今年も、豊田スタジアムのソフト改修に、昨日・本日の2日間、行ってきました。
まずは遠景から
そしていつもの角度から。
2001年の竣工後、丸7年を経過。 さすがに故障が出だして昨年の秋?今年にかけて機械的なトラブルが散発しまともに動かせなかった。(雨の中のトヨタカップは、2chのスレまで立つほどの苦情が?)
そこで故障時の復旧容易化などの要望が出てきて、今回はその対応。 ちなみに昨年の記事は、こちら。
この1年間のトラブルで、関係者により様々な改修が行われたが、ここにきて台車のエンコーダー位置の重要性を再認識いただたいたようで。 昨日・本日の試運転でトラス台車の位置誤差が相互協調動作のズムーズさに影響することを確認できた。
竣工時の私の脳内奮闘の内容と、絶妙な運転のための小技の数々。 ここにきてようやく皆さんにわかっていただけて、苦労が報われたような気がした。
2日目の今日は、2往復していずれもノンストップで自動開閉を完了。 こうして動くのが普通なのだが、それでも久しぶりの勇姿に皆見とれていた。 やっと竣工時の状態を取り戻せたのかもしれない。
そして来年も、大きな改修が行われる予感。。
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その他の写真
久々に、自作オーディオネタ。
10月26日に、恒例の「集まれ!塩ビ管スピーカー」のオフ会が開催されることとなった。
今年こそは、塩ビ管スピーカーで参加するゾ!
・・
ということで、1年前から構想を暖めてきた、高速ダブルバスレフスパイラル(High Speed Double Bass-reflex Spiral)に、挑戦開始!!
とはいっても、3D?スパイラルのダブルバスレフは自分的に初めて。 それに高速DBの考えを少々加えるということで、どんなになるかは全くの未知数。。
こういう時こそ、塩ビ管の出番ですね。
何しろ組み立てたりばらしたりが自由。そして長さの違う管を使えば容量の調整も自在にできる。 木箱で作ろうと思ったらとっても大変な「エルボ」継ぎ手も市販されている。
とりあえず、昔作った「3D-Elbow-R」を切開手術。 久しぶりに見る「かぐや姫の竹」カット。
φ150mmの90度T継ぎ手とソケット、それに内部の第一ダクト用のφ65mmのUV管と45度エルボとソケットも川向うのHOMACで購入し、臨戦態勢が整った。(φ150mmの直管は、VP管の在庫がまだあり。)
こうして並べて見ているだけで、「あそこをあーして、こーして・・」と妄想が膨らんできて楽しい! 「塩ビ管スピーカー」ファンの人たちの気持ちが伝わってきた気がする。
今が仕事の谷間。 また忙しくなる前に、ある程度形にするつもり。 でも設計は適当です。(笑)
(追記)
これの完成版は、Cool Biz および MSDBS-1(Middle-Speed DB Spiral-1) のページで。
「積層スピーカーの会」のリニューアルを実行中です。
デザインはまだ変えていませんが、 中身はかなり入れ替えようとしています。 いや、ほぼ入れ替えが終わりつつあります。
特記としては、上のニュース記事にも書きましたが、データベースの登録語と、用語集への他の記事への自動リンクですね。
また、この自動リンクは、別サイトでも設定を行えば表示可能です。 たとえばこのサイトでも
自動リンクの例:
積層SPの会 Wiki
積層SPの会、積層スピーカーの会
バスレフ、スパイラル、フォステクス、Fostex、FOSTEX、ESコーン
積層SPの会 スピーカーDB
FE103E、18W/8531G00、W400A-HR
といった具合です。
まだしばらくかかりますが、リニューアル後をどうぞお楽しみに。
自宅用のADSL回線を、Flet'z-ADSL-40M から、 Yahoo!BB-50Mに変更しました。 速度が40%速くなりました。
宅内(社内)ネットワークはセキュリティ向上のために、こちらのページにあるように、途中にブロードバンドルーターを挟んでセグメントを分割しています。
このため、途中で多少のオーバーヘッドがあるのですが、それでも14Mbps(FLETZ) → 19Mbps(Yahoo) に速度アップ。 また、上り速度も1M→3Mにアップしたことにより、ブラウザ上でクリック時の反応も良くなった気がします。
これで値段も安くなったのですからね。
