て直したら?」なんて悪魔の自動思考がここぞとばかりに逆襲してきます。そのたびに「今ここいまここ」と強く唱えて鎮めました。
15kmあたりだったか、ランドセルを背負ったSさんに追いつき、「キーーーン」「バシッ」とお尻ペンペン。かなり力を込めて叩きましたゴメンナサイ。お尻に手形がついてませんでした?
その後18kmの跨線橋の坂でついにキロ5分をオーバー。その後は何とか4.50程度に収めて走り切りました。最後は呼吸がゼイハアMAX。本当にきつかったけど暑さはあっても湿度が低かったので心拍数は安定してました。右脳主導で走れている時はキツくても心地よい時間も感じられました。
ゴール後
健闘を称え合って、スーパー銭湯の温泉で汗を流して、食事。今日はハーフだったから結構食べれそうです。 唐揚げ定食に、ハーフサイズそばをつけました。 食べきりましたが、その後、胃もたれが酷くて気持ちが悪くなりそうでした。
改めて皆さんお疲れさまでした、お世話になりました。私はこれで今シーズンのレースは終了です。ほどなく来シーズンに向けて、また始動します。
右脳シフト
ネドじゅんさん、というオカンがいらっしゃいます。このお方、8年ほど前に それまで悩まされてきた過去の記憶や将来の不安をひきずる左脳のうるさい声が消えて、静かでいつも幸せ気分の日常を送っていて、そうなるための方法を著書やYoutube動画で公開しています。
下の本は、最新の2冊です。この2冊を読めば右脳シフトがどういうことなのか(多少のスピリチュアルな面も含めて)わかりますし、Youtubeの動画でワークをすれば、だれでも右脳シフトにより悟り(?)の境地に至ることができそうに思います。
目指す状態
現代に生きるほとんどの人は、自分の過去にどこか負い目をもっていたり、トラウマがあったり、将来への不安があって、時々それらが頭の中を埋め尽くして心が病んだり、健康を害したりする要因になっています。
そうした「自分の悩みが脳内をぐるぐるめぐって苦しい」状態を開放し、幸せな日常を送ることができれば、良い人生が待っていると思います。
原因
この「脳内ぐるぐる」は左脳の自動思考が原因でした。左脳は近代~現代の世界で急速に発達し、科学技術や社会の発展に大きく貢献してきました。しかし、あまりに急激に発達したことで、個人の責任が重くなりすぎて、常に考えていないといけないような状況となって、左脳が暴走することがしばしば起きるようになってしまったのです。
解決方法
ネドじゅんさんが推奨する呼吸法「エレベーターの呼吸」や、左脳の自動思考が起きたときに「それに気づき」「いまここ」を意識することで自動思考を止める。
これを繰り返していくと、左脳の暴走回路の発達が抑制され、減退してゆき、やがて自動思考そのものが発生しなくなって、右脳が主導権を持つ意識に回帰する、というものです。
現在の私の状態
わずか半月ほどで、自動思考が表れる頻度がかなり減ってきました。出てきてもそれほど強い意識ではなく、「エレベーターの呼吸」や「いまここ」意識ですぐに静まります。
そして今現在で既に、日常の幸せ感のアップを感じています。朝のマイカー通勤に1時間かかりますが、以前ならイライラしてイヤだった通勤ルートも、純粋にドライブを楽しむ気分で運転できていますし、時々起きる思いがけないことにも怒りの気持ちはすぐに鎮まります。
また、仕事中の無用な考え事も減りますので、集中力が上がって設計仕事の効率もアップしました。
以上、幸せ右脳シフトを今後も続けていこうと思います。半年以内には自動思考が全く起きなくなる「悟り」の状態に至る予定です。
昨年もめちゃ楽しめた姫路城マラソン、今年も走りに来ました。 今年はSRC/KNRメンバー7名が参加という豪華なイベントです。
前日受付前のランチには、地元のK女史、半分地元のY女史、関東からTさん、Sさん、私の5名が集まり、昨年と同じイタリアンのお店でパスタランチをいただきました。 男性陣2人は大盛りを注文、私は十分なローディングにはそれでも足りないと思い、普通盛り二皿を平らげました。うーん満足
しかしここでTさんから衝撃の計画が発表されます。Tさん最初から3.5ペースで刻むだろうから、その恩恵に預かりついて行く計画だったと思うのですがなんと、初のネガティブスプリットに挑戦で前半5.05ペースとのこと。
Bブロックスタートの私はCスタートのTさんが追いついてくれるのを待つ作戦だったのに、頭の中が一瞬パニック。その場では同じペースで後半上げようと返事をしましたが、私は前半抑えすぎるとそのスピードからなかなか上がらなくなるのを経験していて、そもそものスピードも無いです。 それに、姫路城のコースは30km過ぎからの遊歩道が狭く、失速するランナーを抜いてゆかねばならないので、この区間でガンガン抜いてゆくのは無理があります。なので自分のペースでキロ5分かイーブンの4.58で前半を走ることにしました。
その後、Kさん合流でお会いでき、夜にはMさん到着とのことでしたが私は既に部屋に籠って夕食弁当とモルテンドリンク1本目のローディング実施中でした。
最近、K女史から教えていただいた、自己を内面意識にして身体の中に小さく収め、走る自分を客観視して寛ぐ、を真似させていただいています。
更に私流のアレンジで、もっと楽しくアニメや特撮ヒーローなどのキャラクターに乗せてもらうのが、マイブームになってます。
マラソンランナーというだけで既に自称変態なのに、ついにホンマモンの変態に昇格をしてしまうのかっ!?どこまで変態を極められるのか!? 長文になりますがどうぞご笑覧下さい。 (一部実際とは異なる描写がありますがご了承下さい)
更に、Tシャツも目立つようにスパイダーマンぽい長袖を買って合わせました。走っていると、スパイダーマン。頑張れ!という声援をいただけます。(まがいものなんだけど)「ありがとう」と返事をしてました。 ついでにシューズもいつものエンドルフィンプロ3ですが、予備で買ってあった真っ赤なカラーのを下ろして履きました。
さていよいよレースの詳細です。
(追記 応援ナビに沢山のコメントありがとうございました!)
んちゃ! 皆さんおはこんばんちは
私の名前は則巻アラレ、ペンギン村に住む13歳のロボットだよ! 姫路城マラソンいよいよスタートだって。 今年は気温が低く風もあって寒いけど頑張って走ってくるね! 行ってきます、バイチャ! キーーーーーーーーーーンっ!
出だしはいつも調子が今ひとつなのが、アラレちゃんのおかげですぐに体が温まったよ、ありがとー またよろしくね
体が温まった後のレース序盤戦の内面意識は数日前から決めていました。銀河の果てまで進んでくれるウルトラセブンの背中に乗せてもらい、地球の成層圏を巡航パトロール。いやそれは空気が薄すぎてムリ、せいぜい上高地くらいで。
♫セブン セブン セブン セブン
セブン!セブン!セブン! セブン!セブン!セブン!
