以前のトピで書きました測定機器の、Behlinger ECM8000が届きまして。
早速、カゼかインフルか判定つかなかった熱の下がり具合をみつつ、休み休みやりました。 (体調不良で仕事休んでこんなことやってちゃダメですよね。。) お蔭様で夕方には36度台まで下がってました。
ファンタム電源兼自作マイクアンプをテキトーに完成させて、測定しました。 え?中ですか?? とても見せられるものではありません(^^;;
とりあえず測定風景っぽい画像ってことで。 カメラ用の三脚を流用です。 使えるものは全て代用。
まずは、いつものWaveSpectraで。 入力ボリウム最大にしても、今までより感度が低い。 オペアンプ TI NE5532P 内臓の2回路パラって、 帰還抵抗値ボリウムをMAX(50KΩ)に上げてもこの程度。
しかし測定結果自体は、これほどフラットな高域を除いては今まで取ってきたものにほぼ等しいので一安心。 特に2日に取ったELECOM MS-STM5とは高域以外ほとんど差が無いですね。あんな安物でも結構やるじゃん。 あ、この測定ではマイク補正かかっていませんので念のため。
さて、では鬼門のSpeakerWorkshopでの測定です。
★今回は、「まずやってみました。」という感じのデータですので
その旨胸に仕舞って読んでください。 ★
そして1から10まで、いつもの オヤさんのブログと同じようにやってみることから始めました。
1、CH間位相補正。 これはマイクを使わないのでゲイン不足に苦しまずにできます。
2、マイク補正。 これもデータを参照設定するだけなので。。
3、Gate時間を算出するためのPulse測定。
・・ここからマイクと片chループバックさせた専用ケーブルを使用しての測定です。 早速、マイクアンプのゲイン不足。AM値で20K以上必要なところ、5Kしか出ません。 でもこれ以上ボリウムを大きくすると、家族迷惑になるし、 と りあえず今回はこれで測定しちまうぞと。 Gate時間の設定方法は、英文マニュアルや 非公式マニュアルを読んでみたものの、判ったつもりでもPulse測定グラフみてもどうして良いのかさっぱり。 結局、30Hzが測定可能なように 0-33ms間のデータをPickするようにGate設定をしただけです。何の意味も無い鴨。
4、NearField 測定 マイクをユニット直近に(私は5cmくらいにしました。)
5、Port 測定 スパイラル出口に突っ込んで・・
6、FarField 測定 今回は軸上1m。 50cmくらいの方が良かったか?
上記を重ね合わせたグラフが、↓です。
がひょーん。 低域不足の図。
100Hz 付近のピークは何だろう。。 WaveSpectraでは出ないし、WaveGainでPCからリアルタイム生成してWaveSpectraで取っても出 ないから、デバイスやマイクアンプ関連の問題では無さそう。。うーん、SpeakerWorkshopの何かか。。
その他、でこぼこが大きいのはその通りって感じです。 正直言うと気にすれば気になります。 特に50Hzのディップは、位相が反転するのでどうしようも無い。。
そ れと、黄色の線のGate測定(間接音をカット)ですが、30Hzまで測定できるハズが、実際は100Hz以下が急降下。 ・・ これって位相が遅れすぎ て33msのゲートでちょん切られちゃってるってことですよね、たぶん。 イヤー、SpeakerWorkshop恐るべし! 「バックロード的なス ピードある低音」と思ってきたことの誤りを、気になった次の日に見事に指摘されてしまった感が有ります。 なんだ、40Hz付近のヘルムホルツ共振と変 わらないじゃんって。(涙) これは相当凹みます。。 <でも↓でswanも同様でした、少し安心。>
7、S-Swan-FE108Sも測定。
念のため、これも測ってみました。
思ったとおり、50Hz以下はほとんど出ていない感じですね。まあ球形空気室の積層が剥がれて空気漏れしているっていうのも大きな原因ですね(笑)。