今後、トラブル有無や、サポートを評価してゆきたいと思います。
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ところで、元々使ってたFlet'z-ADSLモデム、「NV3」。
信頼性は最高に良かったのですが、今回買い取ることで、会社のほうの回線の予備品としておくことにしました。
会社側で使っている回線は固定IPで運用中のため、今のところはどうしてもFlet'zに頼らざるを得ないためです。
まあ、予備品も確保しましたので、当分は安心です。
携帯マナーには気を使っているつもり。
最近、特に気になるのが、パッカン携帯のパッカンと閉じる音。
特に新幹線や
高速バスの中で寝ている時は、突然の着信音に次いで気になるものだ。
自分は閉じる時に、間にを挟んで閉めてからすっと抜くようにしている。
無神経な人が多い気がする。自分が気にし過ぎだろうか。
仕事で、めずらしく制御盤の図面を書いた。
テスト盤ということで急ぐくせにコストをかけられないので、止む無くAutoCAD-LTを使って。
まあ、実績のある図面からほとんど拝借したのだが、元々電気屋ではない自分は図面は読むものであって書く機会はほとんどなく、1面分全て自分で書いたのは初めて。
今日はその出荷前検査を行い、ユニバーサルモデルのモーション制御のACサーボモーターをJOG運転まで実施し、引き取ってきた。 明日は客先工場へ持ち込んで、配線工事を立会い。 来週には不具合なく引渡しの予定。
たまには自分で図面を書かないと勘が鈍るから、今回の案件はちょうど良かった。
- ケーブル
キャプタイヤケーブル(VVFケーブル)は、以前は2芯?2sqでしたが、これだと幅が狭くて安定せず、巻いている途中で形が崩れて苦戦した経験があり、今回は 3芯?1.6sqにしました。 厚さ6mm、幅12mm。 少し試してみたところ、しなやかさもあって巻きやすそうです。
長さは30mもあれば十分なのですが、今日は幸いなことに、たまたま行ったジョイフルホンダで100m巻きが9,500円(税込)。 95円/m という特価で購入できました。ラッキー。
- 巻き芯
3D?スパイラルの低域のヘルムホルツ共振帯域の広さは、巻き芯径と円筒内径の比、それに音道の厚みで決まると考えています。
MSDBS-1でその輻射音域の広さがダブルバスレフ化により十分に発揮されることが確認できたので、これの巻き芯径を30mm→12mmと小さくすることで、従来の150:30=5:1 → 150:12=12.5:1 となり、中心付近で振動可能な空気容積を小さくし、35Hz?150Hz付近までの広帯域輻射を狙います。 なお、音道厚みは従来どおり2条スパイラルとすることで薄めに維持します。(場合によっては3条にするかも・・)
- 接着剤
エポキシは30分硬化型と90分型を適所に使用。 そして今回は瞬間接着剤ではなくて、コニシのウルトラ多用途S・Uを使ってみます。約4分で動かなくなり、実用強度は約1時間後、24時間後に完全硬化という代物。
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以上、オフ会に向けて 少しずつ進化させようと思います。
このときに完成したMSDBS-1、まだ改良途中ですが、だいたい纏まってきたのでこのへんで一旦報告。
第1ダクトの長さLd1=16cmに延長。共振周波数=130Hz付近。
第2空気室容積V2=4.6Lに増大。 総空気室容積V1+2=8.2L。
長さが長くなってしまいました。
途中、V2をほとんどゼロにしたところ、低域の80Hz付近が上昇し、なかなかゴキゲンな音だったのですが、その下のレベル低下と歪み増で結局戻しました。
スパイラルも巻きなおして、2条スパイラルには変わりませんが、ダクト入口面積を増やして回転数を1回転→1.25回転に増大。
改良後のF特は、以下のように 100Hz以下は満足できるレベルとフラットさになりました。 扁平型の円筒スパイラル、面目躍如といったところでしょうか。
100~140Hz付近の谷はだいぶ潰したのですが、これ以上は難しそうです。
今回、塩ビ管で製作したことで、ダクトの交換や容積変更などが極めてスピーディーにできたことで、短時間にここまでの結果を得ることが出来ました。 このことだけでも、塩ビ管SPを作る意義があると思います。 それに楽しいし。
あとは仕上げですね。。 オフ会まで時間がないけど。