ヒーロー物の割にゆったりリズムが心地よいテーマソングに乗せて、大空に向けて両腕を上げて「ジュワッ」と飛び立つように背筋を伸ばして骨盤を立て、カーボンシューズの反発を少し感じながらポンポンと巡航します。
序盤は、3.5ペーサーの後ろを追尾しました。速かったですが、ついてゆくことができました。
とはいえウルトラマンの3分間ほど短くないけど、セブンも地球上ではそんなに長くは戦い続けることはできません。 さすがのセブンも10kmほどで息が上がってきてバトンタッチとなりました。
次に登場するのは、はい、古すぎて付いてこれる人が少ないのはわかります。マジンガーZで有名な故、水木一郎がテーマソングを歌い上げる、バビル2世。
♫砂のあらしに隠されたバビルの塔に住んでいる
超能力少年、バビル2世
地球の平和を守るため3つのしもべに命令だ
怪鳥ロプロス空を飛べ
ポセイドンは海を行け
ロデム変身 地を駆けろ ♫
ここは迷わず地を駆けるロデムを選択、かと思いきや、四つ足走行は短距離向きでマラソンは性に合わないようで。
ロプロスの高速飛行はいいけど、バッタバッタと羽ばたくたびに振り落とされそうになります。
意外にもポセイドンが無言でスイスイ海を行ける気がして、肩に乗せてもらい無の境地で巡航できて幸せになれそうです。気づけばもう20km地点?寝ていたのでは無いかと思うほど気持ちよい時間でした。
17キロ地点を過ぎて、遡上してきた川を下るルートになり、3.5ペーサーのペースが上がって、こちらは少しペースが落ち着いて、離されていきました。モルテンゼリー1回目。
しかしさすがに10kmも潜水してたら息が辛くなってきました。そんなとき、自分の中で誰かが歌い出すのです。
♫あれは誰だ、誰だ、誰だ
あれはデビル、デビルマン、デビルマン
♫裏切り者の名を受けて 全てを捨てて戦う男ー
♫デビルアローは超音波
デビルイヤーは地獄耳
デビルウィングは空を飛び
デビルビームは熱光線
♫悪魔のちから身につけた
正義のヒーロー デビルマン デビルマン
までは良かったんだが、2番の歌詞が。。
(中略)
♫デビルチョップはパンチ力
デビルキックは破壊力
デビルアイなら透視力
デビルカッターは
デビルカッターは、、、、
♫デビルカッターは岩くだく!!!
いやいや。おかしいよねこの歌詞、狙ってるとしたら70年代当時の作詞家の韻のセンスは最高。皆さんもYouTubeでぜひ御覧ください。
ということで、納得は行かないまでもテーマソングの脳内ヘビーローテーションが脳内麻薬のように作用したのか、デビルウイングで飛び続け、気づけば30km過ぎまで来てしまいました。デビルマン、アッパレ! モルテンゼリー2回目。
30km地点、マラソンではここからの12kmがキツくて後半と言われます。 30kmの壁、35kmの壁は、今日はどうでしょう?
何しろこれ以上は普段の練習では走らないので、脚も体幹も随分と疲れて来ています。 こんな時はやはり、あの人に再登場してもらいましょう!
水木一郎〜〜
♫空にそびえる くろがねの城
スーパーロボット マジンガーZ
無敵の力は僕らのために
正義の心をパイルダーオン!
♫飛ばせ鉄拳 ロケットパンチ
今だ 出すんだ ブレストファイヤーーー
マジンGo マジンGo マジンガーZ ♫
なんだろう、背中や肩ではなくて、頭部の飛行カプセル「ホバーパイルダー号」に乗っているせいか、若干の不安定感があるけど見通しが良くて姿勢が良くなり、地面反発で進む感じが復活。 このまま40kmまでいけるかな!? なんて甘いことはなく、いつものように徐々にペースダウン。
32kmあたりで、後ろからKさんが声をかけてくれました。スーッと追い抜いていきました。頑張って!
35kmを過ぎると、それはもう更にペースの維持がキツくなっていきます。 ウルトラセブン、バビル2世、デビルマン、マジンガーZ、目まぐるしく着せ替えて、総動員してとにかく脚を前に進めます。内面意識は寛ぐつもりで、走っているのは自分ではない、〇〇頑張って! モルテンゼリー3回目、コムレケア投入。
37kmあたりで、猛スピードのTさんが声をかけていただき抜いていきました。まじで半端ないスピードでした。ファイトー!
ついに40kmまで来ました。ってここまで来ると、脚は棒のようで全然前にでてこない。マジンガーZ他のヒーローもお疲れのよう。 仕方が無いので、最後の最後に伝家の宝刀、本郷猛、登場! 少し走っところで出たなショッカー軍団!こんなところでお前らに付き合ってる暇はないのだ、よぉし変身だ! へんっしんっ!トゥー!! 改造人間、仮面ライダー1号、愛車はもちろんサイクロン号
というわけで、ショッカー軍団を蹴散らした後に怪人を追ってサイクロン号でゴールに飛び込むシチュエーション。最後まで頼むぞ、サイクロン号!
走っているのはライダーではなくサイクロン号。自己内面意識はライダーに色々指示を出したりお願いしたり、状況確認を依頼するけど、呼吸はライダー、足腰はサイクロン号という2重意識になっていて、自己内面意識との三位一体のコントロールが必要
そんな難しさはもうここまで来たらどうでもいい、サイクロン号のコントロールは出来るだけライダーに任せて、走り続けました。
♫ライダーーーー ジャンプっ!
ライダーーーー キックっ!!
仮面ライダー 仮面ライダー
ライダー ライダーーー ♫
あと2kmくらいのところだったか、Y女史にも抜かれました。PB間違いなし、故障中なのにすごい!頑張れー!
私の方は脚を引きずるようにゴール。タイムはネット3.35.24、男子60歳代75位でした! 失速してもキツイですがサブフォーペースで粘れるフォームを習得したので、前半から3.5ペーサーについて行った、自分にとっては久しぶりの高速レースでしたので、3.35を切れなかったのは心残りですが、こういう展開の割には頑張ったと思います。
調べてみたら、過去33回完走したうちのベスト5のタイムでした。
- GPSログ(Garmin)
Kさんサブ3.5、Tさん、Y女史、PB更新おめでとうございます!
一昨年以来、2回目の勝田マラソン、無事に完走してきました。以下、KNR(気ままに日報ランナーズ@Facebookグループ)に投稿したレース報告の丸コピーで失礼します。
結果
いつもならとっくに夢の中の時刻ですが、ゴール後に皆さんとマッタリしてから東北方面にマイカー移動し、21時半にホテル着。先ほど洗濯と大浴場に浸かってきたところです。
疲れているはずなのに、ハイになったままなのか運転も一度も睡魔に襲われず、今も眠くないので報告書いてしまいますね。
KNRの皆さま応援ナビに沢山のメッセージ、ありがとう御座いました。全然綿密な計画通りではなく、行き当たりばったりで体の負荷を常に気にしながらの臆病レースでした。
結果は、シーズンベストどころか、ネットでギリ3時間45分を切って3.44.57でした。まあいつものように頑張りましたが、勇気を持って突っ込んだりしなかった分、ゴール後の体は楽で、補給はモルテンだけにしたおかげか胃腸も割と元気です。以下、長文失礼します。
- GPSログ(Garmin)
測定ポイント | スプリット | ラップ | 通過時刻 |
---|---|---|---|
Start | 00:04:23 | 10:34:25 | |
5km | 00:30:12 | 0:25:49 | 11:00:14 |
10km | 00:55:42 | 0:25:30 | 11:25:44 |
15km | 01:21:46 | 0:26:04 | 11:51:48 |
20km | 01:48:11 | 0:26:25 | 12:18:13 |
中間 | 01:53:53 | 0:05:42 | 12:23:55 |
25km | 02:14:09 | 0:20:16 | 12:44:11 |
30km | 02:40:57 | 0:26:48 | 13:10:59 |
35km | 03:08:42 | 0:27:45 | 13:38:44 |
40km | 03:36:54 | 0:28:12 | 14:06:56 |
Finish | 03:49:20 | 0:12:26 | 14:19:22 |
振り返り
- 本日ゴール後に東北方面のマイカー出張移動が待っていて、昨晩から今朝は「この荷物はどこに入れればいいんだっけ?」の連続で、よく寝たつもりなのに朝からGarminのボディバッテリーか40%しかなく、会場に向けて運転で既に元気があまりない状態。
- 運転中にモルテンドリンク2本めを飲み切り、東海駅近くの駐車場に停めておにぎり3個を食して、トイレに寄って出発。終わったら運転長いし、この時点で既にシーズンベストは出ないなあと弱気でした。
15kmまで
スタート後に大通りに出たら、早速、Nさんがグイグイ行くわ行くわ、2キロくらいはすぐ後ろにいたのですが諦めてマイペースに移行。15kmくらいまでは状態を考えればまあまあのペースで行けました。今日は名物の風も集中していたのでそれほど気にならず。
20kmまで
15km過ぎて、18kmでSさんの応援を受けて力が湧いて、少しペースアップしましたが、すぐにペースダウン。少しづつペース維持が難しくなりました。19kmでモルテンゼリー(黒)投入。
だんだんとペースダウンしてゆきます。特に登りでスティープヒルランニングのフォームでできるだけ脚を使わないように気をつけると、どうしてもスピードダウンしてそこから元のスピードに戻せなくなっていきました。
30kmまで
それでも、最近のマイブームの遊脚下ろし時に反動で骨盤が引き上がる、を積極的に意識することで、ペースダウンを最小限に走れると分かってから、この意識で粘ってゆく作戦としました。28kmでモルテンゼリー2回目投入。
40kmまで
- 30km.35km.40kmと、少しづつ落ちてゆきます。給水直後の呼吸の乱れが回復するまでの時間が伸びてゆき、ロスタイムも長くなっていきました。
- 今回は実験的にアミノ酸系ジェルは持たず、給水もアクエリは血糖値の変化が心配で出来るだけ取らずに水主体。途中までは良かったですが、中盤から何となくミネラル不足を感じたので、アクエリ2回ほど。
- それでも収まらず、最後は水と梅干し。これが効いてしばらく元気に走れました。塩分大事。 どうにかサブフォーペースの5分40秒くらいを維持して終盤まで走れました。37kmでモルテンゼリー3回目。それにしても、終盤の坂はキツカッタ。
- 脚が釣りそうな感覚もありましたが酷くならず、最後までコムレケアのお世話にならずに行けたのは久しぶりです。これは大きな収穫。
ゴール!
