今作ろうとしている subako-extension スパイラルを積層で作ると、subako上部だけでなく本体の一部が積層構造となります。
そんな折、以前よりあった「積層スピーカーの会」を作ろう、という声が一部で上がりましたので、そろそろ頑張ってみようと思います。 もちろんスパイラルだけではなく、どんなスピーカーでも積層構造を使っていれば対象となるサイトの予定です。
まずは取り急ぎ、ドメイン「sekisou.org」 を確保しました。 現在取得手続き中で、もうすぐ使えるようになります。
続いてコンテンツです。 会社のサーバーを借用して構築する予定ですが、まず必要になるのは画像掲載掲示板でしょうか。 それと、情報共有として「PukiWiki」が便利かと思いますので、使ってみようかと考えています。
準備が完了したら、そこかしこで告知します。
ちなみに、
http://www.sekisou.com/
は「積層金型」の会社のサイトです。 考え方がそっくり・・
スパイラルの各ディスクを斜めカット。
M6ボルトで螺旋に締め込み、外周を削り込み、VU75パイプに「ガタガタ」に入るようにする。
ダイソーで買ったウレタンスポンジのすきまテープを螺旋外周に貼り付け、パイプに挿入。 きつくてスキマテープが剥がれてしまうようなら、削り込みが足りない。今回は2回目でOKになった。
下部ベース部分の部品切り出し完了。 125ソケット下部に穴あけ未実施。
そういえば、バッフル板も切り出したのだった。
続きは明後日。
今日は曇りで工作日和。
昼前に開始して、昼食をはさんでさきほど終了。 終わった途端に雨が降り出した。 なかなか運が良い。
まずは穴あけから。 7mm径x80個、10mm径x166個をハンドドリルで。
そのあと、ハンドジグソーでひたすらカット。
40枚のディスク切だしまでで終了。
夕方から雨が降り出した。でも降ったりやんだりで、合間をみて面取りも実行、12枚ほどできた。
こんな感じに重ねてたあと、M6ボルトで締めあげて、周囲にスキマテープを螺旋状に貼り、VU75塩ビ管に挿入するです。
各ディスクの位相ずれ具合を調整し、ダクト開口面積を調整できます。ひねりを強くすると面積減少、弱めれば面積増大です。
07年ステレオ誌スピーカーコンテスト、先ほど終了しました。私、Twisterでまさかの敢闘賞をいただきました。音はかなわなかったけど。笑 (当初、「努力賞」とのことでしたが、後日発売されたstereo誌8月号には「敢闘賞」となってましたので修正。。)
**当日追記
今回は、10名中のトップバッターでした。 (汗)
昨年の反省から、事前に言葉を十分に準備していきました。 「積層SPの会」十分にアピールできました。 「集まれ塩ビ管SP」 や 「オヤさんのサイト」 も(僭越ながら、さらっと)アピールしておきました?。
今朝出張先の福岡から羽田に飛んで帰ってきて、アキバに寄ってから会場に13時前頃に着くと、昨年の顔ぶれが3名ほど、既に待機しておられました。 そんな中、準備不足を補うために恥を忍んでTwisterの底面にガタツキ防止に鉛テープを貼りつけ。
今年の音源は、昨年と同じナレーションと、クラリネット、ジャズ、ボーカル、クラシックという構成でした。 Twisterにとっては難しいものばかり(^^;;
実は、説明ばかりに気を取られて、スピーカーの間隔が広くなりすぎていたのに気づきませんでした。 元々Twisterはあまり間隔を広げて聴くSPではなく、狭めにするか内側を向けるべきだったのに・・ 音だしを終えてから石田審査員長にご指摘されるまで、すっかり忘れていました。 自業自得・・
そんなわけで、いや元々の実力もなくて、でも32枚のくりぬき積層の努力(だけ?)と測定シミュレーションが評価されて、努力賞なるものをいただきました。 昨年の新人賞も例年になかった賞だし、今年の努力賞も。。?? なんだか私のために賞を作っていただいているようで??、恐縮です。
グランプリ・準グランプリに輝いた方々の作品は、すばらしい音と仕上がりでした。 けれども今年は混戦だったようで、ずいぶん審査に時間がかかってましたね。