それにしても、100から200Hzは低域出過ぎくらいに(ちょっとブーミーで聞き疲れする)出ているはずなんですが、 SpeakerWorkshopよ、君は低域控えめに出るのか? 原因不明。
<060304追記>S-Swanも33msのGate測定をしてみました。↑の画像は差し替え済。これもやっぱり100Hz以下が落ちているので、33msくらいではバックロードの低音は取れないみたいです。という結論に今日はしておこう。<追記おわり>
subakoとswanを同じボリウム位置で測定。swan(6N-FE108S)の2から5Khzの音圧の高さが一目瞭然。 subakoの 200Hz強のディップは目立つなあ。。 低域の厚みはSwanの勝ちですが、でもsubakoの聴き疲れしない低音の質は大いに魅力です。 ウッドベー スのソロなど聴き惚れちゃいます。
ということで、大変駆け足でしたが、これにて今回のクールは終了。
週末に屋外で測定するかもしれませんが。(笑)
それにしても、オヤさんのサイトがなかったらこんなこと、私には出来なかったでしょう。 感謝感激、雨あられです。 本当にどうもありがとうございました。
<060304 ここにも追記>
屋外での測定をしました。
一応、影響の少なそうなデッキ上を選んで向きも考慮したつもり。。 Wavespectraでsinスイープで取ったF特が、予想通りに低域だらさがりで凹凸の少ない綺麗なグラフだったのですが、PC保存時に迂闊にも消してしまいました(涙)。
で、SpeakerWorkshopでの測定グラフです。
中域以下は室内のグラフと似ています。 高域は室内の測定で軸上からずれていたのか、壁の反射で減衰していたのか。。 そして200Hzのディップが消えています。 どうやら部屋の影響だったようです。
これでわかったことは、SpeakerWorkshopで測定すると室内でもそこそこの測定ができると見て良いのでしょうか。。 まあこれも「やってみました」というレベルの話です。。
ブログをまとめて、自作アンプの現状ページを作りました。 逐次、加筆してゆきます。 とりあえず現状の回路図、パーツリストを掲載。
http://www.naaon.com/modules/plactice/index.php/content0196.html
今日、子供たちの二段ベッドを分離して子供部屋に配置しました。
3年前の秋の自宅の新築後、しばらくは寝室にふとんを敷いて一緒に寝ていた子供たちですが、昨年秋ごろから私たちを離れて2人で子供部屋で布団を敷いて寝るようになっていました。 そして今日、いよいよ私たちも別々に子供部屋に。
私たちが一緒だった期間はわずか2年間の短い期間でしたが、これからは別々に床に置かれて子供たち夫々を見守ってゆきます。。
とまあ、2段ベッドの気持ちになって親の気持ちを表現してみました。 親として少し感慨深い日でした。
**
一方で一昨日、仕事中に「親綱」という文字が書けなくなりました。 パソコンの漢字変換の副作用で「親」が書けない瞬間。。 いや単に物忘れが激しくなっただけか?? その場は「親不孝者でしたか?」と冗談で笑ってしのぐしかなかったです。 その話に妻は「それより親としての自覚が足りない?(笑)」との一言。 まあでも、今日は親してたかな。
外付けディプレイのマルチ化-その2。 ノートPC+外付け2画面は以前の構成でも可能だったのですが、そのうちの1台:三菱の RDT214S は2007年購入品で、バックライトがLEDではなくて消費電力が大きくて夏場に暑い。
もう1台は2011年に購入したLGの E2341V-BN で、通常時28Wで既に省電力。
今年の夏は 大型案件のソフト製作にどっぷり浸かっている時期なので、外付2画面構成での省電力化をしておきたいと思っていました。
ということで先日、三菱のワイド23インチ、 RDT234WLM-D を購入したので、同じく買ってあった壁掛けモニターアームをDIYで取り付けて、手元をスッキリさせることができたのでその記録。
...
