三菱電機のシーケンサラインアップに、ユニバーサルモデルの高速タイプ Q03UDV, Q04UDV, Q06UDV, Q13UDV, Q26UDV が加わりました。
多くの魅力があるので、早速案件で使おうかということになっています。
メリット
- 超高速処理
- LD命令が、ユニバーサルモデルの9.5ns --> 1.9ns
- PC MIX値が、ユニバーサルモデルの60命令/μs --> 227命令/μs
- CPU内蔵デバイスメモリを、最大60Kワードに容量アップ。
- 内蔵Etherポート経由で、CSVロギング機能を提供
などなど、従来の価格ほぼ据え置きでの性能アップは嬉しいですね。
しかし、モーションコントローラの時でもそうだったのですが、こうした高速化の時には命令毎に高速化の度合いが違うので要注意です。
今回、三角関数などの浮動小数点計算とCALL命令周りの速度アップが芳しくないので注意しましょう。
単位:μs | QnH | Q04UDEH | Q04UDV |
LD, LDI, AND, ANI,OR,ORI | 0.034 | 0.0095 | 0.0019~0.0078 |
OUT | 0.068 | 0.0095 | 0.0039~0.0078 |
$+ S D | 29 | 8.1~13.9 | 1.9~6.2 |
BMOV S D K1 | 7.1 | 5.4~7.0 | 1.8~5.5 |
BMOV S D K96 | 14 | 5.9~7.6 | 2.3~6.0 |
SIN(単精度) | 50 | 4.1~5.7 | 1.6~6.7 |
SINP(倍精度) SIND | 837 | 8.5~13.8 | 2.6~20.5 |
CALL Pn(ファイル内) | 0.88 | 2.6~4.0 | 0.9~0.9 |
CALL Pn(共通ポインタ) | 14 | 4.0~5.3 | 3.2~12.3 |
CALL Pn S1~S5 | 48 | 28.7~33.4 | 8.5~29.5 |
あと、この記事執筆時点では、パソコンからPLCのEthernetポート直接アクセスに関して、EZsocketライブラリのバージョンアップが行われておらず通信できません。
MXcomponentのライブラリのほうは既に提供されています。
先日の、集まれ!塩ビ管スピーカーのオフ会2013での、スターの動画を、たてちゅうさんがアップしてくれたので、ここに貼っておきます。(ヘッドホンで聴いてください)
「ポン!」と軽く飛びだす中低域と、ローエンドは追わないけどそこそこまで伸びた低域(40Hzくらい)で、ドンシャリな音に仕上がっています。
昨年までと異なる位置での視聴となったおかげで、バスレフ感満載のスピーカーでも、それほどひどいボン付きにならなくなっており、助かりました。 それでもまだ少しクセが強く出ます。
動画で逆ダブルバスレフスパイラルの特徴が伝われば良いと思ってます。
なお、オフ会報告のページはこちらです。皆さんの力作が勢ぞろい! とても楽しいオフ会でした。
http://www.enbisp.com/modules/xpwiki/150.html
また来年、皆さんよろしくお願いします。
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最近、ノートを乗る時の燃費の良いお気に入りアクセルワークがありますので、ご紹介。
いつものお約束ですが、ここに掲載する内容はあくまで筆者の体験と推測を元にした仮説の上に成り立っており、その内容や試した結果を保証するものではありません。 参考にする場合は全てご自身の判断とリスクの上に自己責任で実施されることを前提とします。
参考にしていただくのは嬉しいですが、メーターに目が行きすぎて前方不注意で事故など起こさぬよう、くれぐれもご注意ください。万一事故や愛車に不具合が発生したとしても、筆者には何ら責任は無いものとします。
なお、私の愛車は エコスーパーチャージャー付きの X DIG-S グレードです。SCが付かないグレードでは当てはまりませんのでご注意を。
アクセルワークのポイント