ところで、昨年は少々貧弱と感じた商品ですが、 今年は編集社ビルで開催だったこともあり、「在庫一掃処分市」が開催されました。 受賞した人が1点ずつ選んだあと、参加者全員が、袋に穴が開くほど大量のケーブル・ユニットなどの試作品・試供品などを持ち帰りました。 なんだか今年の本選参加者は得をしましたねー。
今年の商品が来年も出るなら、また頑張ってみようかと思ってしまう、ゲンキンな私でした。
また、今年は方舟ではなく神楽坂の音楽之友社の試聴室での開催でしたが、、結構素直な特性と感じました。
# 応援してくださった方々、どうもありがとうございました。
*** 翌日追記
いやしかし、怒涛のような2週間。。
北九州出張中の真ん中の金曜夜に1次審査通過連絡で、
土曜日朝一フライトで帰ってきて梱包して荷出し、
日曜日は朝一の高速バスでソフトテニス杉並クラブ戦、
14時半から飲み会で夜のフライトで福岡?北九州
月曜は仕事の大山。
水曜日の夜にはソフト要因で機械をぶつけて気持ちも凹み
(幸いすぐに復旧したからよかった)
そして昨日、朝のフライトで東京に飛んできてそのまま本選参加。
こんな2週間はなかなかないぞ。
小心者なのにドキドキすることがありすぎ。。あー疲れたー。
今日は家族とのんびり過ごそう。
***更に追記
当日、参加者の鳴らし比べのあと、例年のように浅生さんと石田さんのスピーカーを聴かせていただけました。
浅生さんのは、7月号の内容からユニットを往年のBC-10に変更して、ネットワークも再チューニングしてのもので、なんと最前列で聴けました。 解像度の良い音でした。
石田さんの作品は7月号のそのままで、無指向性スピーカーでした。
こちらもなんと、石田さんがぜひどうぞとおっしゃるので、石田さんの席(最全席中央)で聴かせていただいました。幸せのひととき。
ユニット上部に拡散用の円錐が付けられ、上方には音が行きません。
塩ビ管の皆さんのそれを聴いてきたときに感じていた高域不足がなく、音の明瞭さという意味でもしっかりしており、なるほどと感じました。
確かLEED社から出ている無指向性SPも、この方式でしたね。 あちらは更に平面ユニットを使っているのがミソみたいですけど。
昨日は曇り。下部ベースの低音出口穴加工と、中間仕切り板の切り出し、サイズ合わせを実施。
そして今日は久しぶりに晴れて日中は暑かった。 そんな中、VP125塩ビ管の切出し、バッフル取り付け部の額縁加工などを行い、主要部品が全て揃った。
今回、塩ビ管のカットは 塩ビ管スピーカーのサイトで古舘さんが電動高枝ノコを使っていたのを知り、その応用でジグソーを使ってみました。
塩ビ管カットはまず手引きノコで一部を貫通し
そこにジグソーを差し込んでぐるっと一周。いやー、この方法だと今まで苦労がウソのように簡単、スピーディ。何で今まで思いつかなかったんだろう、と思うほどすばらしいです。古舘さんありがとうございます。
ということで、役者が揃ったので、ここからは接着など家の中でできる作業。 平日の夜などを利用してコツコツ進めます。
クリアミント の匠部門への応募を終え、 応募原稿から大きな変化が無い所で音を良くする策を今後少しづつ練り上げてゆこうと思います。
一方で応募原稿に書いた内容のうちブログ記事にしていない小ネタがあるので、紹介しておきます。
塩ビ管の内面は、並行面が少ないものの、その上下の閉端部分は平面になることが多く、この部分で反射や1/2波長、1/4波長の共鳴が発生します。
これは筒の長さで決まるので、長さを曖昧にすることである程度緩和することが可能です。
今回は、100円ショップで買った 外径100mmの発泡スチロール球体を半分に切断した半球を、上端内面に貼り付けました。設計上は半球ではなく円錐の予定でしたが、よく考えると半球のほうが円柱長さの面積分散がよりリニアになりそうで。結果オーライ。但し発泡スチロールというのはいかにも安っぽい音が出そうなので、何らかの対策を検討します。
写真を見ての通り、空気室内部にはいつものようにシリコンシーラントによる拡散処理も行っています。今回は鉛シートではなく、それより少し安価なオトナシートに盛ってみました。 このシートを空気室内面に貼ることで、内径方向の寸法を曖昧にすることができて、筒臭さの低減効果があると思っています。 吸音材は最小限にしたいので、それ以外の方策で効果のあるものを実施する方針です。
