なーお さんの日記
2007
5月
11
(金)
21:25
本文
Twisterがほぼ組みあがり、内部塗装(木工用ボンド)1回塗りと、外部塗装(水性クリアニス)2回塗りまでとりあえず終えて、音出しを開始しました。
当初、2本ともFE103Eでネットワークスルーの予定でしたが、仮組み音だしで中域のレベルが高すぎので、1本をFE107Eに変更し、7mHのコアコイルを入れました。
結果・・
#clear
狭い部屋の中での測定なので低域レベルは高めに出ています。
100Hz以下の低域と高域は素直な特性 (60Hzのディップは部屋の影響)で、これは狙い通り (^^)v。 しかし、中低域?中域にかけて、大きなピーク・ディップがあります。
ポート出力では、180Hzにとてつもなく高いピークがあります。 他はsubakoで見慣れた特性に近いので大体対処できそうなんですが、この音域の ピークは・・ スパイラル気柱共鳴の分散処理をまったく考慮しなかったのがいけなかったか・・ これは対処不可能かも。。 いや、アイデア捻り出して下 部BOX部分だけ作り直すか??
【現状の音の評価】
- 中高域?高域
FE103EとXT25SC50-04の繋がりは、事前にsubakoで各ユニットのNearField測定?SpeakerWorkshopで位相関係も含めてsimuっていたとおり、薄すぎず、でしゃばりすぎず、満足できるバランスを得られました。
このお陰で、弦やハーモニカがFE88ES-Rほどうるさくならず、けれども実在感があって実に良いです。 でも解像度や音場感はsubako+FE103Eのほうが良かったかも。 変形バッフル形状が災いしていると思われます。 - 低域
SpeakerWorkshopでのsimu結果です。 どうやら180Hzのピークは、コイルの減衰肩の盛り上がりで増幅されているようですね。
音は若干歪感がありますが、バランスはこれまで作ってきた3D-スパイラルSP中で最良です。 2本使ってコイルを入れた効果は絶大。 また、ウッドベースの弾み感、チェロ・コントラバスの胴鳴りなども、軽い低域のためいい感じです。 決してハイスピードとは呼べませんが、ドローンとした重い低域を長時間聴いていられない私には必要な軽快さです。 軽いけどそこそこ下まで伸びている、という。
最低域は35Hz付近。32Hzは出ますがレベルは下がります。 でもまあ、こんなもんでしょう。 - 中域
FE103Eのナチュラルな中域で、ボーカルなど自然。
スパイラルの気柱共鳴が強く出てますので、アンサンブルなどでステージの反響音が干渉しているソースでは、その干渉が大きく聞こえて苦手。 フルオーケストラならば大丈夫。
以上、音出し一発目としては、及第点レベル。 このままではコンテスト投稿も今ひとつ乗り気が削がれます。 どれだけ改善できるかな。。
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Re:[Audio製作] Twister音出し開始
(ワタヤン, 2007/5/12 10:42)
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Re^2:[Audio製作] Twister音出し開始
(なーお, 2007/5/12 11:26)
ワタヤン
投稿日時 2007/5/12 10:42
「及第点レベル」という自己評価のようですが、とにかく音出しおめでとうございます。
積層の綺麗さはもちろん、ラウンド処理も丁寧ですばらしいですね。
改良も考えておられるようですが、まだばらせるのでしょうか? ネットワーク系の調整ですか?
積層の綺麗さはもちろん、ラウンド処理も丁寧ですばらしいですね。
改良も考えておられるようですが、まだばらせるのでしょうか? ネットワーク系の調整ですか?
なーお
投稿日時 2007/5/12 11:26
ワタヤンさん
コメントどうもです。
仕上げは、いつものようにグラインダーを使い、今回は更にマウス型の小型サンダーを導入しました。
まだ4分割できるようになってまして、一部の補強とか、下部ダクトの改良、吸音材処理などがメインです。 実はターミナルがまだ付いてないし(笑)。
ネットワークは、ほとんどいじらずにすみそうです。 180Hzピークは少しいじったところで変わりそうになりません。 (^^;;
コメントどうもです。
仕上げは、いつものようにグラインダーを使い、今回は更にマウス型の小型サンダーを導入しました。
まだ4分割できるようになってまして、一部の補強とか、下部ダクトの改良、吸音材処理などがメインです。 実はターミナルがまだ付いてないし(笑)。
ネットワークは、ほとんどいじらずにすみそうです。 180Hzピークは少しいじったところで変わりそうになりません。 (^^;;
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