- 40km過ぎて、待っていてくれるだろうSさんを探し始めたのですがなかなか見つからず。。あ、いました!あと800mくらいのところだったでしょうか? 「沖野さん、すごいです!還暦の走りではありません、かっこいー」なんとSさん並走してくれているではありませんか! 元気をもらうなんてものではなく本当に嬉しかったです。
- 「3時間45分を切りたいんです!」と叫んで少しペースアップできましたが、500mくらいで息切れして「疲れてきました」と弱音を吐いたら「頑張って! ガトリング走法ー!!」なんて叫んでくれて、そうだ最後にガトリングピストル発射! スピードアップしてゴールに飛び込みました。わずか3秒、3:45:00を切れたのは、本当にSさんおかげです。ありがとうございました!
- ゴール後、会社のOsdさんと待ち合わせていたら、なんとNさんとKさんが会場で待っていたらしく、強風で寒い中、申し訳ありませんでした。 Iさんは山形のご友人と帰宅されましたが他のメンバーでアパホテルのロビーに集合し、まったり楽しく健闘を称えあえました。こういう時間、嬉しいです。
その後
- KNRの皆さんと別れた後、お腹が空いて、モルテン効果で胃腸が元気だったので、車を停めた東海駅のイオンでラーメン唐揚げ定食にチャレンジ! ラーメンは完食できたけど唐揚げは2つ目で撃沈しました。 フードロスは大嫌いですが神様、変態になりきれずごめんなさい。
- あらためてNさんのサブ3.5達成おめでとうございます。 そして実は日報で知りましたがOzさんもPBだったとのことで、おめでとうございます!
- 総括として、今回のレースで目標は達成できませんでしたが収穫も多くありました。まずは失速してもサブ4ペースで粘れる走り方を体感できたことです。遊脚の下ろしの反動を利用して骨盤の引き上げをサポートすることで、脚が重心真下に下りてきやすくなり、地面の反力で前に進みます。結果として前腿の負担が減ったことで、最後までサブフォーペースを維持できたと思います。今後、この点を常に意識して練習に励み、更に精度を上げてゆこうと思います。
- あすから出張です。東北方面はきっと雪で走れないと思って来ましたが、来てみてビックリ積雪ゼロ! 少しランオフ挟んでから、ランニング再開しようと思います。
SRCーCチームで腕振りの話題が上がっています。 世界遺産姫路城マラソンで一緒に走った、島根のY女子が日報で腕振りを何とかしないと、と書いたのが発端。
Y女子が腕振りに悩んでいたのは以前より知っておりまして、姫路城で並走した時にも固まった感じの腕振りをされていたので、「リラックス」を勧めました。
最近、私も腕振りの重要さが分かってきたところでして、(マジラン歴9年でようやくかよ、、って突っ込みは甘んじで受けます)いえ以前から大事だと思って模索はしていたのですが、SRCに入って姿勢を直して行ったら、なおさら腕振りで走りが大きく変わることを体験できたわけで、結局のところその時その都度で走りは変わっているので、腕振りも都度変えてゆくことも場合によっては必要かと思うのです。
ということで、私もまだまだコツを少し掴んだだけで最適化など出来ていませんが、それを念頭に以下の説明をお読みください。
腕振り先行
一言で表せば、「腕振りを少し早めに行う」ということになるのですが、それだけではコツを掴めず、なかなか安定した効果的な腕振りになりにくいです。
みやすのんき氏の著書
私は購読していませんが、マラソン腕振り革命 : ターンオーバー理論で驚くほど推進力がアップする! の肝の部分が記載されているようです。 重要なのは
- 前後に振り出された腕を閉じる意識
- 「ターンオーバー」といって前に振り出す時にもう後ろに引く準備をする
この2点でしょう。
(追記)この本を中古で注文しました。出張先のホテルに到着次第、さっと目を通してみます。
私が最近特に重要と感じているのは、2点目の「前に振り出す時にもう後ろに引く準備をする」ということです。 実際の腕の振出しは、私の場合は前振り意識が強いですが、後ろに引かれた状態から、同じ側の足が接地し地面の反力を受けて真下に押すまでの間に、脇を締める感じで体側から推進力をもらって、前にグイっと振り出されます。
振り出された直後から、既に引く方向(後方)へ若干力を加えながら(拳の重さを感じてかける程度)、徐々に腕の前進速度が落ちて、そのままスムーズに最前方位置を通りUターンして引き側の動きに移って腰まで戻ってくる間、ずっと引き側の力をかけ続けます。 「ターンオーバー」という言葉だけではこのUターン、方向転換の意味になりますが、本当に重要なのはずっと早めに後ろに引く力をかけ始め、腰に戻ってくるまで引き続けることです。
そして、その後ろに引く力を加え始めるタイミングを早くすることで、逆側遊脚の下ろしと連動して、体がすっと前に進みます。 なぜならこの時点で両脚とも地面に接地しておらず全身が空中に浮いているので、腕と脚にかけられたブレーキは、エネルギー保存の法則でそのまま体を前に進める推進力になって戻ってきます。
この腕の引きと遊脚の下ろしとのタイミング、力加減がバッチリ合うことで、労せずして足が重心真下に入ってきてくれて、前腿を使うことなく股関節伸展の動きにスムーズに繋がり、結果として股関節とお尻を効果的に使った走りに繋がります。
今日のジョギング時の動画
Youtubeの私のチャンネルに私の頼りないフォーム動画をいくつか上げてきましたが、今日のジョギング途中に、従来の腕振りのフォームと、腕振り先行フォームの撮影をしまして、比較動画を作りました。
なにぶんにも腰椎分離症の限界から「腰落ち」に見える格好悪さがある中での比較ですので、腕振りと脚の下ろしと接地のタイミング連動に集中して見ていただければ幸いです。
https://www.youtube.com/watch?v=k9pI_Y-sWqM
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更なる効率アップへ
腕振りのコツがつかめてきたところで、上体(胸)も含めて遊脚下ろしと連動することで、スピードアップしても腕振りをそれほど大きくせずとも効率良い走りができそう、という感覚を得ています。 まだ感覚の段階なので、どう意識してどう胸を動かせば良いのかは、これからの課題です。
12/17に走った みえ松阪マラソンの結果が悲惨すぎ、ブログさえ執筆する気になりませんでした。それ以降の治療の経緯は、最後に追記します。
今回、出張先の尼崎から、世界遺産姫路城マラソン2024を走ってきまして、色々と自分の中でも盛り上げて行った結果、楽しさ満載の最高のランニングイベントになったので、コミカルドキュメンタリー風(若干のフィクション含む)に残しておきます。(超長文)
レース前日
昨年3月の東京マラソン以来の、前日受付。会場は「イーグレひめじ」というガラス張りの姫路市民会館ビル。この日とマラソン当日は、全館マラソンで占有。特に当日は女子更衣室、荷物預かり所となっていて、着替えて荷物を預けた後にカーペットの上でストレッチや軽い動きづくりができたそうです。至れり尽くせりですね。