山形県内への出張の晩の宿を仙台にとり、翌日、東日本大震災の甚大被災地、石巻へ。
多くの方がそうだと思うが、何の役にも立たないのに行くべきでは無いんじゃないかとか、どんな顔で、どんな気持ちで歩いたら良いのかとか、一通り考えて迷ったが意を決して行ってきた。
なお、被災場所の写真はとても撮る気になれなかったので無いです。
仙台~石巻間は、仙石線が通っているけど途中がまだ開通しておらず連絡バスになるから、臨時高速バスで仙台駅前→石巻駅前まで乗車して行った。
(時刻表はこちら)
駅から徒歩で30分かからないうちに、テレビやネットで紹介されている悲しい情景に行きつく。 歩いたルートはこのように狭い範囲にとどまったのだが、理由は体力的限界では無く、とにかく気持ちが続かなかった。 もっとも、更に海岸方向ははがれき仮集積場になっていることから近寄りがたい面もあった。
歩いているうちに家の跡地に献花があったので、少し離れたところから手を合わせ亡くなられた方々のご冥福を祈り、その場を後に。
小高い山の上に、日和山公園と鹿島御児神社がある。 海側の正面参道から上ったのだが、ここはかなりの段数の階段を上ってゆくため大変息が切れた。 震災の際は多くの人がこの階段を上って難を逃れたのだという。
神社へ参拝したら少し気分が落ち着いてきた。
のどが渇いたため、茶屋にでも入ろうと思って巡っていると、シュークリームがおいしそうな かざみどり工房という店を見つけて休憩。 なんでも通販まで行うほどの人気商品らしいので、お勧めの「黒豆シュークリーム」とアイスコーヒーをいただいたところ大変おいしかった。なお、震災以降は通販を休止しているとのこと。
日和山の北側の道を下りていき、しばらく歩いたことろに、銀玉水という店が営業している。 周囲には開店できない店や津波で壊れたままの店などが多いのに、昨年の8月に再開した様子。 ランチのさしみ定食をありがたくいただきました。
仙台からわずか2時間たらずで別世界と化した情景に行きつくという現実。。 2時間半程度の短時間の滞在、実際に行って現場を目の当たりにし、何もできないことは最初からわかっていたが、それでもここで感じた様々な思いを胸にしまって、そのまま仙台行き高速バスで帰路についた。
(番外編)
前日は、XOOPS東北の安達さんがお迎えしてくださり、仙台駅前の利休本店で名物の牛タンの定食いただいた。 肉厚でジューシー。これで1,550円とは人気なのも当然。(飲み物・とろろは別) 安達さん、ごちそうさまでした。
そして、XOOPSにまつわる色々なお話と、叱咤激励の数々、大変ありがとうございました。 またそのうちお邪魔します。
ブログ投稿に間が空いてしまったが、製作は継続しています。
最初に、現時点での音出しにて録音してみた動画をYoutubeにアップしました。低域は良く伸びている割に中低域の薄さが無く、いつものわたし好みのキレがあります。
15mm厚塩ビバッフルも、変な響きを感じず予想以上に良いです。
(追記)最初からこのようなバランスの良い低域が得られたわけでは決してなく、VU75直管ダクトで試行錯誤を繰り返していましたが歪感の除去や音質バランスがどうにもとれず、虎の子のVU100スパイラルの出番となったわけです。
以下は製作中の様子。
寸法関係によりソケットに管が食い込むためのサイン波削り込み
第二ダクト部品切り出し。当初、φ75mm直管
VP 管なのでいつもは外径を削り込むのだけど、今回はM -TK さんに以前教えていただいた、スリット法を採用。作業がだいぶ楽になった。
エアタイトに少々対策が必要かも。
スパイラル外径の削りが不足し、現時点ではスポンジテープを外周に貼るとVU150クリアパイプに入らないため、裏面に仮貼り
本邦初(?)のデュアルスパイラル
第二ダクトが直管だと、どうも中低域の音質とのマッチングがとれず、バランスが整いにくかったし、ちと好みの音質とは違う。
ためしに、クリアミント2からVP100スパイラルを引っこ抜いて移植したらいい感じ。 この形式のスパイラルはこんなことも簡単にできるので持っていると幸せになれる。
バッフル固定リングには、バッフル固定用の爪つきナットを裏面に装着。 塩ビにツメが立たないので爪部分もザグリを入れる
バッフル裏面には、いつものように空気抜け用に面取りを実施
さあ、まだまだ微調整、内部共鳴防止、外部仕上げ、特性評価、と先は長い・・
XOOPS Themes and Templates Advent Calendar 2012 の12月5日の記事「在来テーマのスタイルを利用したテンプレート」を書きました!
...
