一昨年以来、2回目の勝田マラソン、無事に完走してきました。以下、KNR(気ままに日報ランナーズ@Facebookグループ)に投稿したレース報告の丸コピーで失礼します。
結果
いつもならとっくに夢の中の時刻ですが、ゴール後に皆さんとマッタリしてから東北方面にマイカー移動し、21時半にホテル着。先ほど洗濯と大浴場に浸かってきたところです。
疲れているはずなのに、ハイになったままなのか運転も一度も睡魔に襲われず、今も眠くないので報告書いてしまいますね。
KNRの皆さま応援ナビに沢山のメッセージ、ありがとう御座いました。全然綿密な計画通りではなく、行き当たりばったりで体の負荷を常に気にしながらの臆病レースでした。
結果は、シーズンベストどころか、ネットでギリ3時間45分を切って3.44.57でした。まあいつものように頑張りましたが、勇気を持って突っ込んだりしなかった分、ゴール後の体は楽で、補給はモルテンだけにしたおかげか胃腸も割と元気です。以下、長文失礼します。
- GPSログ(Garmin)
測定ポイント | スプリット | ラップ | 通過時刻 |
---|---|---|---|
Start | 00:04:23 | 10:34:25 | |
5km | 00:30:12 | 0:25:49 | 11:00:14 |
10km | 00:55:42 | 0:25:30 | 11:25:44 |
15km | 01:21:46 | 0:26:04 | 11:51:48 |
20km | 01:48:11 | 0:26:25 | 12:18:13 |
中間 | 01:53:53 | 0:05:42 | 12:23:55 |
25km | 02:14:09 | 0:20:16 | 12:44:11 |
30km | 02:40:57 | 0:26:48 | 13:10:59 |
35km | 03:08:42 | 0:27:45 | 13:38:44 |
40km | 03:36:54 | 0:28:12 | 14:06:56 |
Finish | 03:49:20 | 0:12:26 | 14:19:22 |
振り返り
- 本日ゴール後に東北方面のマイカー出張移動が待っていて、昨晩から今朝は「この荷物はどこに入れればいいんだっけ?」の連続で、よく寝たつもりなのに朝からGarminのボディバッテリーか40%しかなく、会場に向けて運転で既に元気があまりない状態。
- 運転中にモルテンドリンク2本めを飲み切り、東海駅近くの駐車場に停めておにぎり3個を食して、トイレに寄って出発。終わったら運転長いし、この時点で既にシーズンベストは出ないなあと弱気でした。
15kmまで
スタート後に大通りに出たら、早速、Nさんがグイグイ行くわ行くわ、2キロくらいはすぐ後ろにいたのですが諦めてマイペースに移行。15kmくらいまでは状態を考えればまあまあのペースで行けました。今日は名物の風も集中していたのでそれほど気にならず。
20kmまで
15km過ぎて、18kmでSさんの応援を受けて力が湧いて、少しペースアップしましたが、すぐにペースダウン。少しづつペース維持が難しくなりました。19kmでモルテンゼリー(黒)投入。
だんだんとペースダウンしてゆきます。特に登りでスティープヒルランニングのフォームでできるだけ脚を使わないように気をつけると、どうしてもスピードダウンしてそこから元のスピードに戻せなくなっていきました。
30kmまで
それでも、最近のマイブームの遊脚下ろし時に反動で骨盤が引き上がる、を積極的に意識することで、ペースダウンを最小限に走れると分かってから、この意識で粘ってゆく作戦としました。28kmでモルテンゼリー2回目投入。
40kmまで
- 30km.35km.40kmと、少しづつ落ちてゆきます。給水直後の呼吸の乱れが回復するまでの時間が伸びてゆき、ロスタイムも長くなっていきました。
- 今回は実験的にアミノ酸系ジェルは持たず、給水もアクエリは血糖値の変化が心配で出来るだけ取らずに水主体。途中までは良かったですが、中盤から何となくミネラル不足を感じたので、アクエリ2回ほど。
- それでも収まらず、最後は水と梅干し。これが効いてしばらく元気に走れました。塩分大事。 どうにかサブフォーペースの5分40秒くらいを維持して終盤まで走れました。37kmでモルテンゼリー3回目。それにしても、終盤の坂はキツカッタ。
- 脚が釣りそうな感覚もありましたが酷くならず、最後までコムレケアのお世話にならずに行けたのは久しぶりです。これは大きな収穫。
ゴール!
- 40km過ぎて、待っていてくれるだろうSさんを探し始めたのですがなかなか見つからず。。あ、いました!あと800mくらいのところだったでしょうか? 「沖野さん、すごいです!還暦の走りではありません、かっこいー」なんとSさん並走してくれているではありませんか! 元気をもらうなんてものではなく本当に嬉しかったです。
- 「3時間45分を切りたいんです!」と叫んで少しペースアップできましたが、500mくらいで息切れして「疲れてきました」と弱音を吐いたら「頑張って! ガトリング走法ー!!」なんて叫んでくれて、そうだ最後にガトリングピストル発射! スピードアップしてゴールに飛び込みました。わずか3秒、3:45:00を切れたのは、本当にSさんおかげです。ありがとうございました!