制限速度60Km/hの道路で信号待ちで赤信号-->青となっての発進加速を想定。
- 燃費を気にしすぎて効率の悪い状態でとろとろ加速するのは、却って良くない。 適度な加速でさっさと巡航速度に入れて効率の良い状態で走るのが、精神衛生上も交通事情上も吉。
- 副変速機付きCVTの副変速機は、発進時の「Lo」の状態は効率があまり良くないので、できるだけ早く「Hi」への変速を行う。
- 速度が乗ってくると、巡航速度以外ではエンジン回転数1,500rpm以下は効率が落ちるので、できるだけ1,500rpmを超えた回転数を使って加速する。巡航か、加速か、メリハリを付ける。中途半端な加速は良くない。ただし、1,150rpmのままでもゆっくり加速できてそれで足りる場合はOK。
- 具体的には、副変速機が「Hi」に切り替わった後、時速40km/L以上の加速では、エコインジケーター「5」の状態を維持しつつ、アクセルを徐々に踏み増して、1,750~2,000rpm程度になるように加速すると、案外しっかりした加速をしながらも燃費の悪化が少ないようだ。
発進からのアクセルワークの説明

添付画像は、停止状態での発進直後から、巡航速度に乗るまでの 速度、アクセル開度(%)、エンジン回転数(x100rpm)、エコインジケーター(0/1/3/5)の状態を表したイメージグラフです。 アクセル開度や経過時間は計測が難しく、あくまでイメージとして認識してください。(実際にはこれよりもう少し短時間で加速してるかも)
- 発進から20Km/h付近まで
しっかり踏み込み、交通の流れを阻害しないように加速。インジケーターは「1」ですが、時間的には短時間なので、燃費への影響もそれほど心配要りません。 - 20Km/hから40Km/h付近まで
アクセルを少しずつ緩めて、エコインジケーターが「3」-->「5」の範囲内に入るようにします。 最初にしっかり加速していてエンジン回転数も既に上がっているので、この状態でも加速感はそこそこあります。 - 40Km/h付近で副変速機の変速
40Km/hを超えないと「Lo」-->「Hi」に変速しません。 アクセル開度が大きすぎるとすぐに変速しないので、やや右足を緩める感じで、変速を促します。 変速には1秒ちょっとかかり、一旦エンジン回転数が上がって、直後に下がるのがわかります。 - 変速後、1,750~2,000rpmを目安に、インジケーター「5」の状態を維持しつつ、アクセルをじんわりと踏み増ししてゆきます。この領域では速度が乗っているからか、結構踏み込んでも「5」を維持できることを最近発見。 この時の加速感は、なんというか「ふううぅぅぅ~~っっ」という感じで、空飛ぶじゅうたんの上に乗っているような感覚です。 もちろん空飛ぶじゅうたんに乗ったことはありませんが、力が抜けているんだけどすうっと加速する感じで、「ああ、これは効率良く加速できているな」とわかります。
日常的なその他のエコ
- 前方の交通状況に目を配り、少なくとも3台前の車の状況を意識して運転する。
- 信号の多いところでは、車間距離を適度にとり、先の状況に対応しやすくする。
- 前方の信号で歩行者信号が点滅を開始したら、すぐにアクセルから足を離して、燃料カット・エンジンブレーキで減速を開始する。 速度の速い状態で早めに減速をするほうが、エンジンカット状態の走行距離が長くなるので、燃費は伸びる。 ただし、後続車に迷惑がかからないように、ほどほどに。 停止距離の調整は40km/h付近でアクセル・ブレーキワークにて行う。
- エンジンが暖まるまでは、極力エアコンをONしない(暖房・冷房とも。FANをOFFする)。こうすることで暖気時間が短くなります。 低温ランプが消えないと燃料が多少なりとも濃い目だし、アイドリングストップしないからです。
といったところでしょうか。 このアクセルワークによれば、田舎の街中で信号に引っかかることが多くても、20Km/L程度を維持することができています。 まあ、都市部では難しいと思いますので、そうした環境で運転する方は、諦めていただくしか無いと思います。
KORGのDAC,DC-DAC-10を買いました!