巷では、新しいSPエンクロージャ形式? という噂が急速に広がっている、「ナチュラルダクト」。 ホームセンターでも売っている「ダンプラ」を束ねてバスレフダクトとして使うものらしい。
ナチュラルダクト発明者のウェブブログ
集まれ塩ビ管スピーカー
粗茶畑 :実践してF特測定により効果を確認した人の管理するブログ
理論的には、「ダンプトバスレフ」の一種のようで、ダクトの気流抵抗を増やしてダクト共振のピークを抑え、割と広い周波数の輻射効果を持つもの。
感覚的には、「気流を整える」「気流を均質化する」という感じで、早い話がところてんのようなものかと。
こんな感じですかね。。
低域が延びるというのは感覚的にもわかる気がします。でも、細分化することで管壁との接触面積が増えて粘性抵抗が増大し、ダイナミックな低音からは外れてゆく方向でしょうね。
いずれにしても、単なるバスレフとはまた違った可能性を広げる物として、しばらく注目されるでしょう。 時間があれば、私もトライしたいですね。
2019年秋に登場した CX-30 -XD L Package FF 中古車を1年落ちで購入しました。 前車のラフェスタハイウエイスターを購入した時と同様に、ディーラーの試乗車として活躍していた個体です。納車は少し遅く11月上旬の予定です。
納車2週間後のインプレッションはこちらに書いています。
概要
- 型式:3DA-DM8P
- 仕様
- グレード:CX-30 -XD L Package 2WD
- ボディー色:ポリメタルグレーメタリック
- 次回車検:2022年10月
- 走行距離:2,562km
- 状態:ボンネットに飛び石小傷x1、左前輪アルミホイールに縁石傷x2、運転席シートバックに引っかき傷x1
- 支払総額:2,850,000円(下取車・税金・諸費用・諸経費・名義変更込)
購入動機
2018年10月に転職し、片道25kmのマイカー通勤に加えて、社内の数少ない設備電気制御技術者として全国の新規設備設計立上げ・設備改造の仕事のため出張が多く、関東東北圏はマイカー移動のため走行距離が長くなり、燃費だけでなく疲れにくく安全に移動できる車が必要になっていることから、2013年から愛車として活躍してきたラフェスタハイウエイスターGも10万kmを超えたところなので、ガタが来る前に次のマイカー検討も有かな?と考えていました。
最近の車は安全機能満載でベース価格がそもそも高く、価格レンジから当初はMAZDA2(旧車名デミオ)の1.5Lディーゼルでも十分と考えていたのだが、家族からは車が小さすぎて長距離では疲れるだろうし、もう1ランク上の車が良いのでは? と言われて、MAZDA3の1.8Lディーゼルがターゲットに。
ラフェスタハイウエイスターの乗り味の良さは、購入後6年半を経過した今でも全く色褪せず、
- ダイヤゴナル(対角)ロールを基本コンセプトとした穏やかで安心感のあるハンドリング
- どっしりと矢のような高速安定性は自分好みでしたし実際に秀逸
- しかも燃費も郊外や高速中心だと決して悪くなく、高速ロングドライブで18~20kmを記録することもあるなど、通勤の燃費だけが少々低下する点を改善したいと思う程度
の、隠れた名車と呼べるほど出来の良い車でした。
この足を開発したマツダの虫谷氏がその後もマツダの足回りを総監修しているので、どのマツダ車に試乗しても同様か一定以上の安心感があるハンドリングと期待します。 また、鼓動デザイン以降のマツダデザインはよくまとまっており、基本的にMAZDA3ほかマツダ車を中心に検討してゆきました。
最初はMAZDA2かMAZDA3が候補
契約までに実際に競合した車の中で購入を目指して試乗したのは、MAZDA2、MAZDA3、ヤリスクロス、カローラツーリングで、このうちトヨタの2車はCX-30契約の直前でした。 それまでの間は、どれが良いのか自分の中でも混沌としていて絞り切れていなかったばかりか、当初CX-30は候補にも入っていなかったです。
最初にマツダ販売店に試乗予約のうえお邪魔して、MAZDA2-XD、MAZDA3-XD(セダン)、MAZDA3-X(FB)の順に試乗しました。それぞれのインプレッションは後述しますが、試乗が終わった後MAZDA3のセダンが本命かなあ、と考えた私に、試乗に同乗していた妻が 「やっぱりMAZDA2は小さいから却下、MAZDA3はFBもセダンも天井が低すぎて、乗り降りの時に頭をぶつけてしまう。 今乗っているラフェスタから乗り換え対象として見たときに、後席にじいじ・ばあばを乗せるのが大変になるだけでなく、自分たちの今後も考えればMAZDA3も対象外ではないの?」 とのご意見を賜りまして。
そして隣になんと、CX-30の20Sプロアクティブがあって、「これじゃだめなの?このくらいのサイズなら私でもいざとなれば運転できそうなんだけど」との神の声が! もちろんすぐに試乗して、その内外装や走りの上質さを確認しました。何やら妻も結構気に入った様子。
試乗が終わったあと、自分的には「でも、MAZDA3よりもかなり高いんじゃないかな?」と心配だったのですが、同クラスグレードで9万円ほどの差しかないと分かった時には、心はもうCX-30本命に傾いていました。
CX-30ならどれにする?
