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なーお さんの日記

 
2006
3月 26
(日)
23:59
本文

最後の悪あがきで、3D-subakoのディフューザーの製作に着手しました。

使用した材料は、 25mm厚シナランバー材です。 このランバーコアには、パイン材(松)が使われています。 SPボックス本体ではないので、音質に与える影響が少ないと考えて少々安価な材料にしました。 それに25mm厚であれば、重ねる枚数も少なくてすむので積層工法に向いています。
板取り中の画像。

dif-cut.jpg

 6種類7枚x左右分の寸法の異なる部品を間違いなく切り出すために、今回は型紙を作り転写する方法で板取りしました。 型紙を裏返せばミラーイメージになるわけです。 板取設計図なしでもできますし(笑)。

dif-1.jpg

切断と1次グラインディングが終了し、仮組み状態。まだ接着していません。 ケーブルの通し場所に苦労しました。 少々使い勝手が悪いです。

dif-2.jpg

良く見ると、グラインディングがいい加減なのがわかりますね。 接着前に、もう一度手を加えます。

さて、接着もしていない仮組みでの音ですが、低音は良くでるようになりました。(開口面積が増えたようです。) スピーカーの左右を入れ替え、音道 を半回転分長くしたおかげか、簡易測定では35Hzも十分に出ています。(32Hzは少ししか出ない。急降下しています。) ただ、中低域の音漏れ・こも りが増えてしまいました。
結局、出口にほんの少し吸音材としてサーモウールを詰めました。 これがかなり効きまして、良い感じになりつつあります。 まだ油断はできませんが、経過は良好ってところでしょう。

では、次回(ラストスパート?2)の報告をお楽しみに! 

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コメント一覧

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ワタヤン   投稿日時 2006/3/27 15:30
スパイラルダクトの開口部位の工夫でも変わる
ものなのですねー。 手を掛けてさらに良くなると
いうのは自作の醍醐味ですが、普通はなかなか
上手くはいかないものですよね すばらしい!
なーお  投稿日時 2006/3/27 23:04
ワタヤンさん

> 普通はなかなか上手くはいかないものですよね

はい、決して思い通りに行ってるわけではないんです。 シリコンシーラント+発泡スチロールで予察していた時よりも中音の漏れ・コモリが増えてしまいました。
でもまあ、空気室に吸音材を使わずに済んだ分、ここで最後は吸音材に頼って妥協します。(空気室に入れるよりも音の劣化が少ないようです。 今回のスパイラルは基本的にはバックロードと同様の傾向です。)
吸音材処理により、「この中域の漏れは気になるな」が 「少々エグイかなこの中域」 という程度に良化した感じです。 まだまだ細部の煮詰めの余地はありそうです。



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