なーお さんの日記
昨日の記事で「ASIO」(Steinberg Audio Stream In/Out Interface) 転送でLilithを使い始めたと書きました。
音質劣化が少ないデジタルイコライザーが使えるようになったのが嬉しいです。
それに、Deamon-ToolsでマウントするCueシートの編集方法や、「CDPlayer.ini」の使用方法を理解できて、今後に向けて方向が見えてきました。
結局、「 SoundPlayerLility」自体はASIO出力にデフォで対応済み。 サウンドカードには「 ASIO4ALL」で無理やりASIO対応させる方法を取っています。
上の画像は、Lilithで18Bandデジタルイコライザーを操作しているところです。 これがまた、細かい設定が可能でして(もちろん設定を保 存・読込できます)、音質劣化もほとんど感じません。 いやいや、CDダイレクトではこれは出来ませんでしたから、ASIO様々です。
一方で、曲名表示はどうなっているのか? というと、「.bin+.cueシート」で保存してあるCDイメージを「 Daemon-Tools」でマウントして仮想CDとして聞くのですが、 この「cueシート」を編集することで 表示されるようになります。
データベースは 「 freedb」などから引っ張ってくるツールを探しているのですが、 いつも使っている「CD2WAVE」などでも可能ですので、案外お手軽にできそうです。 ただし、cueシートは曲名などに空白文字を許さないので、少々読みにくいですが。
なお、曲名の最終確認は 元ネタなどで照合すればよろし。
ただ、引っ張ってきたデータを手作業でエディタを使って行うのは少々非効率ですよね。。 CD+cueシートに対応した良いエディターが見つかればよいのですが、 無ければ自分で作っちゃえ?! などど思っています。 この程度は少し頑張れば.NetでもVBAでも大丈夫。
この続きは、またそのうち・・ 果たしていつ出来るのか、cueシートエディタ・・
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と、ここまで書いた後に別の簡単な方法を知りました。 Windows標準の「CDPlayer.ini」ファイルに記録する方法です。 こっちの方がポピュラーなのね。(笑)
こっちに鞍替え。 自作不要だし。 「PLAYER」というソフトを使えば「Gracenote CDDB」から取ってこれるようだし。
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またまた追記です。
測定用にこの時準備したサウンドデバイスが、USBなんですが 標準でASIOドライバが入っていることが判明。 早速使ってみまして。
いやはや。こんなに簡単に高音質が出ちゃあ、 今までの苦労はなんだったのか? と思ってしまいます。 USB接続ですから、パソコンにドライバとソフトさえ入れておけば、どのPCでも再生できちゃうんですから。
なお、USBサウンドデバイス付属のASIOドライバはバッチリでしたが、「ASIO4ALL」では途切れ途切れになって使えませんでした。 色々設定をいじったのですがだめでした。
さて、Musicサーバー用に買ったONKYOのオーディオカードは デスクトップPCとともに単なるバックアップ(USBサウンドが壊れたときの予備) になってしまいました。
でもこれで、無駄な電力を消費せずに幸せな生活が過ごせます。
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さらにその後の経過です。
USBオーディオデバイスの方は、デジタル出力のクロックジッターレベルがレベル2(±1000ppm)であることが分りました。 内部PLLの精度が悪いんでしょうね。。 更に44.1Khz未対応で48khzにリサンプリングされて出力されています。
この状態で、DAコンバータ側(DC-61)はSFC(SamplingFrequencyConverter)機能が自動的に働き、音が劣化していました。
よって、手軽にBGMで楽しみたい時はUSBオーディオから。 しっかり聞き込みたい時は やっぱりデスクトップに組み込んだ高精度クロック使用のSE-90PCIで44.1Khz-24bit出力で行こうと思います。
コメント一覧
投稿ツリー
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Re:[Audio] Lilith+ASIOで行こう!
(ワタヤン, 2006/9/15 19:27)
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Re^2:[Audio] Lilith+ASIOで行こう!
(なーお, 2006/9/16 0:29)
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Re^3:[Audio] Lilith+ASIOで行こう!
(ワタヤン, 2006/9/22 10:23)
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Re^4:[Audio] Lilith+ASIOで行こう!
(なーお, 2006/9/23 1:04)
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Re^5:[Audio] Lilith+ASIOで行こう!
(ワタヤン, 2006/9/24 11:56)
ご紹介ありがとうございます。
音質劣化が少ないといいましても、あくまで私が今まで使っていたアナログアンプのトーンコントロールに比べて、という意味でして。(^^;;
ただ、イコライザの設定にFFTの「窓関数」(GAUSS、Hann、Hamming、Bkackman、Bartlett、方形窓)が選択可なこと、窓サイズ、イコライザBAND数値を設定可能なことからも、結構本格的なことがわかります。
ワタヤンさんの使用後の印象も教えてくださいー。
イコライザですが、ボリュームと別にLevelが変えられるのがミソですね。ゲインアップ(dB)したバンドに見合っただけ落とせばデジタル的クリップによる歪は避けられるようですね。 18バンドで細かく調整できるのはいいのですが、0Hzがあるというのは初めて見たような・・ DCオフセットが出るはずも無いと思うので通常は触らないかフルダウンでもよさそうです。(15Hz以下をいじりたい場合もあるかな?)
Lilithのグライコは少し変ですよね。 その変なところが御気に入りです。(笑)
3D-subako低域の60Hzディップと、35Hz以下の補正に見事に調和しています。 0Hzは、私も最低レベルにダウンさせてます。
「デジタルクリップ」は、全体ゲイン調整をアップして体験しました。 アナログのクリップとは違って、すごく変な音になちゃいますね。
パソコン内でイコライズする場合は避けられないのでしょうかね。16ビットのデータを24ビットぐらいに拡張してから20dB分ぐらい落としてイコライズをかけてから16ビットデータにコンバートするような処理でもできればいいのかもしれません。 パソコン内だけでリアルタイムにはできない処理なのかな?