ボディー色は妻共々、「ポリメタルグレーメタリック」が気に入りました。 田舎の田園風景のど真ん中、周囲を畑に囲まれている土地柄、あまり濃色系のボディーカラーはマメに洗車が必要になるので敬遠したいのですが、CX-30のサイド周りのボディ造形による芸術的な光の陰影は、白やシルバーではなかなか味わいにくい。 ポリメタルグレーメタリックなら、やや土埃は目立つかもしれないけどぎりぎり許容範囲かな、という印象です。
グレードは当初、最量販グレードのProactive Touring Selection で考えていましたが、それにしても新車だとオプション入れて乗り出し3,500千円に迫る価格はネックです。 現愛車のラフェスタも1年落ちで安く購入したことから、今回も1年落ちの中古は最初から視界に入れていました。しかしCX-30は発売から1年そこそこで、まだ中古車市場でもタマ数として多いわけではありません。 特に1.8Lディーゼルターボ、加えてポリメタルグレーメタリック色はまだ希少で人気も高く、出ても程度の良いのは直ぐに売れてしまいます。 実際、販売店で中古車を検索していただき商談を申し込みましたが、後日メールで直前に売れてしまったと伝えられました。 新車試乗から中古車の探索にお付き合いいただいた若い営業氏、大変感謝しています、ありがとうございました。(今後はメンテ方面でのお付き合いをよろしくお願いします)
そしてヤリスクロスとカローラツーリングを試乗後、もう普通のガソリンエンジンでいいかとか、違う色でいいかとか、諦めかけていたところに昨日朝、gooネットから希望車種の中古車情報更新のメールが入っていて、熊谷の販売店にポリメタルグレーメタリックのXD-L Package が入荷したとのこと。 熊谷なら、自宅から日帰りで十分に行けます!
早速商談依頼を送信し、その返事を待つことなくラフェスタHSを圏央道経由で2時間半ほど熊谷へ走らせました。 初めに内外装の傷やオプション装着状況などをチェックの後、新車のCX-30ディーゼルを試乗させていただき、加速性能などを確認してから商談を開始、下取り査定から契約まで終わらせました。
途中、定食屋さんでのランチから戻った後、別のお客さんがこの個体の商談希望で来られたそうで、残念ながら売約済みと伝えていただいたようです。 早い者勝ちの様相であるこの色とグレード、今回は自分の行動の早さの勝利ですね。
ラフェスタHSを購入した時に感じたのですが、「マツダのこんなに良いクルマをOEMで日産顔で出してしまって、日産オーナーとしては嬉しいけど、乗った人はきっとマツダに流れてしまうのでは?」という感想がそのまま自分に当てはまりました。 リセールバリューが悪いがゆえに一度買うと抜け出せない「マツダ地獄」という悪口が昔ありました。 今では逆に、一度乗ると他社の車には戻りたいと思えなくなる、良い意味の「マツダ地獄」にラフェスタHSでの片足だけから今回、両脚どっぷり浸かってしまったのかもしれません。
MAZDA3とCX-30の年次改良?