早速、サーバーの仮想ゲストWindowsXP pro-SP3にインストールし、 CDをDSD5.6Mbpsにリアルタイムアップサンプリングして聴いてみました。
元々、(Javs)X-DDC -(S/PDIF光)- (Accuphase)DC-61 で聴いていたので、それとの比較になります。 アンプは、(Marantz)PM-14SA-v2、及び、stereo誌付録の(Luxman)LXA-OT1(オペアンプ変更)で聴いてみました。
音出し当初は、PCM-44.1Khzで、ちょっと透明感・音場感が減った感じ。 高域のキツさはDC-61よりは軽減。 よくも悪くもあっさりしている気がした。
次に、DSD5.6Mbpsにリアルタイムアップサンプリングで。
PCが仮想PCなのでパワーが心配だったけど、20%程度で収まっている。 けれども、結構な頻度でプチプチノイズが入ってくる。 リソースの関係なのか、それとも仮想PCであることでのジッターノイズなのかは不明。
試しに、Windows7-proの実PCで聴いてみたが、こちらはCPUパワーも余裕があるので、ノイズはほとんど入らない。
さて肝心のDSDアップサンプリングの音はどうかというと、確かに清涼感漂う音に変化し、ボリウムを上げて長時間聴いても疲れない音だ。
DACチップに、(Cirrus Logic) CS4398 が使われている。この石は、(Marantz)のSACDプレーヤーSA-13やSA-15あたりでも使われているもので、何となく音の傾向が似通っているような気がしないでもない。まあそちらもしっかり聴いたことがあるわけではないので、そんな気がするという程度の話だけど。
低域は実に歪感の少ない音に変化した。 自作スピーカー「スター」の低域の傾向もあって、そのあたりが良く分かって、これはかなり好印象。
現時点では、PC - USBハブ(セルフパワー) - DC-DAC-10 という接続でUSBバスパワーで聴いている。
巷では、(Aurorasound) BusPower-Pro を電源として挟むと良くなるとの情報があるし、USBケーブルも手持ちのものを仮につないだだけなので、SUPRA USB2.0 ケーブルあたりを試してみようかとも思っている。
本当に満足できる音がでれば、DC-61を手放せるのだが・・ 思った以上にDC-61の音は透明感が高いということがわかってしまったので、ちとハードルが高くなったかも。
プライベート用のスマートフォンを更新しました。
丁度2年前の7月26日に、(CASIO)IS11CA でスマートフォンライフを始めて2年。 この夏の新モデル (SHARP)SHL22 に更新です。16か月以上使用により1万円引き。
元々、IS11CAを買った理由が、ジョギングのお伴にすることだったのでヘビーデューティーさという点では満足だったのですが、 重い(重量、動作とも)、画面が小さい、写真の画質が極めて悪い、電池の持ちも悪い、ということで不満に思っていました。
今度のSHL22は、
- 電池の容量が3,080mAH と最強
- 4.9インチIGZO液晶ディスプレイで更に省電力
- CPUがAPQ8064T 1.7GHz(4コア)と強力
- カメラの画質も良い
- ディザリング可能(今はほとんどの機種で可能らしいが)
というわけで、これから使いこなせるかどうか試していきます。
問題点がひとつ。 サイズが大きくなってしまったため、使っていたボトルホルダ付きのランニングポーチに入らないこと。 これはポーチ部分だけ買い替えるしかないなあ。。
昨年のシンガポールに続き、今年こそ家族4人で最後になりそうなので北海道2泊3日ショート旅行に行ってきました。
自分的にも北海道は前回仕事で行って以来の約15年ぶり。 家内とは結婚翌年にスキーで行ったきりだけど、札幌市内観光はまともにしたことが無かった。
出発前に羽田で。
新千歳から札幌にはいつもの快速エアポート号で。 そこから先は地下鉄の1日乗車券を購入し移動。
昼食は場外市場、味の二幸で家族そろって海鮮丼を端能。 いくら と とろ が思いの外美味しかった。 うに は今一つだったかなあ。
北海道大学のキャンパスを散策して、
お約束の時計台をかすめて、、
ホテル モントレ エーデルホフ札幌にチェックイン後