集合まで
話を前日受付に戻します。 今回、SRC-Cチームメンバー5人+1人が集結しました。(地元姫路のK女子と北海道からのご友人A女子、Y女子、S氏、K氏)但し前日に集合できたのはこのうちの4名。 私はランチタイム女子会に紛れ込むため尼崎のホテルを8時にチェックアウト、2泊する加古川のホテルにスーツケースを預け、姫路の集合場所、JR中央改札へ。
少し早めに到着し周辺を徘徊しつつ待っていると、アンバサダーのK女子+ご友人が「道路渋滞で5分ほど遅れそう」、島根から参加のY女子がほぼ同時に「集合場所の駅がわからず迷子です」「山陽百貨店に入ったら、電車乗り場に付きましたー」「Yさん、そっちじゃないです、JR姫路駅の中央改札」と一連LINEに書き込みあり。
見かねてY女子に通話すると第一声が「もぉ、わたし疲れちゃいましたぁ~」でした。 いやはやまだ何も始まっていないのに面白すぎます。
無事にお土産屋さん前の椅子で休憩するY女子を安全に確保することができました。最初から大変でしたね。笑
15分遅れで到着したK女子、ご友人と合流し早速、パスタランチのお店へGO! K女子とご友人が前を歩き、私とY女子が後ろを付いて行ったのですが、気付けばどんどん距離が離れてゆくので「Kさん、歩くの速すぎない?」「いつも仕事が忙しいからテキパキ、チャッチャとしているんだと思うよ」と、私は今日お会いしたばかりでしたがK女子の第一印象などを後ろで囁いておりました。 いえいえ決して「イラチ」だなんて言っていませんからネ。笑
女子会+オヤジ1名
ランチのお店では、前日ですからいつもより多めに食べて良いのよ、それっ!カーボローディング~! とばかりにパスタを頬張る3女子+1オヤジランナー達。聞けば北海道からお越しのお友達の方はなんと御年60台後半! 数年前は3時間40分くらいで走られていたとのこと、スゴイ、私なんかヒヨッコですね。
11時過ぎにも関わらずお店は盛況でしたので、食べ終わるとすぐにランナー受付会場の「イーグレひめじ」へ向かい、受付を済ませました。
受付完了後
ランナー受付会場に面した広場では、マラソンイベントが行われていましたが、そこは後回しでまずは世界遺産の姫路城前で写真を撮りましょう!ということで移動。
大手門を入るとゴールゲートが見えました。そしてよく見れば人気Youtuberの三津家さんが、志村美希さん、TKD-PJよしきさんの3名が楽しそうに動画撮影?をしてました。 三津家さん、どこにでも出没してますね、人気者は大変です。昨年の東京マラソンの前日受付会場前で「やってみようー」ポーズで一緒に撮影していただいた頃が懐かしいです。
後でわかりましたが、このお三方と、SUIさん、ちゃっするひとみーさん、がスペシャルランナーだそうです。
折角なので、以前応援用に勝手に作った私設SRCフラッグを広げ、お城をバックに記念撮影を。
姫路城天守へ
イベント会場を一周して見物しているとS氏がほどなく受付を終了し到着。はじめまして! 女性陣とは明日の集合時間を確認しお別れし、私はS氏とイベント会場でエナジージェルなど買い物をしたあと、ランナー特典で配られた無料拝観券で姫路城の天守へ。
前回拝観したのは、平成の改修の前、もう10数年ぶりでしょうか。その時も凄い城だと思いましたが、こんな凄い城を400年前によく建てたな、それに難攻不落の仕掛けがたくさんありすぎて攻める気になれませんね。もし私が当時の足軽だったら命が100あっても足りなかったでしょう。
SRC日報風
●走っている時に何を意識したのか?
・パスタローディング中も良く噛んで消化良く。
・一歩ずつ上るぞペンギン
・重心を前に移動して、狭い階段を頭上注意しつつ安全第一で上る。
・話に夢中になり足を踏み外さぬよう注意。
・接地中ハムストリングは完全脱力。
●フォーム意識した結果起きた変化
・荷物を背負って上っていたので、後ろにふんぞり返りそうになるのを必死に前荷重に重心移動することで上手に上れるようになりました。
案外運動になりましたね、なんて2人で話しつつ天守から下りてイベント会場に戻ったら、楽しそうなトークショーが丁度終わるところでした。ステージ前が身動き取れないくらいのスゴイ人だらけ。特に三津家さん、SUIさんの人気がすごいですね。お二人の活動がどれだけのランナーを元気にし、自己ベスト更新の助けになっているのかが良くわかる光景でした。
レース当日
さあ、いよいよレース当日、今日が本番です! SRC-Cチ-ムメンバー全員、気合が入っておりますよー! 7時過ぎにJR改札から北口に出たオブジェの前で待ち合わせの間に記念撮影。走るゾー!と気持ちの高まりを表現してみました。
目標とレースプラン、結果
自分の今回の目標は故障からの回復半ばにつきサブフォーとしていますが、もっと大事な目標ができました、Y女子を途中まででいいからペーサーとして引っ張り目標達成に導くことです。できれば35キロ辺りまで粘りたい。(「途中まででいいから」というのは実は私の心の中にしまってありまして、Y女子には内緒でした。伝えちゃうとモチベが下がりそうだったから言わなんだゴメンね)
結果(私)ネット3時間54分11秒。
- Garminログ
サブ4はどうにかこうにか達成できました。でもペーサーは27キロで離脱したので未達です。Y女子の結果は、残念ながら目標の3:40:00に40数秒届かず残念。しかしPBを1分以上更新でした、おめでとうございます。
スタートまで
男女別の更衣室と荷物受付。女子はイーグレひめじのカーペットがひかれた理想的な環境。男子は冷たい床の地下駐車場、LINE繋がらずK氏とは連絡取れず、S氏と2人で早々に準備し荷物を預けてスタート付近のトイレの列へ、(私だけ大のほう)
どうにかイーグレひめじの入口集合に間に合ったけど、先に出てきたY女子がトイレに行きたい、ならここで分かれて行こうとなり、私も同行しました。(あくまで近くで待っていたのみですよん、笑)
列が長く、15分前の整列期限に、間に合いそうにない、ということで私は先にBブロックに入って入り口付近で待機。時間を過ぎたが3分ほど遅れてY女子無事到着。ヨカッタ、もしや一緒に走れないのではと焦りました。
スタート前に1枚パシャリ! 鼻の下が伸びてますすみません。
スタート~17km
スタートから、広い道幅に助けられ、詰まった感じはほぼ無し。水戸のマラソンよりもスムーズかも。
3キロ過ぎ辺りから、5.10〜15くらいの巡航に入る、このコースは川沿いを緩やかに遡上するので17キロ付近までは上り基調、そこからUターンして下り基調に変わります。本当は5.10で押したいけど、前半に頑張りすぎると最後に堪えるので、ここは我慢です。
誰かと一緒にフルマラソンレースを走るなんてマジラン歴9年で初めてのこと、楽しくてつい時々冗談を飛ばしたりして遊びながらリラックスして走りました。例えば、最近の私のペンギン走法やなんば走りなど、オーバーアクションで表現しましたが、それなりに楽しんでいただけましたか?