SKYACTIV-D1.8Lの年次改良で、2020年末モデルから馬力が130psにアップする、という情報が入ってきました。 馬力が上昇するだけならそれほど気にすることも無いかな? もし新車を契約していたらちょっとしたショックだったかもですが、1年落ちの中古車ですし、乗りつぶすくらいに長く乗るつもりでリセールも関係ないから後悔なしですね。
但し、MRCC(マツダ・レーダークルーズ・コントロール)とCTS(クルージング・トラフィック・サポート)の改善も盛り込まれているらしく、これはぜひ初期型購入したユーザーにもサービスキャンペンで還元していただきたい、と期待大です。
SKYACTIV-Dのスス問題
http://minato-motors.com/blog/?cat=192
一旦インテークに付着したススは、エンジン性能を低下させるだけでなく、その後のスス蓄積を助長しそうですね。
納車後は、極力30分以上の運転と時々回転を上げてススを燃やすように意識しないといけないですね。 とはいえ、10万km走ったあとでインテーク洗浄すればほぼ元に戻るなら、必要以上に神経質にならなくてもよいのかもしれませんね。
EGR制限なんていう単純な荒業も効果を上げているとか。。アングラが近づいてきたのでここではこの辺にしておきます。
MAZDA2
旧車名デミオのMAZDA2-XD-1.5L-FF。 試乗では車重が軽いため動力性能も十分で、乗り心地もラフェスタHSとノートの中間くらいで割としなやか。5ナンバーの取り回しの良さもあり、日常使用だけならこれがベストとも言えるのだけど、長距離はやっぱり疲れるかなあ。。
MAZDA3-XD(セダン)
最有力候補だったし、納得のマツダハンドリング、1.8Lディーゼルターボの加速も十分で、MAZDA2の1.5ディーゼルで感じたターボの段付きもずいぶん程よく躾けられてリニアな印象、騒音も静か。SKYACTIV-DRIVEの6速ATは相変わらずきびきび変速するし、マニュアルモードもタイムラグが少なくて気持ちよい。インテリアもエクステリアも上質。 だけど乗降性が及第点に満たない、という理由だけで悲しくも候補から脱落、あぁ。。
MAZDA3-X(FB)
ファストバックは後席の視認性も乗降性もセダンより悪いので、SKYACTIV-Xに乗っておきたいというだけで試乗。 とても滑らかで気持ちよく回るエンジン、でも巷で言われているように燃費はそこそこだしパワーもそれほど大きくもない、それにスカイアクティブGに70万円プラスで払うかと言われると、無理だ。技術は素晴らしいが高すぎます。
ヤリスクロス
燃費が良く、安心して乗りやすいマツダ以外の車を探したが、なかなか好みの車が見当たらない。 以前、日産e-powerのキックスに試乗したが、e-powerは高速燃費が落ちるしコンパクトクラスにしては価格も高すぎ。 ちょうどコンパクトSUVでトヨタからヤリスクロスがデビューしたので、価格も手ごろで試乗して見積りもいただきました。
走り始め、店を左に出てすぐの最初の信号でブレーキを踏むと、のっけから割とはっきりしたノーズダイブの挙動。 なんだこれ?との動揺を隠しつつハイブリッド+3気筒1.5Lのパワートレインの長短所を確認しながら帰ってきましたが、ベース車のヤリスはハンドリングも割と評判良かったけど、ヤリスクロスはこんな程度なの? トヨタ車の乗り味は相変わらず人馬一体感からは遠いハンドリングで、内装も当然チープでこの車に3百万円近く払うことは到底できないと思い残念ながらこれは却下。
カローラツーリング
次に候補に上ったカローラツーリングのハイブリッド。 いやあ、これはなかなかよくできていました。 トヨタの足とは思えないほど低重心で路面に無理なく吸い付くようにスムーズなコーナリングを見せてくれました。強い加速では電気式CVTで1.8Lエンジンの回転数がグワッと上がっちゃうのだけど、金属ベルト式CVTほどタイムラグは大きくなく、素直なステアリングや乗り心地の良さとともに、長時間ドライブも安心して走れる出来だと思いました。
ヤリスクロスの時に感じた、今でもトヨタの足回りって・・というネガティブな印象を、ほぼ払拭してくれました。 ただ、、惜しいのがやっぱりステアリングなのですが、中立付近の曖昧さ。 マツダ車も中立付近に遊びは当然あるのだけれど、遊びから舵の当たり始めの部分の感覚がリニアで操作しやすく、当てる力加減によって微妙なトレースを可能にしてくれるすばらしさがあります。 例えていえば、狭い道で速度が乗ったまま対向車とすれ違う時、路肩の白線にタイヤを半分乗せるのか1本分乗せるのか、そのコントロールがやりやすいのが、マツダの足です。 残念ながら、カローラツーリングもそこまでの出来には至っていない、逆に言えばそのくらい万人向けするステアリング特性だとも言えるのかも。 内外装もそれなりに好みのタイプでしたし、中間グレードのハイブリッド-S(FF)で下取り・値引き込みで3百万を楽勝で切って見積をだしてくれたので恐縮ですが、長距離よりも機会の多い日々の通勤でのMAZDA3やCX-30のすべてにわたる上質さ、安心感があって微妙なトレース能力も兼ね備えたハンドリングには一歩及ばずでした。
諸元
車名・型式 | マツダ・3DA-DM8P |
駆動方式 | FF |