千寿のラーメン。 僕は味噌チャーシュー麺をいただいた。 ひとくち目は美味しかったけど、塩味がきつくて途中から辛かった。。
ホテルのスパは、ジェットバスもあってなかなか良かった。 部屋も角部屋でベッド4台は厳しい状態だったけど、清潔で高級感もある良いホテルでした。 そんなこんなで初日は終了。
2日目 富良野
初日の札幌に続き、2日目はレンタカーを借りて富良野へ。 あいにくの雨だけど、車移動だからまあいいか。
予約の朝8時少し前に日産レンタカー札幌南営業所へ行ったけどシャッターが降りていて入れず、守衛さんに声をかけて裏から入場して、手続き。 返却は夜の7時の予定で十分かな。
あまり関係ないけど、7月に出来たばかりのこの営業所に併設されている北海道建設会館ビルの立体駐車場が、すごく古いんだけどマニアックで面白い。 円筒状の旋回式エレベーター方式なんだけど、自走で出庫するとちょっとしたアトラクション気分を味わえます。
特に指定しなかったのだけど、車種は普段乗っているのと同じ、E12ノート。 グレードはX-4WDだと思う。
いつも乗っているスーパーチャージャー付きのX DIG-Sとはいざという時のトルクに雲泥の差があり、1200ccノーマルエンジンでは高速での追い越しはかなり気を遣う。
相変わらず乗り心地は堅い。その分コーナーでの挙動に不安は少ないが、エコタイヤなので雨の中は慎重に・・
アイドリングストップは装備無く、この日の走行距離 343.1km / 18.0L = 19.06km/L でした。これももう一息の伸びが欲しいかな。
富良野に向かって走り始めると、ゲリラ豪雨。 けれども富良野市に近づくにつれて収まり、小雨の中の花畑を散策することができた。残念ながらラベンダーは一部を除いてほぼ終了状態でした。
さて、ここからは今年7月に石ちゃん(石塚英彦)の通りの達人で放映された地点の追っかけの始まり。
昼食には、ひつじの丘でジンギスカン。 くさみが少なく、あっさり目の美味しいジンギスカンでした。
午後は車で北上し、パッチワークの路をドライブ。 天気が良ければ最高の景色を拝めるのだが、ここにきてまた土砂降りの雨。 車から降りることもできず唯一、マイルドセブンの丘でワンショット収めるので精一杯でした。
天気に恵まれないドライブだったけど、北海道の雄大な大自然の一部を垣間見ることはできたかな。 その後、石ちゃん追っかけに復帰して吉田農園でカットメロンをいただきました。 「これ、ガムシロ入ってませんよね?」なんて冗談言っていたけど、ホントにすごく爽やかに甘くて美味しいメロンでした。
帰路は僕以外は皆爆睡。 気づけば期限丁度の午後7時の返却になりましたとさ。
初日の札幌、2日目の富良野に続き、最終日は電車で小樽へ。 予報では曇りだったのだが、着いて早々に雨がぱらぱらと。 どうやら4人の中に日ごろの行いの悪いのがいるらしい・・
札幌から普通列車で小樽を目指す。
間違えて途中の手稲行きに乗ってしまい、手稲駅で乗り換えた。 家内ともども、手稲が小樽の先だとばかり思っていたので、「手稲まで行ける人っテイーネー」なんて極寒ギャグを言うつもりが未遂に。
小樽南駅で下車し、オルゴール堂で色々なオルゴールを手に楽しんで、
すぐに洋菓子のLeTAOに入って定番のチーズケーキ、ドゥーブル・フロマージュをいただきました。 なんて軽くてすっきりしたチーズケーキなんでしょうか。とっても美味しかったです。 写真は少し食べてから撮ったので欠けてます。汗。
この建物は1998年建立でしょうか。 正面に古くから建つオルゴール堂とは案外溶け込んでいる感じもしました。
小樽運河に足を運んだところで、二男が足が痛くてギブアップ、昼食は近くの政寿司ぜん庵で美味しいにぎりをいただきました。 折角なのでつぶ貝刺身を追加注文。大きくてコリコリたまらんです。
おなかも満足したので、小樽駅に向かいます。 小樽の街は古い建物を保存し活用しているので、建物を見物しながら散策するのも楽しいです。
最後に立ち寄った、日銀旧小樽支店、資料館当時の実際の金庫の扉。 隣の扉から中に入ることができます。
こうして風のように過ぎた3日間の北海道旅行。 羽田から車で自宅に帰着したのは22時半頃でした。 ああ、疲れたけど楽しかった。 来年の今頃は長男の受験に備えている時期なので、もう家族で行く機会はそう無いでしょうね。