17km~25km
16キロ過ぎて、ダラダラ登りのペース維持がきつくなってきた頃、やっと17キロ過ぎのUターンを過ぎました。しかしホッと一息つく暇はありません、借金を取り戻さないとね!
下り基調でペースを5.05.に上げてみたところ、最初は少しキツそうだったY女子がしっかり着いて来ているので、そのまま行けるところまで行くことに。ここでエナジージェル一回目投入。 少し向かい風が出てきました。 のちにY女子の日報によれば、私を風よけにしていた時間があったとのこと。。ははん、あの時ですね? 左見ても後ろを振り向いても居ないので右を振り向こうとしたらY女子にボディアタックしてしまったあの時。ごめんなさいと謝るのは私の方です、自分の子供ほどの歳の離れた女子にアタックできて少々嬉しかったスケベ心が顔を出してしまいました。
実際は、風が出てきたので、あえてペースを上げて前に出て、Y女子の風よけを進んで勤めておりました。いやこれ本当ですからね~。
25km~30km
いいペースで25キロすぎまで来ました。そろそろ辛くなってきたなあ、と思っていると、病は気から、リズムが悪くなったのか、脚が後ろに流れ出したので修正すると、今度はおしり下の疲労がMAXに。お尻を最大に使ったお尻Maxは良いですが、疲労Maxはいただけません。さっきまでダイジョウブだったのに、弱いところはこんなふうに急に来るんだなと思いました。
その後、いよいよ維持できなくなり、27キロ地点で前に出ていたY女子に後ろから「ペース維持できないから、先に行ってください、ごめんね、頑張って。行けるよ!」と声を張り上げたのが最後でお別れしました。楽しい時間が終わってしまった、残念。
私の方はズルズルとペースダウン。キロ7分に落ちそうになりながらも時々止まって脚を伸ばしてスタートすると復活するので、4回ほど繰り返しました。ジェル2回目。
どんどん辛くなってゆきますが、ここでサブフォーを諦めたらY女子に悪い、CチームでOnline応援してくれている千葉のK女子に叱られる! 気持ちだけは切らさないようにしました。K女子さん、いつもありがとうございます
30km以降
ここで何となく、ハイペース時の腕振り位置から肘の角度を開いて、腰の辺りて振るようにしてみたところ、アラ不思議、おしり下への負担が減ってキロ6.10程度で走り続けられそうです。ただし遊脚の降ろしとの連動はきっちり維持し続けないとテキメンにきますね。
30キロ過ぎだったか、いつものように膝上の筋肉がピクピク言い出す。ヤバいと思ってコムレケアゼリー投入。
どうにかこうにか、とってもキツかったけどそのままのペースで、ゴールできました。今シーズン初のサブフォー、ようやく達成です。嬉しさより安堵感のほうが強かったです。ゴールしたら、Y女子が15分も待っていてくれました。どうもありがとう、ご心配をおかけしました。
ゴール後
股関節、骨盤周りがガチガチで腰も痛くて辛かったですが、歩いているとK女子がなんとゴール後に脚が攣りS氏が肩を貸してました。頑張りましたね、体を労ってあげてください。色々お世話いただきありがとうございました。
【所感】
終始、ペンギン走り、キックを抑制して脚を早く離すを意識して走りましたが、今回も大失速でした。が、トイレには行きたくなったけど気のせい作戦で乗り越え、2回目の膝ピクピクも気のせいでクリアできました。何より新たに習得した腕振りと遊脚の降ろしとの連動は終始、私の走りをサポートしてくれました。今後もこれを活用してゆこうと思います。
オンラインで応援いただいたTさん、Fさん、応援ナビにたくさん声援をいただき、ありがとうございました 感激です。 ほかにも多くの方々が応援いただきました、どうもありがとうございました。
とても面白おかしく、楽しい2日間でした。 昨年の東京マラソンが家族と過ごした夢のような時間だったのと対局の、今回でしか得られない貴重でハッピーな時間を過ごしました。 こんな楽しみ、マラソン以外ではなかなか得難いです。
(追記)シーズン中の故障と治療の経過
ここで、10/末の水戸黄門漫遊マラソンで発症した、ハムストリング付着部の違和感とその後の治療、回復状況について記します。 静養していても良くならないし、走る時は負担がかからないようキックを抑えた走り方に変えていきました。 それでも治らず、本命レースのつくばマラソンはDNFで応援隊、みえ松阪マラソンもまたもや30kmで大失速で昨年は終わりました。
12/17みえ松阪マラソン後の日記から
みえ松坂マラソンは、トイレも2回お世話になり、ランメトリックのセンサをボトンし紛失。タイムはネット4時間16分21秒、水戸黄門漫遊マラソンと同様の散々な結果でセンサだけでなく自信も失いました。
まあ練習もできていませんでしたし(11月は100kmに届かなかった)、ハムストリング付着部の違和感・痛みが治っていない状態でしたし、仕方ないかな。
12/26、仕事を休んでゴッドハンドの鍼治療を受けてきました。 S.T.I.白石鍼灸院チーフトレーナーの橘広造先生の、佐倉治療室:。
橘先生のすごさは、上記Tarzanの記事にもあるとおりです。私の治したいところはハムストリング付着部の違和感なのですが、自分の予想通り腰椎分離すべり症の腰から来ていると。 腰回りの筋肉がガチガチに固まり、それが上体や下肢にも及んでいて、結果として坐骨神経を圧迫し痛みが出ていたようです。
- 施術は3Stageで行われました。
- 第1Stage:上半身から腰回りをほぐす鍼。その後10分間の温熱が終了すると驚くほど上体が軽くなっていました。腰の曲げ伸ばしで確認して、との指示。
- 第2Stage:次に腰椎周辺、背面だけでなく大転子と股関節の間を重点的に。そしてハム付け根付近。その後10分間の温熱でしたが、その最中に腰が痛くなりモゾモゾしました。効きの良さが表れて早くも好転反応が出てきたようです。腰と膝の曲げ伸ばしの指示。
- 第3Stage:これで終わりかと思っていたら、「最後に打っておきたい鍼がありますので」ということでおかわり。まさにハム付け根の患部の奥深く、「確かな手ごたえを感じながらやっています」とおっしゃるとおり、こんなに深いところまでやってくれるのかと思うとともに、ズーンとくる痛みが効き目を予感させてくれます。
施術中「来ていただいて良かったと思います。」と先生もおっしゃるように、これは鍼治療が一番効果的なのでしょう。自分でもわかります。
ほぼ1時間、じっくり施術いただき、初診料3千円+施術料8千円でした。ゴッドハンドの施術ですから、私はとってもお安いと思います。なお初診料はどの白石治療院にかかっても1回だけ、とのことです。
- 終わって駐車場まで徒歩が股関節周りの神経痛で辛かったです。帰宅後も腰痛があり、2~3時間横になっていたら収まってきました。
こうした好転反応は2~3日で収まるようです。今日は風呂にも入って良く、温めてくださいとのことでした。
- 肝心のランニングはどうなるのか。しばらくは、体が軽くなっても今以上に負荷をかけないように、とのことでした。要するに血行を良くするランニングから始めて、負荷の上限は現状まで。
次回まで出張続きで2月下旬まで再診できない事を伝えると、予約を入れたらその1週間前くらいからなら負荷を上げても良いです、そうすることで再診時に負荷を上げた時の様子もわかります、とのこと。
年末~年始
年末は針治療の効果もあり、静養しました。 年明けから、できるだけ毎日、6km程度の短い距離で刺激を与える「治療ラン」を開始。走って刺激を与えて、休んで回復させる、このサイクルの頻度を上げることで回復を早めてゆきました。 徐々に回復に向かい始めた感覚を得ました。
尼崎出張中
出張先でも治療ランを継続。週末の20kmペース走などこなせるようになってきた頃、ハムストリング付着部の違和感は、結論として、筋肉の過度の緊張による坐骨神経の圧迫が原因ということに気づきました。
そんな折にSRC-CチームメンバーのT氏から「トリガーポイント」というフォームローラーの使用を勧められ、ミニタイプ(でも25cmほどあります)を購入し試してみたところ、よくほぐれて調子が良いです。調子を上げて姫路城マラソンに臨むことができました。Tさんは私の救世主です、ありがとうございました。
今後のラン
3/18に板橋シティマラソンを入れています。 ハム付着部の違和感、坐骨神経痛とも上手に付き合いながら、これに向けて練習量と質を戻してゆこうと思います。
SRCは昨年5月末に入会しました。3月のレースを終えたら退会しようと思います。1年にも満たない期間でしたが、色々な刺激をいただきました。 また皆で集結して走りましょう!