トランスミッション | 6AT |
サスペンション(F/R) | マクファーソンストラット式/トーションビーム式 |
ステアリング | ラック&ピニオン |
定員(人) | 5 |
全長(mm) | 4,395 |
全幅(mm) | 1,795 |
全高(mm) | 1,540 |
ホイールベース(mm) | 2,655 |
トレッド 前/後(mm) | 1,565 |
車両重量(kg) | 1,460 |
最小回転半径(m) | 5.3 |
エンジン | S8-DPTS SKYACTIV-D 1.8 |
種類 | 水平直列4気筒DOHC16バルブ直噴ターボ |
シリンダー内径x行程 | 79.0 x 89.6 |
排気量(cc) | 1,756 |
圧縮比 | 14.8 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 85[116]/4000 |
最高トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 270[27.5]/1600~2600 |
燃料・タンク(L) | 軽油・51 |
WLTCモード燃費(km/L) [L/M/H] | 19.2 [16.1/19.3/20.9] |
主要燃費向上対策 | アイドリングストップ機構、筒内直接噴射、 電子制御燃料噴射、過給機、コモンレール高圧噴射、4バルブ、 センターノズル化、ロックアップ機構付きトルクコンバーター、 電動パワーステアリング |
変速比(1/2/3/4/5/6/R)[最終] | 3.552/2.022/1.347/1.000/0.745/0.599/3.052 [4.367] |
主要装備と価格
金額には、このほか、税金・登録諸費用等の金額と、下取り車減額等が別途計上分は含まず。 支払総額はページ冒頭に記載。
2,562km走行 1年落ち 車両店頭渡価格 | 2,834,075 | |
(消費税込) | ||
新車時車両総額 | 3,488,519 | |
XD L Package FF 新車時車両本体価格 | 3,069,000 | |
主 な 標 準 装 備 品 | 電動パワーウインドウ、電動パワーステアリング(テレスコ・チルト) | |
SRSエアバッグ(運転席、運転席ニー、カーテン&フロントサイド) | ||
オートレベリングLEDヘッドライト | ||
アダプティブ・LEDヘッドライト(ALH) | ||
デイタイム・ランニング・ライト(DRL) | ||
ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC) | ||
ブレーキヒルローンチアシスト | ||
電動パーキングブレーキ(オートホールド) | ||
エマージェンシーシグナルシステム(ESS) | ||
衝突二次被害防止システム(ハザード+ブレーキ) | ||
スマート・ブレーキ・サポート(SBS)+AT誤発信抑制制御 前進/後退(SBS-R)/後退時左右接近(SBS-RC) | ||
前側方接近車両検知(FCTA) | ||
ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)+後側方接近車両検知(RCTA) | ||
車線逸脱警報システム(LDWS) | ||
レーンキープ・アシストシステム(LAS) | ||
交通標識認識システム(TSR) | ||
ドライバー・アテンション・アラート(DAA) | ||
クルージング・トラフィック・サポート(CTS) | ||
マツダ・レーダークルーズ・コントロール(MRCC) | ||
自動防眩ルームミラー | ||
電動格納式ドアミラー(オート格納・ヒーテッド) 自動防眩(運転席)・リバース連動 | ||
運転席10Wayパワーシート +ドライビングポジションメモリ機能 | ||
運転席・助手席シートヒーター | ||
本革巻ステアリング(ヒータ付) | ||
ステアリング・シフト(パドルシフト)スイッチ | ||
イモビライザシステム | ||
アドバンストキーレスエントリー | ||
リヤデフレクタ | ||
パワーリフト・ゲート | ||
アクティブ・ドライビング・ディスプレイ(Fガラス) | ||
8.8インチセンターディスプレイ+コマンダー | ||
フルオートエアコン、リヤベンチレーター | ||
マツダ コネクト、車載通信機 | ||
メーカーセットオプション | 小計 213,380 | |
スーパーUVカットガラス+IRカットガラス +CD/DVDプレーヤー+フルセグ | 49,500 | |
360°ビュー・モニター +ドライバー・モニタリング | 86,880 | |
BOSEサウンドシステム+12スピーカー | 77,000 | |
ショップオプション | 小計 206,139 | |
フットランプ&イルミネーション | 101,860 | |
スポーツペダルセット | ||
スカッフプレート(イルミネーション) | ||
マツダフロアマット(プレミアム) | 50,380 | |
ナビゲーション用SDカードアドバンス | 53,899 |
おわり
実体ファイル:inc/CX-30