2013年MC後の中古車「LAFESTA Highway STAR 2.0G FF」を契約しました。
- 仕様
- ボディー色:アルミニウムシルバー
- 左側オートスライドドア、キーレスエントリー
- ディーラーオプションナビ(MC-312D-A)
- 納車前追加DOP
- プラスチックバイザー
- ビルトインETC
- メンテプロパック18
- 型式:DBA-CWFFWN
- 次回車検:平成28年3月
- 走行距離:2,124Km
- 購入価格:1,930,000円(税金・諸費用・諸経費・名義変更・陸送込)、下取り車無、 ETCセットアップ別
この1年、大物の仕事を処理するためにほとんど休みなしで突っ走ってきたので、愛車のB30 LAFESTA 20S が来年1月下旬に9年目の車検を迎えることはわかっていても、どうにも動けずにいたのですが、ある程度仕事が落ち着いてきたので検討を始めてみました。
当初、新型X-TRAILに3列シート車が加わったので期待したが、3列目の足元は緊急用途以外の何物でもない狭さなので早々に検討から外した。
次に、今までノーマークだったマツダからのOEM車 (日産)「LAFESTA Highway STAR」がすこぶる評判が良いようです。灯台もと暗し! ・・例をあげれば、価格コムの自動車満足度ランキングでは、本日時点で全車種中、
- 総合:1位
- 走行性能:1位(これはちょっと上げすぎかと)
- 乗り心地:3位
などとなっておりました。(但し最近1年間の投票実績にて)
- と思っていたら、2年乗った人が今更の低評価レビューでランキングガタ落ち。セダンと比べりゃ走行性能も乗り心地も悪いのは当然だし、重量のあるミニバンでそこそこの燃費出しているのに燃費評価1はひどいなあ。デタラメなのはおそらく高速で飛ばしすぎるこの人の運転。ミニバンの特性を全く理解しない、車にこだわりの無い人に必要以上に低評価をされた車がかわいそう。
面白味の無いトヨタのセダンでも乗ってればよかったのにね。
OEM元の「プレマシー」の試乗レポートも数々読みましたが、走行性能・特にハンドリングに関してべた褒めの記事が多く、大変気になる存在に。。足回りの詳細は以下の記事を読んでみると、なかなか説得力があります。
- 日本車の走りに味がない原因がわかった!(CLICCCAR.com)
- マツダ「プレマシー」インプレッション (Car Watch)
- 新型プレマシー ダイナミックフィールの統一感 (2010年マツダ技法PDFダウンロード)
また、今年1月にマイナーチェンジを受け、パワートレインが
- エンジンが直噴ミラーサイクルのSKYACTIV-G
- ミッションが6速ATのSKYACTIV-DRIVE
に(FFの主要グレードは)変わっており、JC08モード燃費も1.5Tonの車重+2Lエンジンにもかかわらず14.0Km/Lから16.2Km/Lへと2割近い改善がなされています。
もちろんOEM先のLAFESTA Highway STARも、SKYACTIVという呼び名では無いものの中身は同じパワートレインを積んでいます。 変速レスポンスも良いようですし、一方で駐車場や渋滞中などの低速運転時には発進が穏やかになるようにセッティングされているなど、なにかと賢そうで期待できます。
以上を踏まえて、続きは詳細経緯と内容です。
購入動機と要求事項
- 6人乗るのは、月に1回程度あるか無いかの家族全員での外食の時のみ。定員フル乗車で長距離を走ることはまず無く、3列めに広いスペースは必要としないため、走りの面白くない箱型ミニバンは候補外で、ステーションワゴン型のロールーフミニバンから選択となる。
- 仕事で荷物を載せて中距離・長距離の出張があるので、高速の安定性・静粛性が高くトルク感のある車が向いている。そういう意味では、現車のLAFESTAも低速トルクの大きなエンジン+CVTで運転は楽だがロードノイズが騒々しい。これがどの程度改善されるのかは、実際に高速道路を走ってみないとわからない。
- 昨年9月にE12ノートを購入し、日頃の省燃費性能とイザという時のスーパーチャージャーによる鋭い加速で活躍の機会が広がり、実質ファーストカーとなっていた。