昨年に引き続き、今年もつくばマラソンにエントリーし、本命レースとしてサブ3.5を目標に夏場もトレーニングを続け、月間300kmをこなしてきました。
ところが、前哨戦となる4週間前の水戸黄門漫遊マラソンで大失速、その後ハム付着部炎を発症しているようでした。
- その2週後の週末に15キロのMペース走を計画していましたが、直前の金曜日のジョグでハム付け根の違和感(+ピリッと痛み)が心配で、整骨院に行ってきました。 ハムストリング付着部炎と思うが、筋肉の損傷もありそうだ、とのこと。医師ではないから診断はできないが要するに軽い肉離れか?
- 2週間後のつくばマラソンは、もし本命レースでその後は走らないつもりなら、がっちりテーピングで走るのもありだが、12/17に別のフルマラソン(みえ松阪)があるなら、きちんと治してからそこに向けてリハビリのほうが結果もその後も良いのでは?との事でした。
- 10/29のレースで、自分的にはそんなに無理な走りをしたつもりは無かったのに、こんなことになるとはよもや思わなかったですが、加齢による体力低下もありつつ、お尻Maxの意識が強すぎてハムに必要以上の負担がかかる走り方だったことも合わせての故障ですね。
- 思い返せば、この走りに変えてから1月ほどですが、以前より練習中にハムの筋が張っていることが多く、4本指を立てて差し込みほぐすマッサージはしていましたが効果には疑問がありました。 レースでトドメを刺した感じでしょう。
- 更に思い出すと、レース3日前に、仕事で重い物を持ち上げる時に、腰から腿裏にかけてちょっとイヤな感覚がありました。この時に既にやってしまっていたのかもしれません。
- ということで、更に10日間は練習を自粛して、12日目に4.4kmジョグで様子をみて、直近の金曜日はキロ5:30ペースで6キロジョグしました。ピリッという痛みは全く出ず、しかしハム付着部の違和感は消えないので、無理せずジョギングで参加し早々に棄権することにしました。
- ジョギングといっても、キロ6分前後のペースでは走りたいので、ハムに負担がかからない、軸足の荷重に合わせて上体を乗り込み、遊脚も跳ね上げ時にハムで支えたら直後に太腿を下ろす意識でキックを抑制した、重心移動主体の走法です。
これは、3月の東京マラソンの時の「ペンギン走り」をベースに発展させた感覚で、今後のフルマラソンはこの走し方を基本で行こうと思っています。特別に速く走ることはできないけど、大崩れしにくい走りになります。
SRC応援グッズ
ただジョギングするだけではモチベーションが上がらないので、一緒に走るSRC-Cチームメンバーお二人の応援を計画しました。 応援隊メインにしておけば、妙な考えを起こして最後まで走ってしまうこともなく、十分に楽しめそうです。
- うちわと、のぼりを準備
うちわは100均グッズで作り、のぼりはSRCのデザインを模倣して入稿して作りました。(みちーさん、使用承諾ありがとうございます。)出張先の盛岡のホテルに届き、見たら思ったより大きく、2段伸縮のポールを持って走るのは危ないしランナーに迷惑がかかりそうなので、全長1.8mまで伸び自立する自撮り棒を買って結びつける作戦です。
- 応援スポット
スタート後にジョグで500mだけ走ってすぐにコースアウト棄権して、ジョグで20キロ地点までショートカットで先回りして応援。お二人を見届けてから35キロ地点までまたジョグで戻って応援。トータル15キロ程度のジョグの予定。
コースMAPに往路(緑)/復路(紫)のルートを記しました。
応援結果
シューズは、sauconyのMAXクッションカテゴリーのお気に入り、トライアンフ20を履きました。 クッション性が高いのに沈み込み過ぎず反発リターンが早い、軽くは無いが重すぎずテンポアップ走まで楽々こなせる、一度履くとクセになるマルチパーパスシューズです。
●走っている時に何を意識したのか?
- とにかくキックせず上体の乗り込みで走る。
- 遊脚の引きつけ直後に太腿を下ろす意識。
- 遊脚の引き戻しは意識せず下ろすつつ倒れ込む。
- 足はつま先を外向き意識で接地、お尻で受ける。
- 最大荷重時に、腰を押し骨盤を立てる。
●フォーム意識した結果起きた変化
- どうにか荷物を担ぎながら走り切れた。
●雑感
- 今日は着替え前にAさんと合流できたが、Bさんとは会えずスタート前集合としました。しかし結局全員Eブロック第二ウエーブスタート整列で集合できず、別々のスタートとなりました。
私は500mだけ走ってすぐにコースアウトの予定だったので問題はありませんでした。
- そこから20km地点へ移動JOG。慎重に走って無事に到着。着いて旗揚げ準備していると、目の前をランチューバーの三津家さんが通過。 後ろ姿に声を飛ばしたが聞こえたかなー?