- ゴール後、会社のOsdさんと待ち合わせていたら、なんとNさんとKさんが会場で待っていたらしく、強風で寒い中、申し訳ありませんでした。 Iさんは山形のご友人と帰宅されましたが他のメンバーでアパホテルのロビーに集合し、まったり楽しく健闘を称えあえました。こういう時間、嬉しいです。
その後
- KNRの皆さんと別れた後、お腹が空いて、モルテン効果で胃腸が元気だったので、車を停めた東海駅のイオンでラーメン唐揚げ定食にチャレンジ! ラーメンは完食できたけど唐揚げは2つ目で撃沈しました。 フードロスは大嫌いですが神様、変態になりきれずごめんなさい。
- あらためてNさんのサブ3.5達成おめでとうございます。 そして実は日報で知りましたがOzさんもPBだったとのことで、おめでとうございます!
- 総括として、今回のレースで目標は達成できませんでしたが収穫も多くありました。まずは失速してもサブ4ペースで粘れる走り方を体感できたことです。遊脚の下ろしの反動を利用して骨盤の引き上げをサポートすることで、脚が重心真下に下りてきやすくなり、地面の反力で前に進みます。結果として前腿の負担が減ったことで、最後までサブフォーペースを維持できたと思います。今後、この点を常に意識して練習に励み、更に精度を上げてゆこうと思います。
- あすから出張です。東北方面はきっと雪で走れないと思って来ましたが、来てみてビックリ積雪ゼロ! 少しランオフ挟んでから、ランニング再開しようと思います。
昨日、第70回 勝田全国マラソン 完走してきました。
大会が開催されていた3年前までは、毎年1月最終日曜日は、同日に開催されていた館山若潮マラソンに参加していました。 風光明媚な南国感溢れる景色と、30km付近にある激坂が名物の人気の大会でした。
しかし、2018年の転職で千葉市から離れた後は茨城県が間近の北総地区の自宅から館山に参加するにはかなり遠く4時間以上かかります。今年は車で2時間以内で行けるひたちなか市の勝田に初めて参加してみることにしました。 館山のような気持ちよい景色は望めませんが、天候が恵まれれば坂道は25km付近1か所と終盤の緩いアップダウンを除けば割と少なく、記録もそこそこ出そうな大会です。
当日は、これ以上無いというくらいの気温・晴天・微風のマラソン日和。気持ちよく走れるので序盤の突っ込みすぎには要注意ですね。
使用シューズは、2週間前に雨の高滝湖ハーフでも履いた、(Saucony)Endorphin Pro 2です。
スタート前、Eブロック。今回は胸に差すタイプのハイドレーションボトルでモルテン(+アミノ酸+経口補水パウダー)ドリンクを着装、補給は走りながらでも概ねスムーズでしたが、重さと揺れが気になりました。次回はウエストポーチに戻そうかな。。 もうモルテン無しのレースは考えられず、携行方法は永遠の課題です。
前半はとにかくリラックスしてゆっくり一定ペースで走り、中盤も飛ばさない、30km以降で調子を見てペースアップの作戦で行きました。 結果、
- グロス 3:40:46 ネット 3:38:49 総合2847位、50歳代の部 840位
30km手前までは、思い描いたとおりのレース展開で5:00~5:05/km程度で終盤に脚を温存できていたつもりでした。これはこのまま行けそうだな、と30km過ぎで思ってしまったのが油断の始まり。
ほんの少しペースアップ気味にしてごぼう抜きで気持ちよく走っていったところ、35kmで足が動かなくなり、お尻とその下の腿裏、前腿、ふくらはぎ、全て一気に疲労が噴出してペースダウン。4回ほど止まって屈伸運動をしてから再開し、最後は膝まで攣りそうになってどうにかゴールしました。 止まらず走り続けられれば良いのですが、足の状態によっては屈伸してすぐに走り出せば心拍数もあまり落ちないので大丈夫ですね。(歩いてしまうとアウトですが)
ちなみに、一緒に参加したサブスリー還暦ランナーのOsdさんは、年末年始に2週間以上走れない期間があったにも関わらず、その後の練習で復活し、グロス3:01:33、ネット3:01:17、60歳台の部 5位で走り切っていました。脱帽です。
下のグラフは私のGARMINのログで、これを見るとわかることが2点。
- 15km付近の急坂のあと、心拍数の細かな変動幅が大きくなっている。 これは二の腕に巻いた心拍計そのものの計測異常によるものなのか、はたまたフォームが変わった結果なのか。。
- 30km以降、平均心拍数が150bpmに張り付いていて、呼吸と心拍数的にも長続きは難しかった。5年前までは160bpmでも粘れたのに、加齢による体力低下は進んでいますね。
今回の成果としては、お尻ランのコツをだいぶ掴めたことです。序盤はリラックスで行き心拍数と呼吸を抑えるのには適しましたが、脱力しすぎて接地時間が伸び微妙に脚を使っていた懸念があります。 途中からは着地と脚の内転タイミングを調整して、脚をぞうきん絞りのように筋膜で筋肉を圧迫することで、脚に負担がかかりにくい接地時間の短い走法ができ、ペースダウン後の粘りに繋がりましたが、今度は心拍数と呼吸が上がってしまいました。 なかなか両立は難しいです。
そして(Saucony)Endorphin Pro 2 の評価ですが、やはりカーボンシューズは最後の粘りはキツイですね。ミッドソールの中の硬いカーボンプレートの存在を感じながら、棒のようになった脚で体を前に進めるのは苦痛でした。
このシューズも、メルカリ行きかなあ。。もう少し考えてから、3月5日の東京マラソンで履くシューズを決めようと思います。