- それに伴いLAFESTAはセカンドカー扱いに降格していたのだけれど、1月の車検を通すかどうか迷いどころ。 下回りからギシギシ音が出だしたし、突っ張るサスと不整路でのバタツキにも飽きたので、良い車があれば買い替えたかった。
- あらゆる場面でノートの出番が多く、LAFESTA後継車の予想年間走行距離は、8,000Km程度と少ない。 昨年ノート購入の際に実現できなかったハイブリッドカーも候補に挙げて検討し、予算が許せばぜひ乗ってみたいが、走行距離が少ないので燃費だけでのメリットではコストメリットは全く無い。
- 4年後に二男くんが高校を卒業すると、同居家族は妻と両親の4人だけとなる。 今回、買い替えを見送るという選択もあるが、その場合は2年後に乗り換え候補とする車選びが非常に難しい。 今からであれば4年間は乗れる(6人乗る準備を常に必要とする)ことになるが、3列シート車に乗るのは多分これが最後であり、自分の乗りたい車を購入したい。
候補車
- (日産)LAFESTA Highway STAR
- (マツダ)PREMACY
- (日産)X-TRAIL(3列シート)
- (トヨタ)PRIUS ALPHA(7人乗り)
- (トヨタ)WISH
評価結果
LAESTA Highway STAR 2.0G 2WD
- エクステリア:△+
フロントはOEM元のプレマシーに比べて日産顔ともいえるメッキグリルに換装され、万人受けしそうだし自分もこれは好み。サイドも無難にまとめているのだが、残念ながらリヤのセンスの良くないコンビランプ形状はどうにもできずにそのまま。横一線のメッキガーニッシュで多少緩和してはいるのだが、このお尻を毎日眺めるのは慣れるまでは我慢を強いられそうだ。
- エクステリア:△+
- インテリア:△
まとまりが無いとはいえないが、プラスチッキーな各部の見た目と収納の無さは減点。前席のカップホルダーは使いづらそう。2列目のカラクリシートは良くできているのだが、我が家の用途では活用する機会があるかどうか少々微妙なところ。3列目の足元は現車LAFESTAと同程度。
- インテリア:△
- 走行性能:◎
各試乗レポートやクチコミの評判どおり、素晴らしいと思う。 コーナーでステアリングを切り込むほどにほんの少し前輪が沈み込み、吸いつくような感覚で突っ張り感無く実にスムーズに曲がってゆく。速いかどうかはともかく、気持ちの良い爽快なコーナリングだ。 ダイヤゴナルロールを煮詰めただけでなく、アクセル・ブレーキとのGの繋がりに拘ったというアピールは確かにわかるし、それが交差点の右左折時にも感じ取れるのが素晴らしいところ。
エンジン・6ATも変速ショックが少なく、広いロックアップ領域による高いダイレクト感がトルク感を生んでいるし、エンジンブレーキの効きも良いので違和感が無い。
OEM元ではSKYACTIV-G,SKYACTIV-DRIVEと呼ばれる最新のパワートレイン。但しアテンザやアクセラのような4-2-1排気をもつ圧縮比13のタイプではなく、圧縮比12でトルク・パワー・燃費全てに若干劣る。なお、2013年MC前はアイドリングストップ用の第二のバッテリーがあったが、1台にまとまった。今回燃費はそれほど気にしないのだが、CVTより単純に伝達効率の良いステップATがミラーサイクルエンジンと組み合わされ、田舎の定地走行では伸びるだろうとの予想。中~長距離出張でもそこそこの燃費が出てくれることは期待。でも加減速の頻繁な市街地ではCVTのほうが有利であって、ちょい乗りでは期待できない。
- 走行性能:◎
- 乗り心地:◎
リヤマルチリンクサスのおかげか、不整路でもバタつかない、突き上げ感が少ないまろやかな乗り心地。 - 総得点が高く、外見よりも中身が重要なことから、これに決定した。但し値落ちの激しさがあるので新車は見積もりもネゴもしてみたが断念し、程度の良い中古が出てきているところなのでそれを狙っていった。
千葉県北部や茨城県南部では安価な中古が少なく、タマ数の多い神奈川県で シルバーとグレーの現車を見たうえで、アルミニウムシルバーに決定した。
- 乗り心地:◎
PREMACY 2.0S SKYACTIV
- エクステリア:×