- JOGで汗をかき、それが冷えてとにかく寒い。防寒着を着込んでも寒いので、この地点の動画は足踏みしていてブレブレですみません。 35km地点は固定して撮りました。
- Aさん通過確認。元気に手を振ってくれました。 でも、Bさんが来ない・・ ランアーズアップデートを見ると既に20kmを通過していました。お互い気づかずだったようです。でも動画には映っていましたので、チームのウオールには編集して貼りました。
- 荷物を畳んで、35km地点にJOGで移動。 その直前にランナーの走路に合流するので、係員の方から「計測チップを外してください」との指示があり。 ということは、外せば走路に戻ってもOKてことね?(解釈が甘い気がする。怒られそう)
- Aさんが来る前に、目の前を藤原商会の藤原さんが通過。誰かの伴走らしいが「藤原さーん、ファイト」って場違いの声をかけちゃったんですが、手を挙げてリアクションしてくれました。
- Aさん通過、だいぶペースが落ちてきている様子で辛そうです。ファイト!まだまだ行ける、と激励。
- しばらくすると、Bさんがすぐ手前の私設エイドでコーラを飲んでいるのに気づき、声を掛けたら今度は気づいていただけました。
- お二人を見届けて、荷物をそそくさと仕舞い込み、自分も走路を走って戻りましたが、なんとなくこのままゴールしたい衝動を抑えきれず、42km走ってきた皆さんと一緒にたった18kmしか走らずにゴールゲートをくぐってしまいました。でも沿道の応援はやっぱりいいですね。疲れた体に元気が戻ります。
- トータル18kmほど走ったようです。ペースはキロ7分。走った後も痛みは増しておらず、今後も徐々に様子を見ながら練習メニューを戻してゆこうと思います。
- 完走されたお二人、ナイスラン!お疲れ様でした。 え?Aさんはサブ3.5は逃しましたがPBだったんですか? おめでとうございます! ・・言ってくれないとわからないですよん。
- とにかく寒い一日でした。レース後に集合しようと連絡がなかなか合わずに時間がかかってしまい、すみませんでした。ヤキソバは安かったけど冷めてましたね。肉巻きオニギリ(?)が暖かかったので助かりました。
- 応援は2015年以来でしょうか、これはこれで自分も元気になるので良い物ですね。 皆さんも機会があればぜひ、ご一緒しましょう。
東京マラソン 2023、完走しました! いやもう、本当に夢のような時間が流れる週末でした。ブログ1本では到底書ききれませんが、エッセンスは漏らさず書き留めておこうと思います。
前日のランナー受付会場前。
ここで大人気ランチューバー、三津家(みつか)さん(応援ネーム:みつやさん?)が偶然にも動画撮影を終了しファンサービス中。最近すっかり大ファンになっている私めも、いつもの「やってみよう~」ポーズで一枚撮っていただきました。 4週連続のフルマラソンで公認コース自己ベストの2時間30切りを目指すようです。すごい!頑張ってください!!(私もね・・)
受付けはスムーズに完了して、EXPO会場へ。STARTSブースの記念撮影スポットで1枚。
シューズは、先日メルカリで購入し盛岡で受け取った中古の Endorphin Speed 3。EXPOでsauconyブースがあったので、お願いしてEndorphin Pro 3 を試し履き。持参したSpeed 3 との比較では、プレートはやっぱり硬く、Speed3よりクッションは少なくなっている印象。とても私の手に負える代物ではありません。 藤原商会さんが「じゃじゃ馬」というほどつま先のロッカー構造がキツく、初代ズームフライのように「カクっ」とならないようにうまく使いこなすのは難しい部類かと思いました。
当日スタート前の様子。Dブロック先頭付近に並びましたが、1時間半前に路肩に座って寒さを凌いでいたため、アップもろくにできず。 その代わり隣に座った見知らぬおじさんと若い女性と3人でマラソン談義で楽しく時間を潰してとてもリラックスできました。
- 結果
- グロス 3:43:32
- ネット 3:39:57
- GPSログ(GARMIN)
- 速報タイムと通過順位
- Garminラップ・心拍数・高度/ピッチ
今回はモルテンドリンクのボトル携行はせず、モルテンゼリーの携行に切り替えました。使いやすい腹巻きタイプのポーチと併用してスマホや貴重品持参で走行。前日と当日入場前までにモルテンドリンク2袋使用したうえで、ゼリーは今回25km、30km、35kmの3回服用し全く燃料切れにはなりませんでした。コスパは悪いですが安定した効果があり、ゴール後の内臓も割と元気で食事も普通にとれるので、今後はこれを標準にしようと思います。
レース展開として、終盤に家族の応援もあり、最後まで元気に走り切りたい思いが強く、序盤の下りで上げすぎないように慎重に入りすぎ、中盤までペースが上がらなくなってしまいました。
- Youtubeに上がっていた、7km付近の動画、5:27あたりに画面中央を通過する白キャップ白シャツ、サングラス、ピンクシューズが私です。この時点で4.0ペーサーの7分前、3.5ペーサ通過から2分30秒も差が開いていました。5km~10kmの平地区間でペースが落ちたことが、今回タイムが振るわなかった一番の原因と考えます。
https://youtu.be/krdv43ggMqQ?t=319
姿勢は猫背になっておらずリラックスできているので、もう少し前傾して接地時間を短くすれば、キロ5分を切って巡航できるように思います。今後の課題。 - 33km付近、15分10秒くらいに画面中央を通過、この辺りから必死に追い上げ結構な人数を抜き戻しました。3.5ペーサーから11分遅れ。
https://youtu.be/wwscXn5w4PE?t=905
そのおかげで後半も足は35キロ付近で膝筋がピクっとなったためコムレケアで攣り予防しましたが、どんどん棒のようになっても体は元気で、一番キツイ39km付近の芝公園前の家族の応援にも元気に応えられました。
14キロ過ぎで、運よく先頭集団とすれ違いました。「大迫ー!!」と大声で応援しました。
イベントの運営は、さすが世界6大メジャーマラソンだけあってあらゆる部分に工夫がされていてすばらしいと思いました。 また何より途切れぬ鈴なりの声援はランナーに本当に元気を与えていただけたと思います。 私は最後の石畳でも元気でしたので、「みんなありがとう!みんなありがとう!みんなありがとう!みんな・・ ごほごほっ」と連呼して走りました。
- 走り終わった後、応援してくれた家族と最高に美味しい昼食とアルコール(山崎ウイスキー水割り)
抽選倍率10倍で当たった夢の時間でした。関係された方々に本当に感謝いたします。ありがとうございました。
昨日、第70回 勝田全国マラソン 完走してきました。
大会が開催されていた3年前までは、毎年1月最終日曜日は、同日に開催されていた館山若潮マラソンに参加していました。 風光明媚な南国感溢れる景色と、30km付近にある激坂が名物の人気の大会でした。
しかし、2018年の転職で千葉市から離れた後は茨城県が間近の北総地区の自宅から館山に参加するにはかなり遠く4時間以上かかります。今年は車で2時間以内で行けるひたちなか市の勝田に初めて参加してみることにしました。 館山のような気持ちよい景色は望めませんが、天候が恵まれれば坂道は25km付近1か所と終盤の緩いアップダウンを除けば割と少なく、記録もそこそこ出そうな大会です。
当日は、これ以上無いというくらいの気温・晴天・微風のマラソン日和。気持ちよく走れるので序盤の突っ込みすぎには要注意ですね。
使用シューズは、2週間前に雨の高滝湖ハーフでも履いた、(Saucony)Endorphin Pro 2です。
スタート前、Eブロック。今回は胸に差すタイプのハイドレーションボトルでモルテン(+アミノ酸+経口補水パウダー)ドリンクを着装、補給は走りながらでも概ねスムーズでしたが、重さと揺れが気になりました。次回はウエストポーチに戻そうかな。。 もうモルテン無しのレースは考えられず、携行方法は永遠の課題です。
前半はとにかくリラックスしてゆっくり一定ペースで走り、中盤も飛ばさない、30km以降で調子を見てペースアップの作戦で行きました。 結果、
- グロス 3:40:46 ネット 3:38:49 総合2847位、50歳代の部 840位
30km手前までは、思い描いたとおりのレース展開で5:00~5:05/km程度で終盤に脚を温存できていたつもりでした。これはこのまま行けそうだな、と30km過ぎで思ってしまったのが油断の始まり。