さあ、まだまだ未処理の部分が沢山あるので詰めていかないと。。
先日の日曜日は、恒例の塩ビ管スピーカー関東オフ会(@新横浜)に参加してきました。
今回も多数の参加で、とても楽しい時間を過ごすことができました。 主催者のたてちゅうさん、MCを引き受けていただいたザンジバルさんほか、皆様、ありがとうございました。
それぞれの作品の写真とコメントは、本館アルバムで見れますのでここでは割愛します。
私はリビングテレビ・オーディオ用の新作塩ビ管スピーカー「Kids」で参加しました。
ご覧のように、まだスタンドを作っていないため、Cool Bizで使っている台の上に乗せた状態での音出しでした。今にも倒れそうですね。でも現時点では自宅でもこの状態で聴いています(汗)
音のほうは、20度上に向けることでFE103Enのフルレンジ高域を自然に減衰し、DAYTONツイーターで弦の擦れ感を出すという一つの目的があったのですが、これは参加者の方にも伝わったようです。
中域の自然な鳴り方は、FE103En本来持つものですし、ダブルバスレフスパイラルの低域の厚み・切れも、低域ブーミーな会場としては、そこそこ出ていたかと自己評価しています。 今後、スタンド製作と共に、測定と細部の調整、吸音処理などを行い完成させた後、本館に投稿したいと思います。
そして今回は関東オフでは初の試み前回コニさんによるiPodに続く2回目の試み、「PCオーディオ」のデモを兼ねて、自宅のサーバーからONKYOのサウンドカード「SE-90PCI」を抜いて、予備のWindows2000システム(プレーヤーはLilith、Asio4Allで伝送)を前日に無理やりセットアップして持ち込みました。
1ヶ月前には、別館で告知しましたように、ノートPCとUSBサウンドデバイスで行こうと考えていましたが、微妙に音の冴え具合が落ちるので、荷物の重さを覚悟でDC-61と共に持ち込んだわけです。
無事に音も出たのですが、短時間のオフ会ではなかなか音の良さも伝わりにくく、次回は上記ノートPC+USBデバイスで光アウトとし、たてちゅうさん所有デジタルアンプに光入力で行こうと思います。
最後に、オフ会直前の製作最終段階で撮った写真をいくつか貼っておきます。
ユニットには、デッドマスを接着してます。
空気室内部には、制振と共鳴拡散効果を期待して、鉛シートにメレンゲ上の凹凸を付けたものを貼り付けています。 多少の効果があるように思います。
本日は、集まれ塩ビ管スピーカー関東オフ会2008でした。
皆さん色々工夫が多く、自分としても新しい発見があって、楽しめました。 また来年もぜひ、参加したいですね。
私の作品は、昨日のぶろぐ記事の内容でプレゼンしましたが、課題の低域は心配していたとおりの結果で自分的には50点でした。
会場が低域ライブで、バスレフですとどうしても過共振でダンピング不足になりがちです。 おまけにダブルバスレフスパイラルな私のMSDBS-1は全域ヘルムホルツ共振なんで、ぼにょん、ぼにょんってな感じでした。(笑)
自宅ではそこそこダンピングされた感じで聴けるのですが、まあ、実験機なのでこれも勉強ですね。 今後、スパイラルのダンプトバスレフ化の方法、考えてみます。
それと、折角CD-Rに焼いていったのに、気分的にオリジナルCDをかけたいと思ってしまったため、CDの交換に時間ロスしまくりでした。 素直にCD-Rで行けばよかった。
オフ会写真アルバム(byたてちゅうさん)
(自分はデジカメにメディアを挿し忘れて撮れませんでした。 )
最後になりますが、いつも会場予約から当日の準備・司会進行など、たてちゅうさん、今回もお世話になりありがとうございました。 そして参加された皆さん、どうもありがとうございました。
集まれ塩ビ管スピーカー のオフ会に、昨年に引き続き参加させていただきました。
今年は昨年と違い、塩ビ管を使っていないために番外編での参加でした。 (汗)
今回は事前準備もまったくなく、気楽な気分で楽しめました!
オフ会の様子は、 → こちらのアルバム で紹介されています。