フロントの笑い顔は、自分も含めて家族全員、受け入れ難い。 サイドの流れラインは見慣れないためか良さが分からない。 リヤもラフェスタHSと同様にセンスが良くない。 - インテリア:△ LAFESTA Highway STARに同じ
- 走行性能:◎ LAFESTA Highway STARに同じ
- 乗り心地:◎ LAFESTA Highway STARに同じ
- エクステリア:×
X-TRAIL(3列シート車)
- エクステリア:△
デザインは良いのだが、SUVとはいえ全幅1,820mmは大きすぎ。 - インテリア:×
自分的にデザインは好み。 しかし、3列目の足元は緊急用と割り切れる人でないと無理だと思うほど狭い。完全に体育館座りを余儀なくされる。 もしも月に1度、年に1度しか3列乗車の可能性が無いとしても、それが想定されるのであれば明らかに役不足。
- エクステリア:△
- 走行性能・乗り心地:試乗せず未評価
PRIUS ALPHA(7人乗り)
- エクステリア:◎
サイドとリヤスタイルが特に良く、商用車っぽさが無い。全幅1,775mmはやや大きすぎると感じる。 - インテリア:△
プリウス以下のトヨタのハイブリッド車に共通するが、先進のパワートレインを持ちながら先進性の感じられないインパネと内装には毎度がっかりする。
3列目の足元は現状LAFESTAと同程度でちょっと狭めか。 - 走行性能:△
走り出しが遅すぎる。 右折時に踏み込んでも加速しないのは危険とも思える。発進のたびにパワーモードに切り替える不便さは耐えられそうにないし、燃費以外に運転そのものの楽しさを感じることができそうにない。 - 乗り心地:○
総じて穏やか。 高価な車なのにリヤサスがトーションバーなのにはがっかりだが、整地を走行している限りにおいては乗り心地は悪くない。(当然か) - オプションを付けないと助手席とリヤハッチのスマートエントリーができないなど、価格はアップするばかり。 値落ちの少なさを考えても、LAFESTA Highway Star(中古)より100万円も余分に払ってまで欲しいとは思えなかったし、何より走りにワクワク感が無かったのが残念で仕方が無い。燃費優先に躾けられたハイブリッド車は自分には合わないのだと悟った。
- エクステリア:◎
WISH 1.8S
- エクステリア:○
若すぎるかもしれないが、自分的にはシャープな外観は好みだが家内からは不評。 - インテリア:○
ソツ無くまとまっているが、どちらかといえば若向きかと思える内装。 運転席のエアコン吹き出し口の位置が圧迫感がある。
3列目足元の空間は、今回一番まともだった。 - 走行性能:○-
悪くは無いが、1.8L+CVTでは加速時にエンジン回転数の上昇が大きく、爽快感に欠ける。 これなら現状LAFESTAの2L+CVTのトルク感溢れる加速のほうがずっと良い。 - 乗り心地:○
トヨタらしい乗り心地だが、試乗車は17インチ+扁平タイヤだったので少々ゴツゴツした印象。 - 総じてこれなら買い替えなくても良いなと思ってしまう。
- エクステリア:○
総括
以上により、神奈川県の日産系中古車販売店に出向いて現車確認後、LAFESTA Highway STAR 2.0G FF(アルミニウムシルバー)を契約。 年明けの1月中旬に納車予定。
納車されたら、SKYACTIV-DRIVE 6速ATのマニュアル操作でエンジンを回して、ワインディングロードを気持ち良く走りたい。
新年おめでとうございます。
ブログ更新が少なくなってますが、今年もよろしくお願いします。
さてさて、毎年恒例となった新年の抱負。
- 昨年は 「活動」
- 2012年は「一望千里」
- 2011年は「身の丈」
- 2010年は「意思貫徹」
- 2009年は「心機一転」
昨年はよく動いたとは思いますあが、最後はずいぶん息切れしてしどろもどろ、周りにも迷惑をかけてしまいました。
そんな状況で何となく年は明け、どういう年にしたいのか全く思い巡らすこともなく、彷徨っておりました。
これではいけない、とにかくまずは抱負を決めよう、すれば気持ちも付いてくるものだ!
ということで、
とします。その心は、
- 意志がしっかりしていて、決断力があること。
- 物事にひるむことなく、決めたことは勇気を持って実行すること。
ということで、2010年の「意思貫徹」に近いですね。