ほんの少しペースアップ気味にしてごぼう抜きで気持ちよく走っていったところ、35kmで足が動かなくなり、お尻とその下の腿裏、前腿、ふくらはぎ、全て一気に疲労が噴出してペースダウン。4回ほど止まって屈伸運動をしてから再開し、最後は膝まで攣りそうになってどうにかゴールしました。 止まらず走り続けられれば良いのですが、足の状態によっては屈伸してすぐに走り出せば心拍数もあまり落ちないので大丈夫ですね。(歩いてしまうとアウトですが)
ちなみに、一緒に参加したサブスリー還暦ランナーのOsdさんは、年末年始に2週間以上走れない期間があったにも関わらず、その後の練習で復活し、グロス3:01:33、ネット3:01:17、60歳台の部 5位で走り切っていました。脱帽です。
下のグラフは私のGARMINのログで、これを見るとわかることが2点。
- 15km付近の急坂のあと、心拍数の細かな変動幅が大きくなっている。 これは二の腕に巻いた心拍計そのものの計測異常によるものなのか、はたまたフォームが変わった結果なのか。。
- 30km以降、平均心拍数が150bpmに張り付いていて、呼吸と心拍数的にも長続きは難しかった。5年前までは160bpmでも粘れたのに、加齢による体力低下は進んでいますね。
今回の成果としては、お尻ランのコツをだいぶ掴めたことです。序盤はリラックスで行き心拍数と呼吸を抑えるのには適しましたが、脱力しすぎて接地時間が伸び微妙に脚を使っていた懸念があります。 途中からは着地と脚の内転タイミングを調整して、脚をぞうきん絞りのように筋膜で筋肉を圧迫することで、脚に負担がかかりにくい接地時間の短い走法ができ、ペースダウン後の粘りに繋がりましたが、今度は心拍数と呼吸が上がってしまいました。 なかなか両立は難しいです。
そして(Saucony)Endorphin Pro 2 の評価ですが、やはりカーボンシューズは最後の粘りはキツイですね。ミッドソールの中の硬いカーボンプレートの存在を感じながら、棒のようになった脚で体を前に進めるのは苦痛でした。
このシューズも、メルカリ行きかなあ。。もう少し考えてから、3月5日の東京マラソンで履くシューズを決めようと思います。
3月にAdizero Japan6 (Adios6)を購入して間もないですが、久しぶりにミズノのWave Aero 20+R を6月13日に購入しました。
このシューズは4月に発売されていたのですが、ネットの評価を見てから、タイムセールを狙って購入です。メーカー希望価格¥16,500円のところ、Amazonで¥11,694円(税込)で購入。(今だともう少し安いようです) 但し3E幅を選ぶとカラーはブラックしかなかったのが少々残念なところ。まあでも普段使いもできるし、たまには渋いランニングシューズも良いでしょう。 26cm(3E)片足で220gと、まあまあの軽さです。
6月に購入したとき、岩手県の盛岡に出張中で、ホテルに配達してもらいました。 届いた翌日に早速、早朝ランで試してみてから、その後も日常的に使っています。
盛岡駅近くのお気に入りランニングコース、雫石川沿い、少し遠くまできて、遅めの田植えが終わった田んぼから岩手山の遠景
以下、既にトレーニング用として使っていて400km走行した、Adizero Japan6との比較をしながらの感想です。
- 軽さは、Adizero Japan6とほとんど同じで、26cm(3E)片足で220gと事前予想より軽量でした。走ってみても、重さを感じるのはスピードを上げたときくらい。
- クッション性はかかと部の硬めなAdizero Japan6に比べれば、かなり快適です。日常のジョギングにもロングランにも十分に使えます。
- ミズノお得意のパラレルウエーブプレートがグラスファイバー化され、Energy Liteをフルレングスで使われているので期待した反発性は、それほどでもありません。 これに関しては、Adizero Japan6でミッド~フォアフットで走った時の反発に軍配があがります。 スピード系のポイント練習ではAdizero Japan6を使うのがベターですね。
- このシューズの一番の良さは安定性です。少々ラフに外足部で着地しても、ブレや局所的な沈み込みなどの挙動はほとんど感じられず、何事もなかったように前足部中心から抜けてゆきます。 もう少し母指球側から抜けてほしいかな、という気もしますが、長い距離を走るにはこのくらいのほうが良いのかも。
- 耐久性はまだ55kmしか走っていないので何とも言えませんが、アウトソールのツブツブ部分の減りが早いのでは? という第一印象でしたがそれほどでもない気もします。 まあ、地面に擦るような接地の人は減りが早いかもしれませんが、何とも言えません。
ということで、サブフォーからサブ3.5ランナーの日常ジョギング中心使いには、十分使用に耐えるシューズだと思います。 私の場合は出張がとても多いので、マイカー出張の場合はAdizero Japan 6と2足持参、短い出張の時にはWave Aeroのみ、という感じで、良い仕事をしてくれそうな気がします。
(追伸)
昨日、元内閣総理大臣の安倍晋三氏が殺害されるという信じがたい事件がありました。 安倍氏が日本国のために身を捧げてきた日々を思い、ご冥福をお祈りいたします。そしてこの言葉以上の感情が沸いています。 この国はいつからこんな国になってしまったのでしょうか。日本国の今後を憂います。
先日の季節の荒川フルマラソンで、カーボンプレートの硬さを生かせる前傾の走りは僕には フルマラソンには無理だなと自覚。
以前よりトレーニングには(ナイキ)ズームペガサスターボ2を愛用し、1年半フルに使って2,000km以上走りまして、だいぶすり減りズームXの反発もヘタってすっかり落ちてしまいました。
その後、ズ-ムフライ3やズームフライフライニットなども時々使っていますが、カーボンプレートを履きこなす練習には向いていますが普段のトレーニングとしてはもっと接地感がしっかりしていて、でもある程度厚底でクッションも欲しい。 途中、(NewBalance)Fuel Cell Rebel v2も買って時々履いてますが、サイズが小さめで右足爪に当たり爪がつぶれるなどの不都合に加え、クッションがソフトすぎてトレーニング用には不安定すぎました。(そういう意味でもペガサスターボ2は本当に良いトレーニングシューズでした)
色々物色していましたが、昨年6月に発売されたAdidasのアディゼロ アディオス6(日本名アディゼロジャパン6)がペガサスターボに近い厚みで性能も丁度良さそうで、価格も定価14千円台が今なら半額近い7千円台。ということで、ワイド版のピンクに近いレッドのを購入。
重さもそれほどではなく、以前好んで履いていたアディゼロジャパンブースト3とほぼ同じ、初代ズームフライと同等で、走行中もほとんど気になりません。ドロップや安定性、接地感などmiznoウエーブシャドウと似ており、好みですね。
この3連休は横浜でソフト改造の仕事でしたが2日で終了したので今日は話題の多摩川スカイブリッジを渡ってきました。
- 履き心地・走行感
サイズはゆったりめ。脚入れから走り出し当初、スピードに乗るまでは思ったより硬めの印象でした。 6日ぶりのランニングで心拍数も上がらずテンション低めで、なかなか調子に乗れません。 でも多摩川スカイブリッジの登りでスピードアップしてから、爽快な景色に気持ちアゲアゲでそこからビルドアップ。
速度を上げるとアウトソールのTorsionSystemと前足部のLightStrike PROミッドソールの反発が効いてきていい感じにスピードに乗れます。ミッドフットで接地し踵で地面をパンッと軽く弾いて外足から母指球で押しつつ抜けて行く、素早い動作に誘導してくれる感じで、早いピッチを刻みつつストライドも伸ばして行けます。
加えてカーボンプレート不使用により過度の推進力もなく自分の力で進むからか、その速度をそれほど疲労感なく持続できる気がします。
但し、速度が上がれば心拍数はそれなりに上昇するので、心肺トレーニングにもなりますが心肺の負担軽減は見込めないと思います。
ということで、初日はとても快適でした。 何より中厚底なのに接地感がしっかりしており、参考としてリンクを貼った動画でも言う通り操縦感の高いシューズなのでトレーニングに最適。 そして普段のジョギングにもレースにも使える、オールラウウンダーだと思いました。 アウトソールは以前から耐久性に定評のあるコンチネンタルラバーを使用しており、長く使えそうですので、しばらくはこれを中心にトレーニングに励もうと思います。
(追記)
ふと前任の1年半で2000キロ走ったトレーニングシューズ、ナイキズームペガサスターボ2を見たら、アッパーサイドがほつれ、左側はソールが剥がれていました。これで走り続けていたら危険でしたね。ぎりぎり買い替えが間に合った感じ、いや、間に合っていなかったのか。
ターボ2、ありがとう。レースには一度も履かなかったけど、日々のトレーニングに本当にいいシューズだったよ。